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お気楽人間の日々徒然。
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昼休み、用事があって郵便局へ向かう途中、 ぷちっ、ぱちっ、と何かを踏んだ。
驚いて足元を見ると、豆。 生活臭の少ないG座の街にもこんな光景が。
ちょっと嬉しくなって ともかく用事だけ先に済ませて この道端に転がった豆を携帯カメラにおさめよう!と心に決め しゃかしゃか用事を済ませて帰ってくると、 おばさんがすごい勢いで道路を掃き掃除していた(笑)。
なんで用事を先に済ませようと思ったんだろう・・・
んで、その用事。 郵便局にて、払込をしようとカウンターに向かうと、 そこにはティッシュをちぎらずに鼻に詰めたお兄ちゃんが(しかも両鼻) 「こちらで受け付けます。どうぞ。」
素だよ、 真顔だよ、 いたって普通だよ、 鼻血でもプロフェッショナルだよ、 でも鼻の下でティッシュがヒラヒラ翻ってるよ・・・
豆は掃かれてて残念だったけど、 そのお兄ちゃんを思い出して心の中はトントンになってるオイラであった。
このところのライブの楽しさに、 ついネットでCDをいろいろと買ってしまった。 買って「しまった」って・・買いたかったからなんだけど。^^;
まずはネット販売のみのヤッチーと桃ちゃんのシングルをそれぞれ。 そして、新川さんのアルバム、「Beat Goes On」と 新川さん、濱田さんのバンドgarpの「garp2」をば。
桃ちゃん、ヤッチーは買おうと予定していたんだけど、 新川さんがらみは紛れも無くこないだのライブの影響(笑)。
Beat Goes OnのライナーをaosisのHPで読んでたんだけど まぁ参加している面々が、魅力的なワケです。パーカスの玉ちゃんや 赤人こと佐々木史郎さんなどなど。 その中に1曲「music by WAKABA KAWAI」と書かれているのがありまして。 おそるべし1960年生まれ、趣味が「ワルダクミ」のあのお方が作る曲、 どんななんだろうと興味津々(笑)。
手元に届くのが、いまからすごく楽しみだ。
今日は部の呑み会。そもそも部で呑み会なんてめずらしい。 私が来てから1年半経つけど今回が2回目(笑)。 新年会も、忘年会も、やりません。 さばけていて楽っちゃ楽なんだけどね。
ということで、ややめんどくさい感がありつつも たまの呑み会だからと参加したけどこれが意外と面白く。 みなさん個性的な方々だからそれぞれのカラーが色濃く出るわけです。
苦虫かみつぶしたようにああでもないこうでもないと 不毛に見える議論を戦わせているあの方々が、 学生時代の先輩後輩の長い付き合いだったり いつも黙々とPCに向かっている方が、 めちゃくちゃ明るいお酒になる人だったり。 そんな楽しい発見も色々あって、いつもは見えない側面も見えて。 視点がいつもの場所からちょっと動く、というのは必要なんだな。 「行って良かったな」と思えたのがよかった。
呑みやすいからとすだちサワーをぐいぐいやってたら、 帰り道に動悸がなかなか治まらなくてちょっとしんどかった。 ドキドキしながらゆっくり冬の街を歩く。 パタパタと時折落ちてくる雨粒が気持ち良かった。
| 2004年02月02日(月) |
もち♪もち♪もち♪もち♪ |
最近のマイブームキャラ、ポンデライオン。
http://www.misterdonut.co.jp/tvcm/index.html
そっかそっか、 お腹が空いちゃったんだ(泣笑)。 食べちゃうんだ(泣笑)。
と毎度毎度言いながらCM見てます(笑)。
すごいなごむよなぁ・・・(笑)
いやまぁ毛穴開ききったような日曜を迎えたわけで。
ものすごく圧縮された音の中に漬け込まれたような一夜だった。
