Noir/ Rouge noir
diary indexpathos*eros*


2006年01月30日(月) 漫画「ラブロマ」読了/世都セレナ

今日、錬金術の本を少し読んで、どうまとめるか考えた。
でもそれ以上進まなくて、勉強は止めておいた。

「ラブロマ」を読み終えた。
私が感情移入してしまうのは、どうしても「杉本さん」。

杉本さんは主人公カップルの男子に片想いしている。
ただ、「遊びに行きたい」とか思ってるだけで、
二人の仲を壊そうとか思っているわけではない。
主人公カップルの女子の方とも良い友達になってきたし
良い子だお。

それが、今日「ラブロマ」全部読み終えたんだけど、
終わりよりも杉本さんが決定的に失恋した場面で泣いてしまった。
「俺は杉本さんを好きになれません。あきらめてください」と
決定的に言われていた。私は自分のことのように、泣いた。

私はS様とつきあいたいわけでもないし、
妹にしてもらえたから良かったけど、
もしもS様がそういうの解ってくれなくて、はっきりと
「俺は玲奈さんのこと好きになれません。諦めて下さい」
と言われたら…










人生真っ暗







妹にしてもらえて良かった。
世界が真っ暗にならないで、世界は紫色になった。
S様に彼女ができたら、彼女のファンにもなりたい。


2006年01月28日(土) 安易さんから御誕生日プレゼント/世都セレナ

たくさんの人から御誕生日プレゼントを戴けて、
世都セレナは「自分も棄てたもんんじゃない」
と思えた。

今日安易さんから巨大なダンボールが届いてビックリ。
安易さんは私にS様を紹介してくださった人だ。
安易さんが遠くに引っ越すと解った日は、
御風呂でひとりでこっそりと泣いたものだ。あの日を思い出すよ。

安易さんいつも本当にありがとう。安易さん、これからも
安易さんの御友達でいられるように、私は最大限の努力をする。

漫画や名古屋(私の憧れの地です)名産品、
DVD、フィギュア、シンガプーラ御宝画像入りディスク等等
すごいオタカラ箱だった。
前々から薦めてもらっていた「シグルイ」が入っていたので
迷わずそれに手を付けた。すごい漫画だった。
一気に読んだ。すごかった。すごい印象に残った。

それから「ラブロマ」を読んだ。絵柄がカワイイ。
そして絵に描いたようなカワイイ初恋の日々。
いいな、こんな時期もうないね…と思って読んでいたら、
自分みたいな人が出て来て、感動して、泣いてしまった。

いつか、私にもこんな日が来るんだ、と思った。

それは、主人公カップルの男子に惚れてしまった杉本さん。
杉本さんは、なんと主人公カップルの男子 星野君に、
ラブレターを渡して告白するのだった。
彼女がいると知っていて、それでも
「どうにもなんなくても」好きなわけ。
ただ「遊びに行ったりとか…し…したいです」。
正に私じゃねーか!! うわ、世都セレナともあろうものが失言だわ。
杉本さん、正に私です。

その内、S様には彼女ができる。
そして、私には彼氏がいる。
彼氏とは全く別の次元で、S様を尊敬しているの。
(このビミョーな表現で解ってください)
これはどうしようもないの。どうにもなんなくたって、
S様にその内神々しいまでに美しい彼女ができたって、
どうしようもないんです。

彼氏は12歳年上で、焼きもちとか全然焼いてくんないし、
8年ぐらいだっけか、そんなにつきあっていて
一緒に暮らしていればドキドキ感なんかないわけですよ。
御互い目の前で平気で着替えますし、何も起こりませんよ。
日々潤い無いわけですよ。乾くわけですよ。
恋愛したい。片想いが良いよ。片想いは良いよ。
ドキドキ感が桁外れに違うよ。

S様…聖なる御名前を口にするだけで、
薄暗い狸穴にぱーっと光がさしますよ。
S様は私の宝物、ファンタジー、夢、潤い、スパイス。
決して、私の部屋で生活する人ではない。
私の目の前で着替えたり、トイレしたりする存在ではない。
S様は私の御部屋でトイレ借りるけど、
それはトイレで俳句をつくっているんです!!
S様はファンタジーで、王子様ですから、汚いものを出したりしません。

