NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 勉強してみる夜更け

 勉強っていうわけじゃないんですが、最近、ケーブルテレビでやってる奇妙な韓国ドラマを見て、一生懸命勉強したはずの韓国語能力がどんどん落ちていることに気づきました。というわけで、NHK教育テレビで深夜に再放送される『ハングル講座』をみているんです。結構楽しい。

■出演者(70%これで決めていると言っても過言ではない)
1.この子はいつかブレイクするぞ、と私が一人で意気込んでいる嵯峨百合子ちゃんがでている。可愛いことこの上なし。多少、外見が白石美帆にかぶっている気がしないでもないのだけど、美穂タソほど安っぽくなく、スタイルも良い(*'▽'*)
2.キム・ジュヨン。この子はいただけない。首が太いし、ちょっと下ぶくれだ。
3.パク・トンハ。彼の、あまりの清々しさが面白い。しかも「素」っぽい所がさらに微笑ましい。まさにNHK向き。このキャラをどう今後改良するかが彼の課題だと思うけど、今はこれで大丈夫。


■内容 
1.ちょっと字幕の入れすぎじゃないか。観ないようにしていても目がいってしまう。
2.韓国公共広告紹介コーナー。これが結構面白い。例えば今日は『開城工業地域』(韓国と北朝鮮の共同で設置した工業団地)の紹介。あーこういうことしているから、ワシントンで相手にされないのか、と納得したり。
3.韓国作法コーナー。韓国ではお茶碗を持ってはいけないんです。この点の日本との差の原因は、木でお椀を作ったか否か、と言われているそうです。(熱伝導率が違う)なるほどねー、と面白い。
4.文法解説。語幹と、パッチムをどのように理解をすればいいのかをもう少し、あざやかに、ドラスティックに教えてくれれば良いのだけど、それなりにわかりやすい。

 私は毎回観ています。
 ハングルも一生懸命覚えたつもりでも、使っていないとすぐに忘れてしまうものですね。(英単語もこの調子で忘れているんだろうか?)『英語でしゃべらナイト』と一緒に、すくなくとも習得した部分だけでも、維持するべくがんばらないと。

 他の勉強(経済とか政治とか)に比べて語学は、ツールですから、勉強そのものに何も広がりを感じないんですよ。だから、私は語学は苦手だった。
「どんどん、言いたいことがいえるようになるじゃないか。それは広がりじゃないの?」
 いや、確かにそうなんだけど、
「愛してる」を「毎日眠れないほど、一時も忘れないくらい、超愛しています」って言えるようになったところで、やっぱり言葉は言葉なんですよ。
 伝達手段のone of themでしかないわけで、そのときの目つきとか、笑顔とか、(その後の)態度とか、も伴わないといけませんね・・・といってみるテスト。いや、ま、でも確かに広がりなことは確かだ。なんで私は嫌いなんだ?

1.英語学習を始めた中学時代、3年間人生最悪の講義を受け続けたトラウマ。
2.少なからず単純作業を強いることへの嫌悪感。
3.帰国子女・ネイティブスピーカーの優越感に満ちたツラを踏みつけてやりたい抑えきれない衝動故。
4.日本語をこよなく愛するあまり。
5.単なる能力不足

 ま、何はともあれ、多少は習得したのだからものになるまでがんばりましょう。

http://www.nhk.or.jp/gogaku/hanguel/index.html

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2006年05月31日(水)



 生産性と道具

 最近(といっても数週間前ですが)新しい机を導入したんですよ。こういう机がいいな〜って、ここ一年くらい思い描いていて、たまたまIKEAに行く機会があって、うん。これならそのイメージに近い、と思ったので購入。どんなイメージかというと・・

1.奥行きがある(奥にノートPCを置いて、さらに手前に何かを書いたり読んだりすることができる)
2.上に本棚がある。その本棚の机からの高さはある一定以上ほしい。(低すぎると、PCを入れても一杯一杯で使いづらい)
3.本棚のスペースは、2段以上。(下段にDVD/CDなどPCを使っていく上ですぐに取り出せるものを起きたい。上には資料・本などを置く)
4.机のサイドのスペースも曲がったり、曲線ではなくしっかりとしたスペースが欲しい。(もう一つのモニタを起きたい)

 こういった緒元要求を満たすものを探し続けていたんですね。そしたらあった。

 一日の大半をここで過ごす私にとって、やっぱり使い心地の良いものって大切なんだなって、使ってみて初めて分かります。道具ってそういうもの。使ってみると、一見して分からない利便性に気づくんです。

(あれだね。未だに、イラクで米軍が好んで使うのはベトナム時代のM-16で、M-1カービンは使われないってことですかね) 
 ちがう。

 ハイヒールを苦もなく履いているんだけど、スニーカーを履くともうはけなくなるみたいな感じ、とでもしておこう。

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2006年05月29日(月)



 満腹の深夜

 さて、みなさんはきっと寝ていることでしょう。

 私?うん、私はね、昨日久しぶりに睡魔がきたので、11時に寝たら、そのままずーっと寝続けてしまいましてね(朝八時まで)。十分な睡眠を取ってしまったんですよ。私のように睡眠障害に不眠症がスパイスされているような人が、十分な睡眠を取ると絶対眠れない。

 幸い『朝まで生テレビ』がやっていたので、いままで、妄言を楽しむことが出来たよ。そして、それから、めちゃめちゃ丁寧に冷やし中華を作って食べて、さらに、デザートに昨日買ってあった西瓜(すいか)を食べたよ。超満腹の午前五時。ははは。

