東京の片隅から
目次|きのう|あした
今朝の羽化は1匹。水槽を覗くとまだ10匹ほど残っている。餌は減っていないので、残りも羽化が近いだろうと思われる。
近所のスイミングスクールに体験教室の申し込みをしてみた。例年夏休みの間に一日教室があったりするのでそこまで待とうと思っていたのだが、今年は連続促成教室のみで、一日教室は開催されないらしい。ちょうど個人面談の日程で、面談が終わってから参加できるスケジュールがあったので、申し込んでみた次第。
子どもは習い事全般を拒否しているわけではない。「○○ちゃん、○○習ってるんだって」とちょっと羨ましそうに言う時はある。だが、実際に習いに行くかと訊くと、途端に消極的になり、体験教室なども行きたがらなかった。 理由を良く聞いてみると、原因と思われるのは保育園時代から一緒の子のこと。その子自身のことは嫌いではないが、苦手。その子は、上に年の離れた兄弟が複数いるためか何かと対抗して優位をつけたがる傾向にあり、実際いろいろできる子なのだが、結果として悪気はないのだがマウントを取りがち。近い習い事はその子が既に習っているため、競争が嫌いなうちの子どもはその子と一緒になるのが気が進まなかったらしい。 習いたいけどその教室は嫌なら、別の曜日にするとか、ちょっと離れたところの先生を探すとかしてもいいんだよ、と伝える。 今回の体験教室も、その子は別の曜日に習っていることを聞いていたので、あえて別の曜日にすることにした。
今朝の羽化は2匹。
日によって気温差が大きくて、風邪を引きそう。 この前少し出ていた寒冷じんましんらしきものがまた出ている。前回前々回は水仕事の後だったから石鹸の洗い残しだと思っていたのだけど、おそらくそうではなく、冷たい水そのものに触れたことが原因のようだ。今回も電車で帰宅途中、家の最寄り駅を降りて手が冷えると指先から赤く腫れてきて痒くなる。マッサージしながらゆっくり歩いて帰宅するころには手がパンパン、痒いし熱い。家の中に入ってしばらくマッサージを続けると30分くらいで痒みがおさまってくる。腫れはもう少し長引く。 体質によるものなので特効薬はない。真冬は手袋などで防寒しているので発生しない。この時期特有の現象だろうと思う。
今日の羽化は4匹。昨日2匹外に出したらしく、今朝2匹網戸に留まっているので、家の中にいる可能性があるのは昨日と変わらず7匹ということになる。帰宅後確認したら、家の中に4匹いたとのこと。朝の2匹も含むだろうから、残りは5匹か。もっとも、日中窓を開けたままあれこれベランダでやっているようなので、その間にふらりと外に出る可能性は高い。
作者の差別的ツイートが問題視されたライトノベル。そもそもの主人公の設定が近現代史に詳しい人間なら何をモデルにしたのか明白。その他にも実態はともかく幼女の姿のキャラクターを攻撃して「男女平等」とのたまうあたり、作者のそもそもの人間性を疑わざるを得ない。 インターネットのサイトに載っていた時点では同人誌のような扱いで問題にならなかったのだろうけど、活字で出版した以上出版社の責任もあるわけで、アニメ化に当たって声優に累が及ぶ可能性が大きかったことを考えると、アニメ化中止、書籍の「出荷停止」は妥当な判断と言える。18巻も出てまで気づかなかったのかと考えると編集者の倫理観と小説を見る目は節穴としか思えないが、専業の出版社ではなさそうなので、プロフェッショナルではなかったということだろう。 そもそもライトノベルの作者も読者も出版関係者もほとんどが男性である以上、そういう女性蔑視的、人種差別的言動が強くても見逃されやすいのではないかと思う。水戸黄門のように、パターン化された話で現実社会のフラストレーションを鬱憤を晴らせればOKで、万能主人公、理由のない絶対悪、無意味なハレム(モテ)、キャラクターの心理掘り下げの甘さ。フォーマットに則って当てはめ、適当に味付けすればおしまい。転生した主人公が倒した悪の魔王が前世の我が子だったことを知った主人公の苦悩、みたいなシリアスな展開は好まれないだろう。けど、それが書けたらジョージ・ルーカスになれるぜ。
ところで、ライトノベル騒動と、女子小学生殺害事件と、目黒虐待事件と、新宿体当たり野郎は、根底でつながっているように思えてならない。 人生経験の乏しい者が弱い立場の者を虐げることでストレス解消をして強者の仲間入りをしたような錯覚を感じる。そこに「相手」はいない。あくまで相手は人間ではなくものとして扱われている。他者への共感の乏しさは今の社会全体を覆っているけど、このところ続く憂鬱な出来事はその一部に過ぎないのだな。
羽化4匹。家の中に7匹いるはず・・・。1匹はカーテンに掴まっていた。今のところ全部アキアカネだなぁ。
