紫
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「せこガニ、食べる?」
家に帰るやいなや、母が聞いてきました。
せこガニとは、メスのカニのことで、足にはあまり身は詰まっていませんが、ミソがおいしいようです。
足のほうが好きな私は、せこガニはあまり食べたことがありません。
カニみそは好きだけど、甲をあけて食べるのは面倒くさいし、ポタポタこぼれるし、手も汚れるし………。
あれこれ考えている間に、せこガニが食卓に置かれました。
あぁ、釈然としない私。
「足が面倒くさいねん」
とバキバキと足を折っていく母。
カニみその好きな母は、昔からカニを食べさせると右に出るモノはいないと思うほど、上手にカニを食べていきます。
母が子どものころ、城之崎出身の祖母に、よくカニを食べに連れていってもらったとのこと。そして、カニの食べ方は祖母に教えてもらったそうです。
「ここをこうしてね…、あ、それは全部取るの」
甲の食べ方は何度も教えてもらっているけれど、いつも途中で面倒くさくなってやめていました。
でも、今日はなぜか「最後まで食べよう」と思いました。
なんとなく、その「カニの食べ方」は、無形の資産、のような気がしたからです。
それでもやっぱりカニは足がいちばんおいしいんですけどね。
高校時代の恩師と数名の同級性と宴会でした。
卒業して約15年。
みんな、それぞれいい感じで歳を重ねているようでした。
人生をやりなおしたいと思ったことはないけれど、もし戻るとしたら、私はすかさず「高校時代」と答えるでしょう。
それだけ私には充実した三年間でした。
とても仲のいいクラスでした。
全員で取り組んだいろんなイベントを今もよく思い出します。
何年か前に一人欠けてしまったけれど、その彼女も含めて私の中では宝物の時代です。
ということで、当時の私はとっても純粋でかわいい高校生だったのだ。
これだけが言いたかったのでした。
ちゃんちゃん。
| 2002年11月24日(日) |
誰にもあげられない時間 |
カーオーディオが壊れました。
ラジオは聴けるけど、テープは聴けません。
新しいのを買おうと、ネットで検索。意外と高いんですね、これがまた。
テープだけのヤツでも1万円はしているし。
それでも、どうしても欲しいので、今度、オートバックスに行く予定です。
これで、「欲しいモノ」の一つが実現します。
物欲、はあるのですが、購買欲はありません。
迷いに迷ったあげく、買わない、というパターンが多いです。
とくに一人で買い物に行ったときは、ほとんど何も買いません。
洋服は別ですが。
カーオーディオも、「結局、や〜めよ」なんて結果にならないように、十分に下調べをしてから行くつもり。
店頭で見ただけだと、ワケがわからず「や〜めよ」になってしまいがちだからです。
車のなかで聴きたい曲はたくさんあります。
「ブルーハーツ」だったり「ハシケン」だったり「イル・ポスティーノ」のサントラだったり。
車のなかという、だーれもいない空間で、もう私のなかだけにしか残っていない思い出にひたるのも、それはそれでいいモノです。
だーーーれにもあげられない、時間、です。
いつもパソコンを置いている机の上が、ゲラ(校正刷り)に占領されているので、仕方なくゴミ箱の上にノートを置いて日記を書いています。
旅先ではいつもゴミ箱の上で書いているので、慣れっこです。
今日は久々にセミナー取材でした。
取材と言っても私は編集担当なので、記事を書くわけではありません。
セミナーには何度も出席しているけれど、「取材」として出るのは初めてです。
セミナー自体はとても勉強になりました。
やはり、私は「看護」が好きなようです。
ただ、企画の段階になって、やはり私の甘さが出てしまいます。
私の考えていたことよりも、さらに具体的な企画を出してくるライターさんとその雑誌の編集長の前で、私はほとんど話しができませんでした。
情けない。
情けない情けない情けない!
でも、今日は懐かしい雰囲気に触れられて、ウレシイ1日でした。
ぜいたくを言えば、もっと「懐かしい人たち」とゆっくり話しがしたかったな。
それはまた今度のお楽しみ、ということで。
おやすみ。
ここ数年、少食を通していた私。
一人前を食べるのが精一杯、というより、一人前を食べることはあきらめていました。
残して当たり前、という「もったいないお化け」に襲われても当然な毎日でした。
夜の「飲み」で、栄養をたくさん摂ってはいましたが。
ところが最近、あら不思議。
一人前を食べられるようになっていました。
一人前どころか、人より多く食べているときもあります。
その分、体重の増加も激しいモノがあります。
生活のリズムが、変わったからでしょうか。
とある社会のストレスがなくなったからでしょうか。
毎日、おいしい洋食を食べているせいでしょうか。
それとも、ヤケ食い?
