LIFE IS COMIN'BACK
僕らを待つ こんなすてきなデイズ

2003年09月30日(火) サイパン/1 

な〜
つ〜
や〜〜〜
すう〜

み〜〜〜!!!

一年で7日だけの休暇(泣)


てなわけでサイパンにゴー。
しかも女一人旅でゴー。


常夏です。南の島です。
ダイビングのライセンスを取りにきたのです。

初日の今日は何もしないで
浜辺でごろごろして本読んで
帰りに食堂で1人ごはんして
バドワイザーとピスタチオ買って1人部屋飲み。

素敵な休日。


本は、前から読んでみようかな?と思っていた
村上由佳の「海を抱く」
小説を読むのひさびさだったけど
良かったですよ。
ところどころ共感できるとこもあったりして。
若いっていいですねえ。
↑年寄り発言
恋っていいですねえ。
↑枯れ発言。



2003年09月29日(月) 付き添いに

急遽祖母が入院、手術することになって
入院に付き添って行きました。
胃ガンです。
親戚にガンの人はいなかったので安心しきってましたが
ガン家系なのかも?こわいなあ。

食道/胃外科をまわってると
「胃ならたいしたことないや」とか思ってしまう
悪い癖がついてしまったのですが
親戚、となるとまたそれは別。
仕事で「ガンですね」と説明するのは良くあるけど
その背景に本人や家族の気持ちもあるんだよね。
当たり前だけど実感。

しかも胃とはいえ
食道胃接合部にあるので、「大きくなったら食物が通らなくなるから」
手術することになり、
場所が場所なだけに
開胸までするのです。
しかも左開胸。
胃全摘。
脾全摘。
こんな大掛かりになるなんて。

そしてうっかり
明日から海外逃亡する私。
そんなことを祖母に行ったらすねてしまうので秘密。
あ〜…祖母不孝をゆるしてください。



2003年09月27日(土) 休み前のテンション

やっとお家に帰ってきました。2連緊急オペはきついよ。
でもでも。
来週は待ちに待った夏休みなのだ!!!
ていうかもう夏終わってるけどな!!

10月くらいに連休とかぶせて…とか思ってたら
いきなり「来週取れ!」といわれたため
南の島にばかーんす。ですが、まあ良しとします。
女一人旅inサイパン。
かっこいいかみじめかどっちかだ。

昼ご飯に中華連れてってもらって明るいうちから飲んで
帰りに日焼け止めとローションマスク買って帰宅。
海で泳いで潜って買い物してきまっす。

でも明日も午前は仕事〜。



2003年09月26日(金) 夕食は午前3時、吉野家牛丼

今日は昼までは暇で暇で。
とか思ってたのに
「緊急オペだ!準備しろ!」
の一言で状況一変。

大腸からの内視鏡で、組織つまんだ時に穴開いちゃったんだって。
おい〜。
しかもなんかVIPぽい患者さん。
(↑VIP だからどうこう、って区別するわけじゃないけど
個室とって高い部屋にはいってる人ほど神経質で
何かって言うとトラブルになりやすいので気を使ってしまう…)

でも豪快な気のいい人だったので
「ついでに癌のところも取ってくれるんなら、手術が早まったってことでむしろラッキーだなあ」
と、心から思ってくれているらしく、それだけは内心ほっとしました。

てーなわけで。

午後7時から日付け変わって1時まで手術して、
集中治療室で術後見て、ひと段落着いたら2時半。
3時に医局で寝ました。
顔洗うので精いっぱいでした。…はあ。


 



2003年09月22日(月) こっそり

急にいく羽目になった当直先からどきどきしながら書き込み.
同期の先生が来るまでのピンチヒッターです.
医局のテレビ,パソコン使い放題権を得たので早速乱用‥
でもネットつなぎ放題権は得てない‥まあいっか.

そんなわけで下部消化管.ゆとり最高.暇最高.

実はここ一週間,夜中に全身蕁麻疹→明け方喘息
という体調だったのですが
昨日に限って夜から喘息が続き
朝になってまた蕁麻疹が出たので
真っ赤な顔と体で出勤して
アレルギーの薬を飲んだのですが
これが曲者で.

ぜったい眠くなる.

体は起きているのに頭はぼ〜っとして
意識的に働かさないと自分でなにやってるかわからない状態.

ほんと耐えられずにこっそり一時間昼寝.
でも誰にも気づかれず.
ビバ下部消化管.

ほんの少し,一ヵ月半で若さと体調を取り戻すぞ!



