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If …もしもう一度
2003年05月14日(水)

忙しすぎて、日記を書く時間が全然なーい!

疲労が溜まって今体力ゲージはゼロ
赤が点滅しております。
もう覚えてられないくらい前から
休みの日は常に宝塚を観に行くか
仕事場に行くかどっちかしてしてないような…
―――――こんな状態でいいのか佳良乃〜(>_<)。

と焦りつつ、さっきまでCSで「エイジ・オブ・イノセンス」
の千秋楽を観てました(そういう時間はある)。

今見直すと、客席で観たときと
また別の視点で観ることが出来ました。
当時は、エレン(ふーちゃん)側の視点でしか
観ることが出来なかったんだけど
今初めて、メイ(まさみちゃん)の
気持ちが分かる気がしました。
ニューランドがメイも愛していたことや
メイの住む世界も大切に思っていたことも理解できる。
今やってるショー「満天星」のまさみちゃん
すごく好きなので、それで余計に
感情移入出来たんだろうか…(単純な(^^;))
とにかく、これは本当にいろんな観方ができる作品ですね。

最後に青年館いっぱいに振られるネオン
大きな拍手と、スタンデイングオベイション
「宙組サイコーー!!」
と叫ぶ主演のゆうかちゃん―――――

これを今観るには、ファンの方は
ちょっと辛いのでは…。
ゆうかちゃんの挨拶の内容も
前途有望なスターの未来を感じさせるものだったし
まさかその1年後同じ東京の空の下で
退団公演しているとは誰が想像できただろうか…。

ちなみに、私のご贔屓さん
なおちゃんも「Switch」をやった千秋楽
スタンディングで、みんなでペンライト振って
「研20までやろう」
発言があり、それが退団発表後CSで放映されました。
状況は似てますが、それでも
青天の霹靂という感じではないから
辛さはまた異なるだろうと思われます。

ゆうかちゃんファンの方が
完全燃焼して悔いなくゆうかちゃんを
送ることが出来るのを
同じ退団者で、しかもいろいろと縁のある
なおちゃんファンの1人として祈らずにはいられません。



DSの想い出
2003年04月20日(日)

は〜。久々になにもしない週末でした。
外は雷雨で外出する気にもなれず
このところの外出続きで
帰った後そのままにしてあった
旅行用品などを片づけたり
WOWOWでやっていた「オケピ!」の
千秋楽を観たりして過ごしました。

CSでは、こないだ観たDSが
少しだけ放映されていました。

「LOVE BEAT」
「TABLOID」
「Fly Away」
と三つあった伊織さんのDS。

初のDSとあってすごい気合いと
思い入れが感じられた「LOVE BEAT」
「Fly Away」で
「LOVE BEAT」の主題歌が歌われた時
「♪明日は激しい嵐かもしれない」
という歌詞に、
「LOVE BEAT」のDSで初めて
この歌詞を聴いた時の感覚を思い出しました。
あの時は、新専科異動の3ヶ月後という
衝撃と不安の覚めやらぬ中
しかもまだなおちゃんは
他組出演を体験していなかったので
あの歌詞が本当に現実的に感じられたんです。
今またその歌詞を聴いて、
「ああ、あれから2年経って
なおちゃんはその激しい嵐を潜ってきたんだ…」
とほんとうに感慨深かったです。

ところで、その「LOVE BEAT」で
コーラスメンバーとして
共演した花組下級生の蘭トムくんは
ラストDSも観に来てくださっていました。
蘭トムくんは、
新公でなおちゃんの役を何度もやり
なおちゃんの初バウ主演公演にも
友人役として出演するなど
花組時代のなおちゃんを語るには
はずせない人なのですが
友人情報に寄ると
そのラストDSで客席にいた蘭トムくんは
なおちゃんの歌を聴きながら
号泣していたそうです。
ありがとう、蘭トムくん〜(T.T)。

次は、
新専科異動後
初めて花組を離れることになった時期で
内容も、正塚色の濃いもので
まさに新たなる挑戦と感じられた「TABLOID」。
あの時正塚演出で
「先のことは分かりません。
いつかあの広い大劇場の…」
という台詞を言ったのが印象的だったなぁ…(^^;)。
「ファン誌」のインタビューによると
なおちゃんは、あの台詞を言う事に
かなり躊躇いがあったみたいですが
でも、千秋楽に「(先のことは)分かるっ!」
っていう客席のアドリブが入ったのは嬉しかった〜。
もう退団が決まっちゃった今となってもやっぱり嬉しい。
あの日の千秋楽は、しんみりしてなかった分
ラストDSの「Fly Away」よりも
盛り上がっていたんじゃないかと思う。
なおちゃんの引き出しにないような歌ばかりだったけど
そこで挑戦した「J'ai Peur」は
その後お茶会やTCAや、ラストDSでも歌われるくらい
なおちゃんのお気に入りの曲になってしまったし
内容はクールだったけど、非常に前向きなDSだったと思います。

