言葉は静かな武器だ



言葉は静かな武器だ...UGJoh

 

 

▲行く末▲

滑稽 2002年09月21日(土)


わたしが選択した結果 

失敗したことを自覚し

わたしが自嘲しながら

選択したものについて 扱き下ろすのは当然なのだ

わたしから話を聞いて

同じように扱き下ろす人たちは

わたしが選択する以前のレベルにある

・・・何様のつもり?









欲望の箱 2002年09月08日(日)

あらゆる自分の欲望を

1つの箱に押し込めて

雁字搦めに鎖を絡めて鍵をかける。

箱の上に自ら腰をかけて

気がつかない振りをして その番をしよう。

箱が何かと問われたら こう言おう。

「随分前からあるようだけど 中身が何かは知らないね」

鍵の存在を問われたら

「関係ないからわからない」と答えよう。



そして 何かの機会に その人は

箱に興味を示すかもしれない。

「コレは何?」と訊かれたなら

わたしは待ってましたとはおくびにも出さず

おもむろに鍵を取り出して

「興味があるなら 自分で開けてごらん」

そう言って その人に鍵を渡してしまうのだ。

あとは野となれ山となれ。


鍵を開けることを躊躇って

その人が鍵をわたしに返したなら

わたしはまた知らん顔で 箱の上に座り

幾月の星を眺めて 知らん顔を続ける。








Forbidden 2002年09月07日(土)


あなたのことを 

忘れてるんじゃない

むしろ あなたのことを

ずっとずっと考えているよ


考えて 考えて 

途方にくれて

あなたのことを忘れたいと思っただけ


でも 

1つだけ教えて


わたしは あなたにとって何だった?








退屈しのぎの救世主 2002年09月01日(日)


久しぶりの人から電話がある

「今 いい?」

懐かしい声に うれしくなる

「うん 大丈夫だよ」

「いやぁ なんか今日は退屈でたまらんから電話してみた」


・・・・


彼は言葉をオブラートに包むという技をお持ちでないようで


正直は美徳か?

それは本当か?

ウソでもいいから

「元気にしてるかなと思って」とか

「急に声が聞きたくなって」とか言えないものか



このあと どんなに素敵な声で

どんなに楽しそうに話を聞いても

そのポジションでしか 話は耳に入らない


ま 期待したわたしが馬鹿だったけどな

そしてわたしは 全然ヒマではないんだけどな











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