思考回路2011
もくじむかしあした


2001年07月11日(水) ダウン

吐き気がする。ご飯食べると気持ち悪くなる。
連続で休みだから、その間に立て直そうと
思っていたら、電話。
どうやら店長もダウンらしく、変わりに
店に出てくれないかという。1年付き合って
理解してきたが、この人は信じられないことに
精神的には弱くダイレクトに体調に影響が現れて
くるらしい。精神的にくる筋肉のコリが全身に
広がって口を開くのも苦痛で、頭痛もひどく、
医者に行ったら1日安静にしていろと言われて、
薬の中には精神安定剤も含まれている。
と、言われたら、吐き気程度でダウンしてる
身としては何も言えない。
とどめは、今回の事件も影響している。
おしまい。
朝起きても気分が悪い。食べると、立って
いられないので飲まず食わずで店へゆく。
まず、ハトの死体と遭遇。
空調の工事とかで、換気を止められ、厨房は
サウナ状態。あまりの熱さにタイマーの時計が
ぶっ壊れる。
絶対吐く・・・と思っていると混み始めて
それどころではなくなる。
初めてウイダINゼリーを半分食う。ようやく
この食品の存在意義を認めた。でもブツブツ感
が気持ちわるい。
とりあえず食わなければ、大丈夫らしい。
拒食症にならないよね。
しばらく様子を見よう、にしても事件で
多少なりとも影響は出てるようだ。
やっぱストレス受けてんだなぁ。


2001年07月10日(火) 警官との遭遇は

昨日は7月7日例の日の売り上げ金の入金で
パニックを起こす。わけわからん。
仕込みも終わらない、下物のも出来ない、
クレームくるわ、頼りの店長は電話で冷たいわ。
もうイヤだ、イヤだ。といいながらヘロヘロ。
今日は地元の警察へ、やっと今日から休みなのに
訂正する個所があるからと、店から伝言。
初めていつも素通りしていた派出所に足を踏み入れる。
どーして警官って・・・端的な単語で話そうと
してくるんだか。あれじゃ伝わらないっつーの。
話は通ってなくて、そんな通達聞いてないぞと
浅黒い兄ちゃん警官は言い出すし。
いきなり「おまえ」呼ばわりだし。
連絡が付かなくて、しばし待つ。
ちょうど面接?のような事をしていたところだった。
警官希望の男の人がいて、どこ受けるんだと
浅黒い警官が聞いている。
外から聞こえてくる信号機の音,前を通る人々。
ガラス越しに眺めていると、別の世界にいるような
錯覚に陥る。
警官志望の男の人が出ていった。
さて、やっと用件がなんなのか分かる・・・・?
????。
で?。
沈黙。
警官ってのは説明するってことを知らないらしい。
しょうがないので、外を見ていると、カバ顔の警部が
やってきた。
やっぱりこの警部、明らかに差別を受けている。
ようやく本題。詐欺の「ぎ」の字が違っていた。
警官が言ったとおりに書いたんだけど・・・。
ただ、それだけ。なんだかなぁ・・・。
しかし話は変な方向へと向かう。
年齢などを答えていたら突然えらいことを言い始めた。
「おまえ、婦警になれ!!」
なんでやねん!?。

まだ若いし、だました詐欺犯を自分の手で捕まえたいって
志望動機を言えば一発で受かる!!。と力説。
本気で応募用紙を持ってくる、こうゆうのも縁だと言って。
話の展開に、め、めまいが・・・。
やばいと思ったので、目指してるものがあるので
と言ってかわす。当然、何だ?と聞かれたので、
漫画ですと言い、モンタージュ描いたのわたしですと伝える。
「あれおまえが描いたのか。警察でやったやつじゃ
ないのか。似てんのかアレ!」
うーむ、あの絵が、警察の中で出回ってるのか・・・と
思うとなんか笑える。
用件はすんだので、とっとと脱出。
「応募用紙とりに来い!。」
最後まで命令形&態度デカイ浅黒い兄ちゃんだった。
できれば、もう絶対に関わり合いたくない人々だと思う。


