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食べ物の味がしないというのは苦です。
ひどい
蕎麦を食べます。

| 2004年10月26日(火) |
クルテクとズデネッグ・ミレルの世界 |
思ったことを1行で。これは感想とは言えない。
『知りたがりワンちゃんと水』
ワンちゃんて。子犬がすごいかわいい。
『コオロギくんとバイオリン』
コオロギくんはきこりのおじさんに誘拐されたときの記憶が曖昧です。
『コオロギくんとクモ』
怒る2本の足、勘弁してくださいよーの2本の足、歩く足、演技分けが良かった。
『イモムシくんは大スター』
踊るのがかわいかった。蝶になったら顔がなくなった。
『誰が一番強いのか』
優しい男じゃなくなっているではないか、傲慢な男だ。プロバガンダっぽい。
『クマの……・・』
あー
書くのがめんどうくさくなったので、残りは次回。次回はあるのか次回。
道路に赤い絨毯を200Mもひいて、芸能人が歩いている様子の中継を
大きいモニタで見るのにお金払うイベント、開会式。
明日はもうチケットが売りきれで、蜘蛛のオブジェの横で、グッズを売ります。
インフォもやります。映画のことより六本木ヒルズのことを聞かれるけど、
六本木ヒルズはすてきなので気になりません。
眠い、電車、電車。
日本でこれほど電車に乗っている映画は珍しい。
| 2004年10月21日(木) |
Sonnenallee |
白文字。提出用のアップ。
映画「Sonnenallee」の感想
映画が始まってまもなく、風に吹かれる木屑か紙くずのようなゴミ、これと同じようなものが、エンディングで踊り出す街の人たちが映る直前に映し出されていることに気づいた。
ベルリンを分ける壁が存在し、灰色っぽい建物で囲まれた街があり、恋も愛もまだない、有るのは西の音楽だけ、そこで物語が始まる。愛が生まれるためには最初からなにもかもあってはいけない。事件があり、進展があるから映画は楽しい。このはじまりがあって、壁崩壊を思わせるエンディングは集まって踊る人々、ベースになる銃、なくなったように見える壁、ハッピーエンド。この映画は、風に乗ってやってきた木屑が舞ってきて始まり、去って終わる、短い映画だ。盛りあがって、盛りあがった余韻を残して終わる音楽のような映画だ。
映画のタイトルも「Am kurzeren Ende der Sonnenallee」のほうが良かったんじゃないかと思う。東の端っこから60mくらいのところに壁があり、そのまわりが、物語の舞台なのだから。映画では確かに壁の間、死のゾーンにラブレターが落ちるシーンはない。このシーンを入れたら映画は90分で軽くおさまらなかっただろう。テンポの良い音楽のように映画は作られており、この音楽に120分は長すぎる。テンポがおかしくなる。故に、死のゾーンのシーン、壁と直接関わるシーンはカットされてしまったのだと思う。
しかし、「Sonnenallee」、太陽通りは、ただの一つ通りである。太陽通りの入り口の手前にあるのは別の名前の通りだし、出口の先にあるのはまた別の名前の通りである。4kmの太陽通りの物語は、あまり面白くなさそうである。私は、「東の端っこの60mのあたり」、この小さな場所で起こる、この小さな物語(90分)を、面白いと思ったのである。
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