 暇に飽かせて、自分で写真を撮ってみた。それがこれ。まだまだ寝ない、っていうかきっと土曜日は徹夜で過ごすことに(別に慣れたので何ともない)なるんでしょうね。何しようかな〜。

 いま、未経験な程、お金がない状態で、それほどお金が必要としないはずの私の楽しみラインナップの多くもだいぶ制限されそう。破綻国家(failed country)とかの人々は一日1ドル以下の生活をしていることを定義されているらしいが、私のレベルもそれに陥ろうとしている。あと40日、2万で過ごせだと?私の部屋は北朝鮮か?でも、いくらマンセーって叫んでも生活向上しないからな。北以下だ。OTL こうしてmixiの口調がとげとげしいのも貧困がもたらすためか。

 週末を考えてみよう。

・ジョギング(+散歩)。毎日夕方が来るのが楽しみな程ジョギングが楽しい。何よりお金がかからない。あーでも、きっと明日は休日だから、公園でバーベキューなんてしてる家族団らんを観ながら走ることになるんだろうなー。先週初めて知ったよ。練炭ってああいう使い方も出来るんだね。

・ゲーム(FF10)。最近気づいた。なんで大学生が延々とゲームをやっているのか。「私の大学生活の成果?」「あーラグナログのレベル99二つ作ったこと♪」なんて笑顔で答える友達がいましたが、やっと気づいた。なるほどね。金が無くても何十時間も時間をつぶせるのね。

・読書。うん、先週最後の金を使って本を注文した15冊も、今ではあと3冊になってしまったよ。それも資料的な奴。図鑑や地図帳を眺めて過ごす週末か。いやな週末だな。あーあ。

・睡眠。だから、それができれば苦労してないってのに。

・電話。うん、止まるのも時間の問題だからね、動いている間にしゃべっておこうか。

・テレビ。スポンサーと、クライアントのためだけに作られて、視聴者を見下した番組を延々と見続けるのは30分で十分だ。デジタル放送になったらテレビ買い換えるのはやめますよ。

・勉強。結局、これが一番長持ちしそう。ハングルと経済学とファイナンスを回すだけで5時間は持つからね。でも、週末に勉強している嫌な奴にだけはなりたくない、って思っていた若き日々に対してどう謝罪しよう。

・mixi。ほんとのこというとやめようかと。ブログも同様。私が『おやすみICQ』を始めた6年前とかは、ましでした。でも、今、もはやネットといえばブログ。書き手よりも読み手の方が絶対多いんじゃないかと思うほどですよ。そして、誰でも手軽に書けるのおかげか、書き手の質もどんどん落ちている。見渡せば、自己肥大のバカか痛い女(「ボクノココロ」だとか「こころころころ」だとか、意味の分からないレトリックやカタカナを多用するのが好例か?)しかいない。そういう人の一人なのだ、と事実だとしても公衆の面前で列席するのは耐えられなくなってきた。じゃ、おまえの6年書いてる落書きは何だ?そうなんですよ。ほんと。書かないと、電話とメールで近況を訪ねられる(変わらないんだよ、役立たずでぼーっとしているだけなんだから)から、そして、たまにこんな駄文でもお金になるから書いていた。(まだ書いているけどね)

・仕事。貧乏暇なし。でも、仕事もこない。

・ドライブ。原油高を待つまでもなく、ガソリンが無いし買えない。OTL

 お、明日(今日)は雨らしいぞ(゚∀゚) これで引きこもる理由が出来るってものか。あー疲れた。寝る。寝れたらね。


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2006年05月27日(土)



 Seven Days War

■『ぼくらの七日間戦争』
 私の世代の人なら誰でも知っている映画『僕らの七日間戦争』をDVD@ぽすれんで借りてみる。5分ごとにわき起こる微笑・嘲笑・爆笑・感動。16年前の映画らしい。当時小学生だった私も数回ビデオで借りてみた記憶がよみがえる。
・TMネットワークは偉大だった。
・私が生きている時代でこうだったのか!、とびっくりするくらい、皆いたいけない。清純というよりも、盲目的に幻想を信じ合っている。キス一つ無く展開されるラブストーリー。殴り合いのけんかの末に芽生える友情。きっと今の時代だったら、妊娠しちゃった!で駆け落ちのつもりで二人でプチ家出。でも、彼氏が無責任で浮気とスロット浪費を繰り返したあげくに、少女は再び街を放浪(勿論流産)少女はヒルズ族にキャバクラで出会う。にわかセレブに。とかだろうか?
・61式戦車!!初の国産主力戦車として生産された奴ですね。この次に生産された74式すらリタイアしている21世紀。マニアなら動いている姿に感動です。きっとこれ、北朝鮮にもっていけば最新鋭なんでしょうが。
・宮沢リエのみ、今でも通用する美少女。日本人ってみんな美少女になったのですね。そう考えると当時の宮沢リエ登場の衝撃たるや、すごいものがあったのでしょう。私は全く何も感じませんが、マニアの皆さんは、ブルマー全盛の記録としてもこの映画をキープしているんでしょう。
・当時小学生の私は、僕も中学生になったら厳しい校則に反対して、反乱を起こそう、と決意したものです。ところが、私の進学した中学校は、校則など皆無で、さしたる不満もなく過ごせてしまった。こうして日本人は腰抜けになっていくわけだ。
・「反骨・気骨・ハングリー精神・気合」は、弾圧ではなくて、享楽的豊かさこそが最大の敵なのでしょう。学生が「怒らなく」なったのはつい最近のことらしい。
・今や住宅地として名高い、神奈川県青葉区が森林!


