東京の片隅から
目次きのうあした


2017年12月07日(木) ただのワガママ

NHK受信料訴訟の判決に息巻いている人の意見は要するに「俺の思い通りの番組が放送されない」というもので、それはほとんどタリバンやトランプ大統領と同レベルの主張なので、なんだかなあという感じ。
まあスクランブルかけてもいいと思うけどね。大災害のとき困るのは彼らだし。
なくても困らないって言っている人は、地方、特に離島の情報過疎ぶりを知らないんだろうなぁと思う。

あと、NHK不要論を騒ぎ立てている人はネトウヨ的傾向が強いように感じるけど、そういう人が同じ口で伝統芸能不要論も言っているのが不思議。君たちの大好きな「伝統ある日本」だよ?


2017年12月06日(水) 痙攣

先週から左の眉あたりが痙攣する。
四六時中というわけではないが、わりと頻繁。
疲労からくるものであろうし、実際このところ視力が落ちた気がしないでもない。
休養が一番なのだが、はやく寝ると宣言しても結局床につくのは家族で一番最後だったりするのが兼業主婦のサガなので、なかなか治らないのである。


2017年12月05日(火) 「ダルちゃん」と「独女生活」

資生堂のウェブサイト「花椿」で連載されている「ダルちゃん」というマンガがなかなかブラックである。

「ダルちゃん」は、本来のダラッとした性格を隠して普通の女子に擬態している女の子「ダルちゃん」(本名はナルミちゃん)の話。彼女に無関心な家族にも問題があるが、あまり考えることをせず、「周りから浮かない」ことを第一にして大人になってしまった女の子。個が確立されておらず、こうありたい・なりたいという像もなく、ふわふわしている。忠告してくれる先輩「サトウさん」もいるが、そのアドバイスにはむしろ反発や敵意を感じている。
現在8話まで来ていてこの先どんどん事態が悪くなる方向に行きそうな感じ。
自分は場に馴染めないなら浮いていればいいやと思うタイプだったし、中学高校大学とそういう友人ばかりだったので「ダルちゃん」のことはさっぱり理解できないのだが、量産型女子大生とか町中で見かけると、こういうタイプの子は一定数いるのだろうなぁと思う。
自己肯定感が少なくて、一人で行動できなくて、人生設計もなくて、趣味もないというタイプ。

このマンガが女子は可愛くあるべしとかそういう同調圧力を生み出す側の化粧品会社のウェブサイトに掲載されているというのはどういう皮肉だろうか、と思ったのだが、良く考えたら「花椿」という媒体は紙の時からどちらかというと「サトウさん」側の人が読むものなので何の不思議もないのだった。やっぱり皮肉か。

同じ時期に、Gingerという雑誌のウェブ版で「一人で行動できないあなたに一人映画のすすめ。予告編が始まってから入ってエンドロールの途中で出れば一人も気にならない」という記事があって、当然「館内が暗いときにうろうろするのは非常識!」「自意識過剰すぎ、だれも他の客なんて見てねぇよ」と映画好きとお一人様上等派の両面から軽く炎上していた。映画好き、かつ一人で見る自分の目から見ても当たり前の反応である。
でも、その記事というか雑誌そのもののターゲットがそういう「ダルちゃん」的な層なんだろうな、と思う。映画を見に行くことはあっても、映画が好きなわけじゃなくて、つきあいの手段として、ウインドーショッピングやカフェでのおしゃべりと同じレベルでの、ただの群れるためのツールと考えている人たち。
そういえばそんなタイプの人、会社にも昔いたなと思い出す。誰かと一緒じゃないと映画もコンサートも美術館も行けない、一人でファストフードや喫茶店も無理な人。人の趣味に「えーいいなー」と同調はするけど、それは話をあわせるのが目的で、悪い人ではないんだけど「自分」が見えないだけどこに地雷があるかわからなくて面倒くさい人だな、という印象があった。今は何してるのかな。やっぱりママ友に同調することが第一なのかな。


2017年12月04日(月) 落とし物

土曜日のお昼に、隣家の歩道に落とし物。
小学生男子のサブバッグで、中を確認したら名字判明。大人ならほぼ確実に読めるがどちらかというと珍しい部類に入る名字。
子どもに聞くと「クラスに同じ名字の子いるよ、おにいちゃんもいるよ」とのことなので、兄弟どちらかと思われる。
ガードレールに引っかけて探しに来るのを待つも、結局土日通してそのままで、月曜日の朝になってしまった(苦笑)晴れていたからいいけど。
登校時、子どもに学校に持っていって先生に渡してもらうように頼む。
帰宅して確認すると、やはりクラスの男子だったとのこと。呑気だなぁ・・・


2017年12月03日(日) 毎年恒例の

子どものインフルエンザ予防接種と一緒に自分も打ってもらったのだが、打った場所が痒い。毎年のことなのでしょうがないのだけど、どうにかならんもんかなぁと。


2017年12月02日(土) ムダ!

