NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 黄昏ゴルフ

 なんか、宿題とか、読みなさい、と言われたものをきっちりやっていたら、一週間でまとまって遊べるのが土曜日の午前か午後か、くらいな状態になっているので意味が分かりません。適当に手を抜きたいのですが、加減が分からず苦戦をしています。

 でも、ちょっと体が硬くなって、腰痛もひどくなってきたので、運動をしたい!したい!したい!と思っていたので、思い切ってゴルフにお友達を誘っていくことにしました。

 午前中は雨だったのですがお昼すぎから回復し、お友達が来るまで迎えに来てくださって、コーネルの練習場へ。(北キャンパスに後フルコースと練習場がひっついている)

 見渡す限りの芝生と木々。ネットで囲まれた日本の練習場とはだいぶ違います。気分が非常に良い。しかも夕方とあって黄昏時に日差しを背中に受けて遠くにゴフルボールを飛ばすのは気持ちのいいものです。

 そう、ゴフルボールが思ったように飛べば。の話。

 飛ばないんですよ。大学の頃に練習していた時の方がよほど上手に飛べたのに。少なくとも、ちゃんと上に飛んだ。なのに、全然飛ばなくなってしまった。思い立ってちゃんと練習しようと思いました。がんばろう。河北君も頑張っていたし。田無の練習場で。

 機嫌も良くなり、体を動かして帰ってきた土曜日夕方に、月曜日までの課題を仕上げようと思ったら手が思うように動かない。うーん。困った。とりあえず、寝ながら本でも読むか、ぐー。昼寝。

 広い空の下、広大な芝生を眺めてゴルフボールを打っていたら、気持ちまで大きくなってしまったらしく、なぜだかネットでゴルフセットは購入してるし、勉強も明日へ先延ばししてしまいました。黄昏ゴルフの土曜日でした。

 ほら。この辺がイサカです。レンジに入ってきては草とか食べてる鹿さんたちも今頃は寝ているんでしょうか?玉が近くに飛んでも動じない鹿さんたちの度胸が私にもほしいです。っていうか鹿を眺めながら練習できる練習場なんてそうそう無いよ。軽井沢のマラソン大会にでたときに「72」とかいう、それはもうまばゆいくらいの綺麗なゴルフ場と練習場をみたものですが、ここも負けちゃいない。しかも一籠4ドルよ。コースを回っても三千円もしないのよ。うん。勉強もがんばるけど、ゴルフの練習も頑張ろう。雪に閉ざされたらロッククライミングもしちゃおうかしら。

 脈のないエントリーになりましたね。寝よう。


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注:最後の写真は私の知っている人ですが、この写真だけはアメリカではありません。日本です。参考までに貼り付けておきました。気にしないでください。お見苦しい写真でした。

2006年09月24日(日)



 だめな生徒の創造性

先生:「私は、あなたの専門性を生かして、何かの過程を説明する英文を提出するように言いましたよね?あなたと同じコースのタクヤは何を書いたか知っていますか?日本における開発プロジェクトの成立過程ですよ?私は今回いくつかのエッセイを読みましたけど、私はびっくりしました。そして忘れられません。あなたの専門は朝ご飯なのですか?今日もあなたの朝ご飯はベーグル?」
kiyo:「あ、いえ、そういうわけでは・・・。あ、まだ食べていません」
先生:「ま、このクラスは英語の練習ですから、内容は何でも良いのだけど、とってもびっくりしました」
kiyo:「すいません。創造性に乏しいもので、思いつきませんでした」
先生:「それでベーグルについて書くなんて、すごい創造性ですね。でも、内容としてはとってもおもしろかったわ」
kiyo:「ありがとうございます」
先生:「褒めていません。次はもっと専門的な内容で書いてきなさい」

と、今日そんな一こまがありました。
いや、英語の授業をとっているのですが、課題の内容が何かのプロセスを説明するような英文を、5段落、3ページ弱で書いてくる、というものでした。

一生懸命考えたのですが、何も思いつかなかったので私が書いたのは『おいしいベーグル朝ご飯の作り方』あんなに先生をびっくりさせるとは。参った。でも、あんなに文句言われること無いのに・・・。と今日一日中不満だったので、訳したものをアップデートしちゃいます。笑ってください。