そして「Fly Away」は、内容的にも
なおちゃんクロニクルといったもので
いい意味で余裕を持ってやっているようでした。
わたし的には、大好きなコンビである
なおちゃんとゆうかちゃんが
これほどまでに絡んでくれ
しかも最後には「なおさん」「ゆうか」
とまで呼び合う親しげな様子まで見せてくださり
なおちゃんのサービス精神の素晴らしさに感激でした。

なおちゃんは、自分でもおっしゃってますが
人に喜んでもらうことが本当に好きなのだなと思います。
客席に向ける笑顔も、自分を高めようとする頑張りも
そこから返ってくる人の拍手や愛情を求めているからこそ。

「自分を認めてほしい、愛がほしい」
という切ないような気持ちが
たぶん「エデンの東」のキャルや
「タンゴ」のジャンの表現に繋がるのかな。
そして、
「みんなが喜んでくれるからがんばる」
という素直で単純なところが
「君に恋して」のオービットや
「大海賊」のキッドや
ジェラス・ラヴァーなどの
魅力へと繋がってゆくのかな。

最後の4曲のラブ・ソングは
なおちゃんからのラブ・ソングだそうですが
そこにもまた、応援してくれる人への想い
というか、なおちゃんの宝塚人生のスタンスが
垣間見えるようでした。

「輝く夢の世界を 振り向きもせず歩いてきた
気が付けば愛 限りない優しさに包まれて
わたしの鼓動を高めてくれる POWER of LOVE
そこに愛がある限り わたしは生きてゆける
LOVE BEAT それがわたしの命 
今こそあなたに 感謝を包んだ愛を」
と歌う"LOVE BEAT"

「瞳を閉じて ひとつの想いを聴きたいから
呼びかけるよ Give Me The Gift of Love
夢の続き 感じて そのまま
何かが変わるから
Give Me The Gift Of Love
夢の行方 輝き満たして
心に描いてる
すべてが変わるから」
と歌う"The Gift Of Love"

「いつも夢見た 誰かを 愛する幸せ
誰かに 愛される喜び
この愛が永遠ならば 同じ命を感じてたい
今巡り逢う My Endless Love」
と歌う"Endless Love"

改めて書き出してみると
ちょっと泣ける…。
わたし…よく現場で泣かなかったな。
声で聴くとそれほど歌詞が耳に入らないのかな…
(↑微妙に問題発言)。

キーワードは、どれも
「夢の世界で生きるため 愛をください」
そして「あなたに愛を贈ります」
なんだかちょっと
乙女チック過ぎかもしれませんが
まさにそれが宝塚
まさにそれが宝塚の伊織直加。
なおちゃんが夢の世界で生きることは
愛を求め愛を与えることだったんだなぁと。
つまりこのラブソングは
なおちゃんのテーマソング
とでも言うべきものなのですね(^^)。
わたしは特に「The Gift Of Love」の歌詞が好きなんですが
もうミキさんが歌っていた記憶さえ薄れてしまうくらいです。
(ミキさんごめんなさい)

そして最後「LET IT BE LOVE」も
これまでとキーワードは同じですが
そこには更に「夢の終わり」
「旅立ち」のテーマが込められます。

「時は流れゆく
夢は戻らない 二度と
すべての愛は白い翼に包み旅立つ
最後の一言が
うまく言葉にできない
声にならない
愛してる
LOVE FOREVER
輝いていた夢たち 忘れないで
LOVE FOREVER」

―――――うまくまとめてありますよね。
"伊織直加"という夢の世界の住人を
最高に美しく、また的確に描き出していると思います。
まさに一点の翳りもないほど完璧に!

