東京の片隅から
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子どもの歯の診察。前回から2週間、未だ癒合歯が抜ける気配はないが、ぐらついてきてはいるらしい。流石に慎重派の先生も観念したのか、次は抜くことになった。 麻酔〜抜糸と、翌日の消毒で、2日連続で通院可能な日程が必要。習いごとをしている日を避けると、平日2日間となる。急を要する状況ではないので、予定が見えたら予約することになった。
子どもが「ハロウィンパーティーをやる」といって、招待状を一生懸命書き、親しい友達に配っていた。 今のところ参加者は家の子どもを入れて3人。土曜日は習いごとをしている子も結構いるし、下にきょうだいがいる子は運動会などもある。10月中の日曜日は我が家の都合が悪い。なかなか難しい。子どもは誰かしら参加してくれることで満足したようだ。 参加者が少ないので無理しないことにする。家でだらだら遊ぶ感じになるだろうけど、少し飾り付けはするかね。
ついこの間まで引き算、特に繰り下がりが理解できずに大騒ぎしていた子どもだが、何かを掴んだらしく、騒がずに問題を解けるようになっていた。宿題の丸付けをしていても、ほとんど間違えていない。間違えたところも、理解はしているが書き間違え、とかそういう感じ。いやそれはそれで問題なんだけど、とりあえず何か一つ関門を抜けたのかな、という気がする。 保育園の先生曰く「理解はしていても納得するまでが長いです。納得すれば後は早い」と表され、親から見てもそういう感じではある。スロースターターなんだろうなぁ。受験どうしよう、と気の早い母は考えるのであった。
カントリーマアムもずいぶん小さくなったなぁ。
| 2018年10月09日(火) |
ジャパンオープン&カーニバルオンアイス感想 |
フィギュアの季節が始まった。
ジャパンオープンはお祭り的なイヴェントだ。多少のミスも全然OKという雰囲気はある。 現役組はまだプログラムが出来上がっていないから仕方ないとはいえ、それにしても織田信成の完成度と点数がいい意味でひどい(苦笑)高橋大輔も現役復帰したし、全日本選手権だけでも現役復帰しようよ(笑) そしてなぜか画面に良く映るランビエール。絵になるしリアクションが面白いし、現役の時はこんなのフレンドリーなキャラクターの印象はなかったんだけどねぇ。
カーニバルオンアイスはショウだからジャンプは少なめ。どの選手もステップやスピンなどを中心に組み立ててくる。競技としてはジャンプは必要不可欠だけど、スケーティング主体のこういうのも私は結構好きだな。 プロ組もステップだけならレベル4とれるよね。 ランビエール&ヴァシリエフスのペア?は細かい所作がやっぱり師弟だなぁと。似てる。でも動きの滑らかさや指先の表現力はまだまだランビエールの方が美しい。すごいな。 今シーズンのショートプログラムを滑った選手もいたけど、オリンピックの次のシーズンだから、「オリンピックで勝つ」ためのプログラムではなく新しい方向にチャレンジしている選手が多い印象。
町田樹のラストプログラムをきっちり流してくれたのは嬉しかった。現役引退してからバレエのレッスンを相当積んだんだろうなぁと思わせられる指先爪先の表現。あれは氷上でありながらクラシックバレエだった。 惜しいんだけど、いいかたちで終わったのかな、と思う。
朝から舎人公園のイベントに参加しつつ、昆虫採集。 イナゴやショウリョウバッタ、オンブバッタなどのバッタ類、ナナホシテントウ、トンボなど。蝶は観るだけだがベニシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハ、モンキチョウ、アカボシゴマダラ(外来種)。トンボはアキアカネ。沢山いるが、成熟度が個体によって違うのが面白い。思わず捕まえたものの色の濃淡を並べて比べてみる。
台風24号のあと初めて公園の奥まで歩いたが、思ったよりも被害が大きい。重機を入れなければ動かせないような大木が根本から倒れていたりする。復旧にはしばらく時間がかかりそうだ。
自転車で親の家まで行ってみた。 「親の家」とは変な言い方だけど、でもあそこは「実家」ではないという感覚がある。呼ぶときも地名で呼んでいる。自分にとっての「実家」はもう存在しない新宿の家だ。 新宿の実家も祖父母や叔父叔母と一緒だったので自分の家という感覚は薄く、「間借り」感というか「居候」感はあったけど、今両親が住んでいる家はさらに「自分の家じゃない」感が強い。住んだこともないし。
「親の家」には定期券も使えるし子どももいるし、これまでは電車とバスを乗り継いで行っていたのだが、今日は自分だけで行くので、自転車で行ってみようと思った次第。 道は簡単だ。橋を越える以外アップダウンもない。 時計を見ながら走った感じでは、のんびり走って50分、さくさく走って40分といったところか。 ただ歩道が狭いところがあるので、一人の時限定かなと思う。子どもを走らせるにはちょっとハードルが高い。遠回りしてのんびり行けばいいが、そうなると所要時間は60分を超えるだろうなぁ。
難点は今回使った自転車はスピードが出るタイプのものではあるのだがカゴがないので、荷物が少ないときしか使えないということだ。電動自転車でも行かれなくはないが、車道を走り続けるにはスピードに難がある。あくまで荷物が少なく、自分一人ですむ用事で、天気がいい(これ絶対)という限定条件での話になる。でも気晴らしにはいいかな。
子どもの鼻水が長引いているので、耳鼻科へ連れて行く。 ウイルスだから薬を飲んでも意味ない、自然治癒でいいのだ、と主張する人もいるけれど、だからといって何週間も放っておいていいものではない。 診察の結果、しつこい鼻風邪とのこと。喉は赤くなく、中耳炎にはなっていないらしい。鼻水の薬だけもらう。
ついでにインフルエンザ予防接種の予約を取った。 今回から薬が粒薬になり、子どもは飲むのに苦戦しているが、粉薬よりも効きがいい気がする。効果はてきめん。
ふと、「赤毛のアン」ってとってもNHK朝ドラ的だなぁと思った。
主人公は孤児で、両親亡き後あちこちの家を転々とし、孤児院に入る。 田舎の老兄妹に引き取られるが、その家が欲しがっていたのは男の子だった。 性別違いで孤児院に戻されるピンチをくぐり抜ける。 見た目(髪色とそばかす)にコンプレックス有り。 勉強はできる。 勝ち気。 綺麗な友だちが出来る。 ちょっとした日々のトラブル。 恋愛ごと。 教師になって郷里に戻って初恋?の相手と結婚して、子どもも生まれる。 成長した子どもは戦場で戦死する。
「おしん」ほどではないけれど、女一代記だ。
いま書いていて超・少女漫画テンプレートだなぁと思った。 いや逆だ。こういう少女小説がベースにあって少女漫画テンプレートができあがったんだろう。 これを読んで育った中高年の女性たちがベタな朝ドラが好きで、そのフォーマットからずれている「半分、青い」などを酷評するのはある意味当然なのだな。
今年のフィルメックス、オフィス北野のごたごたで開催そのものに不安があったが、無事ラインナップが発表された。一安心。 しかし今年のラインナップの重厚感たるや・・・。みんなの不安感を吹っ飛ばす「全部盛り」的な監督名のオ ンパレード。チケット争奪戦がすごいだろうなぁ・・・ ところで田壮壮の「盗馬賊」は何故今?デジタルリマスターされたの?
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