東京の片隅から
目次きのうあした


2021年11月16日(火) その先へ

今年来年再来年あたり、おそらく「次」を考えなければならない予感。この先どうするか、どうしたいか。自分しかり、家族しかり、仕事しかり。
数年前から第3コーナーを曲がる感覚はあったんだけど、もうちょっとちゃんと第4コーナーの先の直線も見ないとダメかな、という感じ。でも気が重い。


2021年11月15日(月) 七五三

職場の近くの神社で七五三参りの家族連れをわりとよく見かける。
3歳5歳なら就学前だから混んでいない平日に有休を取って参拝・写真撮影するのもありだろうし、7歳でも親の仕事で平日休みの家もあるだろう。平日の方がレンタルも撮影もお参りも空いているから余裕ができる。
自分の子どもの頃と比べるとレンタルが普及した分、和装の男児が増えた気がする。


2021年11月14日(日) いしやきいも

今年はまだ石焼きいものトラックの声をまだ聞いていない。灯油トラックのオルゴールは聞いた。
昨今はスーパーマーケットの店頭で焼いて売ってるから、焼きいもトラックは厳しいだろうなぁ。今ある車が廃車になったらあの販売形態はなくなっていくんだろうな。


2021年11月13日(土) なにいってるかわからない

昨日の切符の話もそうなんだけど、こちら側が一般常識だと思っている事象が現在既に存在しなくて、子どもに話が通じないというパターンが散見される。
私の親世代と私の世代には連続性があるが、私の世代と子どもの世代の間には断絶がある。ジェネレーションギャップどころの話ではなく、タイムスリップに近いかもしれない。
すこし前の小説が読まれなくなっているのも原因の一つに「何を言っているのかわからない」というのがあるんだろうな、と思う。よく本を読む子だったらこれまで触れてきた言葉の蓄積で類推できるんだろうけど、いきなり名作系を読んで知らない言葉がどんどん出てくるとお手上げだろう。
うちの子どものように視覚優勢タイプの場合は特にそう。朝ドラのように少し前の近現代を描くドラマだったり映画だったり映像に触れる機会がないとますますそういう傾向が高まるだろうなぁ。画像を検索して、店ながら説明することも多い。歌謡曲も説明しながらじゃないとわけわからないらしい。
ライトノベルがファンタジーばかりなのは「フィクションである」というのがはっきりしているぶん、「知らない事象」がほとんどなわけで、逆にハードルが低くなっているのかもしれない、と思う。


2021年11月12日(金) 切符

姉の家から出勤するときに、久しぶりに切符の券売機を見た。
いや、どの駅にもあるんだけど、普段定期券を買うときとICカードにチャージするときしか近寄らないし、切符そのものもずいぶん触っていないなぁと思う。
そういえば子どもが何かの文章で読んだらしく「切符にはさみを入れるってどういうこと?」とこの前聞かれたので、画像検索でいろいろ画像を出して、いわゆる「はさみ」じゃないよ、というところから説明した。
料金別に物理ボタンがあって子ども用はフラップを開けて買う、とかそういうのももう通じないんだろうなぁ。どこかにまだあるのかな。
あの時代の券売機は行き先ごとにボタンが分かれているから切符を買う前に券売機の上の路線図を見なければならなくて、だからこそ路線図が頭に入るという怪我の功名?もあったように思う。


2021年11月11日(木) 朝の旅

そのまま姉の家に泊まらせてもらい、翌朝そこから出勤。
今日は姉はたまたまテレワークとのこと。何かあったらまたすぐ呼ぶように伝える。もともと胃腸の弱い人な上、今年は仕事と私生活のあれこれで忙しかったので、疲れが出たのだろうと思う。
いつもよりも早い時間帯の電車は夜勤明けなのか日避けにジャンパーを頭からかぶって眠りこけている人もいる。不思議な感じ。


2021年11月10日(水) 夜の旅

夜、風呂支度をしていたら携帯に電話。知らない番号。何かと思ったら救急隊員からであった。姉が倒れて搬送されたらしい。父にかけたが出ないので(もう寝ていると察せられる)こちらに電話が来た模様。
病院に搬送するものの、そのまま入院するにせよ治療で済んで帰宅するにせよ大人がもう一人いないといけないいらしい。義兄はあいにく出張中。子どもたちも一緒に救急車に乗って病院に行くらしいので、搬送先の病院名を聞いてそこで落ち合うことにした。
電車がまだある時間なので、まーさんに家のことを頼み、電車で向かう。
遅い時間なので電車は空いている。コロナ前ならば残業や飲み会などで遅い時間でもそれなりに人が乗る路線だが、こういうところにも影響があるんだなぁとぼんやりと考える。
救急隊員に聞いた病院の最寄り駅は各停の駅だったので、手前の急行停車駅で降りてタクシーを拾う。
病院について事情を聞くと、どうやら胃腸炎らしく、入院の必要性はないというので治療が終わるのを待ち、姉一家と待たせておいたタクシーで帰宅。上の子が割と精神的に安定しているので助かった。


2021年11月09日(火) 秘密?

職場で一緒に仕事をしている人が、雰囲気からてっきり一人っ子かと思っていたら兄妹がいることが判明。腑に落ちる部分と意外に感じられる部分と。なるほど。


2021年11月08日(月) 「鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布」

梨木香歩「鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布」読了。
タイトルは、いつも荷物に入っている薬草袋やカヤックに乗るときに使う膝掛け毛布から。「/」でつながっていて長いのは2冊の単行本をまとめたかららしい。
どちらも地名にまつわる短いエッセイ。最初のエッセイは西日本主体で書き始め、続いた分で日本全国に広がる。
私は著者のイメージとして、自然の中に溶け込んで暮らしている人だと思っているが、引っ越しの話が出てきたり車で長距離移動したりしていて、意外とアグレッシブだなぁと思う。隠遁者でもなく漂泊者でもなくかといってどっしり根付くのでもなく、なんともいいがたい。鳥のような人だな、というイメージ。


2021年11月07日(日) しばいぬ

最近柴犬多くないですか。

一時のトイプードルブームが去って柴犬ブームが来ている気がする。
近所の公園が犬の散歩コースとして人気があるのだが、柴犬を見ない日はない。
柴犬は中型犬だから小型犬のトイプードルやその前に流行ったチワワより散歩が必要で、だから出歩くことが多く、結果よく見かけるだけかもしれないけど、でもやっぱりこのところ急に増えたような気がする。


はる |MAIL