TALES OF ROSES

2008年09月08日(月) 子猫の話、その3

子猫がブチの生まれ変わりだと確信できることが
もう一つあります。

子猫、たあちゃんは、猫砂のトイレをすぐ覚えました。

ところが洗面所のマットの上で誰かがオシッコをします。

短気なシジミが 新入りに怒って嫌がらせをしてるのかと
最初は思いました。

それが毎日、洗面所のぞうきんにまでやられて、
アタマをかかえました。
シジミではない。


ふと、気が付きました。

先代のブチのトイレはここ、洗面所に置いていました。

ブチを飼ったのは 今から30年近い昔のことです。


ブチは「スタジオぬえ」の前に捨てられていた数匹の子猫の最後の一匹でした。

「スタジオぬえ」の高千穂遥さんとその弟さんと、知り合いの漫画家さん
3人で東京の東北沢のアパートまでブチを運んで来てくれたのでした。

当時、猫砂は まだ一般的ではなく
洗面器に新聞紙を敷き詰めてトイレにするんだと
その3人に教わりました。

それからブチは死ぬまで 洗面器&新聞紙でした。



今現在 我が家の猫砂トイレは2個、
洗面所ではない場所に置いています。

もしや・・・と思って 洗面所に昔のように古い洗面器を置き、
新聞紙を敷き詰めてみました。


長女が洗面器を見て、「あ、それ、覚えてる、懐かし〜〜」と言いました。


驚いたことに
たあちゃんはそこでちゃんとオシッコをしていました。
誰に教わったわけでもないのに。
そこが定位置と最初から決まっていたようです。

たあちゃんのトイレは
昔のブチと同じ形状で 場所も同じになりました。

やはり
たあちゃんは ブチの生まれ変わりなのでしょう。








2008年09月05日(金) 子猫の話、その2

先代のブチから数えて猫は5匹めになります。
手触りは それぞれの猫が違います。

薄汚れて黄ばんだ毛並みは2度洗ってやりましたが
どうしてもきれいになりません。

だから 病気を持っていそうで、家のネコ達にうつるのが心配で
ずっと家に入れなかったのですが・・
病院で診てもらってミミダニもいません、とはっきり結果が出るまで
玄関先に住まわせてました。

室内に入れて、緊張の2日が過ぎ やがて本人(猫)リラックスして、
だんだん毛並みがキレイになってきました。

その手触りが、9年前に死んだブチの毛並みとそっくりだと
やっと私は気が付きました。



ブチは19歳で天寿を全うしました。
居間の真ん中で、旅立ちました。
呼べば返事をする猫で 最後の最後にも 
私の呼びかけに返事をして逝きました。

ブチが死んだあと、ブチの魂がどこかにいる、生まれ変わりの子猫が
どこかにいる、と山や川辺や茂みとか 私はフラフラ探し回り、それは
完全なペットロス状態でした。

あれから9年です。

ブチはどこかで生まれ変わり、そして私のところに戻ってきたのでしょうか。
ブチも戻って来たかったのだと、
「たあちゃん」と名付けた子猫の背中をなでていると
そう思えて仕方がありません。

私の仕事椅子を半分ずつして 一人と一匹で座ります。
それはブチとも よくやったことです。

年老いたブチに「ちょっとどいてよ」と どかしたら
着地できずに尻餅をついてしまい、わたしを恨めしそうに見ました。
あれは悪いことをした、と ずっと悔やんでいました。




「たあちゃん」片目が悪いので左の角度からでないと
美人に見えません。
このフワフワの毛並みが、ブチそのものです。


またブチと椅子に一緒に腰掛ける日がくるなんて。



3週間、ブチは
「早く気づいてよー」とじれったく思って
「ニャーーンニャーーっ」と甲高く鳴いていたのでしょう。











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