TALES OF ROSES

2005年03月16日(水)

長女の受験日の朝、
まず電車通学の次女を 最寄り駅まで車で送った。

普段 たっぷり5分は待たされる交差点が 珍しく車も少なく、
しかも 信号は青だったので、家からあっという間に
着いてしまった。
こんな日もあるんだねえ、と笑って 次女を降ろした。


帰り道も、
信じられないことに 信号が すべて青だった。

短い距離に やたら多く設置されている6個の信号が
見事に 全部青だった。
7個目の信号までも、私が通過する時、青に変わった。



その日の新幹線で、長女は他県の受験会場に向かった。

昨年 せっかく入った地元の大学をやめたい、と 言い出してから
何度 説教をしただろう。
「アンタは なぜ、そんなに自分に才能があると信じられるの???。」
きつい言葉を投げた。

「自分の才能を信じること」、それが「才能」の第一歩だ、と
誰よりも知っている私が、親の立場で 上から見下した。
なにより 遠くに 出したくはなかった。


青くつらなる信号を見た時、長女は受かるだろうと予感した。
そしてその通りになった。


長女は それを見てはいない、
私だけが見た 青い信号の列は、長女にではなく 私に 言っていたのだ。
「 LET  HER  GO! 」と。
そうだね、もう これ以上 引き留めては いけないのだね。

新しい町に、新しいキャンパスに、
青い滑走路は、どこまでも伸びていくのだろう。



2005年03月15日(火) 長い一日、長い一年

税務署は 長蛇の列だった。

私は番号札660番、30分ぐらい待っただろうか。

最初の待合室で、番号順に10人ずつ集める係りの人は、

かなり カリカリしていた。


私の担当の方は 優しかった。

「もうちょっと申告、早めにお願いしますね。

 3月1日だと がら空きなんですよ、わたしらも困るくらい。

 昨日は、1500人来ました。

 こう混んでると、わたしらもついカリカリしてしまうんですよ。」

隣の席では、おばあちゃんが、昨日の担当のお若い署員を

捕まえて

「アタシは 昨日のでは納得できない、絶対に納得できないよ!」

と 文句を言っていた。

ご苦労さまです。


書類を提出して、心 晴れ晴れ 

途中の駅ビルで、一人で 芽吹き屋のおしるこを食べた。




お昼を食べていなかったのは、長女の大学の合否の結果が

税務署に向かう前に まだ届いてなかったから。

午後3時近く、やっとメールが来た。

「ウカタ」

落ち着いて ちゃんと打てばいいのに。

去年入った大学をやめて、受験し直した長女の長い冬が 

やっと終わった。


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