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お気楽人間の日々徒然。
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| 2004年03月09日(火) |
おビール2杯で、水銀ピュ〜〜〜 |
サイケデリック・ブルーズロックナイト@高円寺JIROKICHI
佐藤研二b + 河村カースケdr + 斎藤誠vo,g
会場は予想通りの満員。 左から、佐藤さん、カースケさん、誠さん、と並ぶ。 全体の様子を見渡して「あと先着5名様ほど奥に入れますよ。」と誠さん。 「手刀切って入ってっちゃってください。」と佐藤さん。
ギューギューのジロキチで始まったそれはずばり、「ど爆音ライブ」(笑)。 爆音と言えども、耳がミーミーキンキンいってしまうようなやつではなくズシッとくる重低爆音。
まずカースケさんがツインのバスドラ。 十何年ぶりかのツインバスらしいが、今回のライブでクセになりそうとのこと。(クセになってー!!^^) ライブ中に両バスドラの「CANOPUS」の文字がビリビリ震えているのを見ているだけでもうゾクゾク。 いつもは「スコーン!」と痛快に抜けるスネアの音と、ツボにジャストミートに入ってくる鮮やかなハイハットワークが カッコ良くて大好きだが、今日はタムなどを駆使してズンズンと底の方から響かせてくる。 ライブ中、何度か渾身の長いドラムソロをかまし、すっかりノックアウトされてしまった。(*^-^*)
そして佐藤さんのベース。本日のナンバーワンど爆音(笑)。 年季の入ったギブソンのSGを 一見、弾きにくくないのかな?と思わずにいられない例の手袋の左手が力強く縦横無尽に動き、 右手もまた力強く軽快に動き、弦を揺らす。(ピックは不使用)それをまたニコニコと楽しそうに弾く。 あたしゃこんなぶっといベース聴いたことありません(笑)。 とにかく「ぶっとい。」としか言い様のない音。 音のまあるいかたまりが、ぼんっっと出て来て体を包み込み、ブルブルと震わすような感じ。 それが指で弦をはじくたびに連続して出ているとご想像ください(笑)。 ブルブルと大きく震える音の振動で、肺のあたりがかゆくなりました(笑)。咳が出そうになるの。ホントに(笑)。 熱のある演奏中に落ちた楽譜を観客が拾って、楽譜スタンドに並べたら、 ポーーーン!とハーモニクスの音でありがとうのご挨拶とばかりにペコリとおじぎ。とても愛敬のある人。
そして、我らが愛しの21年目あーゆーれでぃー!!(*^-^*)
Derek & The DominosのRoll It Overで始まった1stステージには赤のシンラインでご登場! 1stステージの選曲はBB KingやBad Company、The Beatlesなどなど。 2ndステージはギブソンのSGでCream特集!! ああやっぱりこのあたりの曲が大好きでおられるのだな、と思わずにいられない選曲と熱い熱いパフォーマンス。 カースケさんのドラムに、佐藤さんのベースに、耳を傾けるようにじっと目を閉じて 黙々と、それはそれは気持ち良さそうにギターを弾く。ひたすら弾きまくる。 そして、弾きながら楽しくてしょうがないといわんばかりの笑顔がほころぶ。もうっ!この、ギター小僧!!(笑) そしてその歌声。男臭さと色気のたっぷりなFeel Like Making Loveにはゾクゾクしてしまった。
歌声と言えば。 今回は佐藤さんも歌います。そしてもちろん我らがカースケさんも!!^^ 1stステージでは「斎藤のために歌うよ。」って言いながらだったと思うんだけど、 Mountainの想像されたウェスタンのテーマを叩きながら歌い上げた。 マイクに口元をくっつけるようにして歌いながら、腕はしなやかにタムやスネアやライドに伸びる。 うーん、カッコイイ。(*^-^*)(2ndでももう1曲歌った。)
佐藤さんの歌声も、滑らかで張りがあって耳ごこちがいい。 一番印象的だったのは2ndで歌ったCreamのSpoonful。カッコよかったなぁ。
本日のMCは「21世紀のMCはオチがなくていいんだ。」と豪語する佐藤さんをどこから突っ込んでやろうかと さぐっている様で結局佐藤さんの策にはまっている誠さんに、2人の間合いについてゆけず、 後ろで「どっから割り込みゃいーんだ?」という表情をしているカースケさん(笑)。 そんな3人の人間模様は「佐藤、お前マリ▼ァナやってんだろ!」「おビール2杯でこうなっちゃうんです!」という 意味不明な会話の繰り返しに落ち着く(笑)。
2ndセットのラストを十字路で飾ったラスト。 アンコールは白い部屋(笑)。言ったあとで「そんな邦題ついてないけどね!」と誠さん(笑)。
この白い部屋…MCで散々笑わされた後、カースケさんのカウントで入ったそれは、 もう言葉にならないくらいカッコ良い!! あの誠さんの声!!それに合わせる佐藤さんのコーラス!そして深い音を響かせるカースケさんのドラム!
