椰子の実日記【JOYWOW】
2006年07月30日(日)
海の家ライブ

DAKE&ZONOライブ in 葉山。海の家LAHにて。 お客さん、満員御礼。 葉山の海と夕焼けとボサノバはとてもよく合う。 Taizo、あきらとBスクエアの打ち合わせなど しながら、たっぷり3ステージ、楽しんだ。 DAKEちゃんもZONOも楽しかったようで、 何より。 朝から来客も多く、ばたばたしているうちに あっという間に月曜へと日付が変更になった。 そして、梅雨も明けた。 ぼくの大好きな夏はこれから。
2006年07月29日(土)
AMIGOフル稼働!
JOYWOWオープンセミナー、8月30日の都内は おかげさまで現在79名。80名の募集人数に対して あとお一人様となりました。まあそこは何ごとも 柔軟なJOYWOWなので、100名くらいまでは「何とか なる」と思っています。ひきつづき、どんどん お誘いあわせの上、お申し込みくださいね。
ボランティアスタッフ、JOYWOW AMIGOが各地で 続々と手があがって、こちらも嬉しい限り。 ご当地にちなんだネーミングをしよう、と いうことになり、
大阪は AMIGOまいど 北海道はAMIGOどさんこ 沖縄は AMIGOめんそーれ 名古屋、静岡、上海は検討中。
こちらも随時募集中です。
以上いずれも、 事務局joy@joywow.jpまでご連絡ください。
2006年07月28日(金)
政木先生
政木和三先生というかたがいらっしゃる。
電気炊飯器、エレキギター、自働ドア、美顔器、 非破壊検査機、・・・などなど、発明は3,000品目 以上。1秒で発明できちゃうから、特許庁に申請 しても、名前は消してしまう。知的財産を 私有することに興味がないのだ。
日本の家電メーカーは、特許庁の発明品リストを 見ておき、一年後には先生の所有権が消えるのを 待ち、製品化する。
昭和時代、日本の、否、世界の家庭にある電化製品で先生の 発明にならないものはないほどだった。
先生が阪大を定年退職し、岡山の林原に移られた とき、松下電器、日立など、日本の大手家電メーカー の経営者たちが、「先生のおかげでたくさん製品化 できました」とお礼に訪ねたという。
先生の言葉は、いずれも素晴らしいが、特に次の 一言、勇気づけられる。
修業とは周りに喜びを与えること
先生の講演録、発明品などについては
ここからリンクを辿ってください(→)
2006年07月27日(木)
安堵感
帰りのJR、横浜から飛び乗ってきたおとーさん、 鼻息滅茶苦茶荒く、
フー、フー、フー、フー、フー、フー、フー
周囲の視線も何のその、構わず、どさ、と重そうな 大きいバッグを網棚へ。リュックももっていた。 短パンの軽装を見ると、どこか山にでも行っていた のだろう。
傍若無人に短パンはかせてめがねをかけさせ、 60歳にすると、こうなります
という、「ご家庭でできる傍若無人父さん」 なんであった。
魂の年齢は7歳程度。まとっている肉体だけが 60歳。このタイプが、一番大変なんである。
こういう人たちが社会の一線から退いて、めでたい と思うのだが、かわって、地域社会とか家庭とか サークルとかが引き受けなければならないわけで、 そういう意味では、会社はとてもよい「保育園」 だったんだなあ、と思う。
傍若無人君が大船で降りたあと、車内はあきらかに 「ホッ」としていた。そしてこの安堵感は、 彼が退職した会社組織にいる人たちが感じたで あろう安堵感と同じなんだろうなあ、と思い ながら、DAKE&ZONOの待つ葉山の海岸へ向かった。
2006年07月26日(水)
幸せ感の話です
今朝の朝日新聞にフィリピンの世論調査で8割が 「幸せ」と回答している結果を報じている。 経済格差は一人あたりの国民総所得で日本の 1/30だが、この「幸せ感」は素晴らしい。 要するに、経済は人間を幸せにするのではなく、 「こころ」の問題なんだということを証明している のである。
「人間の力を超える存在を信じ」ている点にも 触れていて、素晴らしい。
物質文明のものさしを導入した途端、人間は、 「めざすべき遠い星」に「幸せ」を置いて しまう。これは即ち、「現在の否定」に つながるんだ。「不幸感」になる。
映画『Always三丁目の夕日』は、そんな、ぎりぎり の分岐点にあった日本を描き出す。昭和33年。 ぼくが生まれた年だが、三種の神器、テレビ、 冷蔵庫、あと忘れたが、そういう物質たちが 手に入るようにがんばり「始めた」のが、 ちょうどこのあたりなのだ。
だから、物質文明のインストールでは、人間は 幸せを感じられず、フラストレーションやストレッサー (ストレスのモト)に囲まれるだけなんだ。 ちょうどバリやフィジーの都市(ナンディなど)が いま、この病魔に浸され始めている。
それにしても、やれ、なんとか容疑者がどうした、 犯行現場はどうした、ということばかり 報じるマスメディアに嫌気がさしていたが、 この記事のように、「いい話」をもっともっと N(北)、E(東)、W(西)、S(南)から 集めてくれたら、楽しくなるのにね。
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