(とファンモードが炸裂したところで終わりにいたします…)



心が震える時
2003年04月18日(金)

ご贔屓さんの、本拠地での公演と
ラスト・ディナーショーが終わりました。
嵐のように過ぎていったけど
ひとつひとつが楽しい体験でした。
ご贔屓さんのさよならって
もっと辛い泣けるものだと思っていたけど
割と幸せな気分でいられるのは
どうしてなんでしょう。

千秋楽を観ていた
なおちゃんファンの方より
「悲しいではなく楽しい、嬉しい、
幸せだという気持ちのほうが
はるかに大きかったです」
という内容の長いメールを受け取り
わたしも本当に同感で
しみじみとしてしまいました。
今まで、ファンだからこそ
なおちゃんの置かれた状況を
すごくシビアにシニカルに考えたり
なおちゃんのライバルと目される人には
密かに憎しみを感じたりも(^^;)しましたし
まぁ…今もそんな気持ちが
全くないか?と聞かれたら
否定はしませんが(^^;)
楽のなおちゃんの舞台姿を観て
「あぁ、なおちゃんはそういうものを
超越して、すごい所にいる人なんだなぁ」と。
一回だけのサヨナラショーで
なおちゃんは緊張して震えてしまったり
泣いてしまったりするんじゃないかと
ちょっと思いましたが
舞台にいたなおちゃんは完璧でした。
プロ意識というより
自分に関わってくれたすべての人に
最高の舞台を見せたいという
力強く温かい気持ちが
他のどんなプレッシャーも
雑念も払いのけて立派な舞台を
作り上げたんだと思います。

なおちゃんは
トップでも3番手でも2番手でもない
新専科のスターとしての新しい位置付けを
はっきりと、誇りを持って示したんだな、と。
なおちゃんの歩んだ道は正しかった
前例のないことを成し遂げたんだと
思うと、ほんとうになんて
ステキな人のファンなんだろうと
自分を褒めてしまいます(←こらこら)。

そして、なおちゃんが
楽の挨拶をはじめ、いろんな所で
しきりに言っていた
「人の思いやりや、優しさ」
という言葉は、わたしも
すごく耳に残っているんです。

そう。想い出に
書き留めておきたい
出来事があります―――――

楽間近のある晩、同じなおちゃんファンの人たちと
とある居酒屋さんを見つけて立ち寄ったんです。
公演も佳境に近づく宝塚界隈ということで
そこには先客で、トップのタカコさんの
ファンの人たちが大勢座って食事をしていました。
(誰がどの人のファンかというのは
ファンクラブの上着で分かるのですが)
かくして、そこの居酒屋の座敷で
なおちゃんファンとタカコさんファンの人々が
背中合わせで飲み食いすることとなりました。

やがて、なおちゃんファンの人々
(つまりわたしたち)は
お酒も入り、気分も良く(大胆になり)
なおちゃん話&公演話も益々盛り上がります。
「なおちゃんの退団公演が
こんなにも楽しく充実していたのは
宙組のおかげ…トップのタカコさんの人徳でもあるよね
本当によかったよね」
といったものでした。
わたしたちなおちゃんファンが
そんな風に考えているということを
せっかく横にいるタカちゃんファンの人たちにも
伝わっていたらいいなぁ、聞こえていたらいいなぁ
と、それとなく意識していたのですが
ふいに誰かが、実際に
"行動に出して"気持ちを伝えよう
という事を言い出したのです。

確か最初は、お店の人に頼んで
「あちらのお客様からです」
などと言ってもらい
なにかそっと飲み物などを
プレゼントしてみては、、、?
とかいう案だったような気がします。
お酒が入っていたので
詳しい記憶は残っていませんが
その案がさらにどんどん発展して最終的には
ワイン(=キリストの血byジャンヌ)を
そこにいるタカコさんファン
&なおちゃんファンの人数分用意して、
「シェフ殿!」
と呼びかけていっせいに振る舞う
というなんだかお芝居みたいな案へと
変貌していました…。
すぐ脇でそのような突拍子もないイベント策が
練られているとは、タカコさんファンの人々も
気づいてはおられなかったようです。

わたしはそこにいて、ただただ
「えっ?ほんとうにそれをやるんですか?
ほんとにほんと?」
と、受け身的に話を聞いて
頷いていただけだったんですが
でも結局やるとなったら
もうみんなそろっていそいそと
ワイングラスを持ち出し、せーので
居酒屋中に響き渡るような声で
「シェフどのぉ〜〜!!!」
と叫んでしまっていたのでした。

そして次の瞬間
タカコさんファンの方々から
「えぇえ〜〜!?」
と驚きの声があがり、なんと
ほとんど全員の方が泣き出してしまわれたのです。

わたしはあの瞬間を、これから先も
たぶん一生忘れることができないだろうと思います。
そんな反応が返ってくるとは思わなかったんです。

ああ、これが気持ちが伝わる瞬間なんだ。
まったく見ず知らずの人たちが
一瞬にして分かり合える瞬間なんだ
ということを身をもって知ったというか。
宝塚的に表現するといわゆる
「心が震える時(by大海賊)」
っていうんでしょうか?…