思わずのけぞり、脱力。 ふと横を見ると、固まったままの某ちーしゃ。 そしてその向こうで同じくのけぞる某ちょこちゃん(笑)。
アンコールラストは大喜び(無理矢理邦訳が流行りらしい(笑)) I’m So Gladでしめくくり。^^
「今日はなんてったってセッションだからね!」と、終始楽しそうだった誠さん。 なんでも昨夜は38.6度の熱があったとか。 (そこで佐藤さんが「体温計の目盛りが飛んで水銀がピュ〜〜〜ってなった」と言って「デジタルだよっ!」と誠さんに突っ返される(笑))
「カースケ、適当に何かちょっと違うの叩いてよ。」と即興でセッションして次の曲に入ったり、 知らず真ん中まで寄って熱演したあとで「こんなとこまで来て演奏する予定じゃなかったのに!」と照れくさそうにしたり。 愛しい音楽バカのギターマンはどこまでも気持の良い音楽バカで、音という共通言語で語り尽くすその姿に 見ているこっちは自然とその音にうならされ、笑顔がこぼれる。
本当に楽しい楽しい夜だった。 また年内にもう一度ぐらいこういうのが出来たら・・と語る誠さん。 そして5月の楽しい予定がいよいよ決まりそう。 広島、神戸、大阪、名古屋、金沢、新潟・・そして東京と旅をされるそうで。 どんな音の世界を私達に見せてくれるのか、今から楽しみでしょうがない。
嵐山光三郎が川原湯について書いているエッセイをみつけたので読んでいる。 国の計画に翻弄されてきた小さな町のことや、力強いお湯の味わいとか、 聖天様の入口が不必要なほど頑丈で有刺鉄線が貼られていたのには理由があったんだ、とか 自分の訪れた土地の思い出されること、そうだったのか!と思わされること、 色々あってなかなか楽しい。電車のお供、お昼休みのお供にして、ちまちまと読んでます。
さて。今日も今日とて「プライド」の日。 晩御飯を済ませ、後片付けをして、自分の部屋にこもり、 ベッドの上でブランケットにくるまって、 ヌクヌクしながら9時まで別の番組を見ていた。
・・・はずが。
次にハッッと気づいたら、時計は21:56。 は?なんですかこれ?全然理解できません。
いいさいいさ、最初から見てたドラマじゃないし。 スマスマでも見るさ〜と思って次に気づいたら・・・
TVでは「あいのり」がはじまってました。
・・・・・。
なんなんだ!一体なんなんだ、このバカチンTV!!(逆ギレ)
追伸 で、大和はどうなったんですか? 夏川は暴力メンだったんですか??(気になってるんじゃん)
| 2004年03月07日(日) |
チャーシューワンタンメン濃口 |
本日は深町栄&ザ・フラバルーのライブを見に横須賀へ。
と、その前に。 以前からさんざんちひろから聞かせてもらっていた念願のラーメンを食べに。
駅でちひろと待ち合わせをして横須賀中央の駅から5分歩いたかそこらの距離にある路地裏へ向かう。
 セットかと見まごうほどのカンペキな路地裏(笑)。
 その細い小路にギューギューとひしめき合うように建ち並ぶ店の中の1軒。
ガラガラと戸を開けて中に入ると、 小さなカウンター席とテーブルは常連らしきお客さんで埋まっている。
「大丈夫、座れるわよー。」とお客さんの一人のおばさんが詰めてくれたりして、 カウンター席に座らせてもらった。「荷物は奥の部屋に置くといいよ。」とまた別の常連さん。
