今夜も(ノ`´)ノミ┻┻ 

2002年11月29日(金) 素肌美人(希望)

8分くらい家を目標数値よりちょっと遅く出たら、
バスに乗り遅れて、、、
電車がこの電車に乗らないと、会社にどうしても
遅刻してしまうまで、後1分で駅に到着。
(普段はこの電車より2本早い)
とりあえず走ってみようと、駆け込んでみたら、
なんとなく間に合ってしまう。もうこの時点で心臓ばくばく。
(しかも、後で聞いた話だと少し遅れていたらしい)

しかし、乗換駅に着いたら次の試練で、
やはり、この電車に乗らないと、、、まで
後、一分なので人ごみ掻き分け、駆け込みセーフ。
会社についてやっと一息ついたところで、
荷物の中に、メイクアップセットがまるまる
抜け落ちていることに気がつく。

しばし、愕然。
しょうがないので、男らしく一層、すっぴん。
一部に吹聴はしまくりました。
やーだ、しなさん、あの程度で勘違いしているとか
思われなら、もううっかりさんなんだからと
思われたほうが、まだマシというものですもの。

所で、
「あんまり変わらないわね」と、いう返答をいただきました。
私はナチュラルメイクといえば聞こえはいいですが、
単に、ファンデと口紅と後、ちょっとてな感じなのですが、
それも、どーよと思ってみたり。

ムズカシイね、女心。
別の日に、別の人が同じことを云ってましたが、
同じ応対をしてしまい、複雑な顔をされましたもの。



2002年11月22日(金) 今度は愛妻家

すーごく、きゅーとで可愛い奥さんがいるのに、
どうしても奥さんとえっちが出来ず、
浮気を繰り返すダメ男の正体は死んだ奥さんとの
思い出にどっぷりつかったへたれクンというお話。

いや、記事を見たときはもっと生々しい話かなと
思ったのですが、結局、幽霊に逃げちゃったなあ。
しかも、幽霊というだけで涙がくるにも関わらず、
リコンした父親が、オカマにドロップアウト!で、
で、オカマの父親と浮気者のダンナの理解
(多分)場面があって、又、しみじみさせると、
これでもかと泣きの要素がてんこもり(私だけ?)

奥さんの死がきっかけで、写真家が写真、
撮れなくなっちゃって、こもっちゃって、
その様が見てられなくて、というのは判るけど、
一年くらいというか、もう少し、ひたっていても
いいなと思うわけで〜どうして、
ムリヤリこじ開けようとするのかな、
自分の価値観、押し付けて。
それとも、現実に目をむかせようという行為自体も
その人が、外へ目を向けるプロセスの一つだから、
必要なのかしら?

だけど一番の問題はこの芝居が、
ただのダメふーふのおもろい日常じゃだめだったのかな。
ということです。
ケッコン6年目の奥さんとどうして、えっちが出来なくなって
しまったという、問題がクリアされてないわけで。
幽霊の奥さんと生身の奥さんとだったら、
どっちが多いのと云ったら、ナマミの方が、
断然、多いのですがら、そっちを考えて欲しかったです。

台詞はいいんだけど、問題提起も重いんだけど、
その問題がなぜか、中途半端に感じてしまうのは
私だけでしょうか?

真中ひとみも可愛かったし。
主演カップルは良かったんだけど。
長野里美さんはずっと白い服で、(多分、狙っていた)
最後、昇天するとみせかけた場面で、
ダンナ、成志と最後まで最後まで、爪の先までにぎにぎと
離れない場面が印象的でした〜

脳内変換してしまうほど。
おちはそれかい。



2002年11月12日(火) モーツアルト!

東京10月公演が取れなかったので、
たか子みたさに行って参りました。
はるばる達馬ちゃんと一緒に大阪ドラマシティーへ。

(ちなみに行く予定をいりくりしている間に
芝居自体の目的の40%迄下がってしまいましたが、
(^▽^ケケケ)

主役のヴォルフガングが中川くんといって、
ミュージカルファンにちょっとなじみが薄い人というのが
功を奏してましたね。(だって、チケットキャンセル待ちで
やっと取れたんですぅぅぅ)

さて、初めてのシアタードラマシティでしたが、
ミュージカルやるんだったら、さぞや大きな劇場かなと
思っていたら、それ程でも無くて、

劇場に入った印象はシアターアプルでした。
でも、ずっと広い。
(その感想は当たりで、同じ東宝系のようでした)
扇形で1Fのみ。でも、ちゃんとオケピがあるのが、
なんか面白いと思ったり。