いままで全く別モノとしてそれぞれのライブを楽しんでいた 敬愛するミュージシャン達が一つの空間にいて、 目の前にいて、楽しそうに音楽をやっている。 お互いの音楽で会話をしている。
これはもう間違いなく至福のとき。 目の前で繰り広げられているコレはいったいなんじゃい、と。
色んな人が色んなところで出会って、 繋がって、新たに幸せな時間を生み出す。すごいよね。
こうして私がこの音を楽しむことができたのは、 この方達を繋ぐ音の存在があったから。
音が音を繋いで、そしていつか思いもしないところで 思いもしない新たな繋がりに出くわす。
うーん、そう思うとほんとにほんとにスゴイことです。 私にとってはこれは奇跡のようなんだ。
今年も大好きな人達の生み出す幸せな時間に たくさん居合わせることができますようにと ただただ、願わずにはいられません。
| 2004年01月31日(土) |
Mardigras Special Session |
今日は山本一さんのマルディグラセッション。 スペシャルゲストはなんと鈴木桃子さん。^^
そのセッションは2部からだったけど、 今日は、お店でゴハンを食べるぞ!というのと ハジメさんが1部でもちょっと吹くよと言っていたこともあり、 1部の三ヶ島和恵さんから、chiyさんと京子ちゃんと一緒に見ることに。
三ヶ島さんは、大貫妙子のような雰囲気という前評判だったけど、 chiyさんも日記に書いている通り、「つじあやの」により近い、 非常にほんわり感の漂う歌声の持ち主。作詞作曲すべてを手がける彼女の世界は 少しはかなげで頼りなさそうな、でもどこか一本しっかりと芯の通っているような、 人の心の中にすっと入り込んでにこにこと微笑んでいるような 不思議でかわいくてやさしい世界。
唯一、「イパネマの娘」に勝手に詩をつけて(笑)、 カレーにされちゃうひよこまめの歌にしちゃったのがあったけど、 それまたとてもしっくり彼女の世界になってしまっているのが不思議。
そんな三ヶ島ワールドに、彩りを添えるハジメさんのサックス。
本日はthe bond 的に言うと「230シート」に座っていたオイラ。 すぐ隣にはキーボード。ハジメさんは1部では使わないキーボードの位置、 つまり私のすぐ隣で座って吹くのだと。^^; 「あんまり近いと俺の音うるさいよ?^^;;」とご忠告頂きましたが・・・いやいやなんの。 決してうるさくなんかなく、むしろ至福のひととき。こんな間近で生音拝聴。指の動きカンサツ。 三ヶ島さんの歌声にすかさずハモりを入れるところなんか、また心にくくて。
そしてお待ちかねの2部。
徳武弘文(G)新川博(Kb)六川正彦(B)濱田尚哉(Ds)山本一(Sax)
徳武さんと六川さんは、徳武さん率いるDr.K Projectで活動しているし、 新川さんと、濱田さん、と言えばaosisでgarpというバンドを組んでいる。 そんでもって六川さんと濱田さんはHAM-ROCKというユニットでセッションライブをしているし 徳武さん以外のメンバーというのはHotter than hot...のメンバー。
色んなところで繋がりのある、 それはもう気心も知れて、息の合わないはずがない方々達。
キメが決まったときの六川&濱田のリズム隊2人が 「最高!^^」と言わんばかりの笑顔でハイタッチし合っていたり、 聴いているだけでなく見ていてもワクワクしてくる方達。
唯一、徳武さんのギターの音ははじめて聴いたのだが、 とても軽快で、めちゃくちゃ気持ちがよい。 徳武さんのギターはストリングベンダー付きのテレキャスター。 独特のスチールのような音色は独特の奏法で生み出される。 徳武さんの背後からじっっとカンサツ!していた某お方のお話によると 「腰がクイッと動く」らしかったす。^^
徳武さんのアルバムから何曲かと「ガイジンの曲」を(おいおい)いくつか。