2001年07月09日(月) 忘れられない七夕3

その後、警察に電話した。店長も部長も、事務所のエライさんも
店に来た。店長は目線をあわさなかった。
詐欺にあったことよりも、どうして金庫からお金を動かすのに
許可を得なかったのかに怒っていた。
部長もエライさんも不思議なことに怒ってはこなかった。
むしろ声は穏やかで、逆に不気味だった。
カバとゴリラとナスに似た警官の要領を得ない質問に答え
わたしは1人、警察署につれていかれた。
カタカタと古い形のワープロが鳴る中、一部始終を語りおえる。
近くの別の個室から、怒鳴り声が聞こえてくる。
モンタージュはあまりにも原始的なシロモノで、自分で似顔絵を
描いた。この似顔絵は70%くらい似ていますと描いて拇印を
押した。こんなときに役に立つとはなんともまあ。
店に一度もどった、時間は夜7時を過ぎていた。
一緒にお金を数えていた古株の子が心配そうな顔で迎えた。
事務所で店長に電話をいれた。
もうすぐ1年になる、関係の修復不可能と思われていた
宿敵店長。ストレスの元凶店長。
店長はちょうど社長のところから帰ったところだったようだ。
社長は笑っていたと言った。どーしてそうなるかなと
あきれた笑いだったのかもしれない。
最近はうちの系列の店の体制がゆるんでいていたので、いい教訓に
なったとも言っていたが、お金はわたしが弁償することになった。
3分の1を監督不行届で店長が残りの3分の2をわたしが。
すみませんと謝ると、ブァーカ!と言われた。
辞めることを考えたかと聞かれ、はいと答えた。むしろクビだろうと
思っていたから。
「辞めることなんて考えなくていいから。居心地を自分で悪くしないように」
まったくこの人からこんなセリフを聞こうとは思いもよらなかった。
この事務所で店長に何度泣かされたことか。
そうしてまた泣いたけど、今までとは違う理由だった。
うちの店に秘密はない。あっという間に広がるだろう。
実際、あっという間に広まった(笑)。
いろいろ聞かれ、それぞれの方法で慰めてくれていた。
いいヤツらだなぁと、思った。
この店に来てよかったと思った。
高い授業料を払ったが、別のものをもたらしてくれた
七夕の出来事だった。

(この話はノンフィクションです)


2001年07月08日(日) 忘れられない七夕2

当時店にいたのは4人。
新人の主婦、古株の女の子2人。わたし。
事情を説明すると、急いでお金を数えに事務所へ
向かった。11万あるとはいえ、お金はすべて
両替されていてこまかいのだ。時間はとっくに過ぎている。
数え初めてすぐ、古株の子が子機を持ってやってきた。
○×不動産からだという。
声は、ドラマで良く聴くようながらの悪い感じの声で
早く持ってきてくれないかと言う。話は聞いていて
のばしてはいるが、もうすぐ閉めるから。
古株の子のほうが金庫には詳しい。お金を数えてもらうのを
手伝ってもらう。4時半に本部の人が来てくれるとはいえ
このお金を出せば、土日のレジでお金がなくなる。
さきにレジの大きなお金を両替してからにしようと
店に戻ると、また不動産屋から電話がかかってきていた
らしい、受話器を渡されると、さっきよりもさらにがら悪く
脅しめいた感じで、もうシャッターを閉めたから、
早く持ってきてくれと言ってきた。
時間は45分を回ろうとしていた、2人で大急ぎでお金を
数え両替をすませた。
社員はいないと答えた時、あなたでいいから持っていってくれ
と言われていたので、わたしが持っていくことになった。
脅しめいた感じだったので行くのはイヤだったが
とにかくおさめなくてはという思いで、近所の弁当屋に向かう。
2件隣の二階。見ると・・・?。看板のたぐいは出ていない。
反対側の2件となりなんだろうか?と思い、動いたとき
後ろから声をかけられた。
振り向くと、第一印象。いかにも不動産業者(悪質系)。
たじろぐ。わたしは制服を着ていた。
「××店の子でしょ。不動産屋のものだけど。今ちょうど
車のところに降りてきたんだ。お金もってきてくれた?」
50代〜60代ぐらい、小柄で色白。
オールバックで白髪混じり。
極端に頬のこけている骸骨めいた顔。
目はぎょろっとしていて、クビが細い。
趣味の悪いプリントシャツをきていて、手には黒いカバンを
持っていた。
なにか無意識下で感じていたが、まだ表面には出てきていない。
もっていたお金を路上で手渡した。
男はお金を数えるでもなく、カバンにお金をいれる。
またしても何かを感じた。やばい感じ。
「これだけ?」
お金をわたし終わると、あとはちゃんとおさめて納めて
おくからと言った。
わたしはすぐにきびすを返し店にもどった。
戻って、なにか変だと、古株の子に言った。
いくら話は通っているからといったって、金額も確認せず
領収書のようなものもくれない。
なにかヤバイ。おかしい。
半分は冗談めいていたが、半分は本気だった。
本部にお金を納めたという報告をしようとしたが、本部の電話
番号が見つからない。しょうがないので店長に電話をすること
にした。家にはいないから、携帯に電話をすると。
・・・・。
店長はずっと家にいた。
事情をかいつまんで話しただけだったが、あっさりと
それは詐欺だ。と言われた。
本部に服部なんて人はいない。

続く→


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