東京の片隅から
目次|きのう|あした
朝、急な仕事が飛び込んできて、まーさんは午前中自宅で仕事。私は部屋の片付けと掃除。子どもは保育園。 昼前になんとか目処が付いたので、上野の国立科学博物館で開催中の「深海」展に行く。
展覧会の前に腹ごしらえ。館内の食堂(精養軒)で昼食。のんびり食事するのは久しぶり。 高いメニューもあるけどリーズナブルなものもあるのは博物館の中だからか。
展覧会は平日の昼間なのにかなりの混雑。NHKのテレビ番組の影響が大きいんだろう。 展示内容は「しんかい6500」を初めとする日本の海底探査技術面からのアプローチと、ダイオウイカを筆頭とする深海生物の展示。 どちらもこの展覧会には不可欠なものではあるけど、どちらも目一杯紹介しようとして結果的にどっちつかずになってしまった感。惜しい。
字が多い、展示物の総数も多いし1ケースごとの点数も多い、展示されているのがホルマリン漬けかつ微生物で近くに寄らないとわかりにくい、展示ケースごとに補完映像のモニターがある、なぜかみんなスマホで写真撮りまくり(撮ってどうするんだろう)、といった具合でなかなか列が進まない。 これは子どもを連れてこなくて良かったなぁと思う。 よほどの理科好きじゃない限り小学校高学年以上じゃないと面白くないだろうなぁ。 力の入れようがわかるだけに、いろいろな意味でちょっと残念感が漂う展覧会だった。
帰りは二人でぶらぶらと西日暮里まで歩く。 途中谷中銀座で夕食のおかずにお総菜を買う。 二人で住んでいた頃はよくやっていたが、こちらに引っ越してからは初めてかもしれない。
子どもを保育園に送ってからリビングダイニングと台所のワックスを掛ける。 1年くらい放置していたので、床はかなり汚れている。 その間に義父が椅子を落としてV字型にえぐったり全然違う色で補修してかえって痕が目立ったり(加齢によるものか生来のものかは分からないが色彩感覚がちょっとずれている)、えぇまぁいろいろあるわけですが。 半日掛けてワックスを2度掛け。 まあまあ綺麗になったが、次回は塗る前に古いワックスを剥離剤で剥がさないとダメだろうなぁ。 本当なら自分たちの部屋もやりたかったのだが、時間&体力の限界が来たので今回は見送り。
最近子どもがEテレ「0655」で流れている「なんとなくちょっとハッピーステップ」に合わせて踊るようになった。 ただし踊るのはの「浅草の漫才師編」だけ。 他のヴァージョンでは踊らない。 あのぎこちない動きがツボなのか。 謎だ。
台風のニュース、相変わらず女子アナがカッパ着て中継しているけど、映像と説明の音声だけあればいいんじゃないのかなぁ。 新人の通過儀礼といえば聞こえはいいけど、なんだかサディスティックな目線を感じる。 美人やイケメンがひどい目に遭っているのを見てざまあみろと思うような、そんな意地悪な目線。 勘ぐりすぎかな。
台風上陸の可能性があるため、家の周囲を片付けたり自転車を奥にしまったりする。 後は洗濯。乾くうちに洗っておかねば。 保育園のシーツなどは一応2枚作ってあるからいざというときも何とかなるのだが、洗ってあれば安心感が違う。
物騒なタイトルですが、別に丑の刻参りはしません。
朝通勤途中。狭い歩道で、片側は人が出てくる出入り口。そのすぐ脇のフェンス、邪魔な場所にスポーツタイプの自転車がワイヤーロックで固定してある。 ここまで乗ってきた人間なのか。違法駐輪であることは間違いないし、それにしてももうちょっと迷惑にならない場所に止めればいいのに。
で、ちょっとむかついたので、サドルが盗まれちゃえばいい、と呟いたら、隣にいたまーさんに、ブロッコリーくらいで勘弁してやれ、と言われたのだった。 ああそんな事件あったね・・・ もと自転車部のまーさんは自転車を見れば値段がわかる。この自転車もちらりと見て「・・・ふーん、○○万か・・・」だそうです。「・・・」の部分については敢えて聞かなかった。