わたしたちが、
なおちゃんの舞台を観ながら
タカコさんや宙組の人たちに感じていた
気持ちが通じてたんだ。
タカコさんや宙組の人たちが
なおちゃんに対して
持ってくれているだろう気持ちを
同じようにファンの人たちも
持っていてくれたんだと。
それがあの一瞬に分かったときの嬉しさ。

「なおちゃんが、宙組で退団できて
ほんっとうによかったと思っているんです…(泣)」
と言いながら、涙声になっている自分に気づいたりして
「あれ、わたし舞台を観ても泣かなかったのに(^^;)
この感動はなんなんだろう」
というくらい疾風怒濤の感情が
押し寄せてきたのでした。

その後、居酒屋は
タカコさんファン&なおちゃんファンの
合同貸切宴会?と化し、騒ぐ騒ぐ…。
確かお店の人に3回くらい
「うるさすぎです」と注意されたような気が…。
閉店の時間が来たので
間もなくお店を出なければ
ならなかったのですが
その後も酔っぱらい…いえ
美しい友情で結ばれた
宙組トップと専科2番手ファンの人々は
円陣を組んでかけ声をかけたりなぞ
…色々しつつ
激励の言葉を交わし
なにより今回の公演での
お互いのご贔屓さんの
舞台の素晴らしさを認め合い
名残を惜しんで別れたのでした。

もしも、あの時あの居酒屋に入らなければ…
もしもあの場にいたのが
タカコさんのファンでなければ…
いろいろな偶然が重なって巡り会えた
奇跡みたいな体験でした。
タカコさんファンの方たちはもちろん
一緒にいたなおちゃんファンの人たちの
ノリの良さも素晴らしく
あの場にいられて
本当によかったなと思いました。

宝塚ファンってなんて素敵なんでしょうか。

タカコさんファンだけじゃなく
なおちゃんの退団にあたり
ただなおちゃんのファンというだけで
見ず知らずのわたしに
温かいメールをくださった
他組のファンの方
…もちろんわたしに限らず、
他のなおちゃんファンの方たちも
なおちゃんの退団という名のもとに
まわりのいろんなファンの人が
気遣って力を貸してくれる
という話を聞きます。

なおちゃんが、退団にあたって
まわりのいろんな人の
思いやりや優しさに触れていたように
なおちゃんのファンも
なおちゃんのファンとして
同じように人の優しさや思いやりに
触れていたんですね。
なおちゃんと同じ気持ちを共有できたんなら
ファン明利に尽きるってもんですね(^^)。

タカちゃんもハナちゃんも
なおちゃんが新専科で特出するまでは
ほとんど縁のない人だったのに
その舞台からは思いやりと絆を感じました。
トップさんの位置で入り待ちをして
サヨナラショーをやってペンライトを振り
中央ゲートを出る、という
至れり尽くせりな状況も
かなり嬉しいことですが
そういった状況でそれを送り出す
組子やファンの人たちの
絆や気持ちが感じられたのが、
なおちゃんファンとして
一番誇れることだと思いました。



外食
2003年03月27日(木)

今日は、友達と串揚バイキングに行ってきました。
1時間くらい待つほど混雑していて
「やっぱり歓送迎会の季節だからかな」
「いや〜、時間制限のあるバイキングで
歓送迎会はしないでしょ」
なんて話していたら、私たちの座った
すぐ後ろの席で、盛大な歓送迎会が
催されていたのでした。
それとなく注目してしまったんですが
どこかの会社の集まりのようだけど
全体の年代が若く、ノリが良く
都会的で自由な雰囲気
「一体どこの会社なんだろう…」
と思っていたら、友達がおもむろに
「あたし、聞いてみるわ!
すみません、どちらの会社の集まりなんですか?」
と聞いてみた(積極的だ…)。
そしたらそこは某2番手
携帯電話会社だったのでした。
「携帯電話は、どちらですか?
 ぜひa○をオススメしますよ〜」
と、答えてくれた人は
そのまま営業を展開してくれました。
ちょうど携帯を替えようと
思っていたわたしには
なかなか貴重な体験でした。
最新の機種とやらで
ムービーメールとうたメロを
デモンストレーションしてくれたんですが
これがまた流れるような映像で、音も綺麗。
なかなか感動的でした。
その人の待ち受け画面には
お子様と思われる
赤ちゃんの映像が貼ってあり
ちょっとほのぼのしました。
飲み会の雰囲気も和気藹々だし
あ〜なんかいい会社だな、と思いました。
電話してくれたら
良い番号出しますよ
と最後に名刺をもらいました…。
でも…わたしは
ご贔屓さん在団中に
i宝塚のサイトから壁紙をもらってくる
というはずせない野望があるのだ…。
○zwebにも宝塚の公式サイトがあったら
そっちにしたいところだけど
とても残念です…(・_・、)。
今日の体験で、ますます思ったけど
サービス・機種・イメージ的に
a○ってすごくいいんですよね…。

