切れ端。

2003年09月18日(木)

不感症者の苛立つ干渉
笑って流しても 肌にべたつく愛想笑い

軽く発狂して世界を見れば
まともに映るだろう だけどそれじゃ意味がない

落ちた涙を空に響かせて 叶える事の出来ない夢を眠らせて 
最後に手にしたカードを掲げて 希望の灯りを探して

軽く世界を見透かしていれば
どうでもいいだろう 腐り切った世界なんて

落とした言葉に哀悼を 叶える事の出来ない夢の墓前に
諦めは臆病者の選択肢 ラストから全てを覆せばいい
最後の切り札を強く掲げれば 花の枯れた夜を忘れない



2003年09月17日(水)

ラストから始まるゲーム
階段を滑り落ちて 配られたカード

全てSickな手札を見つめ
微笑む君が口にした 探していた言葉

全ては目覚めたばかり 全てを壊して ラストから始めよう

ラストから全てが始まり
階段を滑り落ちた時 出発点に立つ

全てClearな手札ならば
何一つ楽しくないさ 濁った色で掻き混ぜて 

全ては目覚めたばかり 全てを壊して ラストを始めよう



2003年09月16日(火) 私事

父親が9月1日23時15分に他界しました。

父が仕事先で倒れて、親子の会話をすることもなく息を引き取った。
父の偉大さを改めて知り、今更親孝行の一つも出来ない憤り。

今後の家族の問題や、その他もろもろ
父がしていたことを僕がしなければならなくなり
自分の未熟さに直面し、苛立つ毎日。

悲しんでる時間もなく、ただ日に日にすべき事が増えていく。

重なるプレッシャーの中、父を恨むことなど無い。
あまりにも死に顔が穏やかで、
「ありがとう、そして安らかに眠ってください」としか言えない。


ただ今回思ったのは、奇跡や神など存在しない。
目の前には現実しかなく、その現実は腐り果てた世界。

それだけだ。



2003年09月15日(月)

紡ぎ忘れた昨日の言葉を 今日吐き出して
毒づいた言葉を あと何度 吐き出せば
明日は晴れる? 遠い空 青い空

紡ぎ忘れた優しい言葉を 吐き出して
見たことも無い神様に あと何度 頼んだら
彼は助かった? わからないよ 重い雲

見えないよ 青い空 透き通った 青い空
圧し掛かる 重い空 気の遠くなる 重い空

ほら どこかで また 命が生まれ 消えていく

重い空に 優しい言葉を 投げかけるよ
だから 見せてよ 青い空 いつ出会える? 青い空 


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shinsuke [MAIL]