そしていつか、S様に彼女ができたら、
その人は私の女神様になるのです。
私は女神様とも仲良くできるように、
女神様に不快に思われないように、
すごく仲良しになろうと思うんです。
「お肌綺麗! スキンケアは何を使ってるんですか?」
「美人ですね! 御化粧とか、結構好きですか?」
「良い馨りですね! 香水は何を?」
とか積極的に話しかけて、女神様が困っていたら御手伝いする。
絶対にS様に彼女が出来たら、仲良しにしてもらうんだ。


2006年01月21日(土) 短編小説「おととい」/世都セレナ

<おことわり>弟(慶騎君)が先日ここに掲載した作品
「アメジストの姫君」に対して、
私もエッチな小説(と言うと慶騎君に怒られますが)を
書いてみました。飽く迄「小説」です。

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小説「おととい」


城崎(きざき)が椅子にかけたので、私はその上に座った。
城崎と顔を対面させて、彼の腰に脚をからませる。
そのまま、彼の背中に腕を預けた。
城崎は私の理想にかなり近い。
黒髪長髪で、ヒゲを生やしているし、第一マゾだ。
容姿は黒髪長髪ヒゲということしか好みではない。
私は、もっと、細面で目が鋭い方が好きなんだけれど。
それに引き換え、私は城崎の理想そのままだそうだ。
面映いけれど、太り肉(ふとりじし)で
下半身にヴォリュームがある私の体型は、
下半身フェチで大きな御尻に熱狂している城崎にはタマラナイのだそうだ。

この10年、彼氏がいない日は城崎とこっそり遊ぶことにしている。
なかなかウシロメタイので、
城崎のことは滅多に人に言わないことにしている。
城崎は基本的に無職で、お金がなくなると
肉体労働やバーの用心棒の仕事をしている。
そういう生活だから、私が誘えばすぐに迎えにくるのだ。
連れ回して荷物持ちをさせるだけでも、城崎は満足らしい。

だけど、御褒美として、城崎が住んでいる下井草の部屋をたまには訪れ、
ふたりきりで過ごすことにしている。
「きざっち、いつもありがとう」
そう言って城崎の首に抱きつくと、
城崎はそっと私の腰に腕をまわしてきた。
「あっ、よろしいでしょうか?」
「いいよ。御尻触っても良いんだよ」
「ありがとうございます」
そう言ってるはしから、(着衣のままだけど)
私の股間に当たっている城崎のあそこはすごく固くなってるの。
私は、それがすごく嬉しい。
世の中に私で興奮する男の人が存在するんだなあって、ほっとする。
そういうときは、「私も生きてて良いんだ」と思える。
城崎の掌が、私の御尻をしつこく撫でている。
我慢できるかなあ?
まだ私と城崎は肉体関係がない。
城崎は私の奴隷だから、エッチはなしない。

城崎の手が、御尻の間までいじろうとしている。
それくらいのおいたは、赦す。私も気持ち良いわけだし。
「…いいよ、そこも触りたいんでしょう」
あ、でも。濡れると、下着と服まで汚しちゃうかも。
「ちょっと待ってね」
私はそう言って、下半身だけ裸になって、もう一度城崎に騎り直した。
城崎は感極まったように、私の名前を呼んだ。
それから、私のむき出しの太腿から撫で始めた。
城崎のジーンズ汚しちゃうなあ。でも、いいや。
私のだから、城崎にとっては汚いものじゃないよね?

