Noir/ Rouge noir
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2006年02月24日(金) 【言葉遊び・詩】メルクリウスの涙は流れない/世都セレナ

世界には門があり 入る人を選別する

都には入れないから

紫色の涙を流して

端の席に座っている

永くて

遠い道を歩く

にわかに雨が止み始める

愛はあまりにも遠い

すこだけし空は晴れて来たというのに


2006年02月21日(火) 【勉強】「魔術を始めるまでのアレイスター」/世都セレナ

勉強して、覚えた成果を試す為にアンチョコ無しで書いてみるテスト

アレイスターさんはビール工場を営む父親の元に生まれました。
寄宿制小学校の頃、父親を亡くしました。
アレイスターさん、御可哀想に…苦労なさったのね。
この頃「猫に9つの命があるか試す実験」を行う。
んまぁ、いけませんわアレイスターさん!!
学校での素行が悪くなり、無実の罪をかぶせられたアレイスターさんは、
学校では彼専用の時間割を与えられ、寄宿舎ではパンと水だけの食事を与えられた。
これは不当な差別ですわ! 断固戦わないと!
叔父さんが気づいて学校を辞めさせてくれたけれど、
帰宅してお母さんにヒステリックに叱責された。
パブリックスクールに入り直し、今度は卒業。
名門大学に入る。この頃、アレイスターさんは身長は190センチ超もあり
ハンサムだったのでプレイボーイだった。
一応、この頃は既に知的人物の嗜みとして一通りオカルトの知識は身につけていた。
アレイスターさんの趣味は意外にも、登山。健康的で驚きますね。
世界的に有名な絶壁を登るのに記録的なタイムを打ち出していて、
名簿に記録が残っているそうです! 意外に魔術以外にも才能が御有りなのね。
そんな趣味の登山の最中に泊まった宿屋で、運命の出会いを果たしました。
「黄金の夜明け」団の人と知り合ったのです。

ここまで覚えた。間違ってないかな?


2006年02月16日(木) 錬金術的名称/世都セレナ

今、サイレニア「エリクシル・フォー・ エグジスタンス」を聴いています
(ゴシックメタル)。素晴らしい出来です。
以前の作品があまり好きでなかったのですが、 試聴してみたらすごい良かったので購入。
シンフォニックな味付けがちょうどよい。

「エリクシル」というのは錬金術に於ける 不老不死の霊薬で、万能薬と言われるものです。
日本の化粧品メーカーでも「エリクシール」という スキンケアのシリーズを
出しているところがあります (結構高齢向けのリッチなタイプ)。 ぴったりな名前ですね。

あと、カネボウが「ティファ」という 安めだけど可愛い感じのコスメを出しています。
黒とショッキングピンクのパッケージに 惹かれて買ってみたのですが、
なかなかどうして実力派。 そんで「ティファ」という名称ですが (商品は「TIFFA」表記)、
「ティファレト」から来てるんじゃないかと思うんですよ。
ティファレトはカバラの象徴セフィロトの木を 構成する6番目のセフィラで、
「美」の象徴です。 これは本当はTipharethという綴りなんですけどね。

よく音楽アルバムのタイトルにも使われるようになった
「レメディ(Remedy)」という言葉がありますが、
気になっていた言葉のひとつです。どんな意味だろうって。
最近、思わぬところで意味が分かりました。
錬金術師として、医師として有名なパラケルススという人がいて
現代のホメオパシー医学の開祖とされています。
ホメオパシーって聞いたことあるけど、なんだろうと思って
検索してみたところ、
「ある症状で苦しんでいる人に、
 もし健康である人に与えたときに同じような症状を示す
 レメディ(ホメオパシーの薬)を投与して治療する」
とありました。レメディが出て来ました。
更に親切なサイトだったので、
「ホメオパシーの薬が“remedy(re;again, medy;cure)”と
 呼ばれているように、量的な反応ではなく
 自然治癒力に刺激をあたえる質的な反応を身体に引き起こし
 治癒をもたらすと考えられています。」
とまで説明がありました。
http://www.jps-homeopathy.com/html/home_01.html