■奪ったカード返送、なめた切手からDNA→強盗逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060521i301.htm
 さあ皆さん、この男に、いくばくかなりの温情判決を下すべきでしょうか?外国人犯罪って仁義のないものしかないと思っていたんだけど、例外もあるらしい。

■少子化対策に100のラブストーリー 奈良県発案で出版
http://www.asahi.com/national/update/0519/OSK200605190045.html
 激しく方向性が間違っていると思う。


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2006年05月26日(金)



  小学生との対話 7題

 深くは聞かないで欲しいのですが、小学五年生(10才?)の子と一緒に勉強する機会がありました(あー、別に一緒に一つのことを勉強した訳じゃなくて、私が算数を教えたってことです)その90分間で思ったこと。

1. 小数点の付く数字の割り算・かけ算
 どうやって教えるんだ!!(;´Д`)ノ
 「複素数」を教える方がよほど簡単なんですが・・・。
みんな出来る?

2. ムシキング
 今の小学生は『ムシキング』が大好きなんだろうとばかり思っていたら、その子は違うらしい。(『ムシキング』しらない?その時点で、あなたは小学生度0%認定です。この話題はスルーしよう)虫(リアルなやつね)嫌いで、カエルとか亀とか水辺の生き物が好きらしい。「いきもの係」4年目を自慢していた。サッカー・ドッチボール嫌いで、剣道・鬼ごっこ好きらしい。貧しい社会にありがちな「同調化圧力」が無い。本当に良い時代になりましたね。みんな、自分の好きなことを、思う存分、誰を気にすることなく楽しんでいるみたい。私?うん、私も放課後なんて無視して速攻で帰宅して犬と遊んでおりました。

3. 私もやっていた
 80%雑談をしていた私の授業でも、ここは大切!というところを設けておりました。「この問題5問を全部とけたら小数点の計算は完璧、ということよ。できるかな?」と、気合いを入れると、一生懸命、ペンケースから気合いが入るエンピツなり、シャープペンシルなりを探すんです。「よし!pumaのエンピツなら全問正解だぜ!」とか、「この、緑のシャーペンなら、落ち着きをもてるんだよね〜」とか。
 やっていたぞ。私も。16年前、私も、どのペンで勝負するか考えていたぞ。いろいろ時を越えている。

4. ため口の講義
 私の講義は、ほぼ、つぶやき(「あー複素数平面を理解できれば、そろそろ高校数学終わりってことだ〜ね」とか、「行列?行列の神髄は、将棋倒しっぽいイメージの『光』が頭に浮かぶかどうかかなー」とか、「LM曲線に人々の笑顔が浮かべばもう大丈夫」等々)を除けば、大体が丁寧語で展開されます。英語も、数学も経済学も何もかも。理由はありません。
 でも、小学生とはどうしたらいいか迷ったあげく、ため口にしてみました。だって、私が「小数点間違えていませんか?」って聞いても「あーそっか〜、間違えちゃった!」とか、「先生、この字なんで読むの?」とか、「ため口」レスポンスなので。ま、その子の口調が亀田状態の「ため口」をきこうものなら、そのままイージス艦のOTTOメララ17インチ砲で・・・以下略。お友達感覚で勉強するのもおもしろいね。

5. 才能の片鱗
 気づきました。小学生の学習内容は、とても根本的で、抽象的・概念的なんです。例えば、だれも、鶴と亀の足の見分けをつけずに本数だけ純粋に数え出す奴がいたとしたらそいつは狂ってる。ほら、抽象的・概念的。ファンタジー。小数点どうしをかけ算する行為だって同様。一時間に、1.2リットルの酒を飲みたい奴が、2.3時間後どれだけ飲んだことになるか?とか。もうファンタジー。そうした、とらえどころ無い、しかしながらとても今後の学習で大切なことを概念として捉えるには「才能」が必要だと思いません?言葉で抽象を説明すること自体矛盾をはらんでいるのだから、限界がある。(先生の力量もここで示されると予想される)
 そう、結論は見えた。小学生の時こそ、理解力がある子供はきっと出来るようになる。逆に言えば、小学生の時出来なければ、高校生になってもその子は伸びることはない。そして、それは努力というよりも才能の問題だから、ご両親も早々に御自分のお子さんの可能性の方向に見切りをつけるべき。

6.   サンタクロースさんとPS2
 タカシ君はPS2とかゲームしないの?「あんまりゲーム好きじゃないんだー」(kiyoは今FF10に一週間で36時間費やしているというのに・・・)
「あのね、本当はDVD見るためにお願いしたんだけど、サンタクロースさんがゲームもつけて来ちゃったの。だから、しょうがないから半年に一回くらい友達が来たときにやってる」
 そうかそうか。サンタクロースは空気読めなかったわけだ。DVDプレイヤーを最初からリクエストしなかったのはなぜ?「ママがゲーム好きだから・・・」

7. 小学生のパースペクティブ(perspective)
「先生は何が好き?」うん、船とか見るの好きかな。タカシ君の頃から好きだったよ。
「僕も、ジェット戦闘機とか、戦車とか好き」この答えが出る前に、ちゃ〜んと「うーん、戦争とか、怖いのは嫌いだけど」と補足がついている。こういう両面を考えることが出来るバランス感覚こそ、ゆとり教育の神髄なんでしょう。日本の未来は明るいね。この子の20年後が観てみたい。「一度間近で観てみたいなー」。おお!一緒に行くかね?(゚∀゚)お兄さん、F15にも乗せてあげるぞ。愛国心?円周率と一緒に忘れてしまえ。


 いやーたった90分の授業の中でこんなにもおもしろい事が起こるとは。来週もやろうかしら?