私は身体を捻って、テーブルの上の
いちごみるくのキャンディを口に入れた。
「きざっち、おいしいの、あげるね」
「はい、ありがとうございます」
城崎の呼吸はすごく乱れてる。
いつもやってるように、ひとしきり舐めたあとの
キャンディを城崎にあげる。城崎の顔を見下ろして、
私のよだれにまみれたいちごみるくのアメを、城崎の口の中に落とす。
わざと、キャンディが完全にくちのなかに落ちた後も、よだれを垂らした。
目を開けて城崎を見ると、城崎は目を閉じて恍惚としていた。
それを見ると、私もすごく気持ちよくなる。
私のよだれなんか、くちのなかに入れられる男の人がいるんだ。
それどころか、私のよだれは彼にとっては「あむりた」らしい。

私も生きて良いんだ。
城崎がここまで喜んでくれるってことは、私にも生きる資格があるんだ。
城崎の手は、私の御尻をなで回していた。
すると指先がまた、裸の御尻の間をいじろうとしてそろそろと動いている。
「良いよ」
「ありがとうございます」
城崎の手は私のそこにまで伸びてきた。城崎の手がぬるぬるする。
それから城崎は、その指先で、後ろの方の入り口をいじる。
私はいつも通り、それですごく感じてしまって、声を上げた。
それが、いつも恥ずかしい。

「きざっち、アメもう終わった?」
「はい、終わりました」
「じゃあ、クリちゃん舐めて。」
「はい、舐めさせて戴きます」
それからあとのことは、恥ずかしいから内緒にするね。

だけど、今日も城崎は私のあそこに入って来ることは赦されなくて、
自分で始末するしかなかった。
城崎はそのあと、ていねいに優しく私のあそこを拭いてくれた。
いつもありがとう、きざっち。






2006年01月14日(土) 世都セレナと荒井慶騎のサムライ度

http://www.goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c032


世都セレナの漢(おとこ)のサムライ度はこんな感じ!

世都セレナの漢気度は【120%】ぐらいで
【真のサムライ】の血をひいています。

おのれを知り、またおのれの為すことを心得ているあなた。
漢気が大変強く、信念溢れるサムライ気質の持ち主です。
現在の軟弱日本において、いまだ帝国精神を持ち合わせている稀有な存在といえるでしょう。
まわりから浮いてしまうことがあるかも知れませんが、真の漢であるあなたは、そんなこと気にすることはありません。
これからもまっすぐ、おのれの信じた道に向かって精進を続けましょう。

あなたにぴったりの武器:斬鉄剣(石川五右衛門所有)

ハラキリ度  100%

神風特攻度  40%

ヤンキー度  22%

マザコン度  20%

武士道研究は10年近くになります。
実になっていたようですね。

_________________________________

荒井慶騎の漢気度は【83%】ぐらいで
峠を攻める【走り屋】の血をひいています。

夜の帝王であり、街道の支配者。
夜道が抜群に似合うあなたは、漢気あふれるヤンキー気質の持ち主です。
現在の軟弱日本において、
任侠の血を受け継いだ熱い存在といえるでしょう。
あなたにとって大切なものは、欲望のまま突っ走ることと、熱い漢の友情。
仲間たちと夜を支配することが、
あなたの存在意義に通じているのでしょう。
くれぐれも違反を重ねないように気をつけてくださいね。

あなたにぴったりの武器:鉄パイプ(昭和50年代ヤンキー仕様)

ハラキリ度  24%

神風特攻度  46%

ヤンキー度  100%

マザコン度  41%

えっ…俺ってヤンキーなの。そんな勇気ねえけどなあ。
しらんかった、俺ヤンキー気質なんて。うえー。


2006年01月13日(金) 短編小説「アメジストの姫君」/荒井慶騎

荒井弟・荒井慶騎の久々の新作です!
「王子様」は自分だそうです! 
荒井慶騎の趣味の世界だけ、それだけの小説です。
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アメジストの姫君/荒井慶騎