それにしても○ocomoもはやく
新しい機種だしてくれないかな。
6月までに出してくれないと
ご贔屓さん退団しちゃう。



ご贔屓さんの公演 本拠地での終わり ちかづく
2003年03月26日(水)

ご贔屓さんの、本拠地での最後の日が
刻一刻と近づいてきております。
うっひゃ〜どうすればいいの?
落ち着かないですねぇ。

今日友人から
なおちゃんは千秋楽に
劇場の中央ゲートから
楽屋出をすることになった
というメールが来ました。
よく知らないんですが
普通トップスターが退団する
公演以外の千秋楽は
退団者は中央ゲートではなく
楽屋口から出るものらしいです。

さよならショーもして
中央ゲートも出て
これを名誉なこと
っていうんだろうか、
扱いが良いっていうんだろうか。
でも最後の日には
ポジションとか扱いとか
そういう表面的なことよりも
なおちゃんの舞台から伝わるものを
ちゃんと受け止めて帰ろうと思います。

けれども、改めて思います。
千秋楽の幕が降りた後
さよならショーの15分だけ
大劇場は伊織直加のものなんですね。
最後の1日、その最後の15分間
2500人の客席
新人公演じゃない
なおちゃんのために作られた舞台
それがどんなに貴重か。
立場や扱いが表面的なもの
と書いたばかりだけど
トップスターのさよならとは
違う感慨を覚えるんだろうなと思います。

ジワジワと実感が迫ってきます。
落ち着かないですねぇ。

といいつつも
「不滅の棘」の感想を
メールで語り合ったりも
しているんですが…
だってあの話かなりイケてます。
とにかく内容について色々
語りたくなる部類の話です。

それにしても
この公演が始まる前
確か、わたし@失恋中
のはずだったのに
毎週のように、いや、毎週(^^;)
劇場に通った甲斐あって(?)
今じゃすっかり、わたし@公演中
モードになってしまいました。
幸いなことに…と思うべきなんでしょうか。

世の中では戦争が起こっているというのに…
こんな風に別なこと気を取られていられるのも
幸せなことなんだろうか…。



不滅の棘
2003年03月22日(土)

わたしったら、
ご贔屓さんの退団公演中に
それもあと10日足らずで千秋楽って大事な時に
ドラマシティなんて、
しかも花組のドラマシティなんて
観に行っちゃっていいんですかねぇ。

…と、自分につっこみを入れつつ
足を運んだ「不滅の棘」―――――
スカステで作品紹介を見てたら
これがまたわたし好みの
ドラマティックな悲恋物らしい
ということで、どうしても
観たくなってしまったんですよ。

観て良かったと思います。
作品や出演者がよかった
ということだけじゃなく
個人的にすごくカタルシスを感じました。
これは「カナリア」に続く
宝塚・花組のパラレル・ストーリー
つまりシンクロする物語
ではないかと。

こういう所には書きにくいんだけど
わたしのご贔屓さんとの
利害関係…とでもいいますか…
そういうのが
どこかで尾を引いてて
今の花組って、どうしても
素直な気持ちでは
観られない部分があるのですよ。
そんな気持ちを持って
この舞台を観たら
カタルシスを感じたんです。


  「不滅の棘」の主人公エリィ(春野)は
 16世紀"不死の薬"を開発した父の実験台になり
 図らずも不滅の命を持つことになってしまう。
 それから300年生き続けるエリィ。
 人間の誰もが、欲しがる永遠の命を
 簡単に手にしてしまったエリィ。
 でも彼は叫ぶ。
 「――――僕に命を返して!」
 不死の命を持ってしまった彼は
 もはや人間を超えた存在になってしまったのだ。

 歌の才能があった彼はそれを生かし
 ある時代には宮廷お抱えの歌い手として
 またある時代にはジプシーとして、
 そしてまた最後の時代には
 世界をまたにかけるシンガーとして
 人々の注目を集める。
 でも彼は歌う。
 「望もうと望むまいと スターと呼ばれる
 どうぞ リラックスして お気を遣わず…
 望もうと望むまいと 人々の興味を惹く」

