東京の片隅から
目次きのうあした


2018年03月01日(木) 東京五輪マスコット

東京五輪マスコットが決まった。
決まったのはア案。こどもはウ案推しで、クラス投票はイ案だったとのこと。全然かすってない(苦笑)こどもはがっかりしている。「もうおりんぴっくなんてみない!」とお冠であった(苦笑)
アはデジモン(私は知らないがそういうアニメがあるらしい)、イは手塚治虫風味、ウはこんのすけとポンタ。
そもそもキャラが発表されたときにアイウとならんでいたらそれほど興味がない場合はアを選ぶ傾向が強いと指摘されていたから出来レース感はあった。子供は頭と目の大きいキャラクターを好むそうで、それが事実ならよりアが有利だったと思う。イがもうちょっと目が大きければ対抗できたか。ウはあまりにも既存のキャラクターに似ていた。特に色が「そのもの」だったのが最大の敗因だろう。
また、アは青とピンクで男女色分け的な感じなのが小学生にわかりやすかったのかなぁとは思う。ただこのところの公式キャラクターは性別を明示しない、特にピンクを避ける傾向が明確なので、そういう意味では逆行ととらえられるかもしれない。一応募集要項に性別を明示させないことという規定はあったようなのだが、作者は九州人らしいのでジェンダー固定観念が根強いかも(偏見)
個人的な感想で言えば、ピンクのキャラクターの顔が、私には目の周りの桜模様がまつ毛に見えるので、女子っぽく感じるのかもしれない。今後喋らせたときの口調や競技風景での起用法(新体操やシンクロでどっち使う?)などの場面において、運営側の感性がむしろ問われる難しいキャラクターが選ばれたなぁと思う。

キャラクター商売の観点からすると、着ぐるみにしやすいのはウ。ただしボリュームが大きすぎるか。凹凸が多くて着ぐるみにするのは難しいけど立体化して見栄えがするのがイ。着ぐるみにする際最も難しいのがア。あの鋭角は厳しい(苦笑)。下手すると出来損ないの特撮戦隊かなにかになりそう。よく競技中継の中でCM前後にキャラクターがその競技をやっているミニアニメーションが挟まったりするけど、一番映えそうなのはイかな。


2018年02月28日(水) 女の子だって暴れたい!

プリキュアシリーズを立ち上げた人の話を読んだ。
途中からアニメ畑に入った人らしく、最初モデルにしたのは「トミーとマツ」や「ダーティーハリー」などの実写ものだったらしく、だからこそのあのライバルじゃないバディ感なんだろうなぁと納得。
「男だから女だから」はなしにすることなど、男女差は描かないように意識したとのこと。

プリキュアシリーズはこどもが見ているのでここ5年くらいは見ている。男性向けではあったけど「ダーティーペア」に世界観が近いかなぁという印象は見始めた当初からあった。
少女が変身して闘う作品として自分が思い浮かべるのはセーラームーンだけど、あれは闘うヒロインものではあったけどまだ「守られるお姫様」を引きずっていた。プリキュアシリーズはそれを踏み越えている。
あの世界の中では女の子も物理で闘うし、男子は基本的にお飾り(苦笑)恋愛ごとも片思い止まり。
一般社会で中学2年生ってもっとませているから、実際と比べるとちょっと幼いのかもしれないが、就学前のこどもに見せるには、性別未分化な「こども」の状態がふさわしいんだろうな、と思う。

あと、制作側の意図をはっきり感じるのは、大人の女性の描き方。
お母さんだったら、専業主婦のこともあるけど、自営業だったり果ては仕事で海外単身赴任中だったり、働いているお母さんの方が多い。こどもは寂しがったりもするけど、仕事をしているお母さんを否定はしない。主人公たちの将来の夢も科学者だったり医者だったりモデルだったり様々。
お母さんだから専業主婦、女子だから文系じゃなくて、何になってもいいというロールモデルを示しているのはいいなぁと思う。

プリキュアに限らず、戦隊ものにせよ仮面ライダーにせよ、未就学児向けの番組は比較的色々考えられてメッセージが練り込まれていると思う。NHKEテレの「おかあさんといっしょ」の中のコーナー「ともだちはちにん」でも、ガキ大将タイプの女子や一人で本を読むのが好きな男子が「ともだち」として認知されていたりして、比較的目配りされている印象がある。
ただ、これが小学生以上向けの作品になると途端に「男の子だから/女の子だから」とか「男子がメインで女子が添え物」みたいな押しつけが始まるんだよなぁ。出てくるお母さんが専業主婦ばかりになるし。サザエさんやドラえもんやちびまる子ちゃんのように明らかに原作が古い場合はともかく、最近の妖怪ウォッチまでそうだもんなぁ。セーラームーンからプリキュアまで一世代かかったことを考えると、うちのこどもが親になる頃にならないと解決しないんだろうなぁ、と思う。先は長い。