 睫毛の長い切れ長の目で見つめると、姫君は全身を硬直させました。
自分よりも遥かにちいさなその身体を抱きしめ、抑え切れぬ愛情を示しました。
「姫、ずっと愛しているのです。もう、我慢できません。どうか、御赦し下さい」
王子様は必死にそう言いました。それが隠し切れぬ本音だったのです。
すると姫君は心配そうに王子様を見返したので、もう一度姫君を強く抱きしめるのでした。
それから王子様は、ドレスの上のコルセットをそっと外しました。
そのまま、姫君のくちびるに自分のそれを重ねました。姫君の御口は、甘い果物の味がしました。舌先を絡み合わせると、姫君はたどたどしい動きでそれに合わせてきました。その可愛らしさに、王子様の剣はたちまち固く大きくなりました。
それからドレスのファスナーをゆっくりと下ろし、袖から腕をとりました。その腕は白く、とても細く思われました。
黒いドレスの下には、深い紫色の美事なレエスの下着が現れました。それらを外すのは勿体なく思えたので、ブラジャーをつけたまま、レエスをすこしずらしました。
姫君に似つかわしく、清らかで薄い胸の突端に、愛らしい苺がありました。それは白い雪のような肌に落とされたほの赤いイチゴシロップのようで、とても綺麗です。王子様はそのとても美味しそうな苺に、優しく舌を這わせました。
「ん、んんっ…」
姫君は気持ちよくなってきて、つい吐息を漏らしました。姫君は王子様を止めようとはしませんでした。
王子様は手を休めず、姫君の太腿の内側をそっと撫でました。それは年若く、まだ少女のままの姫君らしく、細く引き締まっていました。それからヴィーナスの丘と呼ばれる場所に指を這わせました。ショーツの下の秘めやかなクレバスをなぞると、姫君がまた吐息を漏らしました。王子様は今度は太腿の内側に舌を這わせました。姫君は初めて知る悦楽に、全身を震わせました。その様子の愛らしさに、王子様の心は躍りました。
すっかり濡れてしまった下着を脱がせると、やわらかな飾り毛がほんのり萌えた花園を見ることができました。
王子様は花園の花唇を大きく開いて、花園のなかを観察しました。
「いや…」
姫君は恥ずかしそうに脚を閉じ合わせようとしましたが、王子様がそれを止めました。王子様は我慢できず、花唇のあわいの真珠に舌を這わせました。
「ああっ…」
姫君の声がひと際大きくなりました。
花園は清純な姫君らしく、馨りがありませんでした。王子様はそれがちょっと残念です。
姫君の花園はすっかり花蜜をこぼし、しっとりと濡れていました。王子様は手が空いていたので、真珠を舐めながら、様々な場所に指を踊らせました。
その内、姫君は今まで感じた事がない程の悦楽に飲み込まれ、大きく身体を痙攣させてしまいました。我を忘れ、鋭い声を上げました。
そこでやっと、王子様は剣を使って姫君に侵入することにしました。準備がすっかり整っていたので、姫君は苦痛無く王子様を受け入れることができたようです。寧ろ、大変気持ちよかったように、挿しこまれた瞬間、姫君は可憐な声を挙げました。アメジストのように固く尖った心を持つ気高い姫君が自分を迎え入れてくれたことに、王子様は感激しました。
王子様もその声でとても興奮したので、気持ちよく、抽送を行えました。
最後に王子様が耐え切れなくなった頃、姫君もまた同じように高まりを迎えていました。目蓋をきつく閉じて、睫毛を震わせているのでした。半ば開かれた赤い唇が大変麗しく、王子様はとても気持ちよく終わりを迎えることができました。


2006年01月12日(木) 荒井慶騎君の御化粧講座

俺は、女性に御化粧をするのが好きだ。
化粧は独学で学んだ。特別な学校に通ったことはない。
それでも一応一通りのことはできる。

俺が好きな化粧は、「女優」だ。
ラインを強調し、光を添えて、色味をあまり使わない化粧を、
俺は「女優メイク」を呼ぶ。

下地と共に、ファンデーションは現在とても進化している。
できたての仕上がりを保てるこの機能性には驚くばかり。
マックスファクターのファンデーションは仕上がりも持ちも良い。
しっとりタイプのベースを丁寧に塗り込んだら、
リキッドファンデーション。毛穴が気になるようなら、
コンシーラを使うと良い。コンシーラは固いものより、
練り状ファンデーションのようなものがよい。
これならば肌が乾燥しない。
俺の御薦めはレブロンのエイジディファイングコンシーラーだ。
気になる部分によくのばし、その後固形ファンデーションと
ルーセントフィニッシュパウダー(白粉)で仕上げる。