 銃で胸を撃ち抜いても
 死ねない彼だったが
 その一方で、不死の薬の効き目が
 300年を経た今消えてきたのを恐れ、
 その処方箋が書かれた紙を
 必死で探してもいた。

 彼は望んで不死になった訳じゃない。
 彼は、永遠の若さと美貌を手に入れた。
 そしてそれを思う存分享受しているが溺れてはいない。
 なぜなら、彼は不死になった者にしか分からない
 孤独と苦しみを知っているから。
 彼は不死の身を呪っている。
 でも死にたくはない。

 そして彼はとうとう
 処方箋を、愛した女性の子孫に託し
 それを処分させたことに満足し
 塵となってこの世から
 消えることを選んだのだった。

―――――と、これがエリィの
物語なんですが
それがわたしの中で
うま〜く現実と重なって
エリィがおさちゃんそのもののように
思えて来たんですよ。
ちょうど「カナリア」のヴィムが
チャーリーそのもののように見えたように。

だから、言い訳する訳じゃないけど
今の時期に観られてよかったと思うよ。
よくできた話だな〜と思いました。
わたしのように感じた人はほかにいないかな…。
どちらも充実した舞台を見せてくれる、
結局それが一番納得できることなんですよね。

その他印象に残ったのは
ユミコちゃん(彩吹)&あすかちゃん(遠野)兄妹です。
2人ともうまいっっ!!!

2人は、1930年代に判決を迎える
とある事件の被告側の家族として
物語に関わってきます。
被告である2人の母親・タチアナ(梨花)は
強欲で冷酷な女性で、そのために
兄ハンス(ユミコちゃん)は
飲んだくれた不良少年に育ってしまいます。

妹のクリスティーナ(あすかちゃん)は
「兄はお母さんの愛が欲しいだけ」
と分かってはいるのだけれども
2人の間を修復することも
母や兄の乱れたくらしを
止めることもできずにいます。

それでもまだ
救われる希望はあったんですが
クリスティーナの恋の相手が
エリィ(春野)だったことから
事態は深刻な展開を見せ始めます。


 エリィは、クリスティーナの家に伝わる
 「不老不死の処方箋」が欲しいばかりに
 彼女の望むまま結婚の約束をする。
 クリスティーナは、エリィが自分を
 愛してはいないことを感じていたが
 自分の愛で彼を変えることが出来る
 と純粋に信じてたのだった。
 ところが、一部始終を知った母親が
 割って入り、娘を厳しくなじって追い払った後
 「わたしなら、結婚まで求めたりはしない」
 と、エリィを誘惑。
 「処方箋さえ手に入れば
  母子どちらでもかまわない」
 と思っていたエリィは
 タチアナとの取引に合意し
 2人は夜の闇に消えてゆくのだった…。
 そして、クリスティーナは絶望のあまり
 カレル橋の上から身を投げ自殺した。

ここの嘆きのクリスティーナの歌は
ぞくぞくするほどドラマティックです。
絶望するクリスティーナのすぐ脇の道端では
兄のハンスが飲んだくれて
母親の名前を空しくつぶやいている
という演出も効果的です。

 翌朝、エリィのホテルで
 タチアナは娘の自殺を知る。
 クリスティーナは遺書を残していた。
 "お母さん 私分かったわ。
  これこそ人生
  あの方と いつまでも幸せに"
 激情に駆られたハンスが
 母親に掴みかかりながら叫びます。
 「この遺書を読んだか?!読んだか?!」
 言葉も出ないほど激しく揺さぶられながら
 タチアナは悲鳴のように叫ぶ。
 「…読んだわ…読んだわよ!!」
 「嘘だ!この遺書を読んだら心臓が止まるはずだ。
  ここには…あんたの幸せ、って書いてある。
  これを読んだら生きてはいられないはずだ!
  これを読め!読んで死ねぇ〜〜っっ!!」

すごい台詞だと思うけど
それを叫んでるユミコちゃんもすごかった。
その修羅場を、他人事のように見ながら
ウイスキーを飲んでいる
エリィおさちゃんの様子も含めて
このシーンは、怖ろしいシーンでした。

ユミコちゃん、こういう繊細な役を
やらせたら天下一品ですね。
それにまた、あすかちゃんがここまで
純粋無垢な少女を演じきれるとは思いませんでした。
「琥珀」のイメージだと、なんかこう
もっと自我の強い人になるような
気がしていたんですが。

脚本的には
エリィの子供を産んだフリーダ(ふづき)が
どれほどエリィを愛していたのかが
説明不足で、わかりにくかったと思います。
「フリーダはエリィを愛していたからこそ
姿を消したのだ」
ということが納得できて初めて
フリーダの不滅の愛が浮かび上がり
エリィは、自分の命が消えてもいい
と思える訳だから
そこにもっと強い衝撃がないと…。

