TALES OF ROSES

2011年03月13日(日) 厭世観

大変な災害が起きてしまいました。

まるで映画でも見てるような、これが現実とは信じられない。
「壊滅」って そんな言葉 確かに何かの映画で見たような・・

小さな頃から慣れ親しんだ町が、あの防潮堤がなんの役にも立たない、
あれさえあれば大丈夫なのだと、みんな固く信じて過ごしてきたのに。

小さな頃から、津波警報のサイレンが恐ろしく、この世の終わりのような
気持ちにさせた。この世の終わり。
本当に「この世の終わり」を
見せられたような・・・

気仙沼の火災、陸前高田、知り合いの方々のあのお庭が。

宮古の人間の厭世観は ここにあったのかも知れない。
わたしは この絶望の中で育ったのかも知れない。

言葉もない。海は恐い。

義父母も実母も弟も 連絡が取れない。



2011年03月11日(金) 春の音

猫が押し入れに間違って閉じこめられて
カリカリとドアをツメでひっかくような・・


そんな物音がして

「猫がどこかに閉じこめられてない?」と 長女が言うので
廊下に出てみますと

音は雨だれの音。

屋根から下がったツララが急に暖かくなって溶けて
したたり落ちる水の音でした。

ツタタタタタ・・・・

夫が言いました。
「春の呼び水かな」

明け方は雪が降ってましたが 今日の日差しは明るい。



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