神秘学を勉強していると、 こういうのが解るようになって面白いよ、と
シヅマ先生はおっしゃっていました。 教養が深まっていいですね。


2006年02月15日(水) 錬金術メモ/世都セレナ

●ニコラ・フラメルという有名な錬金術師は、
黄金を作りだすことに成功した数少ない一例であるとされている。
しかし、黄金をつくり出せるようになって、堕落の一途をたどり、
高利貸しになったとする文献もある。

●敬虔な学者あったジョン・ディはいかさま錬金術師エドワード・ケリィにそそのかされ、
魔道に堕ち、あやしげな口寄せの儀式を伴に行うようになったらしい。
幽霊のお告げによりお互いの妻を入れ替えて性行為を行ったとも言われる。


2006年02月13日(月) 【読書】「錬金術」C・ジルクリスト/世都セレナ

私は「錬金術」というのを、イカガワシイ金儲けみたいな
通俗的なこととは考えていない。
ましてやビジネス本や株の本のタイトルに持って来るには
あまりにも陳腐だし、本来の「錬金術」が持つロマンティックな世界を
壊すから、止めてほしい。

私は高校生の頃、澁澤龍彦を愛読する文学少女だった。
だから、「錬金術」というものの存在は知っていたし、
神秘学のことも存在は知っていた。けれど、
それよりも澁澤が紹介する世界で私を捉えたのは
マルキ・ド・サドなどの中世フランスにおける
エロティシズムだった。私はあの世界が大好きで、
ああいう世界に憧れた。特にサドの「悪徳の栄え」のヒロイン
「ジュリエット」は私の理想を具現化する存在で、
私はいつも「ジュリエットみたいになりたい」と夢を見ている。
けれど「錬金術」のロマン的な部分は紹介されていなかったと思うし、
私にとっては「そういう学問があるんだ」程度の存在だった。

そして紫端様から世都ファミリー入りを許されて、
「世都セレナ」という美しい名前を授かったとき、
「錬金術を研究して下さい。」と言われてとても驚いた。
そういうのがあるのは知ってるけど、なんかすごく難しそう。
私に調べられるかなあ、と思った。

自分で色々本を調べ、声楽家でもあり錬金術を研究しているという
C・ジルクリストという人の「錬金術」という本と出会う。
澁澤の本を多くを出版している河出から出ていることもあって、
その本を一冊目の「教科書」にすることにした。
それは運命の出会いと言っていい。
私はその本で、猛烈なショックを受け、錬金術に恋した。

「なんてロマンティックな科学」!!
ジルクリストは、著作のかなり最初の方で
錬金術に於けるシンボリズムを紹介したのだ。
実際は、門外漢に秘法が流出することを避けて
暗号で記すという方法をとっているのだけれど、
物質と物質が結びつくことを「王と王妃の結婚」と表すのだ。
そして、総ての工程が適切に進んでいる場合は、
それらはすべて色彩を示す。すなわち、白や赤や黒である。
更に、再生の兆候として「孔雀の尾」という虹色を我々に見せるという。
この辺りに、私は現代科学には全く見られない(と思う)
ロマンスを見いだした。そして、私は「錬金術」に恋をした。

ジルクリストは、翻訳者が良いのか、とても平易で解り易い
文体で「錬金術」を紹介した。
最初から暗号的に難解に具体的なことばかり書かず、
「錬金術」という学問の輪郭線を易しく描いて、
それから錬金術に於いて最も魅力的といえるシンボリズムを紹介したことで
私は錬金術に容易に入って行くことができたのだ。
ま、ジルクリスト氏はしゃべりたがり屋さんというか、
話したいことがたくさんありすぎるようで、
その章に表題として掲げたこと以上の事に話が発展することが多かったので
自分なりにまとめるときに、何度も事前に読んでおいて
省いたり、他の章に移し替えたり、表題を変えたりする必要があった。

その程度の欠点しかないから、初心者が錬金術の魅力に触れるには
なんの支障もないし、そもそも文体が平易で解り易いのが最大の長所。
これなら中学生程度でも錬金術の魅力に触れられるはずだ。
小学校高学年くらいでも理解できると思う。
ジルクリストの「錬金術」という本は、
錬金術に初めて触れる人々に錬金術を紹介する格好の入門書と言える。


荒井慶騎と世都セレナ