その後、桃ちゃんの登場! スタンダードなジャズナンバーの「Makin' Whoopee」などなど お店のマルディグラという名前をイメージした選曲で。
実はこのセッション、事前のリハはナシ。当日のサウンドチェック程度。 桃子さんは歌いながら、「もう一度!」とかバンドのメンバーに指示しながら。 「まかしときんしゃい」という感じで、ドーンとそれに応えるバンドメンバー達。
1stステージが終わり、しばらく休憩。 休憩中にかかっていたボブ・マーリーのI Shot the Sheriffに合わせて 吹いていたハジメさんのフルートがあまりにもかっこよくって密かにノックアウト(笑)。
(ご自身はフルートの難しいパートがあったため、指ならしされていた模様)
そして休憩をはさんだ2部の2ndステージ。
Beat Nutsでも耳なじみのある「Soulful Strut」の気持ちのいいこと! 新川さんの弾くウーリッツァーの軽やかで暖かいメロディー。
そして新川さんのオリジナルという「Boogaloo Man」という曲もとてもカッコよかった。 この曲は濱田さんのドラムが炸裂。 バスドラを蹴りながらハイハットをチーッチーッってやるとこなんかまた・・ (あんた細かいよ・・) 六川さんの重低音もお腹の底に響くよう。
「大女」と誰かが言って始まったのはシャイライツの「Oh, Girl」(笑)。 思わずchiyさんと顔を見合わせる。^^徳武さんのやさしいギターが心を暖かくくすぐる。 chiyさんの日記と同じになっちゃうけど、ハジメさんのサックスが、、、これがまた泣くんだ。
そして、再び桃ちゃん登場。 彼女の結婚を迎える友達2人に贈ったLet’s Stay Togetherや スピーディー・ワンダー(微妙に違う)のYou Are The Sunshine Of My Lifeなどなど、 耳なじみのあるナンバーを次々に。
桃子さんのボーカル、アロフェスや誠さんの「音楽バカ」では聴いていたけど コーザノストラの頃といい、もっと快活なスタイリッシュなイメージを持っていたが なんのなんの、 こんなにブルースやソウルの似合うぶっとい芯のあるパワフルな方だったとは! Feel Like Making Loveのなんと色っぽいことか!
さて、いよいよ、あの方の登場!21年目のあーゆーれでぃー、斎藤誠っっ!! チラチラ見えてたんですけどね。気づいちゃいたんだけどね。^^; 急遽当日にセッション参加が決定したとのこと。 登場からいきなり新川さんへの挨拶(笑)。これまた律儀な性格が(笑)。
ご本人いわく、「居間に置いてそうな」小さなアンプをご持参。 音も限度があるらしく、ちょっと小さめ。 「最大のボリュームがこれでございます!」とテンションアップアップ!(笑) でも途中で「わかったわかった!『オーバードライブ』ってスイッチがあったー!」と うれしそうに大きな音を出す誠さんを見て、 「濱田さん・・・斎藤誠さん、角田さんとおんなじ目してる。怖い(笑)。」と訴えるハジメさん(笑)。 そして大爆笑の観客約3名・・・(^^;)
そんな感じの大騒ぎで始まった曲はLove The One You're With。 ソロ回しを楽しそうにやるメンバー。^^ ハジメさんはバンマスぶりを発揮。桃ちゃんに次は誰のソロだよとか 誠さんのギターアンプにマイクもってってあげてとか 細かい指示を出しつつ、全体を非常によく見ている。 他のセッションでも思うのだがこの方は本当によく全体を見ているのだ。
アンコールの1曲目は、Sweet Home Chicago これがまた桃子さんボーカル炸裂!というか爆裂!! ものすごくカッコよかった。痛快だったなぁ。^^ アンプを高いところへ移動させて、ソロの時はちょっと右よりに動いて 音が聞こえやすいようにする誠さん。^^