2018年02月27日(火) ひええ

ところでそろそろ今年も2カ月終わってしまうのね


2018年02月26日(月) Hitori Sugar Tour 2018

スガシカオ「Hitori Sugar」ライヴツアー。
ヒトリシュガーは一人での弾き語りツアーで、会場はあまり大きくないライヴハウスが多いが、さすがに東京は中野サンプラザ。
シカオちゃんは普段だいたいバンドだから、1曲だけ弾き語りとかはあるけど、全曲アコギ弾き語りでやるのを見るのは久しぶりだなぁと思う。ステージとの距離とか高さとかルミネホールを思い出す(笑)
いつも彼の弾き語りで思うのはやっぱり不思議なコード進行。何であの和音にあのメロディが乗るんだろう・・・本当に不思議・・・ピアノしか弾いてこなかった人間には思いもつかない・・・。

本人も後でツイッターで呟いていたけど、ギターに関しては完璧じゃない。ミスタッチもあったけど、それでも彼の歌う理由が伝わってくる、そんなライヴだった。
ところで「夜空ノムコウ」はもう歌わないと言っていたけど解禁したのかな。歌う度にみんながSMAPを思い出すんだから、いくらでも前言撤回してくれていいと思う。


2018年02月25日(日) オリンピック、閉幕

フィギュアスケートエキシビション。P・チャンは出場せず、N・チェンはインフルエンザ、そのほかにも体調不良の選手が出て出演が取りやめになったりしているが、楽しいエキシビションだった。
世界選手権欠場を明言しているフェルナンデス、引退ではないらしいが、それでもハビエルマンを見るのはこれが最後かもしれないと思うとちょっとしんみり。しかしこのプログラムはプルシェンコのセクシーボムやキャンデロロのダルタニアンのような伝説のプログラムになりそう(笑)
ジーも、おそらく今回が最後。彼は来シーズン滑るかもわからない。(それは去年もそうだったけど)順位こそ低かったけど、それでもこれだけのステップを踊るということが今のレベルの高すぎる高さを感じさせる。
女子は、メドヴェージェワもザギトワも通常のクラシカルなプログラムとは真逆のプログラム。しかしそれも難なく表現するところに間口の広さと深さを思う。正直かなわないよなぁ・・・。

オリンピックが閉幕した。閉会式をながら視聴していたが、いつも通りかなりぐだぐだな感じで、それもまた祭の最後ならではの開放感で良いのだと思う。
次は北京というか張家口。やはり緯度が高く寒く、降雪量はそんなにないだろうから、今回のような感じになるのではないかなぁと思っている。


2018年02月24日(土) フィギュアスケート・女子シングル

ロシア勢二人はもう別次元で、金銀は堅い。そういう意味では今回はもはや順位に関係なく、自分のベストな演技が出来るかという状況だったと思う。ヤグディンプルシェンコ時代を思い出す・・・
男子もそうだけど、今回は比較的転倒が少なく、全体的に良かったのではないかなぁと。意地悪な言い方をすれば、開催国にメダルに絡みそうな有力選手がいないので、会場の雰囲気も比較的フラット、選手たちに必要以上のプレッシャーがかからないというのもあったかもしれない。

しかしザギトワ強し。
後半にジャンプを集めるのは賛否両論あるけど、あのプログラムに関して言えばドン・キホーテのキトリは正しい選択。バレエって基本的に最初ゆったり入ってどんどんテンポを上げて最後に大技決めてフィニッシュなんで、あの曲であの振付は非常に納得感があるものではある。勝つための作戦としては正しい。そして、取りこぼしせずちゃんとプログラムをこなす体力も驚嘆の一言に尽きる。
フリーレッグが美しいのも普段の鍛錬の賜物。どこかのテレビ番組の取材でちょこっと普段の練習風景が映っていたけど、スケートと同時にバレエも身体に叩き込んでるからこその美しさ。ロシアはバレエ大国だからね。

メドベージェワは故障前に比べると多少まだバタバタしてる印象があるけど、よくここまで持ち直したと思います。彼女は年齢的にたぶん北京は難しいと思うので金取らせて上げたかったなぁ・・・。

