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『笑者勝者』...あやにゃ。

 

 

お誕生日おめでとう。 - 1999年11月30日(火)

1999年11月30日
おたんじょうびおめでとう。
26歳になるはずの今日。

あなたへの気持ちは、愛情ではないけれど、
あの頃のことは一生忘れないよ。
美しい思い出になんかするつもりもなくて、
思い出に浸って涙なんかもできないけれど、
無理矢理忘れるなんてもっと不自然だし、忘れる必要も無いし、
綾がいくつになっても、どれだけ時が流れても、
綾の記憶の中でずっと生きてればいい。

綾は今、あの頃のあなたより2つ年上です。

最近、お父さんの教え子で、今大学でコーチやってる人を紹介してもらってね、
なんとなく付き合い出した。
どうせ本気でなんか愛せないのに、誰かに側に居て欲しくなった。
本当に綾は勝手な女の子だと思う。
見た目がいいし、優しいし、私には勿体無いくらいの人なのね。
綾はこんな気持ちで一緒に居るのに、
あの人は本当に愛してくれてる。
それが重くて、多分もう別れるよ。
一緒には居られないや。

でもね、色んなことがあって、生きてるってやっぱり素晴らしいよ。



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UNICO - 1999年10月16日(土)

今日、ユニコがうちのコになる。
小野寺さん(OB)がペットショップのオーナーなんだけど、
すっごい一番かわいいコーギーの女のコ見つけてくれて、
今日の稽古に連れてきてくれた。

小さい頃から、犬と音楽あれば生きていけるって思ってた。
純粋なものしか要らないって思ってた。
子供はいつか大人になるけど、犬はこの世でたった一つ、
この手で守れば、変わらず美しい生き物だった。

拓が死んで、半年経つ。
UNICOは生まれてからまだ3ヶ月。
綾と同じウサギ年だね。

UNICOは、今まで見たどんな犬よりもかわいかった。
夢に見てたとおりの犬だった。
UNICOとギターと音楽とあれば、もう綾は何も要らない。
人なんか好きになれなくていい。




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会社拒否症 - 1999年10月10日(日)

この無気力さ加減はスゴイ。何もかもあきらめたような、何なんだこりゃ。

エプだな、原因は。エプ拒否症だな。

なんか目を醒ませってピンタされたみたいな気がしないでもない。
って何言ってんだかな。

あぁとにかくとにかく今カナリHeavyな気分ス。
男の子をスキになれない。いや、女はもっと嫌いだ!!しさ。

綾はいつ誰と、一番おっきな愛で愛するのかしらん。
誰のコドモが綾の中に生まれるのかしら。

綾はグロスでつやピカのくちびるを一人舐めまわし、あなたを夢見てる。

「裸の少女」だ。



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歌録り成功。しかし・・・ - 1999年09月19日(日)

避けて通って来た自分の自分だけの打ち込みの歌鳥。
嘘。歌録り・・・。

それがさ、周り居ない方が善いんじゃいかぁぁぁぁ???
ってくらい成功。大成功。
やっぱバンドなんて嫌だ。一人がいいっつーことだ。

とりあえずウッチィに報告しないといけないのかな。。。



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この夏のわたし。 - 1999年09月03日(金)

この夏はスゴカッタ。すごくしたのは自分だけどね。
色んなことして色んなトコ行って色んな人に出逢って色んな音楽聴いた。

きのうの夜は、また眠れなくって、拓のこと思い出して涙した。
拓がこの世に生きてたっていう生き証人のわたしは、
この夏、ヤケを起こしたかのように、生に執着していた。
生きてるって感じたかった。
わたしの中で生きてる拓に問い掛けたかったんだ。

最期に何を見たんだろう。何を感じたんだろう。
誰のことを思い出したんだろう。どれくらい怖かったんだろう。
最期にわたしと会った夜から、何回泣いたんだろう。
何回わたしに助け求めたんだろう。
何回それを無視するわたしが居たんだろう。

考えたってわかる訳ぢゃなし。
許される訳ぢゃなし。

この悲しみも涙も
いつか忘れていく自分も知ってるから、
何も奇麗事なんか一つもなし。

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月に祈りを捧げればよろし。
わたしはいつまでもわたしで居たいのです。
ここに来てあたまを撫でてくださいまし。

そしたらあまくあまくあまくあまくあまく
愛は溶け出して猫は怖くてしっぽかくす。
キスってそこにするものです。



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