2003年09月19日(金) つづき

昨日の日記で書きたかった事のもう一つ追加。

喉頭+食道の手術はとても難しい、ということを念頭において。

1/世界的な腕をもつ医師が手術をして、手術は成功。
 口から肛門までちゃんとつながった。
 でも口からの食事だけで栄養とれる程ではなく
 きっと一生、点滴栄養が必要。
 退院は難しい。

2/手術は2回やり直し、完全につなぐ事はできなかった。
 口から食べたものを出す穴が喉に、
 腸に直接栄養を入れる為の穴がお腹に、計二か所開いてる。
 でも口で食物を味わうことができて(喉の穴から出て来るけど)
 腸から栄養を入れれば家でも過ごせる。

手術そのものが成功したのは1だけど
人生の予後を考えると、どうなんでしょう。
「腕のいい医者、手術の成功」をみんな考えがちだけど
手術の成功が最高の結果になるとは限らない。
難しいなあ。

****************************
で、今日はほんっっと久し振りに早く(っていっても9時ぐらい)
に終わったので、招集かけて、
五味、青野、あきらと飲みました。
仕事に関係ない人と意識的に逢わないと
世界が狭くなるし、ちょっと私もおかしくなりそう。

ただ私が「飲みてえ!!」と思って招集したのに
これだけ集まってくれて感謝。
またのもーね!



2003年09月18日(木) 責任の重さ

昨日の患者さんは
治療の甲斐あってか、今日はだいぶはっきりしてきて
左足もちゃんと動いてきました。
脳神経内科の先生によると
上手くいけば、軽く左足を引きずる程度で済むと。
上手くいかなかったら、…ですが。


今週でこの上部消化管の研修はおわりなのですが
やっとここ2週間で、
「この患者さんは何が重要で、どんな検査と治療が必要か」
が判って来た気がするのに、残念。
残念だし、昨日の患者さんや他の人の
予後をしっかり見ないで研修を終えるのは
ある意味無責任、ある意味気楽。
スーパーローテートの悪い一面でもあるよね。

私達にとっては一か月半でおしまい、だけど
患者さんにとって終わりはなくて
一生の問題で、
医者はその一生の重さを肩に乗せて
見届ける責任がある、ということ。
頭では判っていた事を実感した一か月半でした。

それだけ、上部消化管、とくに食道や喉頭は大変なんです。
それだけ、ご飯を食べることは大切なんです。
ご飯を口から食べれている今の健康に感謝。
(たとえ三食とれてない生活だとしても!)



2003年09月17日(水) 大後悔

手術後、なんだかぼけちゃった患者さん。
手術したあと数日はそんなふうになる人っているのですが
どうもおかしい。
左足の動きわるいし。
でも昼にまたあったら意識もハッキリしてるし足も動く。
気のせいかな〜
…脳のCT,取りたいけど…
ふとそう思ったのに、上の先生達が気に留めてないのを見て
言葉を飲み込んでしまった私。

そう昨日思ってたら
今日緊急で取ったCTでばっちり脳梗塞が。
あ〜〜………
もちろん昨日CT取ってても治療方法に違いがあったわけでなく
数時間違うだけだけど
たかが数時間、されど数時間なわけで。
たとえ私が駆け出し研修医でも
直感を信じていい場合もあり
周りが反対したとしても
貫くことも必要、てこと。
いや、必要なこともある、と。
やっておけばよかった、ていうのは最悪の後悔。

てなわけで最悪の後悔中です。

救いは梗塞が起きてから数日は経っているらしい、こと。
まあそれにしても。
はあ。



2003年09月14日(日) おばちゃんパーマ

お昼にあかりとお茶の水でランチ。
「やつれましたね。ていうか老けた。疲れてる、肌荒れてる。」
と気にしている事をずばんと言われ、ショック隠しきれない25歳です。
ひさびさに(慌ただしく)いろいろ近況報告して、
午後は美容院へ。
若く!可愛く!イメチェン!!!を目標に、
雑誌で見たお店に初来店。カリスマですよ。(古い?)
美容院はたまに浮気したほうがいいっていうし…

若い姉さんでごった返す店内にまず圧倒され、
みんな手には雑誌の切り抜き。
オシャレ命!ギャル万歳!そんな感じです。


「可愛い感じ…井川遥みたいにしてみましょうか?」
担当の人に言われた瞬間、
タララ〜ラ〜ララ〜(花王オーブのcm音楽)
ボリューミイリップ!の井川が頭に浮かびました。
井川かあ…悪くねえなあ…
その2時間半後。
忘れてた!
井川はリップだけじゃなくて前髪もボリューミイだった!!!
ってツッコミ入れるくらいでかい頭の私がいた。

葉加瀬太郎が昔のうつみ宮土理の髪型をしているような
(分かりにくい?)
う〜ん、あれだ、気志団!!

フォロー入れる様に「可愛い、可愛い、狙った通り」
を連発する美容師。
お前の目は何を狙っとんじゃあ!