そして最後はWhat's Going On。ここでは誠さんもボーカル参加。 となったはいいが、、、しょっぱなマイクから声が出ないっっ。^^; すかさず桃子さんがマイクをチェンジ!の連携プレイに会場も大盛り上がり。
誠さんのボーカルも炸裂! くぅっ・・・待ってたぜこれを!一気に心がとろけましたよもう・・・♪(*^^*) みんなで「Sister!」、「Brother!」、「What's Going On!」と大合唱。 曲のラスト、一度音がだんだん小さくなるところで、 演奏者一同までもだんだん小さくしゃがんだり(笑)。 なんだか大変異様な盛り上がりを見せたラストだった(笑)。
ライブが終わって、呑みモードへ突入。 本日はジモティーチーム京子ちゃんも。^^
なんだかグロッキー状態の濱田さんに 「元気ですか?」と声をかけると「・・・だめ。^^;」と(笑)。 どうやら二日酔いだったらしい。 ライブ中はあんなにニコニコで演奏していたのに。^^;;; 明日はお休みとのことで、「ゆっくりお休みくださいね」と言うと 「今日の音はどうだった?」 言わずもがなという感じで「最高でした。」と答えると 「そっか。音に出てなければいいんだ。」と言って 帰って行かれました・・・フラフラと。^^; おいおい。二日酔いでもかっけぇぞ(笑)。
そして・・・お店にかかるWaltz In Blueに カウンターの椅子から半ばズッコケそうになりながら照れて 耐えておられるお方・・・・素敵でした。^^;;
今までしゃべっていたのにMy Love にふと耳を傾けて 「あ、角田さんのベースだ。」と言ったのはハジメさん。 そしてトロンボーンのソロでは誠さんに「これ、佐野聡ですか?」と。 独特の丸い音だからわかるのだそうだ。うーん、すごい。
いやはや、、、、それにしても セッションのなんたるやをまじまじと見せてもらった一夜だった。 我ながら、こりゃやめられん!ってなもんです。^^;;;
今朝のニュースで報道されていたのだが、 諏訪湖に「御神渡り」(おみわたり)が見られたらしい。 湖面の氷が寒暖差で収縮と隆起をくりかえし、湖面に一筋の氷の道ができる。
これは、湖の南側にある諏訪大社上社の男の神様が、 北側の下社の女の神様に会いに行った跡だと伝えられてるそうだ。
こういうのを聞くと旅心がウズウズしだす。 また一人でふらっと、電車とバス乗り継いでどこか行こうかなぁ。 お財布と時間と相談の上ですが。^^;
寒いうちにどこか行きたいんだよね。
何気なく去年行った伊香保の露天風呂のことを調べていたら 2004年1月19日から2月20日まで改修のため休業らしい。とほ。
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今日で、東横線の横浜〜桜木町間が廃止。
ホントは会社の最寄駅から桜木町に出て、 桜木町発の電車に乗ってみたかったんだけどね。いやなんとなく。
でもきっと、 最後を惜しむ人でいっぱいで 私の知っているあの雰囲気じゃないだろうと思ってやめた。
桜木町から乗る電車。
ガラガラの車内。窓の夜景越しに その日あった楽しいことを大切にかみ締めながらぼんやり乗っていると 横浜からどっと人が乗り込んでくる。
そこで一度我に返ってちょっと居ずまいを正す。 あの電車に乗る時は、いつもそんな感じだった。
会社帰りに乗った私にとって最後の桜木町行き。 パチリと記念に一枚撮って、駅を出た。
めっけもん参照。
夕方、情報関連の部門から緊急で連絡が入り、 ウィルスメールが外部から届いているので 決してあけないように!とのお達し。
それを聞いてウィルスバスターのアップデートを 慌ててし出したおじさま・・・ 「感染したかも!!」と。 よくよく聞いてみれば、ネットにつながりませんというエラーメッセージ。 おそらく大元でネットに繋がらないようにしているのではなかろうかと。^^;