お店のおばちゃんが久しぶりねえとちひろに話し掛ける。 「2人ともチャーシューメンね?」と聞くおばちゃんに
ちひろは「チャーシューメン」 私は「チャーシューワンタンメン」
と、オーダーする。 ところがこのおばちゃん、
「えーっと、ワンタンメンと、チャーシューメンだっけ?」
とか
「ワンタンメンとチャーシューワンタンメンよね?」
と、一向にオーダーを覚えられないまま、ワンタンを作り出す(笑)。 (オーダーたったの2つやん!2つだけやん!!(笑))
ここのワンタンはオーダーされてから皮に具を包むらしい。 手際良く包んでいくおばちゃんの手付きを見ているのも楽しい。 手作りのチャーシューはかたまりの紐をほどいて、使う分だけ切っていく。
しばらくして・・・
「で、ワンタンメンはどちらでチャーシューワンタンメンはどちら?」
えっとねおばちゃん・・・だからね・・・^^;;;;
結局チャーシューメンを頼んだちひろもチャーシューメン価格でチャーシューワンタンメンになってしまい(笑)、 チャーシューワンタンメンを頼んだ私には・・・一応差をつけてチャーシューのオマケを入れるという技に(笑)。
「ああもう、、、ま、いっか!(苦笑)」とニコニコ笑いながらワンタンを盛り付け、 私のどんぶりにおまけチャーシューを放り込むおばちゃん、なんだか素敵です。
 念願のチャーシューワンタンメン!!
お味はもう・・・うまうま!!あっさりとしているのにコクがすごくあって 細目の麺はスープがたっぷり絡まってスルスルと口の中に入ってくる。 ワンタンはプリッとして皮はツルツルだし、チャーシューはジューシー♪
食べてる間、ほとんど「うま!!うま!!!」しか言ってなかったような(笑)。
途中、隣でしとどによっぱらったゴキゲンなおじさんが 「あなたたちはビールとか飲みませんか?」と不思議な日本語で話しかけてくる(笑)。 一緒に飲もうよってことらしいんだけど、アプローチがなんだか可笑しくてかわいい(笑)。 ゴキゲンおじさんは、ちひろと歯科医話に花が咲き、更にゴキゲン。 今日、東京湾で釣ってきたというイシモチをお店で塩焼きにしてもらったのを 「これはね、かまぼこにすると最高に美味しい魚なんだよ〜」と言いながら 私達に1匹くれた。これがまた身がふわふわつるつるしてて甘い、旨い。 かなりホクホク幸せ気分になって人情に溢れた店を出る。念願叶って幸せ♪
1時間ほど余った時間をゲーセンやら楽器屋で過ごし、フラバルーのライブへ。 18時までFMヨコハマの誠さんにとっつかまっていたちょこちゃんと合流(笑)。 いつぶりだろう、久々に見るフラバルー。 うっとり聞き入ってしまう映画音楽たちや、「一方!」のMCからはじまる昭和歌謡コーナー、 伸びやかな声がいつも気持ちいいクマさんのカンツォーネ特集などなど。 昨日慰問に行った老人ホームでのライブの様子などを面白おかしく話しながら ゲストボーカルを迎えたり、ふかまっちの音楽ワールドが花開く。 そのバラエティーに富んだ曲の数々のなんと楽しいこと! そしてなんてったって、ここではふかまっちはベーシストなのである。 ベースを弾きながら唄うふかまっちが見れるのは、いまのところココだけ?