恋を拒絶するエリィを
さんざん口説き落として結婚したのに
エリィが不死だと分かると
突然彼を拒否し
生まれた子供を連れて失踪。
という事実だけが語られると
なんだかフリーダが
訳の分からない人に思えてきます…。

演出は、衣装・装置がすべて白で
不老不死の処方箋と、エリィの血だけが赤い
というのがすごく効果的でした。
人生は薔薇色、という言葉があるように。
喜びを感じたとき、人生はより色を帯びて見えます。
でも死なないエリィの人生には色がなかった。
彼の時は止まり凍り付いていたから
つまり彼は、人生を生きることそのものが
できなかったのかもしれません。

というわけで、ここに書いた人以外にも
健闘している人はいたと思いますが
特筆するのはそんなところでした。



キャッチ・ミー → イフ・ユー・キャン ← 
2003年03月21日(金)

今日は
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
の公開日。

「あの頃のレオ様が帰ってくる!」
との前評判の高いこの映画
早速観に行ってみました。

ほんとうに「タイタニック」以来の
少年ぽいレオナルド・ディカプリオが
そこにいました。
ディカプリオは現在
たぶん28歳くらいだと思うけど
映画の中では17歳を演じてました。
まったく違和感なし。
というか、映画は
17歳の少年が28歳になりすます
天才詐欺師のストーリーなんですけど。
どっちにしても違和感なし。

ディカプリオ演じるフランク少年を
追いかけ続けるのが
FBIのハンラティ氏(トム・ハンクス)。
フランクの嘘にだまされ続けながらも
彼の正体が少年だということを見破り
ついに追いつめて彼を逮捕。
高校生でありながら、飛行機のパイロット
小児科医、そして弁護士にまでなりすました
彼の巧妙な手口の中で、ハンラティには
どうしても解明できない謎があった。
それは、彼が現実に司法試験をパスして
就職していたことだった。
「どうやって受かったんだ?替え玉か?」
フランク少年をしょっ引きながら尋ねるハンラティ。
でもフランクはそれは秘密だと言う。
そして、ハンラティが最後に食べようと
大切においてあるエクレアを目にして
「…それを半分くれたら話すよ」
と言う。
すると、ハンラティはおもむろに
エクレアを手に取り、フランクの目の前で
おいしそうに全部頬張ってしまうのだった。

わたしはこのシーンが一番好きでした。
ディカプリオとハンクス両方の
愛さずにいられない子供っぽさが
出ていたと思います。この2人最高。

宝塚でやるなら直様とまりえさんだな。

この映画の話は実話で
本にもなっているそうなので
今度読んでみようと思います。



辞書を調べまくったけど分からない。
2003年03月10日(月)

父が新しく車を買ったそうなので
どんな車なのか母に聞いたら
「カチョッペない車」
と答えた。
カチョッペない…って…
どんな意味なんだろう…。

ほめ言葉でないことだけは確かだけど…。

※秋田弁らしいです。



恋は盲目
2003年03月05日(水)

「わたくしは夢を見ていたのです。
 でももう醒めました。
 楽しい夢でしたが…」

という台詞が
昔の宝塚の公演にあったけど
今まさにそんな気持ちかも。

今思うと、彼のことを
尊敬する、なんて書いたことが
あ〜っっっ…悔やまれる…。

わたしは何かの見栄のために
利用されたのだろうか。
それとも最初から
どうでもよかったんだろうか。
でも、たぶんそれほど
酷い人ではないんだと思う。

確かに悪い人ではない。
それに、だれにでも間違いはあるし
どんな善良な人でも愚かなことをする。
根は純粋で繊細なのも事実だと思う。

でも、どんな純粋さも繊細さも
人に対する誠意が欠けていたら
その人を信じることができない。

信じられない人を
尊敬することはできない。
好きでも、尊敬できなければ
たぶん一緒にはいられないと思う。

また、あの人なりに
わたしの推し量る事のできないことを
悩んでいたのは
事実だろうけれども
それは彼自身が掘った穴なので
わたしにはこれ以上どうすることもできない。

ヒロイン気取りで言うんじゃなく
ほんとうにわたしにできることがあれば
なにか一言言ってくれさえしたら
助けになりたかったんだけど
たぶんもうそんな機会もないんだろうな。