梅を漬ける。 梅干し用に4kg、梅シロップ用に1kg。南高梅の段ボール箱に入っていたパンフレットには一晩水に漬けなくてもよい、と書いてあったのでそうしてみたのだが、梅干し用の梅酢の上がりが遅めな感じ。例年なら一晩で上がるのだが、今年はまだだ。様子を見て重しを増やすか検討する。梅シロップは今年始めて作るので正直よくわからない。こちらも一晩冷凍するレシピと冷凍しないレシピがあり、実家では何もしなかった記憶があるのでそのままやってみたのだが、どうなることか。
羽化4匹。家の中で全員行方不明(苦笑) 昨日羽化したのも1匹見なかったので、家の中に5匹のトンボが潜んでいることになる。どこにいるのやら。 ヤゴの方も餌を入れても食いつきが悪いので、そろそろスパートか。 帰宅してから義母に訊くと、2匹見かけたらしい。残り3匹か。
羽化2匹。雨を見越して水槽を室内に移動させたら羽化したので、やはり天候を見て羽化を決めていると思われる。
子どもは午後友だちの家で遊んだ。いない間に何かやろうと思ったのだが、結局寝落ち。低気圧が近づいているからか、頭が重い。
NHKEテレで「オドモテレビ」という番組を放送している。「デザインあ」の系譜に連なる印象のある番組だ。変な中毒性がある(笑)。子どもの動きやお話をもとに大人がダンスやパントマイムをしたりするのだが、その大人のラインナップが超豪華で、NHKの本気を感じる。いいぞもっとやれ。テーマ曲が子どものヘタウマな歌をリミックスしたものなのだが、「おとなになってもちゅっちゅる〜」という歌詞が子どものツボに入ったのか、家で口ずさんでいる。
羽化ゼロ。ゼロだったのは夜半雨が降ったからと思われる。
小学校の学校公開の受付当番に行く。1年生の保護者はほとんど来校、2年生で8割、3年生で半分、4年以上は3割以下。わかりやすい。高学年のお母さん曰く「来るなって言われるから敢えて当番をやって(受付は立候補制)来る理由を作っている」とのこと(笑)。 空き時間に教室を覗いたが、爪を噛んだりはしているものの、まあまあ聞いているようではあった。 去年よりも教室の雰囲気は落ち着いている。1年過ぎて子どもたちが授業という形態に慣れたこともあるのかな、と思う。クラスに発達障害の子が複数人いて、去年はその子たちを教室にとどめておくことで手一杯な感じがあった。中堅の先生でもそうだったのだが、今年はさらにベテランの先生なので、何かノウハウがあるのかもしれない。また、今年度から、すべての小学校に特別支援教室と専任教員が設置された。それも地味に大きいように感じる。 授業終了後一旦帰宅。午後、漢字検定のため再び登校。子どもは受験、私は試験監督の手伝いをする。 3〜5級の教室の担当となったが、結構苦戦していた。まぁ受験は任意なので国語が得意な子が必ずしも受験しているとは限らないし、すらすら解ける子は受験の必要性をそもそも感じていない可能性もある。 子どもも試験前はぐずぐず言っていたが、顔見知りが何人かいたのでわりと気楽に受けられたらしい。ちょうど前の晩に間違えたところが出たらしく、上機嫌であった。 習い事を全然やっていないので、こういう小さな達成感を積み重ねられるといいのだけど。
羽化2匹。
そろそろ夏休みの予定を立てねば、ということで、とりあえず夏休みの最初の方に海の宿を予約。これで全くのノープランは避けられた。あとはおいおい決める予定。山はあとでもなんとかなるけど、海は夏休み前半しか行かれないからなぁ。 あと自由研究をどうするか、それが問題だ。去年は図工系の製作にしたのだが、9月に学校で見たら結構生活科系の研究が多かったんだよね・・・。
今日の羽化は1匹。 朝抜け殻だけがあり、本体は行方不明。窓を開けたときに出ていればいいのだが、家の中で行き倒れだけはかわいそうなので、夜の間はベランダに水槽を出すことにした。
心の重い出来事が続いていて、空気が重苦しい。
| 2018年06月06日(水) |
新井素子「未来へ…」 |
今日の羽化は1匹。
新井素子「未来へ…」読了。「…」はもちろん三点リーダである。 宇宙船も異星人も出てこないが、これは確かにSFなのである。 読んでいくうちに心が痛い。 今目の前にある存在よりも、もうない存在の方に心が囚われてしまうのは、私も同じだ。 子どもが出来なかった頃に「チグリスとユーフラテス」を読んで打ちのめされたときもそうだけど、彼女の書くものはときどき妙にシンクロして心を抉ってくる。 個人的に読んでいて心が重くなる作品ではあったが、本を閉じることは出来なかった。
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