一ヶ月だけ平成31年度作るとかバカバカしすぎる。バカなの?引っ越しとか統一地方選とかただのいいわけじゃん。それ言うなら人口移動の多い春に統一地方選やる方が非常識じゃん。GWだって移動してるよ。


2017年12月01日(金) グランプリファイナル、出場者変更

グランプリファイナル、メドヴェージェワと金博洋が欠場、代わりに宮原とブラウンが出場とのこと。怪我したら休むのは当たり前のことだが、特に今年はオリンピックシーズン。どの選手もこれから国内選考会を控えている。私はオリンピックでベストな状態を見たい。まずは休養と回復を。


2017年11月30日(木) もげろ

舎人ライナーの中で隣に座っていた営業職らしいアラサーらしきサラリーマン二人組が自分や同僚の下半身事情を話し出した。なんとシラフである。
気持ち悪いので座席を移動したが彼らはずっとその話題を話している。
私が移動してから声がさらに大きくなり(ということは少なくとも隣の席に他人がいると言うことで気を遣っていたのか)、小さい車両だが反対側のこちらまで聞こえる音量に。非常識にもほどがある。

もげてしまえ。


2017年11月29日(水) 個人面談

小学校の個人面談。
先生からは勉強面では特に問題は無しとのこと。人間関係としては、お節介を焼きすぎてお友達と揉めるときがあるのと、揉めた後あとでグチグチ言うときはある、とのこと。あーあるある・・・
こちらからは、納得して動き出すまでの時間がかかるタイプであること、少し前まで良くあった癇癪と爆発・パニックは収まってきていることは伝える。これが一時の沈静化なのか、このまま落ち着くのかは見守ることに。
展覧会でのキリンの大群は、あれでも減らしたそうだ(笑)。子どもも言っていたが、こどもたちが家から持ってきた箱の中で一番多いのがティッシュの箱(うちも2〜3個持たせた)で、あの長方形の箱とキリンのフォルムの親和性が高く、意図したわけではないがキリンだらけになったとのこと。まぁそうだよね。


2017年11月28日(火) グランプリシリーズ感想(スケートアメリカ)

グランプリシリーズ最終戦、スケートアメリカ感想。
・普段はシリーズ序盤に開催されることが多いスケートアメリカが最終戦というのは何だか変な感じ。
・アメリカはいつも客席の反応がダイレクトでいいなぁと思う。
・氷が硬い?
・何か違うなと思ったのだが、カメラワークが違う。基本的に無駄なアップがなく選手の全身が中央に映る、カメラの切り替えも少なくい。昔ながらといえばそうなんだけど、見ているこちらが疲れず気が散らない。他の会場も見習って欲しいくらい。
・ロス・マイナー地元なので大盛り上がり。キスクラで両脇にいたコーチ?がまるで双子みたいで思わず二度見三度見。
・ボロノフ、リッポン好調。ボロノフFPのあとの男子中学生みたいなエキサイトぶりが可笑しい(笑)隣ですまし顔のミーシャ・ジーとの対比がまた(笑)珍しいものを見た感じ。リッポンのスピンが美しくてうっとり。肩は亜脱臼らしいが大丈夫かな・・・
・チェン、不調でもここぞというところで決めてくるのは流石。プログラムとしては去年の方が彼にはあっている気がするが。
・無良、閻涵(ハン・ヤン)、金博洋と、ここ数年苦しいシーズンだなぁと。どこか歯車が噛み合ってない感じで見ているこちらももどかしい。
・宮原おめでとう。ここまで回復するとは正直思わなかった。
・坂本はこの上り調子が全日本まで続けば、波乱がありそう。ただなぁ、FP「アメリ」の衣装がなぁ・・・映画の世界観でフレンチシックにしたかったんだろうけど、地味すぎる色(特にカーキが残念)とガーリッシュすぎるデザインのアンバランスさが気になっている。
・グランプリシリーズデビューのテネル。今シーズンゴールドが休養で空いた穴にすっと入ってきた感じ。のびのびしていてFPのシンデレラはぴったり。
・サハノビッチもグランプリシリーズデビュー。ロシアの層の厚さを感じる・・・ランビエールもそうだけどプルシェンココーチに解説織田くん同様時代を感じる(笑)。このところロシア女子シングルのシニアデビューは映画やドラマのサウンドトラックを使用したストーリー性の高い音楽で「こてこて演技」イメージが強いのだが(もちろん技術の裏付け会ってこそなのだが)、彼女はクラシック系で「スケートを見せる」印象。ちょっと雰囲気の違う子が出てきたな、という感じ。来季以降楽しみ。
・ワグナー、SPの衣装が素敵。シンプルなのもいいけど、こういう派手なの似合うなぁ・・・。FPの棄権は残念だけど悪化しては元も子もないから、勇気ある決断。全部終わって思うとSPでのジャンプ回転不足は怪我が理由だったのかと思う。

ファイナル進出者も決まった。
男子シングルは既に決まっている宇野、コリヤダと、チェン、リッポン、ボロノフ、金。女子シングルはメドヴェージェワ、ザギトワ、ソツコワ、コストナー、オズモンドに加え、樋口が滑り込み。せっかくの日本開催なので日本人選手の出場は喜ばしいのだけど、男女とも怪我人のあまりの多さに素直に喜べないのも事実。出場者の中でもチェン、リッポン、金、メドヴェージェワが怪我を公表している。そのほかにも羽生、サモヒン、コフトゥン、ワグナー、メンタル面で言えばゴールド、引退発表したけどリプニツカヤも。オリンピックシーズンで無理をしがちとはいえ、あまりにも多くないだろうか。特に男子は4回転ジャンプの回数を制限する必要もあるのでは?とさえ感じる。


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