さて、肝心の中身の方でしたが、
いやあ、もう面白かった〜
とりあえず一回見ればいいやの私が、松たか子抜いても
12月もう一度、行ってもいいかもと思ったくらいですもの。

見てない方のために、粗筋の方を紹介すると、
天才作曲家モーツアルトの生涯の話し。

ごめん、うまく説明できないんだもん。

話が、モーツアルトの音楽のように「複雑に」「複雑」に
(と、云う台詞がある)
なっていて、こうだと規定するのが、ムズカシイ〜
親と子の葛藤もあるし、貴族と平民の対立も盛り込まれ
ているし、自由に羽ばたきたいとヴォルフガング
(モーツアルトの名前で主人公です)は云うんだけど、
その割に行動力が伴わないから、
最終的に自立が出来ない。

そして、一番の厄介なのは
子供が演じる天賦の才能という部分のアマデと、
神童を卒業したけど、その過去の栄光を引きづりながらも、
子供の頃の音楽だけには熱中できないヴォルフガング
の対立というか、、、って、これがメインテーマなんだと、
パンフ読んで、ああそうなんだなと判ったところも多いけど、
見ている間はそんなこと気にならない位、
引き込まれていったし。

(もちろん、?の部分もあるんですけど、
例えば、魔笛から、レクレイムを書くまでが短くて、
いきなり限界がくるんかいとか)

やっぱりイイ話しというのは、直線的ではなく、
幾重にも多重構造に編み込みされているし、
登場人物も多彩。
だから、人の見方もイロイロ変わっていることが
出来て、それが又、面白さに通じると、
酔いしれてしまいましたのことよ。

その話を引っ張る多彩な登場人物の中で、
極めて個人的にシンクロしてしまったのが、
高橋由美子がやった、ナンネール。

弟と一緒に神童としてプリンセスでプリンスで
もてはやされたのに、いまやピアノを続ける
ことも許されず、父と、そして、
夫の面倒を看なくては女という立場。
弟を愛している部分と素直に弟を認められない
もしかしたら、少し妬んでいるのかも知れなくて、
その、やりきれない複雑な心理が共感します。

それから、彼女こそが賢い優しい森の仙女のような
でも、肝心な歌が、、、あれ?だけど、美しいからいいかの
男爵夫人の久世さん。

松たか子はやっぱり舞台女優なんだよねえ。
映えるんだもの。舞台の上でだとオーラの量が
絶対、違う。声もいい。舞台をの後にTVを見ると、
手を抜いている科のかしら?と思ってしまったの
ことよ。

山口さんは相変わらずすごい楽し
そうで、いきいきしてたし、あのお方、
俺様系で、
あの時代の聖職者だから
恐いものなしね。(^▽^ケケケ

カーテンコールではたか子と星佳さんを
隣りに侍らせておりましたし。←違う。
中川くんと、手をばちんと叩きあってたし。

やー、本当、良い舞台でした。後ろでぐずぐずと
泣いている方がいらっしゃっって、私は泣かない
よおとか思ってましたが、最後の最後で
ちろっと涙がこぼれましたもの。

アンコールもすごくて、こぶりで舞台に近い分だけ、
気持ちがダイレクトに伝わるって感じかな。
ほとんど、総立ち状態。拍手が鳴りやまなくて、
中川君と子役の子が最後にもう一回出てきましたもの。

と、こんな素敵な舞台を見ながらも、5分後には
鹿賀さん萌え話を始める達馬ちゃんと、
もっとアホことを考える私は友人達と合流。

呑みに行き、その後でHIP5で真っ赤な観覧車、
一周約15分に乗り込み、(しかもメンバー四人の内、
私を含め、3人は高いところが苦手(笑))
それでも、ヨタ話をして気を紛らわしながら、
もうすぐ頂上という所で、

達馬「・・・・もしかして、止まっている?」
私「何で止まるのぉ?気のせいだって」
アナウンス
「・・・ただ今、お客さまの都合で、
運転を見合わせております。少々お待ち下さい」

どひえ〜というしばしの恐怖体験を致しました。

理由が判らないから、もしかして故障なのを、
謀っているのかしら?と、ちょっと発作的に
飛び降りたくなりましたが、
(又、止まっているから風に良く揺れるんだわ)
(真相は多分、車椅子の方が乗り降りされていたから、
だと思うんだけど・・・)

ま。何とか無事に我が家に戻ってこれて、
良かったわあと、しみじみしております。


 < 過去  INDEX  未来 >


ずるりる [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加