| 言葉は静かな武器だ...ＵＧＪｏｈ |
破壊衝動 ■2002年05月31日(金)■
大きな声で
あなたのことが好きと言いたい
でも そしたら
何もかもが壊れてしまうに違いない
たとえばこのまま ■2002年05月26日(日)■
たとえばこのまま逢えなくなったとしたら
きっと君のような 君を探す
by『YOU』布袋寅泰
喧嘩のあとの君は
いつものように
「じゃあね」と言わない
つとめて優しく 深みのある声で
「またね」と言って
わたしに何度も
「またね」と言わせる
しまっちゃうおじさん ■2002年05月25日(土)■
いつだって
まだ起こってもいないカナシイコトを考えて
まだ何も起こっていないのにカナシクなるのは
わたしの悪い癖かもしれないけど
カナシクなるだけの要因は
一番最初から 当然のように
両手に余るほどある
ふと 何かのきっかけで片鱗を見せた
そのカナシクなる要因を しまい隠しもせずに
余計にズルズルと引っ張り出してきて
やけくそのように 雑でカナシイ店開きをして
いっそ どっぷりカナシクなろうとしていると
あなたは 激しくわたしを責め 怒鳴りながら
ごしゃごしゃと並べたカナシクなる要因を
手早くまとめて わたしの中へしまってしまう
あなたのおかげで カナシクなる要因は片付いたように見えて
わたしは少し 安心をして
あなたがわたしの気分を変えようと
歌ってくれる甘い歌の言葉に 笑ったりもするのだけれど
だからといって
カナシイコトは 少し先延ばしにされただけで
カナシクなる要因はなくなったわけじゃない
カナシイコトが起こらないわけじゃない
直情 ■2002年05月17日(金)■
そこにいたるまでの理由など関係ない
目の前に提示された現実だけがすべてで
それを淡々と受け入れることのみが
わたしの出来得るすべてだ
何かの駆け引きだとか条件だとかを
わたしに一切期待しないで貰いたい
優先順位 ■2002年05月14日(火)■
優先順位というのは
常に色んなシーンで問題になることかもしれないけれど
わたしがつけた あの人の優先順位と
あの人がつけた わたしの優先順位は
当然のことながら一致しないことが多い
『あら そんなことに負けちゃうのか』
言葉には出せないが 内心忸怩たる思いを抱く
わたしはこっそり 上位だったあの人の順位を
意図的に下げてみる
そしてもう
できることならオールクリアで
下位横並び方向でどんぐりの背比べ、といきたいものだ
結婚相手を選ぼう ■2002年05月12日(日)■
「好きってだけじゃ 結婚できないんだぜ？」
「そんなこと当たり前じゃない」
「それなのに キライじゃないってだけの相手と結婚できるか？」
「へ？」
「相手のこと大好きでも それだけじゃ結婚できないんだぜ？」
「うん」
「好きでしょうがない相手とでさえ結婚できないのに
キライじゃないという程度の相手と結婚できると思うのか？」
「あ・・・！」
「アホだな 君は」
「へい・・・」
秘密の女は疲弊する〜偽薬〜 ■2002年05月03日(金)■
男のプライドのために
存在を隠される女というのは
本当に愛されているのかどうか
男は本気で言う
「もちろん愛しているよ」
男の気持ちと関係ないところで
言えば言うほど その免罪符は効力を失う
男の気持ちが本当でも
女の愛は不満のために萎縮していく
不安のために疲れを溜めていく
『偽薬』という題名は エンピツにある女性の日記へのオマージュのつもりです
前にも使ったことがあるかも知れません
その日記のリンクは usr7 あとはナイショです ゴメンナサイ
沈黙は金ばかりではない ■2002年05月01日(水)■
黙ったまま
愛想尽かしをされてる態度を
改めてください
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KATE ささやかでもない一日
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