眉をクラシカルに、角をつけて描く。
昔は眉は濃い目に描いたものだが、今は淡い色味が良い。
形よりは、手入れして余分な毛をカットしてあることのほうが重要だ。

アイカラーは大きく変わった。
以前はブラウンだけを2色自然に入れていたものだが、
今は4色は使う。眉下にハイライトとして繊細なパールの
白っぽい色(白さは透明感が欲しいところ)を入れ、
目蓋に微かな色味を添える。こちらも繊細なパール感が必要だ。
上目蓋の目の際に、黒に近いグレー、茶色など濃いめの色を丁寧に
二重にそって入れる。目蓋の色とリンクしていることが重要だ。
ごく微かにラメが入っているものがモダンで良いだろう。
下目蓋の目の際に、2色使う。目尻側に、上目蓋の際に入れた色を
もう一度。ごく僅か、丁寧に細く入れる。これは黒目の中央までの
長さに入れる。最も丁寧なぼかしが必要な場所だろう。
どのくらいの量をぼかし入れるか、見極めも必要だ。
入れすぎれば下品になるし、細過ぎても効果はない。
目頭側の目の際には、明るい色をラインのように入れる。
繊細で粒感の際立つものが良いだろう。
勿論全体を調和させる色味であることを大前提として、
御薦めはゴールドか白パールである。
ごく細いチップ、或は綿棒で細く入れるのが成功の秘訣だろう。

アイラインは最も重要で効果的なアイテムである。
是非取り入れて戴きたい。
御薦めはリキッドタイプ。最も効果的だと思う。
練習して綺麗に入れられるようになってほしい。
上目蓋の目の際に、繊細かつ大胆に入れよう。
ルミナスのリキッドアイラインは滲まない。
色としてはグレイッシュパープルが上品で現代的
かつクラシカルなので御薦めだが、
アイカラーとリンクした色であることが前提なので、
基本色である黒と茶も抑えておきたいところ。
グレイッシュパープルは、シルバー系やパープル系のアイカラーに
合わせて使ってほしい。

下目蓋の際、濃いアイカラーを入れた部分を強調するように、
ペンシルのアイラインを使おう。
こちらもアイカラーとリンクした色が良い。
いわゆるチープコスメだが、Kissのデュアルアイペンシルは
黒と茶のセットなので使い易いだろう。

マスカラは必要最低限のアイテムの一つに数えられる。
睫毛を上にあげて固定させれば、表情が明るく見える。
是非取り入れて戴きたい。
アナスイのスーパーウォータープルーフマスカラは
ドラマティックな仕上がりとパーフェクトな持ちを実現する。
カールは崩れないし、ダマにならないし(ゴキブリの足のようには
仕上がらず、綺麗に仕上がる)、持ちも完璧で下目蓋を綺麗に保つ。
上下の睫毛に、丁寧に入れておくこと。

ファンデーションだけ塗った肌は、本来の色味を失っているので
補正しておく必要がある。
頬紅で血色を、ハイライトで太陽光が当たっている部分を演出する。
頬紅は肌色によるが、色白なら逆に少し黄色味のあるピンクが良い。
大きなブラシをつかって、頬の中央にまるくぼかし入れる。
大きなブラシをつかうのが成功の秘訣だ。
ちいさなブラシだと、力が一点に集中するので、「おてもやん」になる。
くれぐれも入れすぎに注意して戴きたい。
ハイライトは額の中央、鼻の頭、頬の上側(目の下)、あごの中央など
出っ張った部分に入れること。

最後に、唇を仕上げよう。
アイカラ同様、余り色味を感じないものがよいだろう。
それでも自分の肌色に合わせた色選びが必要になる。
色白ならば、微かに色づくピンクベージュかローズベージュが御薦めだ。
また、最近はあまりグロスを多用するのも考えものだ。
あまりてかりのあるものよりも、すこしツヤ感がある程度が良いだろう。
また、微かな極小ラメがきらめく程度に入っているのも美しいと思う。
しっかりメイクに仕上げたい場合はリップペンシルでラインを
ていねいにとってからリップブラシで色を入れるのが良いだろう。
ナチュラルにしたい場合は直づけでも良いかもしれない。
最後にリップブラシで或る程度ラインを直して欲しい。