 もちろん原文は英語だけど、わざわざアップしても読むの面倒だろうし。どんな風に英語でかいたの?と思う方はメールでも。

 はじまりはじまり〜。あ、内容はフィクションです。
(いつもながら、このサイトの内容はすべてフィクションです。実在の人物とは一切関係ありません)

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『ベーコンエッグベーグルの作り方』

 もっともNYで有名な朝ご飯の一つは、ベーコンエッグベーグルです。あなたは、ベーグルじゃなくても良いかも、と思うかもしれませ。でも、それは間違い。ベーグルに代わるものはありません。なぜなら、ベーグルの、低カロリー、腹持ちが良い、堅いなどの性質を考えれば、朝ご飯のベーコンエッグにはベーグルが一番なのです。その秘密は、ベーグルの作り方にあります。ベーグルは、ほかのパンと違って、作る過程の中で煮るからです。この、ベーグル、エッグ、ベーコンの素敵なコンビネーションは、世界でも有名なグルメな人々であるニューヨーカーから認められていることなのです。
 ベーコンを料理するのは時間がかかるので、ベーグルとトーストは二番目に調理します。ベーコンを料理するときのポイントは、オイルを使わないこと。ベーコンは、多くの脂をふくんでいるので、よけいに加える必要がないのです。レンジの熱がベーコンから脂を出して、しばらくすると唐揚げのようになります。おそらく最低10分くらいはかかるでしょう。ベーコンがかりかりになったら、この過程は終わり。
 次のステップは、エッグとベーコンを加えることです。ベーグルのサイズを考えると、卵は一個で十分。エッグは最初に溶いておきましょう。たまにレストランでは溶かずに使っているところがありますが、朝ご飯は、歩きながらやオフィスの机の前で食べることを考えれば、エッグは溶いて、調理してどろどろではなく、固形にしたほうがいいでしょう。エッグが堅くなる前に、素早い動作で、塩・こしょうを加えましょう。さらに、好きならばチーズを加えてもいいです。チーズは、まるでとろけるピザのそれのような、香りを与えてくれます。(量は、それぞれのお好みで)
 最後のステップは、ベーグルにそれらを加えることです。クリームチーズと一緒に食べるベーグルではないのですから、ベーグルの甘みをたのしむだめに、ベーグルは焼いておきましょう。実はそのほかにも理由があります。ベーコンは元々塩っぽいものですから、料理したベーコン・エッグ・(チーズ)は、少ししょっぱいのです。だから、ベーグルは、この強い性質に退行するためにも、すこし強い性格を持っておく必要があるのです。トーストしたベーグルは香ばしい香りと、より素敵な甘みをもつものです。片方のベーグルをベーコン・エッグをのせたベーグルにのせれば、ベーコンエッグベーグルはできあがり。
 スナックショップやダイナーでこの料理を注文することが出来ます。混雑した店内で、「プレーンベーグルに、ベーコン・チーズをください!」とさけべば、あなたもニューヨーカーとして認識してもらえるでしょう。店員さんが、アルミホイルと油紙にベーグルを包んでくれた後は、トマトケチャップのパックを持って行ってもいいでしょう。私の観察ですは、多くの人がケチャップと一緒に食べていまいます。しかし、店員さんがトマトケチャップを入れてくれるとは考えてはいけません。自分自身で入れるのです。一度、この味を知ったならば、あなたはたとえ三ヶ月食べ続けても飽きることはないでしょう。私は知っています。なぜなら、私自身三ヶ月食べ続けたし今も食べているから。

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 訳文を書くのに30分くらいかかったんだが、こういうことしてるから夜寝るのが遅くなるんですね。

 

 写真は校内の風景を。


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2006年09月21日(木)



 異国の話をしてみよう

 だんだんイサカが寒くなってきた。日本であれば九月でも、汗ばむ気候が無くもない。ほら、この季節台風とか熱帯低気圧になって蒸し暑かったりするじゃないですか?

