東京の片隅から
目次|きのう|あした
希死念慮はいつも私の隣にいて、ふとした時に背中を押そうとしてくる。小学生のころからそうだ。 まーさんも子供もそんなことを考えたことがないらしく、この家の人たちは自分とは全然違う人なんだな、と感じる。そういうことに引きずられない人だからこそ結婚しようと思ったのかもしれない。
また古文漢文不要論が流れてきたけど、古文漢文に限らず、義務教育段階の学校で学ぶものに不要なものはないと思う。「いま」「自分」に必要でないだけ。
自分の経験から、文系理系にかかわらず、学生は全教科学ぶべきだと思う。 成績はともかく、素通りしたとしても、一度頭に入れることに意味がある。 何の因果か、私は学生時代赤点を取りまくった教科に関係している仕事をしている。 それでも、全く習っていない場合と赤点連発とはいえ授業で習っていた場合とでは、業務理解にかなりの差があると感じる。
古文漢文に関して言えば、スーパーで「春は揚げ物」ににやりとできるだけではなく、なぜコイキングがギャラドスに進化するのかもわかる。西欧古典に話を広げればテンペストのあらすじが分かっていれば水星の魔女もピンとくるよね。
科博の「和食展」を見てきた。 2020年に開催予定で、楽しみにしていたのがコロナ禍で中止になって、今回復活したのでとても嬉しい。 最近の科博の特別展は文字も多いけど、それ以上に「科博」でやる意義を十分感じさせてくれる、とても見ごたえのある展示だった。何よりカタログが素晴らしい。買ってよかった。しばらく読み物として楽しめそう。
法律の改正で昔ながらの漬物が食べられなくなる!と騒いている人たち、自分で作ったらづかな。いぶりがっこは難しいかもしれないけど、梅干しは超簡単。うちでも毎年漬けてる。
| 2023年12月19日(火) |
テオ・ヤンセンふたたび |
千葉県立美術館にテオ・ヤンセン展を見に行ってきた。 12/3に屋外デモンストレーションを見にって、その時は屋内展示の入館が長蛇の列で(空前絶後だったらしい)入館をあきらめて帰ってきたので、今回再チャレンジ。 今日は人はいるもののさほど混雑もなく、自分で動かすこともできて、おもしろかった。 まーさんと子どもも連れて行ったんけど、割と無茶な作り方をしているとのこと。 明和電機が好きな人ならはまると思う。
実際にオランダの浜辺で動かしている(散歩させている)映像も流れていたんだけど、背後の海が本当にクールベの海で、あぁあの色の海って本当にあるんだ、と改めて感じた。
チバ!
ミッシェルガンエレファントが半分になってしまった。
千葉県立美術館にテオ・ヤンセンを見に行った。 展覧会の会期中に屋外で実際に動かす日があり、抽選で参加できるので申し込みをしたのだが、それには外れた。でも間近で見られるチャンスはそうそうない。 国内のほかの地域でも展覧会が開催されていたので、東京から遠いところまで見に行けばチャンスはあったのかもしれない。(鳥取砂丘で動かしたらしいので、それは見たかった) 同じことを考えていた人はたくさんいたようで、屋外展示の会場は大賑わい。同じ日にフリーマーケットも開催されていたので駐車場も満車。 屋外展示を見た後美術館の屋内展示を見ようと思ったら長蛇の列で、その時点で〇時間待ちという話だったので、あきらめて帰ってきた。 また会期中に行こう。
10年くらい使っているマザーハウスの鞄を補修に出した。 子どもが保育園の時は自転車の前かごに放り込んでいたし、割と手荒な扱いをしている自覚はある。あちこち色が剥げてきて、内張のサリー生地も擦り切れてきている。内張と同じ記事のバンダナが付属でついてきたので、それを切って内張は自分で補修している。 新しい鞄を買いなおしてもいいんだけど、そして補修にそのくらいの値段はかかるんだけど(苦笑)、革がちょうどいいくたくた具合になってきたので、今回補修して、それでだめになったら今度こそ終わりかな、と思う。
本店まで持っていったんだけど、もう廃番になっているらしく、店員さんが懐かしいですねぇこれ、と言っていた。
推しがちょっと炎上した。 事件性があるものではないので数か月もすれば忘れられるのかもしれないけど、心に棘のように刺さっている。
かれこれ四半世紀ファンをやっている。 彼にはわりと波があって、よくないときはよくない。そしてそういうときに発する言葉もうまくない。昔ツアーの初日に行ってすげーグダグダだったときはアンケート用紙に苦情めいたものを書いたこともある。調子が悪いなら悪いでいいのだ、調子が悪いときは耳でも目でもこちらにわかる。きょうはちょっと調子が悪いんだ、そのひとことでいい。小手先の言葉でごまかさないでいい。
いっときと比べて動員が苦戦しているのもファンクラブ優先予約の形態でこちらにもわかる。今回は一人弾き語りツアー、しかも久しぶりなので、いろいろ思うこともあっただろう。ファンと話しながらゆっくりやりたいなら、もっと小さい箱でやったほうがよかったと思う。(あの県は大箱の下が小さいライヴハウスしかないのがネックなんだけどさ)チケットは入手しにくくなるけど、やりやすくはなると思う。 しかし距離感を間違えている痛いファンがいるのも事実。減らないんだよなぁ。アーティストは君の友達ではないのだよ・・・。
事務所とオタクの関係は新興宗教に似ているとニュースを見ながら思う。
|