2002年05月31日(金) 心拍数


朝、テレビ欄をチェックすると
Mステに山崎まさよしが出ると書いてあった。
ちょうどW杯のフランスvsセネガルにぶつかる時間だけれど、
山崎まさよしが歌うところが見たくてMステを選択。
新曲「心拍数」はちょっと悲しげなタッチの曲で、
それを歌う山崎まさよしは涙目に見えた。
ギターをかき鳴らしながら歌う姿はどこか苦しげで、
こんなにも曲に感情移入するんだなぁと思って、
なんとなく胸を打たれた。

昔好きだった人のことをチラリと思い出した。
その人はどことなく山崎まさよしに似ている人だった。
昔好きだった人のことを思い出すのは悪いことなのかな。
その人の話題を出すと、彼氏をいつも怒らせてしまう。
思い出したことを話す私がバカなんだけど。
彼氏は昔好きだった人のことを思い出したりしないのかな。
他の女の子を見てかわいいって思ったりしないのかな。
いつだって私のことだけ考えてて欲しい。


2002年05月30日(木) あずさ


クラスも部活も同じ中1以来の友達と
久しぶりにプライベートで遊んできました。
今日のルートは約5年ぶりにプリクラ→地元でショッピング。
ちなみに、この地元というのは私の地元・日暮里です。
日暮里は生地問屋や服の激安店があって、
友達はこの辺りに来たことがないらしいので案内しました。
お互いに「この服似合いそう」と
合わせっこしながらの買い物は
学校帰りにふらりと立ち寄るときの何倍も楽しかったです。

新しくできた友達もいいんだけれど、
やっぱり長い付き合いの友達はもっといいもんですね。
お互いの性格もペースも知ってるから、
変に気を遣わなくていいところが心地良いです。




2002年05月29日(水) 体育祭


今日は体育祭でした。
高校最後の体育祭で、ちょっと寂しい気分。
うちの黄色組は応援合戦も総合もびりだったけれど、
やっぱり体育祭はドラマティックでした。

黄色組は団体競技だとめっきりだめなのですが、
俊足な人は多いらしく、
最後の三色混合リレーでは黄色組が1位2位に。
ゴール直前で男子のアンカーの高3同士が
手をつないでゴールテープに飛びこんだのには本当に感動しました。

高校生が一番気合を入れている応援合戦はすごく面白かった!
特に、赤組は他の組からも自然と拍手が出るくらいの圧巻ぶり。
男子が学ランとグラサン着用で踊る氣志團は、
もう一度見たいと思わされるくらいでした。
黄色組男子は「ウォーターボーイズ」の陸踊りをやりました。
シンクロボーイズがやるからこそ可愛いのかと思いきや、
クラスの男子が海パンで踊ってもなかなか可愛いものですね。
今回の応援は男子の活躍が目立っていて、
良い応援だったと思います。

少しずつ終わっていく高校行事。
やっぱり寂しい。


2002年05月27日(月) 郵便屋さん


あーあ、なんで私友達の彼氏に手紙届けに行ってるんだろ。
家が近いからって、私に手紙預けたりしないで。
私、郵便屋さんじゃないのよ。
だって私、自分の彼氏にすら1ヶ月も会ってないのに。
メールとか電話とか、電波でしか繋がってないのに。
あとほんの少しの繋がりは、「好き」っていう気持ちだけ。
見えないものだけ。
早くあなたにさわりたい。
ぎゅうってしてもらいたい。


2002年05月18日(土) 道


今朝は雨で自転車に乗って行けなかった。
だから、帰り道は駅からのんびりと歩いた。
テストも半分終わって気分は上々。
出来が悪い科目も特に見あたらないし、
なんていったって今日は週末だ。

道ばたでジャージ姿の女の子達が立ち止まっている。
試合かな、と思いながらわきを通り過ぎようとする。
すると、
「すみません、○○高校ってどこですか?」
と呼びとめられる。
あいにく私は地元の学校には明るくない。
「ごめんなさい、ちょっと分からないです」
済まない気持ちで歩き出すと、
その中の一人が地図を片手にしているのを見つけた。
「その地図、見せてもらえますか?」
どうやらスーパーの近くの高校らしい。
学校名と場所が一致しなかっただけで、
私も知っている高校だった。
「あ、ここなら分かります。途中まで一緒に行きましょう。」