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[写真]
上:『パンダにのった少女』(この子は小学生ではありません。れっきとした26才にもなる結婚適齢期まっしぐら)
中:『だらしのない犬』 (小学生は夢に見る)
下:『頭上注意』(出る杭は打たれる。この国では、言っていることの正邪よりも、空気を読むことが最優先される)

2006年05月21日(日)



 女の子の買い物とアイスクリームの秘密を探れ!

 昨日の夜、大学の頃から仲良くしてれているお友達と食事をしたんですよ。その子は、大学一年生、私たちが18歳の時に、同じゼミで知り合ってそれから、一緒に勉強したりと、少ない法学科の友達の一人でした。

 さて、今日はそんな大学の話ではありません。女の子の買い物の話。実は、この人、私がNYにいるときに訪ねてきてくれたのです。一緒に観光をして買い物をして、買い物をして、買い物をして、買い物をして・・・。一日9時間半もよくSOHOで買い物できるんだな、という位、NYで買い物を楽しんでいらっしゃいました。(私はお供して、「うー、これは派手過ぎ」「このヒラヒラいらないね?」「お。これはきっと似合うぞ〜、お父さん喜ぶね」なんて勝手なことを言っていました)

 そして、気づいたのです。女の子の買い物の法則(っていうか疑問?)

『女の子は何で買い物を決定するのに理由がいるの?ただ、欲しいんでしょ?買えばいいじゃない!!』

 ということです。その子とお店に入る度に、
「あー、週末実家に買えるために大きな、そして軽い鞄がいるんだよねー」
「今度の社員旅行はサイパンだから、可愛いサンダルが欲しいの」
「今はこんな形のスカート流行っているから、ちょっとアクセントをつけたこれが良いかも」

 私は心の中で毎回思ったんですよ。
「実家に衣類を運ぶんだったら、あなたの会社の丈夫で大きな紙袋じゃ駄目なの?欲しいんでしょ!Lesposacが。だったらそう言いなさい」
「いや、サイパンじゃなくたって、そのサンダルを履く気満々でしょ?会社の往復にだって履きたいんでしょ?いいじゃん、可愛いサンダルが欲しい!っていえば」
「普通に、そのキラキラしたのがついているスカートが欲しいんでしょ?流行関係なくない?」

 と。さー、これを読んでいる女の子の皆さんは、「kiyoは分かってないな〜女の子の気持ちが」とモニタの向こうでつぶやいているんでしょうね。

 でも、なんで理由が要るの?自分の財布で、自分で稼いだお金で、一人暮らししてるんでしょ?誰に遠慮すること無いのに、自分で自分を説得するために理由が必要なのね。うーん・・・不思議だ。

 そういえば、焼き鳥つまみながら、「うーん、お腹一杯になってきちゃったよ。kiyo注文しすぎてない?」なんてことを言いつつ、私が「ハーゲンダッツで新作の『チーズケーキ味アイスクリーム』はもう食べた?」なんて聞くと、「へー知らない。おもしろそうだね」

kiyo「じゃ、この後渋谷まで散歩して、食べようか?」
リエちゃん「うん!ヽ(゚∀゚ )ノ 」
(※その焼鳥屋は表参道にあった)

 ダイエット話も、上司から太った?っていわれて傷ついた話もどこへやら・・・。勿論、アイスクリームを渡すときに、心優しい私は、心の中ですら「はい、リエちゃんの脂肪20%増量♪」なんてことはつぶやきもしませんでしたが、私は思いました。きっと、私が質問すれば、この子は言うに違いない。

「やっぱり、お菓子メーカーに勤める者として他社製品を知るのは必要なのよ!」
「我慢はよくないよー。会社でストレス貯まっているのに、また貯めるなんて絶対駄目。」
「大丈夫、最後の焼きおにぎり少し残してきたからその分♪」

 どうして、ただ「食べたいの!」じゃだめなの?

 女の子は色々複雑なのねー。

【写真は、そのハーゲンダッツのチーズケーキアイスクリーム。予想以上に美味しくてびっくりだった。癖になりそう】

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2006年05月19日(金)



 観劇の夜 二題

 NYにいるときや、行く前は、お金と時間に余裕があったために本当に何かを「観る」機会を持っていたのですが、最近劇場に行っていないな、と思いました。渋谷を通ることが多かったのは、先日お話ししたとおり。というわけで、渋谷で、映画『デュエリスト』、舞台『白夜のワルキューレ』を観てきました。

※デュエリスト
 『デュエリスト』生まれて初めてお金を払ってみた韓国映画。私の大好きな、女優(唯一知っている、韓国俳優といってもいい)ハ=ジウォンが主演。『神父授業』で一目惚れした私は、やっぱり劇場まで行って韓国映画を観るんだったら、彼女の映画でなくては、と思いました。さて、面倒なので箇条書きでgo。