そのおじさまと、他にも数人、おかしなメールが何通か届いていて すでに削除しているのだとか。 しかし、私ともう一人のおじさまには全く届いておらず、二人で 「私達、人気ないみたいっすね。」と意味不明なスネモードに(笑)。
帰宅途中、母親から連絡が入り、知人が家に来ていた関係で夕飯の支度ができず 父親と3人で廻るお寿司に行こう!との提案。
最寄駅に着いた連絡を入れると、アニキ一家も一緒に来るという。 ということはもちろん姫もだ(笑)。
駅前にある廻るお寿司やさんにて、 父と私、アニキ夫婦&姫とオカンとに別れて戦闘開始。
廻るお寿司といえどあなどるなかれ、 イワシのにぎりがめちゃくちゃ脂がのって美味しかった 身が厚くて口の中に入れるととろとろと溶けていく♪ 結局オトンとオイラは各自11皿を平らげた。
姫は、味覚が意外とシブイ(笑)。 グラタンとか、ドリアとか、子供の喜びそうなものはあまり好まず、 好きなおかずはブリ大根(笑)。ダシ系の味が好きだそうで。 今夜も持参していた「平目となんちゃらのリゾット」とかいう こじゃれたベビーフードには目もくれず、卵焼きとシャリを 分解して食べながら、しじみの味噌汁をぐびぐび飲んでいた(笑)。
家に帰って、前からやろうと思っていた香水づくりに挑戦。 kazueお師匠しゃまにアドバイスいただいたレシピをもとに、 無水エタノールに何種類かのエッセンシャルオイルをブレンドして混ぜる。 イメージとしては柑橘系のさっぱりとしたつけ心地で、 時間が経つとほんわり甘く石鹸のような香りに・・・・・なるといいんだけど(笑)。 つーか、なってくれ(笑)。
最初はきっちりブレンドするエッセンシャルオイルの量をそれぞれ決めて それに従って混ぜたんだけど、「もう少し、グレープフルーツを足した方がいいかも?」とか 足しつつ足しつつやっていたので、結局この香りが気に入っても、 もうレシピがワカラン(笑)。まぁそれも楽しみの一つってことで。^^;
今はアルコールのニオイが強くてどんな仕上がりになったのかイマイチ つかめないんだけど、1週間後にはおちついてくるらしいので 使うのが楽しみだ♪^^
| 2004年01月28日(水) |
パーティー行かなアカンねん。時間ないねん。(C)Mr.ベーター |
今日は前にいた部署の定年退職者を送るパーティー。
10年も働いていると、とてもお世話になった よく見知った顔が、胸にコサージュをつけて送られる側の席に 照れくさそうにぴしっと座っていらっしゃることが多くなり、感慨深い。 人生の大半を過ごしたこの会社から、「卒業」されて行かれるのだ。
・・・と、パーティー会場では そうしんみりと感慨に浸っていられる間もあまりなく ひたすら水割りを運び、 酔いどれのおぢさま方に「いかがですか?」と勧め、 空いたグラスを片付け、 グラスを洗い、 また水割りを作る。
酒や酒!酒もってこぉ〜い!状態なのだ(笑)。
最初は女子&若い衆が総出で働きまくっているんだけど、 大抵最後には「呑みたいヤツはてめえで取りに来い!」状態に。 そんだけ呑むんだな、この部署のおぢさま達。^^; まぁオイラも合間合間に泡盛をいただきましたが(笑)。
もう全く係わりの無い部署なんだけど、毎年駆り出されている。 前にいた部署の人たちは、人情派というか、実にフレンドリーな おぢさまが多く(私が8年ぐらいそこにいたっていうのもあるけど) 年に一度こうして顔を合わせて「どうしてるの?」と声をかけて いただけるのはすごく嬉しい。
大ボスだった人は、私が痩せたとしきりに言う。 私をご存知の方は私がスレンダーではないのはご存知だとは思いますけど(笑)、 前の部署にいた数年前に比べたら体重は減っていて。 恐ろしい事に、ピタリと減った体重言い当てられた。^^;;; 「なんで?なんかあったの?どうして??」 非常に観察眼のあるお方なので、ガクガクブルブル(笑)。