思うまま自己満足に挙げたけれど、
愛する女性にはこのくらいしてほしいところ。
逆に、俺はあまり女性の素顔の造作には余り厳しくない筈だ。
御化粧は楽しいことだ。男性には余りできない御楽しみだ。
女性たちにはその特権を存分に使ってもらいたい。





2006年01月07日(土) 私の先生 世都紫端様のこと/世都セレナ

尊敬する私の先生 世都紫端(セト・シヅマ)様を御紹介させて戴きます。

作品はこちらを御覧下さい。
http://members.jcom.home.ne.jp/schizmah/

紫端様は小説「ストレンジシアターサイコ」(文芸舎)
「ストレンジサッドソーンズ」(新風舎)といった小説を書かれ
(アマゾンで購入可能)、CG・映像作品を制作し、
バンド「シンガプーラ」、ソロユニット「セルロイド」で音楽活動
(変拍子メタル)といったマルチな活動をなさっています。
その多岐に渡る表現活動を総称して
「スプラッタシュールレアリスト」と言います。
(本来アルファベット表記すべきですが、
紫端様の使われる綴りはゲマトリアという手法を使っている為、
正しく読むことが困難であるので、
この場は解り易く正しく伝わり易いカタカナ表記とさせて戴きました)

紫端様は大変博識であられ、神秘学一般を研究なさっています。
それは余りにも自分に近しいものを探求した結果それが
神秘学であったということです。
そこから得られたものを様々な手法で表現なさっています。

私は最初友人の安易さんから紹介され、先に著作を戴き、
面白いなと思いました。そのあとホームページでCGを見て
すごい、と思いました。
その後御本人と対面、大変な衝撃を受けました
(余りにも私的に素敵な人だったからです…)。
それ以来の大ファンです(ミーハーですね)。

約5年が経ち、シンガプーラのライブでデス声で歌った紫端様に
「2度目の一目惚れ」。
それがきっかけで、私も紫端様のマネをして
神秘学を研究していくことにしたのです。
それを認められ、世都家に「妹」として迎えいれて戴くことになりました。
「世都セレナ」という大変美しい名前を戴きました。
この名前に羞じない立派な「奇婦人」を目指します。

これからも尊敬する世都紫端様に従いていきます。


2006年01月06日(金) 不定期連載「オーギュスティーヌの蒼い空」第2回

<前回の粗筋>舞台は架空の中世フランス。巴里随一の娼館「シテール」の娼婦オーギュスティーヌ・ド・ヴェルレエヌは、架空の英国から巴里観光に訪れたシヅマ・セト伯爵に心を奪われる。
__________________________________

私は、恍惚としていた。
御洋服は勿論着たままだけれど、シヅマ様が私を縛ってくれている。固い樹の感触が、やわらかい布地を通して背中に伝わってくる。その感触すら、今の私にはいとおしい。
「ああ、ここ…ロンドンなのね…」
ここはシヅマ様の御城だと、私は思っている。
丁寧に縄をかけて下さるシヅマ様を見つめると、シヅマ様は私を見返して、おどけた顔をなさる。
それが嬉しくて、またじっと見つめてしまう。
ああ、やっぱり、なんて素敵な方なの。
たとえ全宇宙の総ての歴史を見渡すことができたとしても、シヅマ様よりも素敵な方は存在し得ない。
今パリで話題になっている、小説家だとかいう侯爵なんか比べ物にならないわ。小説だって、シヅマ様の作品の方がずっと高尚で知的だし。
縄化粧を終えたシヅマ様は、唐突に私に背中を向けられた。
「…?」
そのままシヅマ様は何もおっしゃらずに御屋敷に入ってしまわれた。
「シ、…シヅマ様…」
私は呆然とした。シヅマ様に突然忘れられてしまったのかもしれない、と急に思えて、不安になる。
…これは何かの罰? シヅマ様に下劣な感情を抱いて、シヅマ様を冒涜した罪?

