守レナイ約束...サキ

 

 

この手で - 2006年07月25日(火)

自分で自分を壊さないと

もう前には進めないかもね




もう要らない






立ち上がるために、
歩き出すために、






生きて行くために。










私には必要なものがある。



他の何を捨てても、
他の何を傷つけても、


やっぱりこれだけは失えない。


これだけは譲れない。



...

決断は結論となる - 2006年07月06日(木)

ある、ひとつの結論が出た。
それは最も恐れていたことで、
でも分かっていたこと。
分かっていたからあんなに怖かったんだろう。


長い、夢を見ているような気持ちだ。
こんなの現実じゃなくて。
こんなの真実じゃなくて。
誰か、早く私を起こして、
全て嘘だと。
夢だと言ってくれないのだろうか。




この手から温もりが失われるのは、
きっとあっと言う間なんだろう。
そしてまた私は笑うのだろうか。
何事も無かったように、
日常をこなしていくんだろうか。

今までのどの痛みとも違う。
知りたくなかったのに。




治療をやめる。
そもそも、治療となっていたかは分からない。
一向に回復の兆しはなかったし。
だからと言って急激に悪くもならなかったけど。


「肝不全」


薬も効かない。
吐く。



あっという間に痩せ細った。
全く違うものに変わってしまった。
もう、私の目を見ようともしない。
あんなにうるさかった泣き声も聴かせてくれない。

変わり果てた姿で、
でも今、今はそこに居る。


通院しないことは全てを諦めることなんだろうか。
楽にさせてやりたいと言う言葉は無責任だろうか。
苦しいだけの治療を押し付けるのはエゴだろうか。


分かってやれないのは私の力不足だろうか。




あとどのくらいの時間が残っているのかは分からない。
もしかしたら、もう無いのかもしれない。

振り返るには長すぎた。
近すぎて当たり前すぎて、
もっともっと大切にすることが出来たのに。


ごめんね。
ごめんなさい。



いっぱい色んな物貰ったのに、
何も返せないでごめんなさい。

もっともっと「ありがとう」と
言葉にして伝えるべきだったのに。


苦しみを飲み込むように、
喉に湧き上がる何かを押し殺す。
霞む目なんか気にしないように、
顔を上げて歩く。





家の中は溜息ばかりだ。
零れ落ちるのは、どうしてこんなに早いんだろう。


...

家族 - 2006年07月05日(水)

色んなことがあって、
辞めようと思って。
切ろうと思った。
全部捨て去るなんて無理なの分かってて、
でも逃げたかった。



自分のことなんてもうどうだっていいから、
今の願いは唯一つ。

どうか、奪わないで欲しい。

過去を振り返ると何がいけなかったとか、
どうすればよかったとか、
思わずにはいられないけど。


たくさんの別れが今までにあって。
今でも、思い出すと痛みが走るものもある。
どうしても、まだ許せない人もいる。
再び会う可能性は限りなくゼロに近い人もいる。

だけど、生きていればいつかは許せるかもしれない。
向こうが私を忘れていても。


12年間、一緒に暮らしてきた家族なんだ。
それを言い訳にすると「たかが」っていう人もいるかもしれない。
でも、私には親や兄弟と同じように、
一緒に過ごした時間がたくさんある。



親は子供が病気になったとき、
「代わってあげられたらいいのに」と思う。
というのは耳にしたことがあったけど。
自分にそういう感情が生まれる日が来るとは思ってなかった。

私の臓器を、血管を
どうしてあげることができないのだろう。
苦しんでいるのに、何も出来ない。



家族間では、治療を続けるか・・・
決めかねていた。
数値的にはもう不可能と医師に言われた。
決定的な言葉も何度も聞いた。

せめて本人の意思を聞いてあげられればいいのに、
分かってあげられなくてごめん。



あの温かさを、
失う日が近いのだろうか。


未だ、実感は無い。
事実として、見えてこない。





もっとしてあげられることが、
あったんじゃないかと思い始めると、
胸が痛い。




今、必死で、
苦しみながらも
小さな命で、
耐えている。


私を置いて、逝かないでほしい。


だけど、・・・選べば楽にしてあげることができるのだろうか。


...



 

 

 

 

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