そして、 長いこと親の様にこの放蕩OLを見守ってくれていた親分肌の元上司は、 春に異動が決まったそうだ。フロアが変わっただけで会う機会がぐんと減ったのに 更に会う機会が減ってしまうのは淋しい。
「終わったら席に寄って。」と言われたので久々に親分のいるフロアへ行くと 彼の酒蔵(いっときますけど、普通のオフィス用キャビネットです(笑))から 赤ワイン2本、「これうまいぞ。」と分けてくれた。 「酒蔵片付けなきゃなんねぇからよ。」
なんかすごいかっこいい・・・(笑)。
自分のデスクに戻り、ちょっとだけやり残した仕事をまとめてオフィスを出る。 昨夜に比べたら寒さがうんと和らいでいる。それでもひんやりとした空気は ほろ酔いの頬にはシャキッとしてとても気持ちよくて。
最寄駅について、家までの道、西の空にハチミツ色の明るい月が。 この間見たあの月より、いくぶんか満ちてきている。
この冬の澄んだ夜を楽しめるのは、 あと少しなのかな、と思いながら家路についた。
| 2004年01月27日(火) |
Rollercoaster |
このところの日記を自分で読んでいると、 可笑しなくらいジェットコースターのように 見事にアップダウンのくりかえしだなぁ。
とにかく、今の自分は 「ちょっとアタマ冷やしたら?」ってことなのかもしれない。
いい加減、 いつまでもこんなところでどんよりしてばかりいられませぬよホント。
と、自分にライダーキックしたい今日このごろ。
| 2004年01月26日(月) |
平松八千代 Live at 440 |
行ってまいりました。
とにかく感じたこと。それは、今までのライブが、 何か「幕開け」のようなものを感じさせるこの日のための イントロダクションだったようにすら思わせる、 そんな素晴らしいライブだったということ。
今夜のヤッチーは、少しだけ観客のノリがつかみづらそうな様子だったけど 観ていた私は今夜のステージを、ただただ心躍る気持ちで、 でも身動き一つ取りたくないほど集中して聴いていたい、そんな気持ちだった。
今までの彼女のライブはというと、 彼女の愛する音楽の世界を「平松八千代」というフィルターを通して 紡ぎ出すように見せてくれる、そんなライブだった。
彼女のリスペクトするアーティスト達のこと、楽曲それぞれへの愛、 彼女の奏でるギターから、歌声から、バンドメンバーや音楽仲間とのやりとりから そしてその笑顔から、それは常に感じられていた。
回を重ねるごとに、徐々にその音楽の世界のベクトルは外から内へ、 平松八千代自身に向けられてきた気がする。
そして今回である。 選曲がほとんど自分の曲をしめていたこと、 (なんとNap On Mondayまでも!!) そしてこのライブのために作ってきた曲が3曲。 今までの彼女を今現在の彼女の姿で、今現在の彼女を今ありのままに、 そんな世界が目の前で、最高のメンバーと共に繰り広げられる。
とても、惹きこまれるライブだった。
1.嘘は罪(SOY) いきなりキューーーーーーン。あっさり降伏(笑)。 おセンチ野郎の私は、この歌がSOYの中で最も好きな歌の一つなのだ。 それをギターをかき鳴らしながら切なく歌いあげる。 ずっとライブで聴いてみたいと思っていた曲がしょっぱなから登場で すでにライブの世界に一気に引き込まれてしまう。
2.朝の風景(カルメン・マキ & OZ) ココからバンドメンバーの登場。 躍動感あふれるつんちゃんのベース!小田原さんのドラム! 本日のつんちゃんのベースは、おNEWのベース。木目の赤い5弦の美人さん。 いつも使う5弦のズシリと響く音とフレットレスの甘い音が混ざったような、暖かい音。 ふかまっちのKeyもシブく色を添える。
