海津ほろよい日記
湖畔の酒蔵 ほろよい社長の日常

2004年05月30日(日) 美酒宴遊会




↑ほろよい手製のお酒シート(B4サイズ/マルの中にグラスを置いていくと、お酒の種類がわからなくなるのを防ぎます。空いたところには奥琵琶湖の季節感あふれる写真をあしらいました。


奥琵琶湖マキノプリンスホテル主催のお酒の会「美酒宴遊会」にいってきました。

前もって大津プリンスホテルの北野料理長、マキノプリンスの若村支配人と一緒にお酒と料理の試食会をして、お酒の提供順や提供温度、グラスの選定をしてありましたので準備は万端です。

参加人数は20名とそんなに多くないのですが、料理は1品ずつ、お酒は料理ごとに種類をかえ7種類をサービスし、それぞれに温度が指定されているとあって、サービスの方は大変です。

食べる人のスピードもまちまちで、速い人は次の料理とお酒が出てくるまでの待ち時間ができてしまい、サービスの難しさを感じました。

お酒のラインナップは(カッコ内は提供温度)以下の通りです。

1)竹生嶋吟醸生をつかったスダチ風味のドライカクテル(0度)
2)純米大吟醸/本年度新酒鑑評会入賞酒(10度)
3)辛口純米生原酒(10度)
4)純米吟醸生 吟花(10度)
5)特別本醸造からくち(上燗45度)
6)常温熟成吟醸原酒 忘憂(ぼうゆう)2002年(常温)
7)純米吟醸生 雪花(せっか)(10度)

お話をうかがっていると好みがけっこうハッキリ分かれ、「辛口純米生原酒とか忘憂といった辛口でコクのあるキレのよいお酒」がお好みの方と、「入賞酒や吟花、雪花など、マイルドでやや甘味を感じるお酒」がお好みの方に2分されたようです。

すだちの果汁を入れ、炭酸ガスをソーダサイフォンで吹き込んだ、清酒カクテルも好意的に迎えられ、「きわもの」的な印象を持った方はおいでになりませんでした。

入賞酒はやはりインパクトがつよいのか「こんなお酒はのんだことがない」とか「日本酒のイメージが変わってしまった」とか口々におっしゃいました。

1番のお酒を除き(これはソーダサイフォンの容量1000mlだけの御準備でした)、各種類720mlビンを3本ずつ準備していったのですが、5番のお燗のお酒をのぞき、ほとんど全部空になってしまいました。

平均するとひとり3合強ですなあ、けっこう皆さんお強いようです。

こうした会をひらくと日本酒に対しては好意的な意見ばかりなのに、実際の消費現場ではあいかわらず日本酒の旗色は相当に悪いようです。

肴は旬のものをおいしく、酒は値段が手ごろで、貯蔵も万全、酒器はそのお酒にあったもので、提供温度もきちんと管理する、そんな珠玉の居酒屋さんがあちこちにあれば、蔵元ももう少し楽できるんですがねえ。





2004年05月29日(土) 酒を売らずに油を売る

なんともヒマです。
注文の電話もほとんどかかってこない1日でした。

明日はマキノプリンスホテルで「美酒宴遊会」がありますので、お酒のリストを作ったり、ネットサーフでお酒の情報収集などしておりました。

おもしろいHPを見つけたので御紹介。蒸し暑くてなんだか体がダルいとき、仕事をせずに油を売るには絶好のサイトです。

アジア光俊さんのHP(ココ
ディープなアジアの情報が満載です。

中でも出色なのが以下の3コーナー

アジアのお酒のコーナー(ココ
「雪花」とか「雪中梅」なんて酒が韓国にあるんですなあ。

アジアに氾濫する怪しい日本語のコーナー(ココ
「純でま油」って???

アジア食べ歩きのコーナー(ココ
欧米人が激怒する、あの有名な韓国の犬肉鍋「ポシンタン(補身湯)」が写真付で登場!トドメは犬肉すき焼き「ポシンチョンゴル(補身チョンゴル)」だっ!