なんでもいいけど、この間、食べた鮭茶漬けと明太子スパゲティサラダがバツグンにおいしかったこと、お寿司をたくさん食べたこと、ラーメンを一人前全部食べられたことは、なんとなく、心も体も元気になってきているようで、とてもとてもウレシイことなのであった。
今日はなんだか変なワタシ。
おやすみなさいませ。
カーステレオ、プレステ2、ファイナルファンタジー、新しい携帯電話、新しいウインドウズ、新しいマッキントッシュ、視力のいい目、マウンテンバイク、テント、デイバッグ、並びのいい歯、ベルギーで飲むビール、なんでも弾けるギターの腕前、一眼レフ、回転の速い頭脳、自宅の近所に本屋さん、人なつっこくない猫、藤野の豆腐、去年買ったのになくしたあたたかい手袋、友の持っていたポケットのついた白いマフラー、飲んでも眠くならないことが書いてある本、………etc.。
さて、このへんで。
おやすみ。
ハイキングに行きました。
兵庫県の新神戸からロープウエイに乗り、「布引の滝」を見て、再度山(ふたたびやま)を登りました。
滝はロープウエイからちらりとしか見なかったけれど、山の紅葉は見事でした。
でも、階段状になっている山道が多くて、私は舌をかまないように歯を食いしばって歩きました。
お昼ごはんのおにぎりや、あたたかいインスタントラーメンや、卵焼きにウインナーが、とてもとてもおいしかったのは言うまでもありません。
途中でまわってきたミカンがとてもとても甘かったのは、ごくごく一部の人たちには内緒です。
そのときどきの思考・言動をがんばって、デジカメにおさめていったけれど、最後の最後にデータを損失。
デジタルって怖い。
もう、考えない。
おやすみ。
兄弟姉妹って不思議だな、と最近よく思います。
法律的に言えば「二親等」という親よりも遠い存在だけど、それでも誰よりも自分の立場に近い人、のように思います。
年が近ければ近いほど、同じ「時代」を知っていて、生きて、そして、同じ「血」をもつ人間として同じ感性を磨く。
それでも、互いの「棲み分け」は違ってくるけれど。
私は兄が一人、います。
子どものころから、兄には影響を受けっぱなしでした。
「卒業」という映画が好きなのも、古文や歴史が好きなのも、SFを観たり読んだりするようになったのも、なんとか「ごっこ」が好きなのも、百人一首を覚えたのも、すべて兄の影響です。
初めての「料理」も兄から教えてもらいました。
中学生でした。
今は、あまり口をきくこともなくなったけれど、それでも兄の言動はいまだに気になります。
「仲の悪い兄妹」として育ってきたけれど、本当は互いの考えていることを互いによく知っている。
そんな気がします。
うまく言えないけれど。
うまく言えないまま。
おやすみ。
あまり、大きな声では言えませんが、私はかなりの「偏食」です。
恥ずかしいので、あまり言わないようにしていますが、「肉」だけは「嫌い」と言うようにしています。
気を遣われて、5000円のヘレステーキをごちそうされたりなんかしたら、たまりません。そんな人、滅多にいないのでしょうけど。
子どものころは、もっともっと偏食でした。
食べられるモノがなくて、母親がいつも困っていました。
それでも、一人暮らしを始めてからは、「生きていかなくては!」と思い、いろんなモノにチャレンジしました。
たとえば、イカ。
あのツルツル感が嫌いだったのに、今ではすっかり好物になっています。
そして、海老。
あのくるりと曲がった「形」が嫌いだったのに、エビチリ大好きになりました。
さらに、アスパラやブロッコリー。
「洋野菜なんて食べられなーい」と思っていたのに、この2つはついついサラダ用に買ってしまいます。
そうそう、セロリ。
もう、生で食べるとシアワセです。
大人になってから、食べられるモノを少しずつ増やしていきました。
増やしていって気づいたこと。
これって全部、居酒屋で始めて食べたモノが多い…。
私の酒飲みは、私の健康の一助にもなっているのです。
はい。
おやすみ。
ずいぶんとゆっくり寝ました。
といっても一度、6時に目が覚めたのですが、あまりにも寒くて布団のなかにいました。
7時半ころにのそのそと外に出ると、もう朝ごはんを作ってくれている人がいました。
どうも、ありがとう。
みんなで少しうだうだとしたあと、後かたづけをして解散。
帰る途中、枚方大橋を渡りました。
去年も、この橋を渡りました。
去年と同じくらい、空が気持ちよく晴れ渡っています。
それでも、去年の私と今の私では、いろんなことが違っています。
違うことにまったく後悔はしていないし、よかったと思えることもたくさんあります。
こんなに心が落ち着いていられるのも、すべて「私の秋」が始まったからでしょう。
私の「いつもいる場所」に戻って、「いつもいっしょにいる人たち」と会って、ぼーっとした時間を過ごして、おいしいスープを飲んで。
「あ、この時間って、宝物?」
そう思えた瞬間、とてもとても強くなった気がしました。
秋、ばんざい!
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