「こんな暮らしが約束されているなら私は何にもいらない」 という歌詞が好きでという話から、世界で色んなことが起こっている中で こうやって歌いつづけることができてとってもうれしいと語るヤッチー。
3.少女(五輪真弓) この歌のスケールの大きさ。 その全てが、彼女の太く伸びやかで朗々と響く声と共に、 どっしりとゆったりと構えて演奏するメンバーの音と共に、心に届く。 もはや彼女の楽曲のようだった。 原曲でピアノを弾いているのはキャロル・キングだそうで、 そんな素敵な話をした後で
「・・・でも(五輪真弓って)ベラに似てるな〜・・・!!」
落とさずにはいられない、関西人の血(笑)。
4.SUBWAY(SOY) おセンチ野郎フェイバリット曲その2(笑)。 キュンキュンうるさいよっ・・・ってくらいキュンキュンしてたかも。^^; これね、ほんと好きなんです。ヤッチーの切ない歌声に合わせるつんちゃんのベースがこれまたいい味で。 中盤の静かになる部分でポンポンポ・・・ンとハーモニクスみたいに弦を鳴らすところがグッときた。
5.Sugar Days 〜あの日〜 (SOY) ふかまっちーのコーラスとヤッチーの声が気持ちよく重なる。
曲前のMCで。 「後半どんどん熱く盛り上がっていこうと思います・・・(我慢しかねたように)静かですっっ(T▽T) 今日はシブく決めようと思ったのに・・・ワンピースも着て・・・」
このワンピース、忘れもしないCareless Memoriesの時に、 大阪か名古屋で見たワンピース。(*^^*) 確か、この衣装に着替えてきたヤッチーに カースケさんとつんちゃん2人、ガッツポーズしてハイタッチまでした衣装(笑)。
ジーンズ姿のスレンダーなヤッチーもカッコよくて好きだけど、 こうしてフェミニンな服にギター一本。というのもすごくステキ。 画像でしか見たこと無いけど、いつぞやのアロフェスで、 ロングスカートにベース、というのもカッコよかったなあ。
6.ひなぎく(SOY) 前奏の丁寧に丁寧に奏でる、優しい音のギター。 優しく優しく歌う、ヤッチーの声。ちょっともの哀しいこの曲も名曲だ。
なんと30代最後のライブだそうで・・・! いよいよ四十路突入♪嬉しいような・・・2月7日だそうです。
7.What's Up(4 Non Blondes) はじめてヤッチーが歌うこの曲を聴いたとき、ほんとに彼女の声質にあってるとなぁと 聴いていてとても気持ちよかった。声の絶妙に裏返るところとか。 だから、あのギターの弾きはじめを聴くたびにパッと心が温かくなる。 きっと彼女はこの歌がほんとに大好きなんだろうな。 ふかまっちによるシブイKeyソロの後ろでボンボンとうねるつんちゃんのベースが気持ちいい。 アメリカの乾いた空気が感じられるような。 こちらもまたふかまっちのコーラスワークが冴える。
休憩をはさんで 2nd ステージへ・・・
1.Free(Nap On Monday) ここでとうとうこの曲が(喜)!! Nap On Mondayのヤッチー、大好きなんです。 自然と体が揺れてくる軽快なリズムにのるのびのびとした彼女の声。 とても気持ちがいい。^^
2.Give Me(Nap On Monday) 小田原さんのタムの音を聴いてハッッ・・・まさか!と思ったらそのまさか!! 「Free」というアルバムの中でもヤッチーの声の世界観がとても良く出ていて大好きな曲なのだ。 いや、、、ほんとに聴けるとは思ってもみなかったので大興奮♪ ちょっとエキゾチックな色の入った80年代洋楽ポップスの世界なんだよね、私の中で。ほんと大好きなの。 しかも、この曲を、このメンバーで!すごいすごい!! ガシガシと力強く刻まれる躍動感あふれる小田原さんのリズム。 つんちゃんのベースもブリブリいい音を出している。
うーん、これを聴いちゃったら今度はぜひとも「kiss」が聴きたいぞ!!