アジア光俊さんの経歴は以下のとおりで、マジメにアジアしておられます。

アジア光俊[アジアミツトシ]
1963年東京都生まれ。日本大学法学部新聞学科卒。’90〜’92年、タイ王国タマサート大学客員研究員。タイの日本語紙「バンコク週報」などに、「メコン圏見てある記」、「アジア見てある記」、「続アジア見てある記」など、アジアものを連載。アジアの「なんでも専門家」




2004年05月28日(金) フォントのファイルが壊れた

このあいだから、検索エンジンのgoogleの検索結果が文字化けしてしまい(そういうgoogle側の不具合が4月からあったようです)、こちらの設定がおかしくなってしまったのかと思いこんで、エンコードの設定をあれこれいじっていたら、フォント(字体)のファイルが壊れてしまいひどい目にあいました。

ごくありふれたフォント(字体)である「MS明朝体」が使えなくなったために、ワープロソフトの一太郎は「DF極太明朝体」にシフトしてしまい、弊社のメインバンクの残高問い合わせができなくなってしまいました。

もう月末ちかくで資金的にも注意しなければならない時期なのに(ひとむかしまえなら余裕で月末をクリアできたのですが)、これは大変です。

文字化けしないyahooで「フォント トラブルシュート」を検索し、このHPの解説を参考に、フォントキャシュファイルの回復に成功しました。

PCというのは便利なようで、デリケートなものですなあ。

●ほろよいの愛機は上の作業で回復しましたが、すべてのフォントのトラブルにあてはまるかは保証の限りではありません。自己責任でお願いいたします。



2004年05月25日(火) すくすく伸びる山田錦の苗


先月25日に播いた山田錦の苗がすくすく伸びています。

ゴールデンウイークが終わって雨の日が多く、野菜の苗をダメにした農家もおいでのようですが、山田錦の苗代は順調です。

ちょうど1ヶ月目ということで写真を撮りにいったら、吉原さんが田植えの準備をしておいででした。トラクターで田んぼを鋤き込み、おおざっぱに平に整地する作業で「荒しる」と呼んでいます。

雲ひとつない快晴のもと、五月の爽やかな風が吹くなかで、鋤き込むときに掘り出された小動物や昆虫をねらって、ヒバリやらムクドリやらツバメやらクイナが周りを飛び回り、まことにのどかな風景でした。

DSショックやら能登出張やらで、ちょっぴり緊張していたほろよいの心が、つかのまですが開放されました。




2004年05月23日(日) めでたさも中くらいなり銀賞酒

きのう「能登酒まつり」の会場で、七本鎗の冨田専務より突然「吉田さんおめでとうございます。」とお祝いのことば。
残念ながら能登杜氏の品評会では入賞を逃していたので、なんでお祝いを言われるのか怪訝な顔をしていると、広島の醸造研究所の新酒鑑評会で入賞していたとのこと、例年一般公開の早朝にならないと審査結果がオープンにならなかったので油断していました(審査結果はココ)。

広島の新酒鑑評会では、予審と決審があり(最後に念審というのがありますがこれは審査結果の確認するためのものです)、予審を通過し、かつ、決審に残ったものを「金賞酒」、決審で落とされたものを入賞酒(俗に「銀賞酒」)と呼んでいます。

なんとか、ほろよいの蔵の出品酒は、かろうじて予審を通過したようです。

まあ、特別香りの出る酵母を使うわけでもなく、協会1401号のアンプル酵母を活性化して使い、山田錦は兵庫県中町の間嶋さん栽培の質のよいものを使っていますが、精米歩合は委託精米の40%、アルコール添加はしない純米大吟醸での出品ですから善戦したといってよいでしょう。

西尾杜氏も能登杜氏品評会ではふるわなかったので、このことをお知らせすると非常によろこんでおられました。

でも「銀賞」には賞状がでないんだよなあ(大阪国税局の新酒鑑評会も賞状はくれないし)形に残るものがあればいいのだけれど。

来年はもう少し欲をだしてがんばりましょうか。




2004年05月22日(土) 能登酒まつり




↑左より、新畠(新旭町/松の花)杜氏、西尾杜氏、滋賀の地酒サポータ永野さん、小川さん、幡さん(酒まつりのきき酒コンテストで、1.8リットルびん2本をゲット!)