・あらゆる韓国映画でいえることだが、女の子を可愛く撮る技術が足りない。カメラワーク、衣装、光量などなど。日本のアイドルDVDの現場を20本分くらい、留学すべき。
・スタイル、特にウェストがそれほどくびれている訳じゃないのだから、可愛さ加減をそこで表現しちゃだめだ!
・彼女の演技力は皆無なのだから、笑うか、黙って戦わせるだけのシナリオで十分。難しいことをさせてはならない。怒る演技すら無理なのが分かっていない。
・市川昆監督の影響を深く受けているんでしょう。アジアの雑踏の中、いくつかの音だけをピックアップして強調して表現する手法。無駄を省いた、映像美の追求という点も同様。
・ただ、やはり修行が足りない。もっと光を強くして、強調してもよかったし、無駄がまだまだ多い。剣の音、衣擦れの音、すべて一種類で十分。
・最初と最後の10分に全ての力を注いで、レベル高く作るのは他の韓国映画に通じる。秀逸といってもいい。逆にいえば、残りの、90分はゴミ同然に、雑な作り。時代劇など、高度な時代考証が必要な作品作りをするだけの知識・技術・根性は無い。失敗すれば、陳腐になるという好例。
・映画・小説で最も難しいが、最も必要不可欠なシーン、「恋に落ちる瞬間」についても残念ながら失敗している。こういうことに挑戦する創造性はこの国の映画にはないのだから、はじめから恋人という設置で作り始めればいいだけ。(すると、『猟奇的な彼女』のような成功が望める)
・ジウォンちゃん、がんばれ。演技はもうしなくていいから、笑顔だけ可愛く。

※『白夜の女騎士(ワルキューレ)』
 蜷川幸夫演出の舞台ですね。主演が松本潤・鈴木杏。これも面倒なので箇条書きでGO。


・何度か蜷川作品を観たがやはり、意味不明。
・「世界の蜷川」として世界的に有名だけど、今日理由が分かった。演劇界が伝統的に苦しい状況の中、彼しか食べていけなかった。そして、彼の60年代の時代背景のまま、40年間も頂点として涵養されれば、世界唯一無二になるのは当然。たとえていうならば、誰も近寄らない無人島で、延々と朝鮮人参を育てていたようなものなんですよ。外では、どんどんと流行が変化し、人材やトレンドが流動的なのに、何故か、この国では60年代の旗手が40年間生き残ってしまった。
・というわけで、内容も演出も、60年代そのまま。いわゆる『アングラ』という奴ですね。安保打破、大学解体のように、国家・資本・体制といった堅固なモノをアンチする、そしてその手法は陳腐なものに置き換えて「ほら、みんな同じだ!」って言ってみる、というもの。生きるとは死ぬまでの暇つぶしだ!ダイヤモンドも路傍の石も石!みたいなテーゼですか。勿論、観客の99%は理解不明。

・蜷川で客を呼んではいない。全て松本潤@嵐の客。なぜなら観客の98%は、若い女の子。あとは、つれられてきた彼氏。杏ちゃんヲタク数名。おばあさん数名。びっくりしたことに、韓国・台湾人を発見(特に韓国人多数)。ファッションから観察するに、観光客。(留学生などではない)ま、この子たちも、松本目当てなのは分かるけど。観劇の後、また彼らを見かける。大きな声で、全然分からなかった!と韓国語で会話をしている。心の中で、「分からなかった?安心していいよ。日本語が完璧に習得していても、これは理解できないから。君たちの語学力の問題じゃない。蜷川の問題」
・鈴木杏があれほど舞台が上手だと思わなかった。こんなことなら藤原との『ロミオとジュリエット』を見ておくんだった。ローソンのCMで可愛い可愛い♪と思ったら、こんなに成長していたとは。おとーさん嬉しいぞ('A`)

・蜷川、君の時代は実は70年代に終わっているぞ。ロンドンなりとも行って、「50年もかけて洗練されたアンチ思想・演劇」をするのはいいけど、もうこの国では必要ない。

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2006年05月17日(水)



  「下町の味」など三題

・私の生まれ育ったところは、「浅草橋」ですが、実は有名な「浅草」とはちょっと違うところにあります。というわけで、浅草橋周辺にはよく行くのですが、浅草はそれほど訪れることはありません。でも、行くとなれば、やっぱり目的は食べ物なんですよ。ちょっとお客さんがいたので、久しぶりに浅草寺に行くことになりました。ライトアップされているみたいです。外人の多さにびっくり。本当に東京は外国人増えましたね。日々、変化の激しい浅草にあって(私の知る限り)25年以上前から変わらぬ味を提供し続けているお店がたくさんあります。今日はカツサンド。ジューシーで、キャベツたっぷりで美味しい。



・5LDK
 ちょっと知っている人が私の大好きな街、文京区で古い5LDKの家屋を貸している知人の話を聞く。古いけど、安い。私の野望はいくつかある。例えば、モニタ三つのPCを組み立てるとか、ハ=ジウォンにほっぺにキスしてもらうとか、銀髪にするとか・・・、あーもうこのネタは『一度はやってみたいこと(5/3日分)』でやったね。ま、その野望の一つに、またもう一度友達とみんなで住んでみたい、というものがある。『ルナハイツ』みたいな感じ。楽しそうだなー。この家借りて、みんなで住もうかしら。

・渋谷
 今週、3回も渋谷に出てしまった。歩いていて気づいたのだけど、山姥(ヤマンバ)な女子高生っていなくなりました?絶滅?絶滅危惧種?見たかったなー。その代わり、黒人が増えましたよね。日本に来ても黒人って暇そうなんだね。
 あと、女の子みんな、そつなく綺麗になりましたね。そしてスリムに。太っている子あんまり見ない。(目を見張る美人も少ないけど)みんな自信ありげに、歩いているのが印象的でした。TSUBAKIのCMみたい。スーツ姿で、だらだら歩いている私には居づらい街ですね。

2006年05月16日(火)