 しかし、日中でも半袖では、厳しくなってきた。もっと厳しくなるのだろうな、と思っていた日曜日(昼過ぎまで寝て、さらに寝ながら、youtubeで『東京ラブストーリー』を3話続けて見てリカに惚れ、メールの返事をやはり寝ながら書いて、『のだめカンタービレ』を30回目くらいになるが読み返していたらベッドの上で四時になった。うん、ネットとレッツノートさえあれば私はベッドの上だけで一週間は過ごせるね、っていうか括弧の中が長すぎですな)、寒くなってきたなー、紅葉も始まった?っていうか寒いといえば、NY。もっと寒いといえばソウルだなー、と変なことを思い出した。

 そういえば去年の冬ソウルに行った。(春も行ったが)そうです。あそこはNYより寒かった。(文字通りの「さむい」という意味ですからね。勘違いしないように。松っちゃんとかがいう「さぶっ!」という意味も含まれているように思うが、この場合のみそうではないと思ってください。そこの人。そう、君だ。みちあき)

 これだけ寒ければ、辛いものも食べられるかもしれない、と思って勧められて試したトッポッギはやっぱり食べられなかったが、通りを埋め尽くす屋台の湯気を見ると、「お〜これが韓国では暖かみを感じる風景なのかもしれない」と思ったものです。日本でいう植木に稲わらが巻いてあったり、温泉宿の浴場から立ち上る湯気だったり、赤提灯の灯りだったりするようなものだろうか?(にしちゃ、わざとらしいまでに「可愛い格好」をするくせに、女の子たちがスルメを囓ってたりするのはいただけない。この辺がさむい)

 いずれにしても、少し思い出すために、ベッドの上で、あのときの画像を眺めていると、今自分の周りにある環境とも違うことがわかる。そして同じところもある。大陸特有の少し薄い色の土や、少しほこりっぽい町並み、開発か内戦か環境への関心の薄さかわからないけれども太い幹の少ない街でした。でもイサカくらい坂道が多いところとか、大学がどこも山の上にあるところか似ていたりするんじゃないか?とか思ってしまう。

 ここにはヨンセイ大学で食べたソウルで一番おいしいスンドゥブチゲはない(本当だよ。一番おいしいんだから)

 世界がもし100人の村だったら?きっと100人とも同じところがあって、違うところもある。ミサイルをとばそうと思う人がイサカにいるかもしれないし、キムチが嫌いな人があの半島にもいるかもしれない。東京ラブストーリーを知らない日本人もいるかもしれないが、レバノンで空爆を受けて逃げまどっている人の中には、いつか「かーんち♪」と呼ばれることを夢見ている人がいるかもしれない。

 こういうと、結論は、差別とか偏見とかカテゴライズとかやめよう、ということのように思えるかもしれないが、そうではない。三国人呼ばわりもすればいいと思うし、今日もどこかで起きている虐殺と破壊に無関心でいればいいと思う。でも、自分が好きなこと、見つけたことを同じように思った奴が世界のどこかにいるかもしれない、と思えるだけで結構わくわくできるんじゃないかと思う。

日本庭園・明治建築を見て興奮すると言っていたファンドマネージャーがいた。
敗戦の日には靖国神社にいくといったパンクバンドのドラマーがいた。
正月駅伝をこよなく愛する文学研究者もいた。
短歌を毎日作り続ける農協職員もいた。
アイドル狂いのめちゃくちゃ格好いい男性モデルもいた。
大江健三郎を信奉するイラク人有機化学研究者もいた。
全裸でシャワールームで懸垂をすることを日課とするハウス系DJもいた。

でも、きっとそんな人もっといるかもしれない、と思うだけで人の話を聞くのはおもしろい。

やっとおちがついた。
さ、宿題に戻ろう。うん、あと五時間はかかる。がんばろう。


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写真は上から
・どっかの門。東大門とかそういう系の門。南かもしれない。よくしらない。シティホールが近くにある。
・屋台をみて喜ぶ私。
・滞在したホテルが南山というところにあって、山の上にあった。その窓からの風景。

2006年09月18日(月)



 彼の足跡

※伊藤・京大名誉教授にガウス賞のメダル授与
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060914AT1G1401114092006.html
 世界の数学者が組織する国際数学連合は14日、社会の発展に貢献した数学者を表彰する「ガウス賞」の第1回受賞者となった伊藤清・京都大学名誉教授(91)にメダルを授与した。来日中のジョン・ボール総裁が同日、京都市内の病院で手渡した。