ほんの5分くらいだったと思う。
言葉もほとんど交わさなかった。
どこの学校ですか、とか、何年生ですか、とか。
交わしたとしてもそれぐらいだ。
「この道をまっすぐ行って、スーパーを右に曲がればすぐですよ。
試合、頑張ってください!」
そう言って彼女たちと別れた。
まったく知らない人だけれど、
少しでも関わったことがあると、気になってしまうものだ。
彼女たちは試合に勝てたのだろうか。


2002年05月16日(木) スウィーツ


「はなのとっておきスウィーツBOOK」を買いました。
今日創刊の集英社Be文庫です。
モデルのはなちゃんが独自に研究したお菓子のレシピ本です。

私は普段は料理もしないぐうたらですが、
家族の誕生日やイベントのときは
張り切ってお菓子を作ってしまいます。
そんなわけで、お菓子作りの本だけは数冊持っています。

レシピの写真を眺めていると、
すぐにでも作りたくなるようなスウィーツ。
家族や友達が、作ったお菓子をおいしそうに
ほおばる姿を見るのは本当にしあわせ。
お菓子にはやっぱり人をしあわせにする力がありますよね。

この前の誕生日に、友達がパイを焼いてくれました。
ただ遊ぶだけだと思っていた私は、
思いがけないプレゼントにびっくり。
もうすぐその子の誕生日。
私もこっそりお菓子を作って、プレゼントしようと思っています。


2002年05月15日(水) ピアノ


ずっと昔、幼稚園のころ、私はピアノを習っていた。
母が好きだったピアノ。
私の意思を尊重してくれる母にしては珍しく、
母の趣味で通わされた習い事だった。
母はきっとピアノが上手になって欲しかったのだろう。

けれど、私はいっこうに上手くならなかった。
ピアノ教室のみんなのリズムの難易度が上がって行っても、
私だけ「ズンチャッチャ」という簡単なリズムで弾いていた。
当時は私もみんなも幼かったから良かったけれど、
今だったら私はきっと教室に行かなかっただろうし、
みんなはきっと私をばかにしただろう。

母は「かわいそうなことをしたと思うよ」とこぼす。
祖母は「付き添いで行ったとき、ずいぶん下手だと思った」と言う。
私だっていやだった。
ピアノ教室なんか大嫌いだった。
弾けども弾けども上手くならないし、
楽譜も素早く読めないし。

おうちで母に無理やり練習させられたこともあった。
夜遅くまで、何度も何度も。
私は泣きながら練習した。
音色なんて関係なく、ただ、ミスせずに弾くだけ。
あれほどつらかった音楽は他にない。
やっとその曲が弾けたとき、私は泣いた。
けれど、それは「やっと弾けた」という
嬉し涙だったのだろうか。
それとも、「もう練習しなくていいんだ」という
安堵の涙だったのだろうか。

ピアノの才能はまったくなかったけれど、
私には歌の才能と絵の才能があった。
いや、それが才能なのかは分からない。
ただ、好きなだけ。
それでも、下手に才能があるだけよりはずっとましだ。
歌うとき、絵を描くとき、私はただ熱中できるから。


2002年05月14日(火) 制服


学校帰りに自転車に乗っていると、
男性の視線がすごく気になるときがある。
たいがい、その目はいやらしい。
たまに、すれ違い様になにかブツブツ言ってくる人もいる。
たいして可愛くもないし、
とくにスタイルがいいわけでもないし、
スカートだって短くない。
そんな私をじろじろと見てくる男性がいるのだと思うと、
制服ってやつの力はすごいものだと思ってしまう。
制服は確かに魅力的だ。
制服を着た女の子は可愛い。
けれど、それをじろじろ見る男性がいると思うと、
私は制服を脱ぎ捨てたくなる。
あんたたちに見せるために着てるんじゃないんだっつーの。


2002年05月05日(日) たとえば


ときどき、こんなことを思う。
こんなに離れていてよく出会ったなぁ、と。
すると、こんな考えが浮かんでくる。
もし、近くにいても、君と出会えたのかなぁ、と。

遠いからこそお互いが魅力的に見えたのかも知れない。
もし私と君が同じ学校だったとしても、
「すれ違うだけの人」とか
「ただのクラスメイト」ぐらいで
終わっていたんじゃないかな?
なんとか「よく話す友達」にまでなったとしても、
その場合の私って、
きっと、「友達」としての魅力しかないんだろうなぁ。

私たちニ人がどんな状況でも出会って恋をしていたなんて、
そんなこと自信を持って言えるはずもない。
とりあえず、こうしてナントカ出会えたことに感謝することにしよう。



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