 プロフェッショナルたちのつぶやき

 私の仕事の一つは、他人とお話しすることで成立していることが多いのですが(皆さんが思っているように毎日遊んで暮らしているわけではないらしいぞ)専門職の人と話していると、世間の常識(そんなものが存在するとすれば)と専門領域との常識についてかなりの乖離がみられます。言ってみれば、世間の誤解というやつです。例えば・・・

・狂牛病(BSE)の原因といわれる異常タンパク質プリオン。これは、熱を加えても無力化されるものではない。(ニュースで熱湯で洗っているの映像を流していたが)
・アメリカ産の牛肉、数年前から輸入がストップしていますが、まだまだその前から輸入された分は流通している。
・旅客機より速い戦闘機は自衛隊にはない。(世界的にも皆無といっても良い)
・ここ5年「不景気」だと言った経済学者は皆無。
・日本が年間購入するアメリカ国債の額300兆円。
・コンクリートは乾いても固まらない。水との化学変化で固まる
・「腐敗」と「発酵」は全く同じ変化を表す。人間にとって都合が良いか否かの差
・国際法なる法典は存在しない
・「格差」を示す明確で説得的なデータは今のところでたことがない。同様に、東アジア外交について問題があると思っている人が一定数いるというデータも無い
・日本経済にとっての対中国貿易割合はGDP比でいうと、1%に過ぎない
・裏口入学の実績がない私立医学部を見たことがない
・kiyoはいい人

 なんかトリビアっぽくなって面白味に欠けるね。欠けるの理由はもう一つあって、ほんとは固有名詞を出せばもっともっとおもしろくなるんだけど、ちょっとした閉鎖空間であるmixiでも気が引けるネタなので、やめておきます。(知りたい人は直にお食事でもしながら・・・)

 ま、なにが言いたいかといえば、もうテレビ見ない方が良いんじゃないのか?ということです。知る限り、高校生の夏休みの宿題ほどの調査をして報道したことは一度もないし、聞き飽きた常套句を無思慮に包んで連呼してるだけだということです。

 専門性のある人にインタビューをするのはこれだから楽しい。写真?あー全く無関係。目で見た情報をそのまま解釈しようとしてはいけない好例か?



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2006年05月12日(金)



 地方再考

【今日はつまらない内容です。読まないで下さい。】
【あるところに書いた文章を転載】

 20兆円を越える地方交付金。公共事業がなければ崩壊する経済。富の公平な配分など毛頭頭にない談合で全てを決定する世界。「公僕」としての意識など一部たりとも持ち合わせておらず、ひたすら税をいかに無駄に使うかと、怠けることにのみ全精力を傾ける地方公務員。

 数年前、群馬県のある都市の市長選を手伝っていたときに、確信を持って、さっさと、地方など崩壊してしまえばいい、全員職を失い、技術を忘れ、田畑を捨ててしまえばいい。用事があるのは人材だけで、さっさとまともな奴だけ東京に連れてくればいい、と思ったものでした。しかし、先日岩手県を訪れて、少しは納得するものも感じたのです。

 昔はどうだったか知りませんが、とても豊かで静かな街でした。幅広く手入れの行き届いた道路、豊富な推量を誇る川、豊穣な土地、豊かな海の幸。こうした気候・風土の中で(冬は相当寒いけど)人々は、穏やかな県民性をはぐくみ、とても平和に、穏やかに暮らしているのです。
 

 本当は、この目の前にある目もくらむばかりの繁栄は、前述の通り、費用対効果をあきれるほど無視した中央からの援助によるものに他なりませんが、そこに住む人々は本当に幸せに暮らしている。中央で起きているニュースのトピック、例えば、格差だとか、日本近隣のならず者国家たちの問題だとか、ポスト小泉だとか、全て無縁に、目の前にある幸せだけを十分にかみしめながら生きている。

 すこし、他人のプライバシーに興味津々な隣人たちと、上手くさえすればそこにあるのは、心穏やかな毎日だと思うと少しは、地方での暮らしということにも心動かされるものがあります。地方が豊かなのは、その国が豊かな証拠ですよね。アジアの国で、まともな地方を維持できている国なんて無いんじゃないんですか。なぜなら、途上国における地方というのは、その国経済の変化に最も脆弱だからです。こうした敏感性・脆弱性を補ってあまりある、繁栄を続けさせるだけの資源・コストを中央が負担できる国は少ないからです。

 しかしながら、こうして実際に豊かな地域を目の前にすると、ただ単に「お荷物」とだけ考えるのも間違いなのかもしれない、と思うようになりました。継続的に優秀な人材を供給し、困難を得たとしてもデモ一つおこさず従順さを貫く態度を採る地方は、難問にあって、日本経済の底力の秘密なのかもしれません。「失われた十年」といわれる景気後退に対する無策期間に、破産や暴力的な破滅を招くことなく、経営を支え続けたのはこの豊かさの有り余る「貯金」の存在抜きには分析できないのではないかと思うのです。

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2006年05月10日(水)



 一人だと楽しい。二人だと?