ライブ後、ふかまっちと音楽談議。 かくもさ迷える3匹の音楽子羊の私達をやさしくもきびしくも尻叩き。 大切な時間と温かい言葉を、いつもありがとうございます。
キンキンに冷えた横須賀の空に白く冷たく浮かぶ月を見つつ ちょこちゃんと「さむっ!さむっっ!!」と何度もとなえながら帰路についた。
【本日の胸キュン】 ベースを大切そうにギュッと抱えながら 「やってて楽しいでっす!(はぁと)」byMC中のふかまっち
MCは・・・いっぱいいっぱいだそうです。^^;;; でもね、苦手な気持を快感にググッと変えて克服しちゃうんだって。
オトンが車を買い換えるので、 今まで使っていたギャランちゃんはアニキんちへ。
ドナドナドーナードーナー・・・・(T_T)
オトンのいないこの何年もの間、 オイラの色んなワルダクミに付き合ってくれてアリガト(笑)。
アニキんちじゃ、姫をしっかり守るんだよ。
| 2004年03月05日(金) |
Swallow your pride. |
南條SOUL BAND@FRIDAY ライブ。
金曜日のFRIDAYライブというのは往々にして客入りが遅い傾向にあるのだが 今日はまた遅いっつーか、お客さん少なっっと思ってしまいたくなるような前半。 しかし気づけば老若男女が(含む1歳児)ぎゅうぎゅうにひしめき合って、 最高の音を操る仲間達が生み出す最高のグルーヴに酔いしれる状態に。
3ステージ終わる頃には、はい、ほやほやソウル漬け人間の出来上がり。
今夜も今夜とて春名さんのDanny Boyが聴けて幸せ♪ 低音でつぶやくように歌い上げていたのが、オクターブ上がってバーン!とくるところ、 何度聴いても心がじんわりと温かくなって泣けてくる。
そしてやっぱりSuper Howlerの春名ソロ。一気に会場に火が点く感じ。 「おっしゃ俺の出番や。みんなついて来い!」みたいな。 聴いてる方は「アニキィ!!ついてきます!」みたいな。(なんだそれ) ほんとに音がオトコマエなんだ。ホレボレ♪
Jungle Manのつんちゃんのベースもカッコよかったなぁ。 スラップのベキベキした音、知らずゆさゆさと体を揺らしたくなるグルーヴ。 Love the One You're Withの音も毎度ながらワクワクして好きだし Why Can't We Be Loversはどこまでも甘くて、優しくて、そんでもってエッチで(笑)。 最高やなぁと思いながら聞き入る。
今日はケロさんの唄うDaddy Could Swear,I Declareがカッコよかった。 Tell Himなどのケロさんも好きだけど、私は断然前者の方が好き。 前奏を聴いただけで血が騒ぐというかゾクゾクとしてくる。 スピード感あふれるグルーヴ、ふかまっちと南條さんとのコーラスの掛け合い、 そしてリズム楽器と管楽器を両方こなすブラス隊のかっこいいこと! 鈴木さんのタンバリンのリズムがまたすごくかっこいいのだ。
何度見ても、心にしみる。 この方々達の、お互いをリスペクトしたやさしい距離感。 ふとした瞬間に垣間見るそれに、かけがえのない仲間なんだろうなと ついつい目を細めてしまう。
なんて悠長なことを考えていると、金曜日はキケン。 始まるのが遅ければ、それはつまり終わるのも遅い。 やっぱり24時に終わってないライブってどうなの(笑)。 終電!終電!そしてお会計!! 関係者各位に多大な迷惑をかけ(陳謝、ならびに多謝)、 荷物まとめて、ステージ前を横切るのは無粋につき、 階段横の客席の壁を飛び越えてショートカット。
ドタドタと階段をかけ降りた私に後ろから誰かが呼んだような気がして 数段引き返して上を見ると、「じゃあな!」って感じで満面の笑みで見下ろす春名さんが手を振っていた。
あまりの素敵さに目眩を感じつつ、 客引きのお兄ちゃんにぶつかりそうになりながら、夜の長者町を大ダッシュ。
