東京の片隅から
目次|きのう|あした
高校時代の友人たちとランチ会。今回は池袋で羊を食う会。 話題が健康や基礎代謝だったり、飲みものが温かいものになってきたりと、確実におばちゃん化が進んでいる(苦笑)。 しかしそれ以外はもう30年変わらないヲタク話。ジョジョがまだ連載中で、アニメの話をいまだにしているとは、当時女子高生だった我々は予想もできないだろう。
家で飼っていた10年ものの金魚たち、 このとことちょっと調子が悪そうだなと思っていたら、いきなり全滅。 白カビ状のものが全身を覆ってしまって、既に手遅れだった。エロモナスか。 5月あたりから別水槽のグッピーもどんどん死んでしまい、オスはもう2匹だけ、メスも10匹くらい。 まだコリドラスは元気だが、油断できない。家の水道全体が悪いのか。厳しい。
午後休を取って、まずはクリムト展。 接吻もダナエもいないけど、ユディトとベートーヴェン・フリーズ(複製)は来た。 ベートーヴェン・フリーズはもっと綺羅綺羅しいイメージだったんだけど、意外と地味。正面は確かに絵いっぱいで金も螺鈿も使ってるんだけど、色数が少ないからなのか、それとも両翼の絵に余白があるからなのか。現場で建築物の一部として見るとまた違う感想が出るような気がする。 有名な作品が少ないので、「クリムト」を期待してくると、やや外れ感がある。 先に見たウィーン・モダンと両方見て初めて全容が判る感じ。ざっくり言うと、余所行きの画家クリムトは上野のクリムト展、ディープなクリムトは乃木坂のウィーン・モダン。新国立美術館は広いんだから同じ建物の中でやればよかったんじゃないかなぁと思う。 あと、本人や家族の写真が残っていて、近代の人なんだよなぁ、そんなに前じゃないんだよなぁと再認識。
夕方、小学校で個人面談。 今年の担任は若い男の先生で、去年までのしっかり&ベテラン先生に比べるとちょっとだけ頼りない気がするけど(苦笑)それがあっている子もいるかもしれない。 勉強方面では、国語は得意、理科も観察は好き、算数だけちょっとネック。学力テストの結果を見ても一目瞭然。特に時間が苦手。普段の授業の中で個別指導タイムを設けることができるとのこと、また夏休みに躓きのある子を集めて教室を開催するとのことで、両方申し込むことにした。声を掛けてもらえるというのは、ある意味チャンスだ。 友だち関係のトラブルはないが、勢いのある男子(に限らず女子でも)に圧されて自分の意見を言えないことがある、という指摘を受ける。確かに普段でも流されていろんな約束してくるもんなぁ・・・。 そういえば「○○くん自分の時だけ怒る」とぼやいていた子がいるのだが、一番前で一人席なのがその子らしく、去年までもそうだったけど、うちの子は難しい子に絡まれる傾向があるなぁ・・・。夏休み後も続くようだったら先生に話した方がいいかもしれない。
エレベーターの中で、自分の背丈よりも高く積んだ台車が崩れする夢を見た。
朝から駅のホームでつかみ合いの喧嘩をしている成人男性二人を見た。 周囲には制止に入る駅員もいるのだが、聞く耳を持たず。やがて警察官も登場。 電車に乗ってしまったのでその後は知らないが、朝からパワフルだな、でもそのエネルギーをもっと建設的なことに向けられないのかと思った。
芸術新潮(萩尾望都特集)を購入。 画業50年なのか・・・。ポーもトーマも11人も20代それも前半の作品なのか・・・ まだあの緻密なアナログ絵を描き続けているのがすごい。 クロッキー帳が面白かった。漫研時代、引き継ぎノートがあって、絵の描き方とかは先輩諸氏が描いているんだけど、自分の時は設定の大切さについて書いたっけなぁ・・・ 来月には原画展もある。期間が短いし銀座だしポーだから宝塚も絡んでくるし、混むだろうなぁ・・・。いつ行こうかな・・・。
図書館に子供と本を返しに行く。 出てくると雑木林でオナガが騒がしい。もう日も落ちているのに何事かと思ったら、巣立ち雛が植え込みに落下していた。植え込みの上だし、家族が木の上にいるし、たぶん大丈夫だろうと思い、少し見守った後帰ってきた。 オナガは名前の通り尾羽の長い鳥だが、巣立ったばかりの雛は普通の鳥と同じように尾が短い。ちょっとした発見。
今回のシカオちゃんのライヴはステージからの圧がすごかった。一夜明けて、まだ虚脱状態。
まだJ-WAVEで深夜ラジオをやっていたころだったか、「何枚かアルバムを出して突然消えてあいつ今なにやってんだろうみたいな過去の人になりかけていたところに大傑作を出す」みたいなライフプラン(昔の洋楽にありがちな展開らしい)を語っていたような気がするけど、今まさにそういう状態なのだな、と「LAST」の時に続いてまた思い出す。
家族が寝た深夜、ツアーパンフレットをつらつら読む。「答え合わせ」と言っていたけど、アルバムとパンフレットのエッセイが表裏なんだな。何度も読み返しながら咀嚼する。
| 2019年06月22日(土) |
ライヴ・労働なんかしないで光合成だけで生きたい |
スガシカオコンサートツアー、「労働なんかしないで光合成だけで生きたい」。酷い名前であるが、アルバムタイトルがこれだからしょうがない。それに真理である。もっとも、愚痴を言いつつちゃんと働いている、それが彼の曲の主人公である。
NHKホール。ギター、ベース、ドラム、ホーンセクション、コーラス。キーボードはないが、その分力で押すステージ。 最初のイントロはロールプレイングゲームのオープニングかと思ったが(笑)、シカオちゃんの声も出てるし、音がうねるのではなく壁のようにこちらを押してくる感じ。音の厚みとかリズム感とか、これまでとはまたちょっと違うな・・・と感じる。 あっという間の2時間だった。
今年も都立霊園に申し込んだ。
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