写真をアップするの、ごめんなさい面倒なので。
ベルリンに、映画祭目的で、行ってきたのですが。 私は映画祭にはあまり興味がないので友人(ミーハー)の付き合いで行ったのですが、レッドカーペットを歩く菊池凛子さん夫妻やその他は見ました。 初演も何本か見て、そのうちの一本ツテでプレミアパーティに潜入したりしましたが。 まあ、疲れました。 映画ファンなら美味しかったんだろうけど……。
ちなみにベルリンは方言がキツイらしく、友人は「何言ってるかワカンネ」と遠い目をすることがたびたびありました。(友人はドイツ語堪能です) どっちにしろ私には何言ってるかはワカランのですが、やっぱりドイツ語は南の方が柔らかくていいです…… 「ターク!」怖い……。
私がベルリンに行った目的はなんと言ってもベルリンの壁を見るためですが。 東西の境界線を知らなくても、足を踏み入れた途端に「あ、東側だな」と分かるくらいハッキリと差が存在していました。
それは風景だったり、物理的なものだったり。
明らかに旧東側に入ると、物の数が足りてなかったりとか。 カフェに入っただけで品物の数が極端に少なくて、まだまだ共産時代の名残が見えました。 友人は「東側に入ったのは初めてで、西側はとても美しいのにショック」とショックを受けていたようですが。 私にとっては西側はただの見慣れた資本主義の世界で、私にとっては美しいというより「東京より何倍も田舎の都市の風景」でしかなく、けれども東西の差がハッキリと現れている様子に、統合後の時間が共産時代の時間を追い抜いて更に倍は時間が必要なのかな、と感じていました。
ただ、旧東側というか、共産圏の人には資本主義の風景が美しく見えるのかなーと思うと……うーん。 私の友人がどう考えているか分からないけど、問題はそこじゃないと思うんだけどなー……。 でも彼女にとっては共産主義の風景こそが見慣れた光景だろうから、私とは逆なわけで。 実際、東に入った途端「あ、ブダペストと似てる」もしくは「スロバキアと似てる」というような風景になるわけで。 東側を貧しい汚いと避けたがるのは、共産時代を思い出すからなのか。
ともあれベルリンは物価が高かったです。
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