【本日のおさらい】 「アメショーってさ、ほら外人じゃない?だからX脚なんだよね。足がバイクのスタンドみたいになってんの。」 Byふかまっち
ふかまっちしぇんしぇい・・・・そりわ初耳です。>アメショーは外人だからX脚
ふかまっちのお家のニャン、マー君(学くん)の写真を見せてもらった。 もんのすごいかわいい!!ふかまっちがあれだけメロメロなのも分かる気がするよ。^^;; マジックで塗っちゃった!みたいな真っ黒なお鼻もかわいいし、 クッキリ入ったアイラインもかわいい。^^
| 2004年03月03日(水) |
絵に描いたような。。。 |
明かりをつけましょボンバイエ♪
まあお約束ってことで。
今日は一日平和に過ぎ、サッサと帰る。 しかし3月に入って寒さが戻るってどうなの。 寒いのは嫌いじゃないが、 この中途半端に底冷えする感じはちょっとコタエルね。
家に着くと、 私がどんなに頑張って早く帰ってもいつも先に帰っているオトンは (そんなコト競うな。)まだ戻っていなかった。
オカンが 「オトンが○○さんとお寿司食べてて、○○さんがお土産用意してるからご飯食べないで待っててってさ。」 と。
わはは〜い!お寿司、お寿司〜♪と待っていたら、 例のTVで良く見る寿司折りプラプラさせがオトンが帰宅。
唯一TVと違うところがあるとすればそれは、
オトンは酒が飲めないのでヨッパライリーマンじゃなかったってこと(笑)。
愛しの21年目のあーゆーれでぃーさんのHPのトップ、萌えますな。
私の確信&予想するところでは、 一番左が愛しのあーゆーれでぃー(確信) 真ん中が、「MCでございます」の人(予想)、
そして右が・・・
マイコウ・ジャクソン??(想像力が安直)
今日は先週必死こいて詰めた段ボールをひたすら開け、中身を棚へ運び、 部のパソコンのIPアドレスの変更、プリンタの設定、 海外赴任者のノートパソコン設定などなどに明け暮れた一日。 先週に引き続きがっつしテンパらせていただきました。
今週も「プライド」見たけど(なんだファンじゃん。) あれだね、やっと気づいたけど「容子さんのセリフコーナー」作ってるフシあるよね。 絶対にハルと話すシーンがあって、素敵にグッサリくるセリフをお吐きになる。 なんだか来週からは安心して見れそうである(笑)。
どうでもいいけど、加山雄三の息子、タイプです。ビバ仏頂面。
26日の温泉日記はちまちま書き足していきますので、 よろしかったらチェックしてくださいね。
日中、地元をぷらぷら。 昨日宣言した通り、M印良品にてパルプボードの3段ボックスとMD収納ケースを購入。
家に帰ると、アニキ夫婦が姫を連れて遊びに来ていた。 お茶やらお菓子やらひとしきり食べたあとらしく、すっかりおくつろぎの皆様。
私が靴を脱いでいると、姫は玄関までトコトコやってきて ニコニコ笑いながら早く遊ぼう!と言いたげに地団太ふんでソワソワ。 どうやら一番真剣に遊んでくれそうな人が帰って来た!と思っているらしい。 いやその通りだけどさ(笑)。
ってことで、遊び倒す。 また2階に上がるのが流行り出したらしく、ひとしきり遊んで降りてきたのに また階段を昇ろうとするので、「もう行かないよ。」と大人たち。
そしてアニキ達が持ってきた和菓子を食べようとしていたオイラが 「おねえちゃん今からおやつ食べるし2階行かないよ。」と言うやいなや
「○!!★*@;+■▽※?¥¥!>。〜〜〜♪」 と宇宙人語を嬉しそうに話しながら、自分専用の赤ちゃん椅子を 部屋の隅から押してテーブルまで持ってこようとする。 (もちろん1歳児のチカラでは無理。^^;)
どうやら、 「おやつ?早く言ってよ、待ってて!私も用意するから♪」 と言いたかったらしい(笑)。
てか、アンタ、さっきおやつ済ませたじゃん!!と、 オトナ達のコトバをよそに、椅子に座らせろとお姉ちゃんに訴え、 赤ちゃんようのせんべい(味ありません)をパリパリさせながら お茶でカンパ〜イ♪(笑)