次の3曲は、今までオリジナルは書いても公表したりはしていなかったのだが、 今回このライブのために書いたという曲。 「40にもなるし(笑)。・・・って、けっこうこだわってるんやろ(笑)。」 とはヤッチーご本人によるツッコミ(笑)。
3.Wind(平松八千代) この440ライブで何度か聴いた曲だ。 曲は回をおうごとに成長をとげ、いまあらためてタイトルがついて現れた。 この痛快な、広い大地と青い空が目の前にぱーっと広がるような彼女の歌声。 平松八千代の真骨頂と言ってもいいかもしれない曲だ。ものすごく気持ちがいい。
4.Real Love(平松八千代) 「ちょっとだけ!・・・ちょっとだけ!エッチな曲ですっ♪」と紹介されたこの曲。 セクシーに歌い上げる、すごくキュートな歌。 ふかまっちのKeyの音とか、メンバーによる味付けもまたいい感じなのだ。
5.Lonely Woman(平松八千代) 「日々変わる歌詞・・・^^;」と照れくさそうに曲紹介。 ギターを弾きながら作ったのかな。このコード進行、ツボです。 肩の力がフッと抜けたような、リラックスした歌声。 そこからサビへと力強く盛り上がっていく。 そのヤッチーの声と絡み合うように歌うベース。すごく気持ちがいい。
歌い終わって・・・「時々こんなこと考えんねん。^^」と 少し照れくさそうに話すヤッチー。
マキシシングルのお話。今日はキャンペーン込みのライブだそうです(笑)。
「桃子ちゃんも出すので2つセットです(途中略)とりあえず私の先買って欲しい(爆)。」
6.真夜中のドア〜stay with me(松原みきさんのカヴァー曲) この曲、タイトルだけ聴いてたらピンと来なかったのでMCで知ってる?って話しに なった時にしらばっくれていたのだけど、いざ曲を聴いて思いっきり知ってた(笑)。 これがまた・・・ヤッチーの声にぴったりで。 ここでまた、つんちゃんのベースがニクイこといっぱいやっていて。 小田原さんのドラムと相まって最高のグルーヴ。 いっぺんに好きになってしまった。 CDはネット予約したので、あとは届くのを待つばかり。たのすぃみ〜^^
7.Going Home〜家に帰ろう〜(SOY) 「最後の曲」と聴いて、本当にあっという間。 ほっと肩に入った力を取ってくれるような、暖かい曲。 この曲にはなにげにつんちゃんもコーラス参加。^^
そしてアンコール。 「ちょっと気の早いファンキーベースマン」が出てきて 「まだだった。」と言わんばかりにそそくさと引っ込んでいった(笑)。 En1.ポプラの木の下のこと(Nap On Monday) 「アルジャーノンに花束を」からインスピレーションを受けたという 「Free」に入っている1曲。アルバムではバンドでの演奏なのだが、 今回はヤッチーのギター1本とふかまっちのメロディカで。 ただただ、この歌の世界が切なくて、哀しくて、辛くて。泣けてしまった。
ただ君の手に触れていたい この思い つながるうちに ずっとここにいて見届けて 君が見えなくなる僕を
哀しいけど、本当に素敵な歌だと思った。
En2.Joy to the World(Three Dog Night) しんみりといったところで・・・ 「ろっけんろーーーーーーっっ(叫)!!こうでもやらんと(笑)。」 最後はみんなで思いっきり元気に!^^ カウントの後、ネックをブーンといわせて入るつんちゃんのベースがまた めちゃくちゃかっこいい・・・婦女子を殺す気かと(笑)。
こういう曲のヤッチーは、ひたすらオトコマエな感じで好きだ。 ギターソロも気持ちいい音で痛快にキメてくれた。
「今年もよろしくねーっっ!!」と笑顔いっぱいのヤッチー。 たくさんのたくさんの素敵な音のエネルギーをもらった今夜。 ちょっとやそっとじゃ忘れられないかも。
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