TALES OF ROSES

2004年09月21日(火) 宮城への旅、2(画像追加)

登米は、明治の頃 マユや米を運ぶ 北上川舟運が栄え,
石巻と内陸を結ぶ中継基地として繁栄した。

明治12年,当時最高の木材を集めて、
有名な建築家の監修のもと、2年半の歳月をかけて
登米尋常小学校は、完成した。

気品と自信に満ちた建物は、現在 「教育資料館」として
昭和56年に 国の重要文化財に指定されている。

木造の手すりにもたれて、風に揺れる中庭の柳を見た。

そこから出発する祭りの山車も見た。

通りを超えた向こうにも、山車が行く。

お囃子と太鼓、揺れる花飾りが、ゆっくりゆっくり重なって進むのを見た。

小さな町なのに、山車が多い。

大手の自動車メーカーの看板もない
大手スーパーも,大手ドラッグストアのネオンも看板もない、
企業の看板を拒否して,町を美しく保つ人々の、
誇りと心意気を感じる。

武家屋敷の一角の『春蘭』と言う名のお茶処で、
ずんだ餅とお抹茶をいただいた。
「あーーこんな家に住みたい」と夫は 天井を見ながら
繰り返した。

町を抜け、登米大橋を渡り、初めて北上川を目にした。

盛岡の我が家のすぐ裏を流れる北上川だ、
こんなに広大になって。。。
川幅は何百メートルあるのだろう。

そうだね、大昔から、文化は 川沿いに発達してきたのだね。

光る水面をたどって振り返ると
遠ざかる登米の土手にも、
山車と人々の群れが ゆっくり進むのが見えた。



登米で買ったビール。酵母が生きてます。



2004年09月20日(月) 宮城の旅、1

東北自動車動を南下して、
若柳金成(わかやなぎかんなり)で高速を降りた。
(SAで買った「焼きホヤみそ味」は、期待したわりに、いまいちだった。)

目指すは 登米(とよま)町。
『みやぎの明治村』と言われている。
古い建物好きな夫を連れて かねがね行ってみたかった。

まず途中の若柳町で、『ニューシネマ、パラダイス」そっくりな
古い古い年代物の映画館の建物を見た。
今は、バイク屋さんになっていたが。

そして、道ばたに『サイボーグ009』の立て看板が立っていたので
おおいに驚いた。。。

が、ここは宮城県。
かの有名な石ノ森章太郎先生の生まれ故郷なのであったよ。
小学生の頃、好きで好きでたまらなかった009 と
こんなところでこんな形で 会えるなんて。
すっかり忘れていたけど、石ノ森漫画館にも行こうね、と
夫と約束。


登米は、観光地としてあまりメジャーではなく、
若柳からの案内も
標識もさっぱり見つからず、ネットから印刷した案内図も大雑把で
国道を見つけるまで、かなりうろうろした。

夫は 見知らぬ土地で迷うのが、大好きなので、
眠ったような静かな町をぐるぐる回り
あちこちでUターンし、迫川の土手にも車で上ったり。

そうして、やっと たどりついたよ 田んぼの中の登米町。

伊達氏開幕400年の城下町は、ちょうど秋祭りの真っ最中だった。



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