とにかく、このことで
あまり怒ったり嘆いたりするのはよそう。
「わたしはなんにも悪くないのにっ」
って思いすぎると傲慢になる。
「なんて酷い人なんだ」
と思うのもやめとこう。
わたしはその人といて
楽しかったのも事実なんだから。
「楽しかったことは全部偽り」
と思うのもやめとこう。
もうちょっと落ち着いたら
きっとそれなりにいい思い出になる。

それにしても悔しいな。
いつもどこか気持ちの中で
闘っているような気がしていたけど
それで結局…わたしは負けたんだろうか。
確かにわたしは手の内のカードを全部見せてしまった。
でもその時相手は目の前から逃げてしまっていた。
なんて中途半端な結末。
わたしにはもうなにもするべきことがない。

ま、こんなこと世間の中じゃ
蝸牛角上の争いにも足らない出来事。
自分の世間知らずを改めて痛感してしまう。

これからは、顔を重視するのは
本当に本当に趣味の宝塚だけにしよう
…分かっちゃいるけど。
なによりも大切なのは誠実さよ。
シニカルでワルっぽくて
繊細で純粋な人のなかにも
誠実な人はいる、と信じて
がんばって生きよう…。

アーメン。



ご贔屓さんの公演はじまる
2003年02月24日(月)

ご贔屓さんの退団公演が
とうとう始まってしまいました。
宝塚に向かう前
わたしは別のことで悩んでいて
もう初日どころじゃないってほどだったのに
2泊3日、1公演も逃さず
ご贔屓さんの舞台を
見続けているうちに
あ〜ら不思議
かなりいつもの調子を
取り戻している自分がいました。

行く前は宝塚やご贔屓さんの
存在が、とても遠い世界のように思えて
「こんな状態で行けるのかな」
と思っていたのけれども
4年の間見つめ続けていた
スターさんの最後の晴れ姿ですもん。
やはり心の惹き付けられ方が
ただの舞台とは違ってました。

結局は非常にタイムリーな観劇だったわけです。
でもこれは現実逃避じゃない。
わたしは、現実でできるだけのことはやったから
逃げ出す理由はどこにもないし
夢の世界で英気を養ったのだと思います。

この公演、ご贔屓さんの活躍は
別として、ゆうかちゃんと
ハナちゃんのかがやきが
とても印象的でした。

特に、ゆうかちゃんのあの華は
いったいなんなのでしょうか。
まさに散る寸前の満開の椿。
センターに立てば立つほど
その眼光の鋭さと
端正な美貌が更に広がりを見せ
目が離せなくなってしまいます。
これ以上路線スターとして
扱われることに違和感を覚え
悩んだ末での退団のようですけれども
「脇に置くには惜しい」ということを
改めて証明したようなこの公演で退団とは
…なんてもったいない。
ショーで、ゆうかちゃんが
「♪熱い視線〜 背中に受〜け
スターのおしごと 快感! オー!イェー!!」
と豪快に叫んでいるのを見るにつけ
「皮肉よのぅ」と思ってしまうのでした。

ゆうかちゃんと言えば
なおちゃんと組んで
ショーでデュエットしているのですが
その場面、清らかで宝塚らしい
雰囲気は好きですが
音楽・振付がちょっとありきたりかも。
今回、全体的に齋藤先生にしては
個性の甘い、無難なショーのような気がします。
気に入っていて好きなショーではあるんですが…。


宝塚滞在中
なおちゃんのお食事会に
参加した友人が
なおちゃんの語った
ゆうかちゃんについて色々話してくれて
非常に面白かったです。
ここに書くのは遠慮しておくけど
きっとお茶会でも
話題になるんじゃないかと思います。

なおちゃんとしては
花組時代、下級生の蘭トムくんについて
よく語っていたのと同じ感覚で
話しているのでしょうね。
これまで絡んだ、ワタルくんや赤坂君も
そうだったし、なおちゃんって
その時々に関わる共演者や下級生に
わりと深く、自然に
馴染んだり染まったりできる人
なんじゃないかと思う。

それと、誰かが
プリントアウトして渡されたのを
なおちゃんが読んだという
「なおゆうか」というサイトっていうのは、
いったいどこのどんなものの事を
言っているのかが気になります…。
そんなスバリな名前のサイト
わたしは知らないのですけれども…(^^;)。
自分から食事のネタにできちゃうくらいだから
きっと腹は立っていないんでしょうね。
なにをお読みになったのかは分からないけど
そこがなおちゃんの懐の大きいところだと思う。
なんでも良心的に解釈して笑い飛ばしてしまえる感じ。
豪快・余裕というより、それがたまに
ズレているというか、脳天気に
見えてしまうところがまた魅力。



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