福井さん(いつもの美容院の担当)ごめんなさい…
と心の中で呟きながら
ただでさえ5.5頭身の私は
5頭身になってとぼとぼ帰路につきましたとさ。



2003年09月11日(木) 一日

今日は朝8時半には病棟に行って
手術の患者さんの鼻に胃間チューブ入れ終えてる予定だったのに
病棟着いたの8時45分で
なかなかチューブ入らなくて
40cm入ったけど患者さん吐いちゃって大変で
手術室に行ったら
教授に「頚部食道の人は入れなくてもいいのに」といわれ
「邪魔だから抜いちゃえ」と抜かれて
あ〜あ。と思いながら手術開始。

今日は病院機能評価の監査員が来るので、という言い訳の元
いつもよりも省エネのエアコンのせいで
倒れてもいいくらい嫌な汗をかき
気持ち悪くなり
ふらふらしてたら「寝てる?と言われ
手術は夜7時終了。
ん〜でも思ったより早かったかも、って思ったら
「入院してたoさんが腹膜炎で緊急手術」情報を言い渡され
そのまま緊急手術に狩り出される。

おなかぱんぱんのおじいちゃんはお腹開けたら腸液だらけ。
お腹が張ってるのに気付いてたけど
尿出てないし浮腫だろうな、って思ってた私は
心の中で懺悔。でも今日CT入れといて良かった。

緊急手術終わったのが11時。
採血、血ガス、輸液オーダー、終わって思い出した。
明日のカンファの準備してないや。
しかも3連休だから火曜の手術の人のオーダーは明日朝までだ。
あ〜もう。
ってカンファの準備しながら病棟で寝てしまって起きたら二時。

病院泊まろう、って思ったら
明日使う書類は家において来た事が判明。
タクシーで泣く泣く帰宅、3時。

現在に至る。
そんな忙しい日に限ってネットやってしまう。


今日が9-11だろうが
お月見だろうが関係なく時間を過ごしてる。



2003年09月10日(水) らくーあ

今日はあまりにも遅くなったので
友達と二人でラクーアに行って泊まってきました。
立派な仮眠室があるからゆっくり眠れた!

久し振りに湯船に浸かれたし、
温泉だし、
ふかふかソファで朝までぐっすりだし
家に帰るタクシー代よりちょっとお特だしね。
マッサージとかもあるらしいけど時間が遅かったのでまた今度。

その辺の適当なホテル入るよりお勧めです。
私なんかごく近くに病院があるからね。
ちょっと帰り遅いときはこの手をつかおう!



2003年09月08日(月) ありがとう


君に言われた時は
数カ月振りにドキドキしたし

君に言われた言葉は
ここ一年で一番嬉しかったかも!

たとえ障害がなくても
きっとお互いに2人でいることを望んではないけど
今日の言葉だけもらって生きて行こう

そして酒のせいにして忘れてしまおう

そしてもう少し、髭を剃った方が良い。



2003年09月07日(日) ひっさびさ

研修旅行は昼に解散だったので、
先生に見つからないうちにこっそり速攻で帰宅。
ほんっっとにひさびさに、明るいうちに街に出て
お店が開いてる時間に新宿で買い物できました。

もう秋物なんだなあ。
今一番欲しいのはかっちりめのライダースジャケットなんだけど
いまいち売ってなくって
ふらっと一目惚れしたカーディガンと、ニットとベストを
ディスプレイそのままに買っちゃいました。
あとはやっぱブーツが欲しいでござるよ。

そしてまたひっっさしぶりに家でご飯食べるので
私のリクエストでさんまの塩焼きに豚汁、ホタテとブロッコリーの炒め物。
外食が続くと焼き魚とかが無性に食べてたくなるので。

で、ひっさびさに湯船につかり、
ひっさびさにパソコン開いてこの日記書いてるってわけ。

(8月22日以降のは今日まとめ書きなのです)



2003年09月06日(土) 霞が浦で

今日、明日の一泊二日でレジデント研修会でした。
茨城の霞ヶ浦ってところで200人弱のひよっ子研修医を集めて
「うちの病院の魂を叩き込む」
ための会だそうです。

朝から夕方まで先生方のオハナシ(医療訴訟が、とか院内のマナー、とか)聞いて、
そのあとはグループごとにディスカッション。
ディスカッションの内容はjimsaのフレディスやディベートでさんざんやったネタだったのですが。

たとえばフレディスで医学部入りたての一年生なんかは
「患者さんの精神的苦痛が〜」
とか、とても良い事(言ってしまえば理想論?)を
主張にもってくるんだけど、
荒波に揉まれてる研修医一年目だと
「医者が訴えられたりしないか、ガイドラインはあるか」
とか、現実論が前に出て来てて
なんつーかこう、仕方ないんだけど
ちょっとさみしいと思ったりした。
そんな私が一番現実を直視してない理想家なのか、どうか。


まあそんなこんなで夜は懇親会と言う名の飲み会です。
色んな科の人と仲良くなって、知り合いも増えて、
美味しくお酒も飲めて、ひさびさにバカ騒ぎができて、
夜明けまで楽しく過ごせました。


 <カコ  モクジ  ミライ >


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