宮原も素晴らしかった。オズモンドは普段ぽろっとミスする選手だからワンチャンあるかも、と意地悪な考えも頭をよぎったけど、きちんとオリンピックにピークを合わせたのはすごいなぁと。

そういえば衣装のヴィットルールってどうなってるんだろう。一時のような半裸にスパンコールみたいな極端な衣装は減ったけど、今シーズンはスカート丈の短い人が多かったように思う。動きを考えると短い方がいいのだろうけど、立ったときに尻が完全に隠れるくらいの丈の方が見ていて美しい。
あと、ショートプログラムでパンツスタイルの選手が何人かいて、どれも彼女たちとプログラムに似合っていて素敵だった。

そういえば、素朴な疑問。男子のスケート靴は黒しか見ないし、女子はベージュも見たことあるけど基本的には白ばかり。色を変えたければカバーを掛ければいいんだけど、なぜだろうな、という疑問がある。


2018年02月23日(金) 学童保育

少し前に、来年度の学童保育の選考結果が来た。
我が家は今の学童で継続。
みんなそうなのかと思っていたのだが、こどもによると、普段よく遊んでいる3人のうち、一人は同じ学童で継続、一人は違う学童に移動(そちらの方が自宅から近いので意図的な移動と思われる)、一人は退室とのこと。退室となった人とは保護者会の時に話をしていて、わざと今のところ一箇所しか書かなかったという話だった。習い事をいろいろしているようなので、そちらと放課後学校開放で何とかなるのだろうと思う。
とりあえず来年度は確保できたが、この感じだと、再来年度はおそらく定員オーバーではじき出されて入れない。
法律上は6年生までは入れるはずなのだけど、実際のところそれは不可能。今年度ですら3年生が上限と聞いている。いかんせん場所と人員が不足しているんだなぁ。放課後学校開放もいいんだけど、長期休みの間はやっていないので、そこがネックか。我が家は最悪義父母に頼めば何とかなるけど、核家族だと対策に困るだろうなぁと思う。


2018年02月22日(木) クッキー

こどもにクッキーを作りたいとせがませて一緒に作り始めたはずが、気がつくとこどもは飽きて他のことを初め。結局ほぼ全部自分が作っている理不尽。なぜだ。


2018年02月21日(水) 早すぎる訃報

俳優・大杉漣氏の訃報が入ってきて、かなり動揺している。
日本映画を見るとかなりの割合で脇に出演していて、演じる役柄も幅広くて、好きな役者さんだった。彼が出演しているなら面白いだろうと、映画を見に行くときに一つの指標になっていた。
サッカーバカなところもよかった。
四国に旅行したとき、徳島の古い劇場で「コンサートやります」というポスターが貼ってあったりして、地元を愛する人なのだなぁという印象もある。
とにかく残念という思いしか今はない。もっとずっと見ていたかった。


2018年02月20日(火) インフルエンザ、完治

こどものインフルエンザ治癒証明をもらいに朝イチで医者へ。これで明日から登校できる。
しかし治癒証明、本当に必要なのかねぇ。決まりでは提出することになっているけど、働いているとそのために半日休みを取ったり(時短勤務の時はギリギリ診察時間に間に合っていたのだが、通常勤務だと無理)する手間がかかる。休めない人も多いと思うのだけど。ただ、治癒証明不要としてしまうと、完治しないうちから登校させて他の子に感染させてしまう家庭がでるだろうな、とも思う。

自分の出勤途中、久しぶりににゃーん(仮)に会う。このところ帰宅途中に会わなかったのは寒さのせいだったようだ。今日はご機嫌でアスファルトの上で昼寝中であった。目が合うと立ち上がり駆け寄ってきて挨拶。変わりなく安心する。

夜、アイスダンスを見る。本来なら昼間に全部放送する予定だったのだろうけど、急に国会中継が入ったのでメダリストと日本だけという、なんとも消化不良な放送内容だった。それにしてもヴァーチュー/モイヤーすごいわ。流石の貫禄でした。相手への絶対的信頼がないとあのリフトは出来ない・・・。パパダキス/シゼロンも良かった。SPでのハプニングがなければ逆転していたかも。シブタニズは、アジア系で初、きょうだいでメダルを取ったことに大きな意義があるとのこと。上位3組はそれぞれカラーが違うダンスで、見ていて楽しかったです。スピード感もすばらしかった。


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