沢山の笑顔と笑いと癒しをもたらせて、嵐の様に去っていった姫。 姫が帰った後はいつも、少しの間だけ家の中が静かに感じる。
夕方、オトンとオカンと3人で地元のお好み焼き屋へ。
 生地がほこほこしてて、キャベツもたっぷり刻んであって、めちゃうま♪
そんなこんなで、本日はMD&CDの整頓はできませんでした(笑)。
| 2004年02月28日(土) |
気分は発掘作業・・・ |
のんびりした週末。 前から気になっていた押し入れの整理。
押し入れと言っても階段の下のスペースなので 三角形のイレギュラーな狭い内部にカラダごと突っ込んで しまっていたカバン類をいらないものは捨て、 内部を何度も拭き掃除して、乾燥剤をしこたま投入。
満足♪
しかし、捨てるものの山を見て、 私はずっとゴミを仕舞い込んでいたのか?とアタマを抱える。
買ったけど全然使わなかったっていうのはほとんどなくって、 使い込んで使い倒して、使わなくなったものが押し入れの奥に入れられ。。。 の繰り返しだったんだけど、こまめに使い倒したものは捨てなきゃね。
明日は3段ボックスと収納箱を買って、MD&CD類の整理なのであーる(笑)。
部の引越し作業に明け暮れる一日。
ホコリまみれになってくしゃみ連発、な一日。 そら鼻毛も伸びるっちゅーねん。(別に計ってませんが)
テンパり気味の一日につき、最後の最後になって 一つだけド勘違いしていた作業が一つあっておお慌て。 ひたすらごめんなさいという気持いっぱいで残っていた人に手伝ってもらって終了。
ちかれました。ぶひー。
週明けは積み上げたコレをまた一個一個開けなきゃいけないと思うとぞっとします。
とあるオジサマが小耳に挟んだところには 同じく引越し作業をしていた他の部の人が積み上げた段ボール箱を見て 「燃やしたら楽しいだろうね〜。仕事しなくていいし。」 と言っていたそうな。
めいびー(笑)。
| 2004年02月26日(木) | ダムに沈む温泉。〜川原湯温泉その1〜 |
昨年訪れた薬師温泉。 その先に4〜5年先にはダムに沈んでしまうという温泉の町がある。 それが川原湯温泉だ。
なんだか鄙びた風情に身を浸したくて、 この川原湯行きをずっと計画していて、 やっとこの日実現。
高崎から大好きな吾妻線に乗って、目指すは川原湯温泉駅!
 久しぶりだぜ、吾妻線!!
平日の午前とあって、車内はのんびり。 なんだかおいしそうな香りが漂うと思えばとなりのボックスの おばあちゃん二人がお焼きを分けっこしていた(笑)。 窓べりにはおばあちゃんコミュニティー必需品のミカンもちゃんとある。
高崎から揺られること1時間ほどで目的地へ到着。
 ええ、降りたのあたしだけですけど(笑)。
川原湯駅にさしかかるあたりで車窓からこんな看板を発見。
 なのでわざわざ5分ほど歩いて戻って撮影(笑)。
やはりここまで来ると標高が高くなってきているのでひんやりとした寒さ。 雪も道端に残っている。近くの吾妻渓谷は凍結のため遊歩道は封鎖。残念。
しかしまぁ・・・いくら数年後にはダムに沈む町とはいえ・・・ 駅前の国道沿いに建つドライブイン風食堂は、バンガロー風の作りがなんとも昭和な感じをかもし出し、 ビニールの飾り屋根(しかもショッキングピンク)は見事に破けたまま。 破けたところが工事用のダンプが通るたびにバサバサとなびいている。
おもむきどころの鄙びっぷりではない。 ウットリ身を浸す隙間もないほど説得力のある鄙びっぷり。 決して面白がる意味ではなく「沈み行く地なんだなぁ」と思う。
この先の「温泉街」(あくまでもそう呼ばれている)にはどんな風景が待ち構えているのだろうかと えもいわれぬ期待感を抱きつつ、まずは腹ごしらえ! そう!旅、とくれば地の旨い飯!
ということで、自称調べもの番長であるところのオイラが事前に調べに調べておいた 田舎料理を食べさせるところへと向かう。 かやぶきの、古いけどこじんまりとして雰囲気のいいそこは・・・なんと定休日(どっかーん!!)
