東京の片隅から
目次|きのう|あした
健康診断と一緒にインフルエンザの予防接種を受けたのだが、今年はほとんど腫れない。すばらしい。
例年夏にやっている健康診断が今年は秋になった。 暑くないのはいいのだが、どっちみち胃カメラの順番が一番最後なので、ほぼお昼。 絶対これが原因で血糖値引っかかってるんだと思う。
どうして子どもの靴下は片足ずつしか洗濯かごに入っていないのだろうか。 今日は片方だけ4種類だった。残りはいったいどこへ。
コロナの影響は来年も続くだろう。 一番ボリュームのある団塊世代はその間に後期高齢者になる。 これまでは時間と金銭的余裕と体力が比較的ある層だったが、世の中が落ち着いたとき、どうなっているだろうか。 体力が落ちたから旅行は遠慮しよう、一時休止していた趣味の集まりももう面倒くさいから再開しなくていいや、となったときに、旅行業界だけでなく、いろいろなところがダメージを受けるのではないかと思う。ひょっとしたら趣味の世界がいくつか消滅してしまうかもしれない。 実際、母は病気もあってウォーキングを休んでいる。回復しても。夫婦で出かけることはあっても、サークルには戻らないのではないかと思う。
コートを買った。 最初はウールのコートを買おうと思っていたのだが、いろいろ見て回って、結局モスグリーン(カーキ?)のコットンのコートにした。 中綿のライナーが取り外しできて、3シーズン着られる。 フェミニンとかではなく、かっちりとした、むしろ作業着っぽいデザイン。こういうほうが着ていて落ち着く。ベージュもあったけど、店内の電球色の照明では実際の色合いがわからないのでやめた。ベージュは色合いによっては顔色が黄色くなるのだ・・・。前々から買い物の時に思うんだけど、店内どこか一箇所に昼白色の照明、つけてくれませんかねぇ。
最初はハーフ丈を考えていて、実際に買ったものは考えていたものよりも少し丈が長いが、あちこち見て回るうちにこれでもいいか、と思ったのであった。 ちょっと重いので、このタイプのコートはこれが最後かもしれない。重い洋服を着るのは体力がいるのだ。
そして、いつもの私なら手を出さない清水の舞台から飛び降りるお値段だった。お仕事頑張ります。
映画の待機時間に有楽町マルイで開催されていた「成田美名子原画展」を見た。 有楽町マルイは初めて入るが、催事フロアをいくつかに区切ってアニメやマンガやアイドル関連の原画展やグッズ販売場を設けてある。 平日昼間だったので若者向けの他のスペースは閑散としているが、成田美名子原画展のスペースだけ人だらけ。
画業が長いので、年齢層は幅広い。 フラッシュをたかなければ写真撮影可とのことだったので、何枚か撮影してみたが、ガラスの写りこみがあるのと、あの繊細な原画をカメラで捉えきれるわけもなく、「撮った」以上のものにはならない。見に行った証拠になっただけだ。 原画の横の作者コメントが割と身も蓋もない感じで(笑)カラー原画の主線がシャープペン(!)とか驚愕の事実も。てっきりグレーのカラーインクだと思ってたよ・・・。 背景の書き込みがすさまじくて、このディティールあってこその説得力なんだなぁと納得。 同じフロアの他のブースの原画展(こちらはアニメだったが)を外側から見ても、「絵」の密度が違うんだよね。
ところで今後デジタル作画が主流になっていくと「原画」という概念がなくなるのでは?と思ったのだけど、原画を見る限り、まだしばらくはならないだろうな、と思った。デジタル作画だと無限に複製は出来るけどそれでも出力する印刷機により発色は変わるし、印刷物で再現できないけど描き込むという描き手のサガは多分滅びないと思う。
| 2020年11月06日(金) |
「海が青くなるまで泳ぐ」 |
フィルメックス5本目。 賈樟柯のドキュメンタリー。
フィクションを描くときのエッジの尖り方と違って、アタリが柔らかい。自分の故郷を映すからだろうか。 山村ではあるが、模範村的なものに選ばれたらしく、作家を招いてシンポジウムが行われたりと、割と文化的には恵まれていたようにも感じる。 老人たちの食事シーンで気になったのが、男性たちは喜色を顔に浮かべて碗を受け取るのに対し、女性たちはどこか不安げな疑わしげな顔をしていること。性別差なのか、こちらの思い込みか。まなざしが妙に印象に残った。
フィルメックス4本目。 アルメニア映画。 ナゴルノカラバフを舞台にした映画。まさにタイムリーである。 細い回廊(ラカン回廊)でかろうじてアルメニア本国とつながっているナゴルノカラバフの、国境というか軍事境界線ギリギリにある飛行場の監査に来たフランス人。 建物は出来てからまだほとんど稼働していない。 所長は多分認可されないことをわかってるけど、それに期待を寄せずにはいられない人々。人々の言動に、ここは戦時下なんだなぁと思わされる。 「国境に線でも引いてあると思った?」という台詞が重い。
戦争状態を外からの視点で捉えるという意味で、「ユリシーズの瞳」を思い出した。
この映画を見た半月後、ナゴルノカラバフで係争。 決着はしたものの、アゼルバイジャンに編入される(元の形に戻ったと言うことなのだろうけど)こととなった。あの空港はどうなったのだろうか。
来年度のPTA役員募集について、人数と仕事を洗い出し。各係には、仕事量と日程のまとめをお願いした。 これまではざっくり募集して、なってみないとわからないことも多かった。経験者に知り合いがいないと何をやっているかわからない。それでも手を挙げてくれる人はありがたいのだが、このままではいけないのではないか、と思う。 毎年同じである必要はないが、前年度何をどのくらいやったのかわからないと変えようもないだろう。 今年校内消毒ボランティアを募集してみて、複数回参加してくれた人も含めて、平日の午後でも家庭数の2割くらいからは手が上がる雰囲気。 学校まつりの当日調理当番などの時間割表などを思い出しても、目的がはっきりしていて(特に、子どものために直結するもの)単発の活動ならやれる、という人も少なからずいることが見えてきた。 この地域では町が古い近隣他校はもっと密度の濃い活動をしていて、かつそれが成り立つのだが、うちは新規住民も多い。よそはよそ、うちはうちでいいと思う。
| 2020年11月03日(火) |
アドヴェントカレンダー |
今年もカルディコーヒーファームでアドヴェントカレンダーを購入。いつものチョコレートのやつである。こんなに早く買うのもなんだか変な感じだが、実際11月末のアドヴェントが近くなるともう店頭にないので、見つけ次第買うようにしている。 でも今年はみんなで集まることは奨励されていないので、ハロウィーンにせよクリスマスにせよ街には「そういうご時世じゃないんだけど一応用意しておこうかな」というような後ろめたい空気が流れている気がする。気にしすぎかな。
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