####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2007年10月20日(土) 『ヘアスプレー』+10月の読書まとめ

ボルチモアで最高にホットなTV番組「コーニー・コリンズ・ショー」出演を夢見る16歳のトレーシー。
ダンスもオシャレな髪型も完璧な彼女。
ただ、ひとつだけ問題が…。
それは、彼女のビッグなサイズ。
そんなことは一向に気にせず、明るく前向きに生きるトレーシーは、TVのオーディションに参加。
レギュラーの座を射止め、番組の人気者となるが、黒人差別の番組作りが行われてていた。。。

2005年11月…ブロードウェイ観劇のレポはこちら

「セリフも歌も英語」「買ったパンフレットの文字も英語」「サントラも英語」だったブロードウェイでの観劇。
2年経って、やっと日本語で解説された字幕やパンフレットを目にする事ができたけど、↑上記レポに書いたあらすじが、あながち間違ってなかったなぁ〜とホッとしました!
(映画は一部、ストーリー展開が変更されてたけど)

この作品の魅力の1つは、暗くて深刻になりがちな黒人差別問題や、体系への世間の偏見を、あくまでも明るく、そしてトレイシーが常に前向きに考えている事だと思います。

1960年代の衣装や楽曲は、今見ても・聞いても色あせることなく楽しめるし(逆に新鮮!)、「ラストはみんなハッピーエンド!」という単純な展開だけど、終始、明るさが溢れていて、とっても気分爽快。
楽しかったなぁ〜。

↑上記レポにも書いたとおり、私はブロードウェイで観劇して「生きてて良かった!」とまで思った大感動だったので(それに比べると)どうしても最初のインパクトは落ち着いてしまっているので…けっこう落ち着いて楽しんで見れました。

一緒に見た相方は、この2年間、既にサントラは飽きるほど聞きまくっていて「曲だけはバッチリ」状態。
ただ、私のストーリー説明がイマイチだった(?)せいか、「あ、こうゆう話だったのね…」と、やっと曲に映像が乗って満足の様子だった。

2年前の観劇時、英語のセリフがイマイチでよく分からない展開だった♪Welcome To The 60’sのシーンの内容が分かってスッキリ!
舞台でも、すっごく派手なシーンで、エドナとトレイシーが水色のお揃いのドレスを着てキメキメで盛り上がる場面で、「まだ1幕の途中なのに、なんでこんなにキャスト総出演で、セットも派手で、歌いまくって踊りまくってるシーンなんだろう?」って、ずーっとナゾだったのです(苦笑)。
「おデブで家に引きこもったままのエドナをトレイシーが外に連れ出して、エドナは外の世界を知る」という内容だったのね〜。

トラボルタもニッキー・ブロンスキーも大健闘だったけど、個人的にはコーニー・コリンズ役のジェームズ・マースデンが1番良かったです!

今、NYでは映画効果で再び『ヘアスプレー』の観客動員が盛り返してきてるみたいです。

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10月の読書まとめ

・『追伸』(真保裕一 著)★★★☆☆
全編、手紙のやりとりで構成されている作品。
ここ最近、真保さんはいろんなジャンルの作品を描くようになってきたなぁ。

・『よろしく青空』(中野翠 著)★★★☆☆

・『やってられない月曜日』(柴田よしき 著)★★★★☆

♪BGM〜『ヘアスプレー』サントラ

<<昨日は『エディット・ピアフ』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)



2007年10月02日(火) 『エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜』

1915年。
パリのベルヴィルで生まれたエディットは幼くして両親と生き別れ、祖母が営む娼館に身を寄せて育てられる。
一度は失明したものの奇跡的に回復し、戦争から帰還し、大道芸人として生計を立てていた父に引き取られ、日銭を稼ぐためにストリートで歌っていた。
偶然、名門クラブのオーナー、ルイ・ルプレに認められ、その歌声から“ピアフ(雀)”と名づけられる。
やがて世界的なスター歌手となった彼女は、生涯最愛の恋人マルセルと出会うのだった。。。

幼少期から亡くなる47歳までを一気に描いているので、ところどころ駆け足になって、「もう少し深く描いて欲しいなぁ」という部分があるけれど、とにもかくにも、主演のマリオン・コティヤールの大熱演が全ての作品でした。

個人的には、賞の云々はそんなに強く思わないけど、このエディット役の熱演は、なにかしら形で評価されて欲しいなぁと思う演技だった。

多分、見た人全員が「マリオン・コティヤールの普段の姿と同一人物とは思えない!」と驚くと思うけど、私も、本当にビックリした。
髪型や特殊メイクで工夫されているとはいえ、「ここまで化けられるものか…」と、ただただ感心するばかりだった。
女優って凄いね。

47歳なんて、今の時代からすると、ヘタしたら人生の半分です。
その短い生涯を、倍の歳に見えるような壮絶な生き方をしたエディット。

ドラマティックな人生というのは、(ドラマティックに)生きようとして生きれるものではないと思います。
その人にしか分からない幸せや不幸せがある。
人は、一生涯を終えても、人生の答えは分からないんじゃないかなぁ?と思いました。

♪BGM〜『ヘアスプレー』サントラ

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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『ヘアスプレー』
2005年11月…ブロードウェイ観劇のレポはこちら


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書き手: みぃ♪
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