 暑くもなく寒くもなく、絶好の天気が続いていますね。起きて、縁側に建ってみると、目の前に広がる竹藪が昼の日の光に輝いているのを見ると、引きこもって本を読むのもどうかと思ってしまう。

 そんなときは、私は自転車を取り出して近所を疾走しています。新緑の中、めまぐるしく変化する景色を楽しみながら走るのはとてもとてもとても爽快。車だと、一方通行だったり、進入禁止だったり、道が細すぎて入れなかったり。特に、細い道をスピードを上げてかける抜けるときの喜びといったら!(ちょっと危ないね)

 住宅街を抜けて川にたどり着くと、今度は、左右・上と生い茂る元気いっぱいの木々で作られた緑のトンネルを走る。川沿いとあって、さっきより、少しだけ涼やかさを感じる風が頬を流れていく。

 さすがに、少し汗ばんでくる頃、今日の目的地はどこにしようか。日本には約80000の神社があるといわれているんですが、私の頭の中には、近くの神社がリストアップされる。今日の気分から言えば、森林のような神社が良いかもしれない、と思い、ハンドルを切るんですね。
 

 近所でドリンクをgetし、一休み。非常に楽しかった。私が一人で何をしようか?と思い立つと、大概、こうして近所を散歩・サイクリングをしているか、読書をしているか、レストランの門をくぐっています。(「趣味」と呼ぶほどどれも気合いの入っていないものばかりなので、「楽しみ」としているのは、前にお話ししたとおり)

 あなたの一人でする楽しみってなんですか?

 今日ふと思ったのだけど、食事は別として、こうして一人でしていることを、二人でやるとどうなるんでしょうね?もっと楽しければいいのだけど。もっと楽しいっていうよりは、全く別の種類楽しみが広がることを期待している。あの子と、一緒にサイクリングすると、また違った世界を駆け抜けることができる感じだろうか?そうじゃないと、今こうして満足してる事が、実はまだまだおもしろくなる余地があるみたいで、悔しいし。最初はみんな一人なんだし。

 ま、あと一日。ゴールデンウィークお楽しみ下さい。

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【追伸】この「散歩編」。今回が第一回ですが、第二回があります。写真は全て私の自宅の近所。

2006年05月07日(日)



 Sweet Forest の休日

 私がNYに行く直前が、直後にオープンしたんですよね。Sweet Forest。非常に混雑しているような気がして、行かずじまいでした。先日行くことに。 

 大体自由が丘って、立地悪いと思いません?非常に行きずらい。地図的には、なんかするだけなのに、渋谷に出なくてはいけないし。5年前に後輩とおもちゃ屋を巡った思い出しかない。

 駅から歩いて五分くらいのところにあるスウィートフォレスト。もっと巨大なところかと思いきや、そうでもなくて、餃子ミュージアムとかそんな規模。(ナムコがやってるんですよね?どっちも)小さなお店が10軒くらい集まっている。
 
 色々な種類のデザート点が集まっている感じでおもしろかったですよ。近所に住んでいたら、帰り際に買って帰る感じ。デパートの地下に20軒くらいデザート屋さんあるよね?っていうつっこみは入れてはいけないと思った。

 その中で一番混雑しているお店に行くことに。(甘いもの好きでも、所詮一つくらいしか食べられない)じーっと40分くらい待っていたのはいいのだけど、なんと、ふたを開けてみると、NYでさんざん映画帰りに食べた「Cold Stone」に似たお店で、私たち二人は多少挫折しました。OTL  なんだよ、これ、二人でさんざん食べたよね?っていう感じでした。(その日連れだった人はNYで出会った人)

 でも、和風テイストで美味しかった。写真を見返すと、この子のダイエット成功する日はいつだろう、と思わずにはいられないくらい、ダイエットの天敵ですな。何を混ぜたのか忘れてしまったけど、ミルフィーユを2倍入れてもらったものは確かに美味しかった。

 カップルが非常に多い所でしたが、彼氏も楽しそうな顔してる人が多かったよ。昔日は、甘いものを好まない男の子が多かった、っていう私の先生の言葉を思い出します。

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2006年05月06日(土)



 計算力

 ゴールデンウィークを過ごすのは、三年ぶりなんだな、って今日気づきました。「あー連休って久しぶりだよな」って思ったので。しっていますか?祝日の数は日本が世界で一番多いんですよ。(だから、みんな祝日について、その日が何の日だか覚えてはいない。だいたい『みどりの日』って何よ?こどもの日、敬老の日、勤労感謝の日・・・、考えてみればよく分からない)ま、休日が多いのは良いことです。アメリカにいたときに、あれ、おかしいなー、なかなか国民の休日がないぞ、って思ったものです。

 ま、話題は、そういった休日とは全然違うことを。ちょっと人を待つために、ホテルのラウンジで紅茶を飲んでいると、隣の商談が聞こえてきます。ある人にプランを説明していると、「そうそう計算通りにはいかないよ」と年配の人がいいます。

 よく聞く話です。

「そんな調子じゃ、一生かかっても終わらないよ」
「この計画だと一体幾らかかるのか分かったものではない」
「まだ、渋谷だと?いつまで私を待たせる気だ!日が暮れちゃうよ」

 いずれも、自分の事務作業のペースや、資本コスト・キャッシュフローのバランス、渋滞情報の詳細などをきちんと調べれば、

「いえ、一生はかかりません。この調子でいけば恐らくあと6時間かかるでしょう」
「いえ、わかります。3年8ヶ月10日にわたって3億4300万3254円かかります」
「日が暮れる前には到着できるかと思います。上を見ても、午後3時20分までに到着します」

 などと答えが出てくるはず。(そうした答えがビジネスや人間関係を円滑に進めるとは全く限らないのは確かだ)

計算通りにいかない世の中なんてないでしょう。ちょっと計算すれば分かるのに、その労すら負おうとしない人が多いように観察される。わずかな計算さえすれば良いことはたくさんあるのに。「計算通りにいかない」なんて訳の分からないことをいう人がいるとすれば、その人は、計算をちゃんと出来ないか、していないか、のどちらかに他ならない。

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【写真】
 井の頭公園近くのマフラーを売っていたお店の前で。マフラーを売っている猫。


2006年05月05日(金)