先程はシヅマ様に気を取られていて全く気づかなかったけれど、すぐ目の前に大きな硝子窓があった。シヅマ様の寝室のようね。とても素敵な寝台がある。私はなすすべもなく、御部屋の内部を見つめた。
天蓋付きのベッドは、高貴なシヅマ様に相応しい。リネンは総て黒いシルクで統一されており、天蓋は鏡のように磨き上げられたシルヴァーのアイアンレエスで支えられている。寝台の傍にはちいさなサイドテーブル。壁紙は淡いグレーのようだ。

私にはとても長い時間に感じられたが、実際にはほんの数分後のことだっただろう。
シヅマ様が寝室に入っていらっしゃるのが見えた。
シヅマ様の姿が見られただけで、声を上げて喜びそうだった。
しかし、その喜びは引き裂かれた。
王子様は、素敵な貴婦人を伴っておられたのだ。
ふたりはわざわざ、窓の前までやってきた。そして、シヅマ様は一瞬だけ私を見てから、その貴婦人と抱擁なさった。
「…うっ」
それを見た瞬間、ぞわりと嫉妬が忍び寄った。
だけれど、怒りは無い。寧ろ不思議なことに、安堵すら伴った嫉妬だった。
「んん…」
その刹那に真珠が尖るのがはっきりと解った。私は無意識に太腿をきつく閉じ合わせた。腰をよじる。
王子様が、貴婦人と唇を重ねたのを見たとき、私の感情は沸点に達した。それに合わせて、涙が溢れたのを感じた。花唇も涙を零しているのが解った。
その感情は確実に悦楽を伴っていた。
快楽が強過ぎて、それを受け止め切れずに泣いている、ということがはっきりと解った。
「王子様、もっと、…その素敵な人に、もっと濃厚に唇を重ねて下さい…」
私は痛切に、そう祈っていた。その願望は叶えられた。シヅマ様の舌と、貴婦人の舌が絡み合うのが見えた。永遠かと思われる程長い間続いた接吻が終わった。
シヅマ様は、その女性を寝台へ伴い、ドレスを脱がせ始めた。
雪が降って来た。
「シヅマ様、…シヅマ様…」
聖なる名前を呪文のように繰り返しながら、自分が寒さに弱い、ということをぼんやりと思い出していた。
風邪引いちゃうわ…

目蓋がゆっくりと開いた。
素敵な夢だった…。私は実際に、頬に涙を流していた。そして、太腿のあわいにもまた…。いけない、と思った。銀色に輝く高貴な星の王子様に、こんな下劣な感情を抱いてはいけない。だけど…



ジョージが眼鏡をつくることになり、私は彼と共に手近な眼鏡屋へ赴いた。
美しいマドモアゼルが私たちを迎えてくれ、
ジョージは彼女と共に視力を調べる為の小部屋に収まった。
私も眼鏡を使っているので、暫くは「新しいフレームでもつくろうかしら?」と
思い店内を見回していたが、すぐに飽きて勝手にその辺りの椅子に腰を下ろしていた。
すると素敵な紳士がわたくしに御茶を出してくれた。
高級な日本の御茶ね。素晴らしい御店だわ。
本を持ってくれば良かった。そう後悔し、携帯電話で友人のサイトをブラウズして彼のスカトロ小説を読んでみたりした。
スカトロ小説のせいか、トイレに行きたくなった。
私はちょっと躊躇ったけれど、立ち上がって、ジョージが視力検査を受けている小部屋に入って行った。
「トイレに行ってくるわ。それから御買い物しているから、終わったら電話を頂戴」
ジョージの肩に手を置いてそう言い、それからジョージを担当するマドモアゼルに「彼をよろしくね」という意味で頭を下げた。
しかし、彼女は私に反応を示さなかった。

歩き出してから、私は怒りを感じた。
「ジョージ…嬉しそうだった…」
ジョージは日頃、余り女性と接することがない。
今、ジョージの視力検査をしてくれている女性はとても綺麗だったわ。
私のようなのとは違う…。
猛烈な嫉妬が頭をもたげた。
嫉妬というよりも、激しい怒りだった。自分のおもちゃを他人の好きにさせたくはない、という怒りだ。
このとき、私はその嫉妬が王子様のときに発する嫉妬とは異質であると気づかなかった。
携帯電話の電源を切って、勝手に家に帰ってやろうかと思った。
私はこの後、更に醜態を晒してしまった。