 伊藤名誉教授は「私の仕事を数学以外の応用分野へ橋渡ししてくれた人々に感謝し、喜びを新たにしている」とのコメントを発表した。また若い数学者を支援するため、賞金1万ユーロ(約150万円)全額を国際数学連合の奨学基金へ寄付することを申し出た。

 同名誉教授は偶然が左右する不規則な現象を解く「確率微分方程式」を提案し、1980年代以降の金融工学に貢献した。

※ガウス賞とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%A6%E3%82%B9%E8%B3%9E
ガウス賞(Carl Friedrich Gauss Prize)は、社会の技術的発展と日常生活に対して優れた数学的貢献をなした研究者に贈られる賞。4年に一度の国際数学者会議(ICM)の開会式において授与される。フィールズ賞やネヴァリンナ賞と異なり、受賞資格に年齢制限はない。これは、その人の業績が知られ、実社会に広まり影響を及ぼすまでに、時として非常に長い時間を要するためである。

2002年、ドイツ数学会と国際数学連合が共同で設けた賞で、第一回授賞は2006年。その名は「数学の王様」ガウスが1801年、一旦は発見されながら見失われてしまった小惑星セレス の軌道を最小二乗法の改良により突き止め、再発見を成功させた故事に由来する。受賞者には金メダルと賞金が授与される。本賞の基金には1998年にベルリンで開かれた国際数学者会議で生じた余剰金が充てられている。メダルの意匠は表面がガウスの肖像、裏面がセレスの軌道を表す曲線と円(小惑星)、正方形(square:最小二乗法に因む)。


という記事にふれたんですよ。
日本は基礎研究強いねー。オタクの発祥の国だから儲からないマニアックなところが好きなのかしら?
って思っていたところ。

図書館で彼の本を発見!!(画像が無くてごめんなさい)

もう90歳になろうかという大家ですが、どうやらここコーネル大学でも教えていたんですね。

こういう著名で素敵な方の足跡を所々で発見できるので、この大学の図書館は暇つぶしに書架を覗いているだけでもおもしろいですね。バードウォッチングのように、地の巨人の足跡を発見してみるこの頃。

でも、彼のいたずっとあとにここに学びに来た日本人、私は、すでに統計学の基礎でつまずいている。 っつーかあきらめようかと思っている。

よし、彼に聞いてみよう。

「君は誰かね?」
「は、きよひこと申します。」
「うん、よくきた。きよひこ君。質問は何かね?」
「は、最小二乗法の基礎の理解だけでも、私は二週間掛かってしまいました。そもそも数学などわからないのですが、どうしたら、私はできる・・・」
「ここは山の上にあるが、この山は土と岩と木でだけで出来ている山ではないのだ。この山は先人の残した知の成果が集積している山なのだ」
「あ。でも、寝不足で山登り30分していくのは本当につらいのですが・・・」
「愚か者」
「数字たちの声をよく聞きたまえ。君はx軸のある範囲にある曲線との間の面積をそのまま積分しようとしたな」
「ええ。それがその面積こそが確率だと聞いたものですから」
「君はなんにもわかっとらん。君がしているその積分!その積分にはちいさなちいさな数たちが押しつぶされようとしているのだ。君が今朝眠そうに踏みしめたこのビルの前の土のように!」
「え。だってそこは道・・・」
「ちがう、君の足下には知が眠っておる。それを踏みしめたのだ。君が今日宿題で積分して、まとめてしまった数たちのように。数の声を無視したな。時間をかけて声なき声を聞きたまえ。そうすれば私が見つけた『確率微分方程式』のように偶然が必然に見えるようになるのだよ。時間だ。それがすべて、君に教えるだろう」
「は。私が愚かでした。しかし、明日までの提出なんですが。」
「ふむ、よろしい。きよひこ君。80年数学に人生をかけた私でも、眼にした数字の量は無限大に収束しなかった。私の人生を費やして紡いできた数字すら有限なのだよ。君が取得しようとしている単位も有限だ。ゼロには収束しないだろう。安心したまえ。大丈夫だ。少し疲れたのでこの辺で眠らせて貰うよ。夢の中では、私の単位時間は微少になる。そこを微笑するのが私の趣味でね。ではまた。いつでも来たまえ。君のような愚か者はいつでも大歓迎だ。x軸の上にすら君の知は到達してないのだからな。和でしか君を引き上げられない。かけたらもっとどん底だ」

