東京の片隅から
目次|きのう|あした
朝、メールをしたが返事がない。検査などでベッドにいないこともあるだろうと、食事前後の時間を見計らって電話する。 目が疲れていて文字が読めないとのこと。話の混乱ぶりといい、癌が脳に転移しているのかもしれない、という気持ちが頭によぎる。 とにかく病院にいる間はプロに任せてゆっくりするように伝えたが、動いていないと死ぬタイプの人なので、病院にいること自体が相当ストレスだと思う。
母、いつもの定期経過観察で通院したがそのまま入院になったと連絡あり。いまは面会制限がアリ、いったん入院すると見舞いができないので、落ち着いた頃を見計らって携帯に電話する。 少し混乱状態。話はできるものの、内容が危うい。 近所の病院なので、一緒に病院に行っていた父がいったん帰宅し、必要なものを盛ってきてくれるから、いるものがあれば連絡すればいいこと、とにかく今日はゆっくり休むことを伝える。
通勤時に公園を通る。朝でも夜でもたいてい犬の散歩をしている人がいる。 このところ多いのは柴犬・秋田犬などの日本犬系統。 柴だって中型犬だし秋田に至っては大型犬。運動量が多いしダブルコートで毛がものすごく抜けるし、決して飼いやすい犬種ではないと思う。外飼いをしていたら吠え声も大きい。以前近所で外飼いされていた柴は途中から大声が出なくなった。声帯を切られていたんだと思う。 テレビでもよく見るし、流行っているんだろうけど、どれだけの犬が幸せなのだろうか。 うちも今いる犬が死んだらたぶん飼わない。
近所のビニルハウスの隣に小屋がある。そのハウスではたいてい小松菜を作っているので、おそらく洗浄や出荷準備をする小屋だろうと思う。 今日も前を通りかかると作業中らしく、モーター音。そして小屋のトタン壁の隙間から大量に溢れ出す水。 小松菜を洗ってるんだなと思っていたら、自転車で通りがかった親子連れの子どもが「おうちがおもらししてる!!」と吃驚してた。 そうだよねぇ、子どもにはそう見えるよねぇ(笑)野菜を洗うよりもおもらししちゃうほうが身近だよねぇ。
例年、ゴールデンウィーク前後には半袖を欲しがるようになるので、子どもの夏服の確認。 予想通り、かなり着られるものが少なくなっていた。 身長だけ見るとまだ着られるように思うんだけど、私に似て胸囲がある(胸板が厚い)。骨格診断で言うとストレートタイプ。そのため、身長ちょうどのサイズだとぱつぱつになってしまい、最低1サイズ、できれば2サイズ上げて買った方がいいタイプ。 4月後半から半袖が出回り始めるので、様子を見て入れ替えていかねば。
といっても、私服が大量に必要なのって、せいぜい小学生のうちなんだなぁ。中学は制服になるから、単純に考えても一日私服を着ているのって休みの日しかない。 そりゃあ量産型女子が大量に生まれるわけだ。自分の恰好を試行錯誤する時間がない。
宮脇俊三「終着駅」読了。 エッセイ集である。テーマは勿論鉄道。初出が書いていないので不明だが、いろいろなところに書いたものを集めたのであろう、という感想。 しかし国鉄だったりソ連崩壊だったり今はもうない路線や列車名が出てきたりしていて、うわあ懐かしいと思うと同時に、あの電車乗りたかったなという思いが交錯する。電車で輪島まで行きたかったですよ。寝台車ももうサンライズだけだしねぇ。 いまの鉄ヲタ関連の惨状を見たらなんて言うかなぁ。がっかりするだろうなぁ。
最近立て続けに卵焼きを焼く場面をテレビで見て、おやと思った。 どの場合も、奥から手前に巻いている。 私は、手前から奥に巻く。母から教わったのがその方法だったと思う。 調べると、両方あるらしく、関東は奥から手前、関西は手前から奥が多いらしい。中に出汁をどのくらい入れるかにもよるのだろう。 母は東京ど真ん中の人だが、祖母は家業が忙しかったので家の中の采配をしていた「おばあさん」がどうも関西の人だったらしい。結婚前に料理学校に行っていたこともある。関東関西ごっちゃになっている可能性もある。 結局のところ、どちらでもできあがればいいのだけど、テレビの真似をして奥から手前に巻いたらやりにくかった。奥から手前に上手く巻くには卵焼き器を振らないといけない。卵焼き器を振るのは、IHだとやりづらかった。私は今後も手前から奥に巻くと思う。
ここまでテレワークが長引くと、正直定期券を買うより回数券の方が安くなる気がするのだが〔少なくとも1路線は確実に安くなる、以前計算した)「寄り道が出来る」という定期券最大のメリットを生かしたいのと、会社が定期代を支給してくれるのに甘えて、定期券を買っている。
家の近くに、本屋が、ないからだよ!
| 2021年04月13日(火) |
「HOSONO百景」 |
細野晴臣「HOSONO百景」読了。 煮詰まっているときはこういうもののほうが読みやすい。
エッセイというかインタヴュー集。音楽のこと、映画のこと、旅のこと、いろいろ語るが結局音楽に戻ってくると言う円環。 しかし当たり前のように宇宙人やスピリチュアルの話が出てきたり、なんというか地上に足がついているようで半分透けているような、不思議な人だなぁという感を強くした。 久しぶりに「銀河鉄道の夜」のサウンドトラックを引っ張り出してくる。
思い立って、毎年配布しているPTAの概要説明の用紙の英文版と中文版を作ってみた。元々英文のひな形があって、日本語版を修正したのでその分を修正。中文版もざっくり作った。このご時世、必ずネイティブの人はどこかにいるので、配布する可能性があるなら必ず確認してもらって下さい、と注記する。一応大学四年間中国語は履修したけど正直自信ない。 今は活字を撮影すると自動的に読み込んで翻訳してくれるアプリとかあるから必要ないかもしれないけど、今後必要になるときはあるかもしれない。 昨年度(というかもう一昨年度なのか)日本語もおぼつかない中国からのお母さんがクラス委員をやってくれたので、そういう人への手助けになれば、という思い。
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