| 2013年09月12日(木) |
そんなこと言われても |
週末まで待てない買い物があって、帰宅途中でホームセンターに寄る。 シャンプーの売り場に老夫婦。 どうも普段使っているシャンプーを探しているらしいのだが、旦那さんのほうは「ほら、上が緑で下が白いやつだよ」と色で覚えている様子。 奥さんは「そんなこと言ってもわからないんじゃしょうがないじゃない、名前をメモしてこなきゃ」とややあきれ顔。 あるある、と思って後ろを通り過ぎようとしたら、奥さんがいきなり振り返って「現物持ってきて『これちょうだい』ってしないとダメよ、ねぇお姉ちゃん?」といきなりこちらに相づちを求める。 いや、いきなり話を振られても、どう返したらいいんでしょうか。 とりあえず曖昧にほほえみ返しておいた。
起床してインターネットのニュースをチェック。 やはり大方の予想どおり、カラフル展開とヴァージョンアップ。 そしてついにドコモ対応。 どちらの巨人も足元が揺らぎだしてこれまでより緩い条件の落とし処があったんだろうなぁと想像する。
まーさんがスマホを選ぶ条件として、「サードパーティーでいいからキーボードが使えること」というのがある。 その点iPhoneは条件に合致するわけで、久しぶりに夫婦二人とも店頭で実機を触ってみたくなる端末が出たなぁと。 しばらくは店頭が混乱するだろうから、落ち着いた頃に見に行こうかな。
会社を半休して、東京ステーションギャラリーで開催中の大野麥風展に行ってきた。 図鑑などに使われる博物画の人。敢えてジャンル分けすれば日本画になるのか。 スタートは洋画の人らしく、そこら辺は絵を見ていて納得。 江戸時代の本草画家の作品も展示されていたのだけど、同じ画材を使っていても明らかに筆致が異なる。その違いは洋画の影響を受けているか否かなんだろうなぁ。
博物画といっても行儀良く並んでいるわけではなく、水草や岩などの背景も含め生きているときの生態を描いているのが特徴的。
見ているこちらは「ああ美味しそう」なんて不謹慎なことを考えていたが(笑) 戦前に頒布会形式(要するにディアゴスティーニ方式?)で発行された版画がすごい。木版画200回刷り(ほんとか?)とか。ここで一番偉いのは刷師ですな。 その版画集が発売されたときについている解説がこれまた面白い。 図鑑的な素っ気ないものではなくて、愛があふれすぎていて(笑)「海の女王」とか「川の女神」とか「釣っても面白みはない」とか「稚魚は海に帰してやるべし」とか、食べるのも釣るのも見るのも好きなんだろうな、本当に魚バカの人が書いたんだなぁと。読んでいるこちらがニヤニヤしちゃうよ…!
他の博物画家の作品も展示されていたのだが、最近の方で、杉浦千里さんという人の甲殻類が凄かった。もう写真を超えている。小さなトゲの影まで塗り分ける技術、ただ描くだけでなくエビの髭の画面への納め方までこだわった美学、若くして亡くなったのが惜しまれる。
久しぶりに絵はがきを沢山買ってしまった。 新しくなったギャラリー(建物の中の位置も変わったはず)、既存の空間を生かしてでも作り込みすぎない改装具合が良い。床が無垢板なのも良い。 次回は植田正治だそうで、これも楽しみ。でも行かれるかな・・・
疲労もあって、自分の中の歯車がかみ合わない。心も体も一日中ぎくしゃくしている。自分の中だけに納めておかなければならないのだけど、それができず、家の中がちょっとぎすぎすする。 明日取れれば半日休みを取ってリセットしよう。でないと週末まで保たない。
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