というアドバイスを頂きました。


落ちが付いたかわからない。
もう何もかもわからない。
統計なんてほっとうけいー。

寝よう。


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2006年09月14日(木)



 図書館と鳥の関係

 高校卒業以来、というか高校二年生から数学なんてほとんどしたことがないのに、なぜか、今になって微分とか、積分とか、指数・対数の話とか、関数のグラフとかと戦うことになり、毎日図書館で過ごすことが多くなっています。(っていうかほんとにいろいろ無理よ。数学。そういえば予備校で生徒に教えたことあったなぁ・・、という内容を思い出しながら、ネットで高校数学の解説サイトを覗いたり、どこかの大学の統計学講義のPDFやPPTをとってきたりして取り繕っていますが、どこまで通じることでしょうね)

 そんな毎日ですが、大学の中にはいくつか図書館があります。私がよくいるのは大学の奥深くに存在する図書館。ま、ベーシックで大学は緑がいっぱいなのですが、この図書館は隣が森。森の住人と化した私にはもってこいですね。(最近気づいた。前世はモリゾーか、トトロだと。パンダ?うん。パンダとかナマケモノとかマンボーもとても近いものを感じるね)

 眠くなったらソファに移り、二つ並べてぐっすり寝ます。熟睡です。この大学は一つ一つの図書館が大きいので、人口密度が低くて良いですね。静かで、空調の音と、誰かがノートパソコンをいじっている音しか聞こえない。

 窓を見ると緑だし。夜は漆黒だし。いいね。

 そんなかんじでまたふらふらと書架の間を散歩していたら、窓辺に双眼鏡がおいてあるじゃないですか!びっくりした。これでバードウォッチングをしろと?

 しましょうか。というわけで、陽の出ている出ている間はたまに窓辺で鳥を見ています。全く詳しくないのでよくわかりませんが、いろいろ飛んでいます。びゅーんってとぶのもあれば、だらだら飛んでいる人もいて、結構レパートリーに飛んでいることがわかります。

 これはGDPデフレータと緑の専有面積と共和党の支持者の割合をパラメータにしたら鳥さんたちの元気具合がわかるのか?うん、ソファに寝ながら計量経済学を夢の中で使ってみようか、と思ってしまうほどエンジョイしています。

 とつぶやいてみたりして。(何を調べますか?っていわれて、「背番号と打率の関係では?」といって「まじめにやれ」と怒られたのは本当の話です)

 ご丁寧にも、鳥の図表と本までおいてあるのですが、だいたい、一度見つけた鳥は、本を参照している間にどこかに行ってしまう。こういう八方ふさがり感も、今の私と一緒だ。

 私にとって、と、私の睡眠時間と、残り少ない食費と、宿題提出までの残り時間と、やっていることの価値のなさと、歩きながら妄想に浸る時間をパラメータにしたら、大樹の下で蒼井夕優タソと語らう余裕は全くない計算されたよ。

 お。やってた意味があったじゃないか。

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追伸;
 船関係の話。毎回レスポンスがこの話に限って皆無(一応メールは頂く)だとしても、続けるよ。譲れない一線だ。エンターテインメントとして書いていたとしても、少しは作者の思いのままに。





2006年09月13日(水)



 学長の交代

はい。なんかタイトルからすると、こんな学長いらないから交代しろや(゚Д゚)ゴルァ、という論旨かと思われますが、そうじゃなくて本当に交代しました。

アイビーリーグの大学の学長の交代セレモニーなんて早々見れるものじゃないぞ、と思ったので参加してみました。(恐怖の計量経済の先生もどうやら出席しなくちゃいけないらしく早く終わった♪〜)

こういうイベントをさせたら滞りなく、きっちりこなすのがアメリカ人ですね。きちんと人の流れも、陽の当たり方も、救急車も呼んであるという準備の良さ。こういうロジスティックスをさせたら世界で一番上手なのだろうと思う。(華やかなお祭り騒ぎはイタリア人だな、とトリノオリンピックの時に思ったものですが)

アメリカの著名な大学から客を呼んでいるらしく、アメリカ中の大学の法服(?)をみることができました。これもかっこいいじゃないか、お〜木のでっかい杖までもっていてガンダルフみたいじゃないか、おやおや、あれは懐かしのコロンビア。


