言葉は静かな武器だ



言葉は静かな武器だ...UGJoh

 

 

▲行く末▲

子どものように 2001年02月28日(水)


叱られて 


諭される




子どものように


イヤイヤと首を振って


泣いてしまえたら


どんなに楽だろう












止められない 2001年02月24日(土)



崩れていく砂の城を

ただ呆然と見ている



わたしには 為す術がない



悲しいことに

所詮 砂の城なのだ












寛容 2001年02月23日(金)


わたしが自分について


寛容だと


ずっと思っていたことは


実は


諦めなのだと気がつかされた




ふたつは どうして


こんなに似ているのか













なくてもよい   //  贈る格言 2001年02月22日(木)


なくても平気

なかったら

ないなりに過ごせるよ

そのうち慣れるよ

そして忘れる


固執(こしゅう)しないということは


そういうことだ




・・・・・・





遠くの


恋人より


近くの他人







・・・・・・









自分勝手 2001年02月21日(水)


断るときは


同情的で 


感傷的で 


寛大でもいられる



断られるときには


その片鱗もなく


憎悪する










ヤマアラシ 2001年02月20日(火)



君も


わたしも


針をたたまないと


愛しあえないよ


・・・・・・









知っている 2001年02月19日(月)



なにもかも




君のことも




君が それを

認めたくない気持ちも




君の気持ちの

その先にあるものも




・・・・










わかっちゃいるけど 2001年02月17日(土)


どうして あなたは


そうやって


悪い予想通りに


答えるのだろう




どうして わたしは


その いちいちに


落胆するのだろう









期待するな 2001年02月16日(金)



答えを


求めたわたしが


バカだった




空白 2001年02月15日(木)


空白の部分を見て


ないというわたしと


空白の部分を無視して


あるという君と




どこまでいっても妥協しない




いつか 先に 投げ出すのは


多分  わたしだ








伝わらない 2001年02月14日(水)


貴女の前途に幸いあれと

こんなに思っているのに

なぜ伝わらないのだろう・・・



そして


その台詞に

とてもよく似た台詞を

溜息と共に わたしも聞いた







男性不信 2001年02月13日(火)


わたしが「男を信じる」ということは

裸の女性を抱いている「彼」を目のあたりにしても

「あら それは新しい仕事なの?」

と質問するくらいの愚かさなの



わたしの信頼感に応えられる度量がある

なんて自負するヤツは

詐欺師か恋愛経験のない人だわ



だから  どっちにしても


わたし 


男は信じられない




予想されること 2001年02月12日(月)

細く 無数かとも思えるたくさんの糸に

吊されているモノ・・・

わたしを楽しませるそれは

確かに糸に支えられているというのに

無邪気に しかし確実に

鋏を入れていく作業が続けられる


なんの悪意もなく糸を切る

何気ない 拒絶のコトバや行為が

確実に繰り返されていくうちに

ある日 なんの前触れもなく

それは目の前から消えるのだろう

落ちて無惨な姿をさらすのだろう


そのときに

わたしは 見て見ない振りをした自分を正当化しながら

どの糸が致命的であったかを 

あれこれと説明するのだろう



鋏を入れ続けた人は 

そのとき初めて

呆然と途方に暮れる









楽しいとき 2001年02月11日(日)



「時間が止まるといいのにね」


「どれくらい?」


「3日くらい(笑)」



時間が永遠に止まってくれればいい・・なんて

子どもみたいなことは

もう言えないや












ハマル 2001年02月10日(土)



段々すごい


段々深い


段々面白い



・・・辞めどきは いつですか










感傷(センチメンタル) 2001年02月09日(金)



あこがれるような気持ちは


少しあるけど



わたしの人生には


必要ないと思っている




「美しい人」 2001年02月08日(木)

〜 風薫る町で あなたの瞳に
  めぐりあったとき
  手をさしのべれば胸は躍る
 
  花咲く小径に 美しい人よ
  この腕の中にそっと抱き寄せて
  恋に落ちる         (by大貫妙子)



希望はいっぱいあったけれど

大きな不安も抱えていて

足して混ぜると 

甘酸っぱい感傷になった


この歌を聴くと 

いつでも その頃の気持ちを

懐かしく思い出す



歳月を経た今 

希望と不安を足して混ぜても

決して甘酸っぱくはならない








不器用な真相 2001年02月06日(火)



たくさんの愛を

振りまけないのは

多分

たったひとつが

恐ろしく深いのだ



だから



認めることに慎重で


認めてしまうと


他のものが見えなくなる








幸せになろう 2001年02月05日(月)


幸せになろう

幸せになろう

あなたも わたしも

幸せになろう


そのために

強くなろう

そのあと

少しだけ

苦しい思いをしよう

そして

幸せになろう


・・・・・・・・


順番を 

間違えてはいけない








昨日の夢 2001年02月04日(日)


山道を歩かねばならなかった

周囲には たくさんの人がいた

みんな思い思いの格好で 

同じ目的地を目指しているようだった

チンパンジーの一群を連れたボランティアがいた

学校の先生達がいた

ボランティアの1人らしい岸本加世子を

わたしが背負う羽目になった

「37kgよ」と耳元で言われた

大人の女としては軽量だったが

わたしの身体は故障しているらしく

彼女を背負うと 膝が笑って 

立ち上がることすらできなかった

いろんなものに縋りながら

脂汗を流して 立ち上がって

一歩踏み出す度に 膝が崩れるのに

懸命に堪えていた

わたしの様子に気づいても

誰1人として 代わりを申し出なかった

パフォーマンスだと思っているような

素振りを見せた


ゆっくり足を踏み出し

膝が耐えられるようになると

歩き方を工夫した

いつも手すりか 

山道に軒並ぶ 屋台の店先を頼りとして

体重を支えていた


そのうちに 

彼女がわたしの背から降りると言い

手を繋いで ゆっくりと歩いた

なんでわたしが彼女を背負わなくてはならないのか

という不満を呑み込んで 歩いていたのだが

自分で歩いてくれる彼女に 

大きな成長を感じて ありがたく思った


気がつくと 古い学校の教室だった

岸本加世子は 浴衣に着替えて

踊りのボランティアに参加すると言った


そこが目的地だったかどうか

よく解らない





スランプ 2001年02月03日(土)


わからないことだらけになってきた

いままで わかっているつもりでいたことさえ

どんどん自信がなくなっていく


そういうとき

突き放されると困るんだ


「それでいい」

という言葉が

「どうでもいい」

と 聞こえてしまう


わたしにとっては

どうでもいいことではないはずなんだ




残酷な話 2001年02月02日(金)



絶対にできないことを

承知の上で

無理な条件を出す


そして


本人の意志で 

諦めさせる








コワイ コワイ 2001年02月01日(木)




「つらいか」


「・・・かなり」


「自業自得だな」


「仰有るとおりです」




・・・・・・・


1ヶ月治療を放ったらかした歯医者での会話




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