| 言葉は静かな武器だ...ＵＧＪｏｈ |
教訓 ■2001年06月30日(土)■
ヤマアラシは
自らその針を抜かない限り
愛する者から
優しく撫でられることを
望んではいけない
傷心 ■2001年06月29日(金)■
自ら手放すものに
未練たっぷりで泣き暮れる
手放されるものにとっては
そんな姿など 知ったこっちゃない
「君には言っても ムダだからな」
・・・・・・
男は ■2001年06月25日(月)■
心身を鍛え 力をつけ
女を後ろ手に引きずらず
お姫様抱っこで悠々と進め
お姫様は すみやかに
心身共に
健やかに軽くなる努力をしよう
哀れな女 ■2001年06月23日(土)■
退屈な女より
もっと哀れなのは
かなしい女です。
かなしい女より
もっと哀れなのは
不幸な女です。
不幸な女より
もっと哀れなのは
病気の女です。
病気の女より
もっと哀れなのは
捨てられた女です。
捨てられた女より
もっと哀れなのは
よるべない女です。
よるべない女より
もっと哀れなのは
追われた女です。
追われた女より
もっと哀れなのは
死んだ女です。
死んだ女より
もっと哀れなのは
忘れられた女です。
「鎮静剤」：マリー・ローランサン
訳：堀口大学
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・・・・幾つも幾つも当てはまる
Show me Sample！！ ■2001年06月21日(木)■
愛とは わたしたち自身の心の中にある物です
愛とは 財宝や富のように探し求めるものではありません
（ドロシー・ロー・ノルト）
んなことはもう 耳タコだ！
ホンモノの愛の見本をみせてくれ
それがわからないと
自分の中のどれが愛かという
判別さえもつかないじゃないか
下心への返事 ■2001年06月19日(火)■
もしも わたしに対して
男の下心があって
アレコレと親切にしてくれるのなら
わたしには応えられないので
もう親切にしてくれなくてもいいです
同じように
わたしに対する すべての男の親切に
下心が存在してるのなら
どの下心にも多分応えられないので
もう親切にしないでください
そのために わたしが死ぬような目にあっても
潔く諦めることにします
・・・・・・・・
下心のない親切というのは
あり得ないのですか？（嘆息）
さがしもの ■2001年06月17日(日)■
君のように
絶えず騒がしく かき回していたら
底に沈んでいるモノだって見えないでしょう？
少し待つんだよ
じりじりしても
少し待つんだよ
少し待って
呼吸を整えて
静かに底を覗いてごらん
ほら
君の勘違いだ
何も落ちていない
Interesting you ■2001年06月14日(木)■
やぁ 元気だった？
仕事の調子はどう？
今日のお昼は何を食べたの？
おいしかった？
仕事が終わったら 今夜は何して過ごすの？
お風呂は 何時頃はいるの？
いや 覗きに行けるわけでもないけどね(笑)
・・・
最近面白い映画を観た？
今週末は どういう予定？
早く梅雨が明けて欲しいよね
そうそう
夏休みは いつ頃取れそうなのかな？
あれこれ 質問責めにしてごめんね
君のことが知りたいんだよ
ただ
君のいろんなことを知りたいだけなんだ
選択 ■2001年06月13日(水)■
相手が 誰でもいいのなら
わたしを選んでくれるな
・・・・・・・・
エコーとナルシス ■2001年06月12日(火)■
エコーはナルシスの言葉をオウム返しすることしかできなかった
エコーの愛は ナルシスには受け入れられなかった
ナルシスが愛しているのは ナルシスその人であったから
自分の言葉を持たないはずのエコーが
最後にナルシスに放った言葉は皮肉にも
「ああ、むなしい恋の相手だった少年よ！」
「さようなら」
ナルシスは息絶え エコーは姿を消す
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愛されてなんかいなかった
わがまま ■2001年06月10日(日)■
いつもわたしは
相手に圧倒的な強さを求めていた
そしてわたしは
いざというとき
いつも腰が引けていた
そのくせ
目に見える言動だけは
誰を相手にしても遠慮会釈しなかった
さも正当に見える理由を持ち出して
強いはずの相手を完膚無きまで打ちのめして
相手のプライドを踏みつけにして 粉々にして
「１０年早いんじゃないの？」と
上から唾する事を忘れなかった
血みどろの手で わたしの足首を掴んで
わたしが去ることを頑なに拒んだ人だけ
わたしは愛することができる
無力なことが悲しいのだ
ちっぽけな君ひとり
テレビゲームの１シーンほどにも
愉しませることはできない
自販機で売っている缶ジュースほどにも
潤わせることができない
カメレオン ■2001年06月09日(土)■
朝寝坊のニワトリ
徹夜明けの赤目のウサギ
本当の気持ち隠している
そうカメレオン
愛をください
愛をください
愛をください
愛をください
わたしが いろんなコトについて
本当の気持ちを話さなくなったのは
いつからだろう
もう長いこと
本当の気持ちは誰にも話していない
親にも 友達にも
たまたま愛をくれそうになる人にさえ
時が移り
環境が変わって
親しくなる人が替わっても
わたしは 心にたまっていく
本当の自分の感情を
吐き出す術がわからない
どうしてネットの世界では
自分のイタイ部分をさらさらと
おおやけの目に触れる日記に
書いたりできる大胆な人が多いのだろう
それに比べて わたしは
なんと孤独に
自分の不安と戦い続けている小心者なのだろう
護ることも攻めることも ■2001年06月08日(金)■
相手に対する愛がないと
はじまらない
子どもみたいな自己愛なんて
くそくらえだ！！
・・・・・・・・・・
シオドキ ■2001年06月07日(木)■
希望が見出せなくなったら
終焉だ
抑えきれない感傷に負けて
あれこれこじつけた
言い訳やヘリクツは
後になればなるほど滑稽で
後悔以外のなにものも
産み出してはくれないことを
経験則から学習しよう
・・・・・・
許せる関係 ■2001年06月01日(金)■
なぜ そんなに
男の言うままになれるのだろう
どうして
２人の将来も見えない男との関係をわかっていながら
そこまで心を許してしまえるのだろう
わたしには出来ない
わたしには到底出来ない
だからこそ
賽の目で決めるような
見え透いた不幸が
貴女に訪れませんように
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KATE ささやかでもない一日
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