化粧室で用を足し、いきつけの化粧品店へと思った。
携帯電話の電源を切ることを思い出して電話を取り出すと、留守番メッセージが入っていることを知らせるランプが点滅していた。
メッセージを再生させると、ジョージが「検査が終わった、フレームを一緒に選んでほしい」と言っていた。

無視すれば良かったのに、私はジョージが可哀想になり、眼鏡屋へ戻った。けれど、怒りは止んでいない。
ジョージとあの店員さんが並んでフレームを選んでいる。ジョージの愛想笑いを見て更に腹が立ってくる。
「おっ、帰って来たな」
「…」
「どれがいいと思う?」
「好きなの選べば良いじゃないの!」
私はこの時の自分をとても恥ずかしく、愚かしく思う。
帰り際、店員は私に「お時間かかってしまって、申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
「ああ、この人は悪くないのに…。この人はジョージに丁寧に接客してくれただけなのに…」と後悔した。



私がジョージを見る目は冷静な方だと思う。
確かにジョージを愛している。それは断言できる。感謝しているし、尊重しているつもり。だけれど、ジョージの総てを自分の思うようにコントロールしたいと思っている。良い人だと思うし、私の理想にかなり近い男性と言える。
シヅマ様は…全く別。私は、シヅマ様に対して冷静ではいられない。シヅマ様の御機嫌に大きく一喜一憂する。娼婦として心を込めて御客様に接しなければならないというのに、私は仕事のときでさえ、シヅマ様のことばかりに心を奪われている。
こんなことではシヅマ様は喜ばない、と思っても無駄。私の胸のなかにいつもあるのは、シヅマ様がギターを弾いている御姿。シヅマ様が微笑んでいる御顔。シヅマ様が私を呼ぶ御声。総てがシヅマ様になってしまった。
もう娼婦を続けることはできないと悟った。私は、仕事を辞める決心を固めた。幸い、蓄えはある。そして、やりたいこともあった。



「へえ、あんたがこんな店をやりたかったとはね」
開店日にかけつけてくれた「シテール」のママンは店内を見渡した。
私がやりたかったこととは、馨水の店だったのだ。
「馨水とか、好きだってことは知っていたけど…。」
私はシテールを辞め、思い切って馨水の店を始めることにしたのだった。
シテールでの常連だった老紳士が馨水を製造・輸入する事業をしているので、そこから卸してもらっている。
赤紫に近いショッキングピンクに黒のアイアンレエスをあしらったガーリィな店構えで、女性客が興味を持って入ってきてくれている。
ジョージは、私と知り合った頃既に私が娼婦だったので、娼婦を辞めさせたいと思いつつ言い出せなかったそうで、私の仕事を大歓迎している。
シヅマ様もまるで御自分のことのように、大喜びしてくれた。
だけれど、まだゴールではないわ。まだ、これは「船出」に過ぎない。
そんなことを考えていると、唐突に店員に名前を呼ばれた。
「御客様ですよ!」
振り向くと、なんとそこにシヅマ様がいらした。
「オーギュちん! 来ちゃいましたワ!」
「えっ、何故突然ロンドンから? 御知らせして下されば御迎えに伺ったのに」
「いやー。こっちに住むことになりましたワ」
「…ええっ!? シヅマ様、これからずっと巴里にいらっしゃるの!?」
そんな嬉しいことが起こってしまっていいの!? また夢ではないの?
「そうですねえ。今日は取り敢えず引っ越しの御挨拶だけと思ったので連れてきませんでしたが、兄と妹と弟も一緒に巴里に来ましたワ」
「まあ! シヅカちゃんも御一緒なのね」
私はフライヤーの写真の可憐な姫君を思い出していた。
「すです。まあ近いうちに遊びに来て下さいよ」
私は歓声をあげた。ずいぶんと楽しい船出になったわ!

<第3回へ続く>


荒井慶騎と世都セレナ