サリヘイさん、調べもの番長失格・・・(泣)。 あーあーあー・・・と一気に肩の力が抜ける。 アワとかヒエのごはんが食べられるということで、楽しみにしていたのになぁ・・・
まぁいい、とにかく「温泉街」へ向かうべ。と歩を進めるも、 「本日は午後から営業します。」と書かれた美容院(というか理髪店)、 朽ち果てた食堂の建物を横目に、高崎駅で見たダルマ弁当でも買っておけばよかったかなと脳裏をよぎる。 (サリヘイさん、すでに弱腰(笑)。)
途中、名所を知らせる看板を見つけ、気を取り直してそちらへ行ってみる。 なんかフツーの駐車場を突っ切った先に建っていたのは・・・
 えっと・・・・加納治五郎とかいう人の別荘だそうです。(・・・誰ですか) いちおう撮っておきます名所ですし名所ですし名所ですし・・・と唱えてパチリ。 (柔道の有名な人だそうです)
再度、気を取り直して「温泉街」へ・・・
 えっとね、てかね、ここに来るまで10分ほど歩いて誰とも会わないんですけど・・・
旅館の入り口の「歓迎」と書かれた黒いボードには、名前がまったく書かれないまま。 よく見ると中には廃業したと思われる建物も。
とにかくこの辺りからいわゆる「温泉街」らしい。。。。
この町は切り立った斜面に肩を寄せ合うように民家や民宿が軒を連ね、 ごちゃっと凝縮したところに細い細い路地が時折伸びている。
しばらくすると、第一の目的地「聖天様露天風呂」の看板が。 有刺鉄線を張り巡らせた鉄柵の扉をくぐると斜面を登る階段が。

 階段を上りきるとそこが露天風呂の入り口。 はいはい、お履物をお脱ぎになって・・・え?
 これは露天の域を超えた「露(あらわ)になったお風呂」です(笑)。 風呂に屋根がついて、脱衣の棚があるだけ。 でもこれがまた、すんごく気持ちよさそうなんだ!!
 湯船にたっぷりとそそぎ込むお湯は、硫黄の香りの濃いとてもいいお湯。 ケロリン桶もイカしてます(笑)。 このお風呂はもちろん混浴。 ここに来るまでほんっとに人っこ一人会わなかったので、 その場で5分ほど悩みに悩んだのだけど・・・入浴はあきらめることに(悲)。
お風呂のさらに奥にある聖天様をお参りに。
 賽銭箱の横に備えられているモノは、いわゆるモノです(笑)。 聖天様は夫婦和合の神様だとか。
お参りを済ませ、また露天まで戻り、またもや数分悩み(笑)、 今度こそあきらめて温泉街の道へ戻る。
しばらく歩くと温泉街の地図に出くわす。 大体は行く前に把握しておいたのだが、一箇所気になっていたところが目にとまる。 この町には共同浴場が2つあって一つは王湯。こちらはとても有名でこの町のシンボル的な存在。 もう一つは笹湯。地域に根ざした本当に町の共同浴場といった風情の場所。 ところがその笹湯のあるべき場所にガムテープが貼られて消されているのだ。^^;;
少し前に見た川原湯観光協会の掲示板に 笹湯の料金(300円)を払わないで入っていく心無い人があとをたたないので 管理費がまかなえず、閉鎖の危機にある、と書かれていたのがとても気になりつつも歩を進める。
ようやく宿らしい宿が軒を連ねるようになってきた。 和風のたたずまいが趣のある山木館などを横目に、なんか食事できるところがないかもチェックしつつ(笑) 長く長くつづくゆるやかな坂の一番上近くにある王湯に到着。
 実際はもっとこぢんまりとした構えです。
とりあえず、実際に足を運んで見たかった景色を目にしつつ 第二の目的地ポイントに着いた安心感もあって、更につのる空腹感(笑)。 共同浴場での入浴は午後の遅い時間に予定していたので、 とりあえずは、王湯の真下にある「そば・うどん」とのれんに書かれた山吹屋へ。
のれんをくぐり、ガラガラと戸を開けて中に入る。 入ってすぐのところには4つほどのテーブルが並び、 その奥にはカンペキに「人んちの居間」仕様になっている4畳ほどの座敷。 でもコタツにはメニューが置かれていたので間違いなくそこも客席。 つけっぱなしのテレビではみのもんたが何かしゃべってる。
この店は50代ぐらいの夫婦で営んでいるようだ。 奥さんが「いらっしゃい^^」とお茶を出してくれた。旦那さんは厨房の奥。
