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おさむ日記
窯主のノンキな炭焼き生活日記
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2001年06月25日(月)   うれしいお水

旧暦 五月五日 端午

今日は旧暦の端午の節句ということで、若竹の中のお水をいただきました。

今年出たての若い竹を切るんですが、いい炭にならないし、竹林にとっても若い竹をあまり切りたくないんですけど、3本だけ切らせてもらいました。

ん〜とてもうれしくなるお水です。
なんともいえない、かすかな甘みがうれしい・・。

今日はこの水を知り合いに配達に廻って一日が過ぎました。
自営ならではの時間の豊かさですね。(時間だけなんですけど・・)
古い言い伝えを真に受けるなんて変なこだわりなんでしょうけど、まあ縁起物ということで・・。


そういえば、昨日の日曜は地元で「竹炭ネックレス作り」の講習会でした。
炭のビーズと木や天然石やガラスのビーズを組み合わせて、みなさん個性がでてておもしろかったです。
いろんな発想が出てきて、とても参考になりました。
手づくりものって、やっぱりいいですね。

あと、昨日の夜、窯に火を入れました。
今回は日程上、乾燥をゆっくりと一週間かけようと思います。
ですので、よりヒビが入りにくくなり、いい炭ができやすくなります。
こうゆうところはノンキものの私にはほんと合ってるな〜と思います。


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2001年06月23日(土)   旧暦の端午の節句には・・

旧暦 五月三日

こんな話を聞いたことありますか?

『旧暦の端午の節句に若竹を切ると、筒の中に水が入っている。
これを「神水」として尊ばれ、無病息災を祈願して飲んでいた。』

へ〜と興味を持ったので、昨年の旧暦の五月五日に若竹を切らせてもらって、この竹のお水を飲ませてもらいました。
なんのくせもなく、ほとんど水なんですけど、あまい・・。
竹の切りたての香りって甘いんですけど、それが水になったというか・・。
こころにしみわたるような・・。ほっとしました。

お水は筒に必ず入っているものでもなく、しかも一つの筒にちょっとしか入ってません。
きっとその一口だけがいいのかもしれませんね。

今年もたのしみです。
竹林のある方はいただいてみてはいかがですか?


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2001年06月21日(木)   新月ですね

旧暦 五月一日 新月 夏至

今日は新月。

かぐや姫の話に始まって、月と竹は関わりがあるのかと興味を持ってから、新月から満月の月が満ちる時期に火を入れて竹炭を焼き始めています。
だいたい今は7〜10日かけて焼いているので、新月以降に火を入れて満月までに火を止めるというかんじです。

なにが違うんでしょうね。
まだ経験が浅いので、やってる私もぜんぜんわかりません・・。
でも、気分的には月の周期で生活しているのはなんともいいかんじです。

もう少しで火入れです。


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2001年06月17日(日)   Re:弘法大師の誕生日

旧暦 閏四月二十六日

6月15日の日記の内容について、友人から意見をいただきました。

『死んだら普通肉体は腐るけど、すごい修行を積んだお坊さんとかって、なんか、生き神様とか呼ばれて、半分生きてて半分死んでる状態になるって言わない?何にも食べないんだけど、空気中のミネラル(?)とか最大限に取り込んで、ギリギリのところで生きてるの。それで、座禅組んで、じっとしてるの。洞穴とかで何年も!えーと、それでなんでそれが炭みたいかって言うと、もう骨と皮と、ほんとに必要な組織だけで体が出来てて、腐るとこがないって言うか、無機物ギリギリの有機物って言うか・・・
炭って、(この場合木とか、竹って言う植物だけど)生きものの「業」とか、「
修羅」みたいな部分をすべて超越した結晶みたいな感じがするよ。つまり、清浄なもの。そういう部分だけになれば、物質としての滅びを免れるって感じかな。そして、他のものをも清めることが出来るとか。』

ん〜こうゆう考えって面白いですね〜。
てことは、炭って植物の生き仏?

石や金属も生きてると言う人がいますけど、そうなると炭も生きているんですね。
ほぼ炭素だけが固定されたのが炭ですけど、炭素は結晶構造がもっと密になると、地球で一番の硬さのダイヤモンドになるし、この「炭素」っていったいどんなものなんでしょうね。
炭素は原子が6個の正六角形できていて、この六角形は構造上一番しっかりしていると言われていますよね。
ん〜この炭素ってのは何なんでしょう?


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2001年06月15日(金)   弘法大師の誕生日

旧暦 閏四月二十四日

カレンダーを見たら、今日は「弘法大師誕生会」と書いてありました。
誕生会って誕生日ってこと?
きっと昔だから正確な誕生日ってわからないのかもしれないですけど、へ〜今日は炭焼き人にしては縁起のいい日なんだな〜と勝手に思いました。

というのも、弘法大師は中国から仏教を学び、日本に伝えてくださった方ですが、一説によると炭焼きの(いい炭を焼く)技術もこの弘法大師が伝えてくださったそうなんです。
それを証明するかのように、弘法大師が行脚した地域と炭焼きが栄えた地域が面白いほど一致しているそうです。
ここ西多摩・奥多摩地域の鍾乳洞は弘法大師が修行したと言われているのですが、この周辺も炭焼きが盛んだったのです。
ここで炭を焼いてるのも縁があるんだな〜と関心・・。

窯の形が卵型というのも、思想的に意味があるのだそうな・・。
まあ物理的にはとても効率のいい形だと言われていますよね。
よくある話ですけど、宗教で説かれている思想にでてくる形は、物理的・力学的に調べてみると、ものすごくよくできていることが証明されたりしてますよね。

じゃあ、植物が死んだようで炭素だけの体が残ってしまった炭って、思想的にどんな意味があるんでしょう? 
物理的には?
あの世とこの世をつなげる・・なんて話も聞いたこともあるけど・・。
ん〜わからない・・。



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2001年06月06日(水)   植える

旧暦 閏四月十五日 満月

今日はここ西多摩地方も小雨で、どうやら梅雨に入ったそうな。

そんな中こちらではサツマイモと八つ頭とハーブ類の苗を植えました。
梅雨に人はユウツになったり、ほっとしたりしてますが、植物にとっては気持よいばかりで、ほんと生き生きしてきますね。

その姿を見てると、ほっとします。


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2001年06月05日(火)   おひさしぶりです。

旧暦 閏四月十四日 芒種(稲を植えつける時節)

先週の土日で、毎週のように続いたイベント尽くしがようやく終り、精神的に余裕ができたので、今まで返事が遅れていた人たちにひさしぶりにメールを書きました。

まったく返事が遅くなってすみません・・。
ちょっとした時間で返事がかけるはずなのに、書けなかったです。

これからは当分炭を焼くのに専念します。
昨日も今日も暑くなってきましたけど、窯のところは川辺で木に囲まれてるので、とってもすずしい。
夜はまだ寒いですし。
いい季節になってきました。


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