 一生に一度はしてみたいこと

 みんなが一度は経験してみたいこと、ってありますよね。

 イルカに触る(乗る)、フライパンの上のパンケーキを道具を使わずにひっくり返す、スイカ割りゲーム、寝ている友達のおでこに「肉」と書く、ふぐ刺身だけでお腹いっぱいにする、巨人戦をバックネット裏で観戦、レインボーブリッジを閉鎖、アイドルオーディションの審査員、朝鮮総連ビルに90式戦車の120ミリ滑空砲の発射、華厳の滝の上からコーラを混ぜてみる、首都高速でサイクリング、京都で芸者遊び、竹島で釣り、セントバーナード5匹に囲まれてハイジごっこ、コンコルドで太平洋横断、10トントラックの運転、猿と一緒に温泉、100万円をかけて自作PC制作、ギネスブックもののドミノ倒しの最初のスタート、皇居でバトミントン、等々してみたいことは多いかと思います。

 そして、ついにやってしまいました。そうしたやってみたいことの一つ。それはわんこそば。みんな一度挑戦してみたいでしょ?しちゃった〜♪楽しかったよ〜。

 盛岡=わんこそば。そんな図式が成り立つかと思います。(宮沢賢治、小岩井農場、冷麺、石割桜など本当は他にもあるかもしれない)でも、わんこそば。盛岡で一番わんこそばで有名なところへ。まるで道場のような広い店内には、客のグループ一つ、に一人の店員さんがお盆を持って傍らに立って、次々と麺を客の茶碗にいれているじゃありませんか。

 お〜楽しそう!やる前からだんだんわくわくしてきます。運ばれてくる薬味の数々。そしてわんこそばの説明。知っての通り、一口分のそばが次々と自分の茶碗に入れられます。ふたを閉じるとおしまい。

 お盆の上には、30杯くらいの小さなそばの茶碗が。それを片手で持ち、店員さんはかけ声と共に私の茶碗にどんどんと入れてきます。テンポよく食べていると、すぐにお盆がからになり、店員さんは厨房へとかけていきお代わりを取りに行きます。当然、予想していたことですが・・・。飽きるんですよ。そばに。胃はまだまだOKでも、嫌になる。醤油を特別注文して、どんどん味を作って食べるんですが、だんだん飽きてくる。もっといえば、蕎麦がゆですぎであんまり美味しくない・・・。

 しかも、おもしろいことに、私の連れのお友達がギブアップすると、バイトの店員に交代。つまり、練達した店員さんはもっとハードに「注ぎ込み」の技能が要求される大人数のグループへ移動し、一対一の勝負(?)では高校生の女の子がでてくる。その子がまたやる気のないかけ声なのねー。

 でも楽しかったよ。平均して女性が30杯、男性が50杯食べるんだそうです。食べる行為そのものに飽きてきて、このあとで、新幹線に乗って帰京することと、デザートの分を残して終了。最後に証明書をもらって終わり。

 想像通り楽しかった。想像以上に楽しくはなかった。以下でもなかったよ。一生に一度はしてみたいこと、今日終了。

 追伸として、一緒に行った人は、終始乗り気ではない(;´Д`)ノこんな顔をした盛岡出身の子であったことを追記しておきましょう。でも、楽しかったよ。連れて行ってくれてありがとう。あー、私の記録は82杯でございました。


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2006年05月03日(水)



 ゆっくりと、のんびりと居酒屋で

 風邪だかどうか分かりませんが、慢性的に咳が続いております。(微熱はそれなりに下がったように思える。でも、やはり、夜になると少しでるかな?)でも、少し元気になったので、ある人の送迎会を催すことに。

 本当は『アビエント』という渋谷駅の上にある、フレンチを食べたい気分だったのですが、突然、30度を超える暑さを超える気温がやってきたということで、少しゆったり出来るところに行きたいな、と思いを換え、くつろげる居酒屋へ。(あと、当のお友達が、NYに住んでいても、食卓塩まで日本スーパーで購入する日本食が大好きな子、というのも理由でした。(勿論ただ単に頭が悪いだけ、という可能性は否めない。いや、その可能性の方が大きい)

 場所は、表参道から徒歩十分くらいのひっそりとした路地に佇む、高級住宅のようなお店。幅の広い、ゆったりとした一人がけのソファで、料理をするのをみながら楽しむ色々な料理は、嫌でもお酒が進むものです。私は、数多くの焼酎や日本酒がおいてあるのですが、なによりも三種類ある梅酒を楽しむが好きです。連れの子は、ビール→焼酎→梅酒三回、と色々それなりにエンジョイしていたようですが。

 このお店の良いところは、勿論空間的にのんびり、ゆったりとしている他に、それなりに料理の出てくる順番が居酒屋にしてはオーダーを持っているということです。居酒屋って、注文すると、次々と食べている速度を鑑みることなく、テーブルを料理が埋め作りますよね。そうではなくて、食べ終わったら次がでてくる、という、タイミングを見計らって出してくれるのですよ。勿論料理も、それなりに美味しいですよ。

 じっくり、ゆっくり、のんびりお話して、料理を楽しめる居酒屋も一軒知っておきたいものですね。疎遠なお友達とも、最後は「あ〜ん♪」ってしてくれるかもしれません。ちなみに、写真は参考です。この人とは間違っても身近になることはありません。それくらい身も心も疎遠です。一生会うことないかも、と思ったので、とっておきのお店に連れていったわけです。ところが、この子、身近になりたい人をいつも、探しているようなので、その気があればご一報を。



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2006年05月02日(火)
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