机に置かれたメニューをじっと見る。 何しろ予定していなかった場所での食事。 しかもうどん・そばに限らず定食やら丼ものやらまんべんなくあるので 選択に困る。う〜ん、う〜ん。。 うどん・そばと書かれているならうどんかそばだろう・・としばし考え、 無難な天ざるをオーダー。
ふぅと落ち着いてもう一度メニューをなにげなく見ていたら 「そばの蒲焼き」なるものを発見。気づけば机に挟み込んである雑誌の切り抜きには その「そばの蒲焼き」が載っている。しかもタレのついて照り良く焼かれたそれは かなりウマそうではないか。しまった、名物を見落したらしい。 でも気づいた時は既に遅し。天ぷらのカラカラと揚る音が(笑)。
しばらくして作業着姿のおじさんが一人来て黒豚の角煮定食とやらをオーダー。 ちくしょう、それもウマそじゃねーか。 (つくづく人の頼んでるものはウマそうに思えるのである。)
天ざるは・・まぁ無難ちうか、天ぷらが無難。 海老1本と椎茸とかさやえんどうとか玉ネギとか、そんな感じ(笑)。 ただし細目に切られた蕎麦は、コシもあってうまかった。
後から来たおじさんは、私より先に食事を平らげ「お会計。」 領収書書いてというおじさんの言った宛名は「○○ボーリング工業」。 どうやらダム工事関係の人らしい。 すぐ近くの民宿に泊まっているらしく、出前をしてもらえるかどうか聞いていた。
蕎麦湯もいただいて、お会計。 私の荷物を見て「日帰り?ここは静かでびっくりしたでしょう?^^」と奥さん。 この静かさを期待して来たからよいのです。^^ 気さくな奥さんに、勇気を出して聞いてみる。 「この『そばの蒲焼き』って持ち帰り用に作ってもらえないですか?」 「ダメなんです。^^」
即答。^^; きっと同じこと言う人多いんだろうなあ。。。
山吹屋を後にして、更に奥へと散策することに。
10mも歩かないうちに川原湯神社の入口発見。 ココには新源泉がある。 (ちなみにもともとの源泉は王湯の下、山吹屋の向かいにある。)
 神社入口にある新源泉。 柵についているカゴに玉子を入れて温泉玉子を作ることが出来る。
 川原湯神社。 社殿は比較的新しいもののようで、残念ながらあまり趣は感じられない。
 神社脇にひっそりと立つ可愛らしい道祖神。 この地域は2体並んだ双体道祖神が多いらしい。
お参りを済ませて、更に奥地へ。目指すは不動の滝。 12月から4月までは凍結の為行かれないらしいのだが付近を散策することに。
冬枯れの道を川原湯神社から少し歩けば温泉街は終わり。 道は山の中へ。冷たい空気が頬に気持ち良く感じながら、ひたすらテクテク。
 しばらくすると、眼下に川が見え、川をはさんだ向こう側の集落まで見渡せる場所が。 向こう側もダムに沈むのかなあと思いながらしばし眺める。
しかし静かだ。 そしてどうも何かが違う・・・とずっと思っていたのだがやっとわかった。 あたりの木々は落葉樹ばかり。風に揺れる葉の音がしないのだ。 耳を澄ますと聞こえるのは、ギシギシと幹がゆっくり揺れる音や枝のこすれる音だけ。 静かだから聞こえる音なんだろうな。
しばらくすると道は下り坂へ。 途中、こんな看板も。
 撃っちゃイヤン♪
ほんとに何もない山の中からようやく集落が見えてきたあたりで、 こんな可愛らしい小さな道祖神に出会う。
 「ささ、もうちょっと近こう寄れ・・・。」 「人が見てますワ・・・♪」 なんてアテレコしつつ(してないです)、撮影。 なんとも愛敬があってほのぼのする。
やがて道は集落へ。 古い古い集落だが、温泉街の歯抜けになってしまったような寂れた感じとは違い 生活の空気をここそこに感じる。しかしここもいずれはダムに沈むのであろう。 やたら吠えてくる柴犬のケンカを買いつつ、更に奥へ。
集落から50mぐらいだろうか、不動の滝入口に到着。 当然のことながら遊歩道は封鎖。その手前のお不動さんにお参りをして、 滝の一部をちょっとだけ見て引き返す。
このあたりでみぞれ交じりの小雨が降り始め、温泉街への帰路を急ぐ。
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