切れ端。

2006年03月25日(土) 紅茶。

終わりの言葉は簡素で
味気も意味も深く無く

右手も左手も特に何もない
幕開けも幕引きも大差ない

相反する思考も慣れれば楽しめる

自分との騙し合いは適度に
騙してるようで騙されてる

溺れながら夢を見ている
頬杖を付いて選ぶ未来は
どれを選んでも大差ない

最後は ささやかな日常の中で安息を
最後は 小さい愛を抱いて眠りたい



2006年03月24日(金) 春眠。

夢は過去に繋がって

眠りは未来に繋がる

夢で見る過去はいつも

最後の病室の彼か

最後の部屋の彼女か

そのどちらかで

目が覚める頃には

ただ過去に行って居たという

記憶だけが残って 

まだ寒い朝が始まる



2006年03月12日(日) 果て。

四角い箱は低俗なチャンネルと偏向思考
出されるいくつかの言葉 情報≒洗脳

見過ぎたら利き足さえ 忘れるよ

メンタルな話に騙されたりしないでね
『直結した』思考がある場所は湿地帯

感情論も必要ない 直結思考は愚か

蔓延した嘘を掻き集めたりしないでね
どれも似たり寄ったりでどれも意味はない

噂話はとても愚か 他人事はどうでもいい


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shinsuke [MAIL]