ちゃんと陸・海・空からも招待してあるのがいいですね。こういう一体感が日本にもほしいな、と思うのですが。


いずれにしても、学長のスピーチに音楽が入ったり、始まる前には、この大学のシンボルである大きな背の高い塔からずっとベルの音が鳴り響いたり。とっても素敵なセレモニーでしたね。

どうやら学長は、ジャズミュージシャンでもあるとか。すごいですね。天は二物も三物もあたえるんだなーって思います。(私なんて一物ももらってないぞ。)そして彼の経歴を見ていて思ったのは、学部・院ともノースウェスタン大学なんですよね。教員としてここに赴任したばかり。有為な人材ならば「純血」にこだわらず読んでくるのも、優れた点だと思いました。



卒業式では、うちの大学のシンボルカラーである赤の法服を着た人たちがこの大学にあふれかえるんでしょうね。今から見物です。



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おまけ(完全に趣味なので読まないで良いです。万人向きじゃありません。)

『第一回!秀逸Youtube!!』

いま話題のyoutube。どうやら月額一億の回線維持費がかかっておきながら大半を日本が使っているらしく、本国からは日本からのアクセスを禁止しようと思っているとか?早くビジネスモデルを打ち立てないで、有名になったあたりがこのMIXIとにているところですね。

さ、10月28日は三年に一度の観艦式の年ですよ!!なんでこんな地の果てにいるんだ!!今年は、偶然にも海上自衛隊幕僚長は吉川さんだというのに!!それにはせ参じられないなんて!!悔しい。悔しくて仕方がないので、ひたすら私はyoutubeで船の映像見ていました。今日。

やっぱり国産兵器は美しいですね。船にしても、飛行機にしても。日本海の荒波を乗り越えるためなんでしょうか?あのシャープで繊細なディテールが何ともいえません。確かにイージス艦にも魅力はありますが、通常のDDHの方がいいですね。形としては。(そういえば二週間前には、6隻目のイージス艦「あしがら」(7700トン)の進水式だった。行きたかったな〜)F2支援戦闘機にしても、90式にしてもやはり国産は美しい。戦争に使うのはもったいないね。(値段からしても高価すぎて戦争には使えない)

漁船を改造しただけの不審船に何兆円つぎ込んだのかわかりませんが、そのおかげで、「おおたか」クラスミサイル艇が出来たし。あの駆動といったら、素晴らしく美しい。

この国を取り巻く世界情勢は変わりました。

確かに、中国のフランカーとかすごいですよ。もう勝てない。イーグルも無理。大陸の国は、その上上海がに程度の価値しかない兵士がうごめている。

でも、世界で一番美しい船や飛行機を作るためならいくらでも税金払っても良いかな、という気分になりませんか?

(あ?半島?あれはスルーで。かの国の大統領が肝いりで作った、強襲揚陸艦も潜水艦隊も、イージス艦も、F-15も、すべて故障して動かなくなったらしい。無理もない)

納税者としての権利を唯一私が主張する場である三年に一度の観艦式に出席できないで涙をのんだので、私の無念に捧げる秀逸youtubeをここに貼り付けておきます。

あ。知ってた?観艦式というのは、自衛隊の戦力の70−80%も東京湾に集めるんですよ?そして、予行演習も含めて約一週間日本の海は空になる。すごいね。さすが平和な国のやることは違いますね。

(内緒の話:そして今回は最大規模なんです。なぜかというと、昨今の原油高で、海上自衛隊は船を動かすことをやめました。ところがこの観艦式。予算上、別枠らしくて、集合に応じると、燃料タンク満タンにしてくれるらしいのです。それもすごい話だね。ここは北朝鮮。アリラン祭に参加すれば食べ物もらえるのと同じ道理らしいw)

JASDF_Ver2.1
http://www.youtube.com/watch?v=0c8ojb7CFgE

JMSDF forever
http://www.youtube.com/watch?v=5tHAnZOwTcQ

Japan Self Defence Force JSDF
http://www.youtube.com/watch?v=KkFRbDE1pOM

Japan Air Self Defense Force
http://www.youtube.com/watch?v=_Ggorn4Z62I

さ、見て、ください。
これが日本の美。わびさびの世界です。


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2006年09月09日(土)



 悲しみの食生活

 今年の前半のエントリーは華やかでしたね。日本のおいしいものがたくさん並んでいました。

 さて、こっちにきてからというもの、私の食生活は崩壊しています。おいしいものは好きですが、なかったらなかったでもいいんだよね、というスタンスの私は別にそれが苦労でもないのですが、自分の健康のことを考えると少し心配です。

 朝はまず食べないし、夜も週に三回くらいポテトチップスなどジャンクフードですませている気がする。どうしてだろう?

・学食が非常に高い(一食必ず千円以上する。学食が最も高い食事とはどういうことだろう)
・学外のレストランは非常に遠い。(キャンパス内から徒歩20分も歩いていたら昼休みが終わる)
・生鮮食品(主に肉・野菜)が徒歩圏内で買えない(徒歩40分ってどういうことよ?)
・学外のレストランも、帰宅することには全部しまっている。
・金がない(これも切実だ)
・授業が一切理解できないので、明日もそれが待っていると思うと憂鬱で晩ご飯を食べる気がなくなる

などなど理由は考えられます。

 さて。そんな中でも細々と自炊していたりするんですよ。


この写真が、おなじみのスパゲッティ。
私が作るパスタは天才だ。


 これが、「ちょっと和食仕立てにするか」と微妙なインチキうどんを、チキンと鶏肉と、出汁の素と、ソジュ(韓国焼酎)と醤油と塩で味を調え、つけ麺風にしてみたもの。


さて、これは?
お友達の奥さんが作ったお弁当の中の炊き込みご飯おにぎり。
お昼にやはりポテチを食べていたところ、貰いました。私だって材料さえあれば作れるもの。ふん!って思いながら食べたらおいしかった。

 もうちょっと何とかしないと、体調崩しやすくなるかもしれない、と思ったので、何とかしようと思います。健康はお金じゃ買えない。


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追伸:前回のエントリーには本当に数多くの書き込み・メールありがとうございました。私の思うつぼですが、大変嬉しく思っています。これからもよろしくお願いします。
 

2006年09月06日(水)



 この空を見るために

昨日、私は図書館で宿題の一部を終えたのが8時30分でした。
そして、また「さーウォーキング30分か」と思いながらキャンパスの中を歩道を下り、大通りに出ると、空が、大変なことになっていました。

息をのむ光景。

神が作り出す美がそこにはありました。

筆舌に尽くしがたいくらい綺麗な色が幾重にもまざり、雲がその色に映え、イサカの広い空に広がっていました。

美しいな、と思ったのは私だけではありませんでした。講義や実験を終えて帰る職員、私のような学生、トレーニング中のi-podを聞きながらジョギングをしていた人、みんな立ち止まっているんですよ。

ある人は、カメラを取り出し、ある人は電話を友達にして「beutiful sky!」と感嘆し、ある人は広場の芝生に寝ころんで花火大会のように見つめていました。帰宅途中ですからみんな連れなんていないのに、一人でじっと立ち止まって何分もみんなで空を見つめていました。

一番印象的だったのは、傾斜になったものすごく広い芝生があるのですが、そこにうずくまってアメリカ人にしては小柄な女の子が泣きながらみていたことです。

それくらい美しかった。

そうかも。

この空を見るために、学生をこの年で始めることにしたのかもしれないし、

この空を見るために、トフルやエッセイを頑張ったのかもしれないし

この空のみるために、君に「またね」と言ったのかもしれない。

目の前に広がるめちゃくちゃ広大な芝生に座って、この空の下であの子ならなんて言うかな?あいつなら何するかな?って思いながら私はこの写真のシャッターを押していました。

一通りとった後は、大きな木にもたれて、帰るときに暗くなってしまっても良いや、と思いながらこの空の光に照らされてもらっていました。

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2006年09月03日(日)



 秋が来た

秀逸メッセージやったけどあんまり反応が不評なのでやめた。
もうやらない。

もう、朝晩は、フリースを着ていても寒いです。

今日知り合った方が自転車を買ったので、乗せてもらいましたが、こんなに気持ちの良いサイクリングはなかった。(特に下り坂。当然だ。)

こんなに綺麗だったら、長い冬も次の春にまたこの中に立つためだと思えば待っていられるかも、って思った。

ところが、翌日もっと息をのむ風景がありました。
明日更新します。

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2006年09月01日(金)
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