第100回能登杜氏自醸酒品評会と、能登酒まつり出席のため石川県珠洲市へ。

朝5時に起床。ちょっと手薄気味だった土日販売用の商品のラベルはりをすませ、9時すぎに珠洲に出発です。

途中1回昼食のための休憩を取り、午後1時過ぎに酒まつりの会場に到着しました。

ちょうど100年前、1904年といえば日露戦争開戦の年で、能登杜氏組合の歴史の重みを実感します。そのころ酒税というのは国税の中の約1/3をしめていたそうで、日露戦争の戦費も酒税によってかなりの部分がまかなわれたそうです。

さっそく割り当てられたブースでお酒のサービスの準備です。冷やすための氷の準備をしたり(お燗の準備もしていたのですが、会場は体育館で火気厳禁とのこと、残念ながら断念しました)、パンフレットを準備していると、はやくも予定の時間、わが蔵の西尾杜氏も合流され、お客様がどんどん入場してこられました。

第100回の品評会に入賞された、能登杜氏の錚々たる面々がずらりと舞台にならばれ、表彰を受けられました。

ほとんど大部分が還暦をすぎ、孫もいるような方々ですが、皆さん生き生きと、そしてかくしゃくとしておられます。楽しいことばかりだけではないでしょうが、一生をささげられる仕事をもたれ、その成果を晴れの舞台で表彰されるとは、なんと幸せなことでしょうか。

ベテランの杜氏の中にまじり、若手の大阪交野市の「利休梅」の横路杜氏、滋賀県堅田の「浪の音」の中井杜氏も入賞を果され、能登杜氏の世代交代も順調のようです。

ひしめく来賓の長々とした祝辞のあと、ようやく乾杯となり、待ちかねた一般の参加者も能登杜氏のお酒をいろいろと味わっておられました。

ほろよいはお祭り終了のあと、西尾杜氏と飲みなおし、いつものように大酒を飲んで長い1日が終わりました。



2004年05月21日(金) 大激震はしる!




↑黄色地に赤のハデハデの看板と、軒下に山積みの缶ビールケースは、まぎれもなく酒激安店


ほろよいの取引先の中でも5本の指にはいる得意先が「酒激安」店に業態変換されました。マキノ町内では最初の、今津小売酒販組合のエリアでは7軒目の酒DSです。

先日来お話している酒販業界の厳しい状況の中、マキノでトップの酒専業店として思い切った舵取りをされました。

酒DSグループとして国内に1000余店を擁する、KLCグループ(HPはココ)に加盟されたのですが、その営業方針はガチンコのDSです。

興味のある方はKLCグループの加盟店向け情報誌をごらんください(ココココココココ

要約すると以下のようになるでしょうか。

,泙左把衄颪魘妨造泙悩錣襦平佑聾曚錣魂搬欧捻超函⊆販機や冷蔵庫などはできるだけ置かない、配達もできるだけなくすようにする)。

△修慮把衄颪鮠紊泙訌突益が得られるための価格設定を行なう。特に発泡酒やビールなどは大型DSと同程度かそれ以下の価格で売らなければ、お客様の来店さえおぼつかない。

M菘垢気譴燭客様には、バラ売りとケース売りの価格を変え、できるだけケースで購入してもらうように誘導する。

て辰剖般嚇后糞鐚魏阿気鵑筺▲好淵奪など)需要を重視し、それむけの品揃え(ウイスキー、ブランデーなど)を充実させる。ビールや発泡酒のケース買いからはじまった関係は、粗利益の高い商品の購入にもつながる。

KLCグループは、大型酒DSができて疲弊した周辺の家族営業の酒販店さんをまきこんで大きくなった組織ですから、大型DSキラーとしての販売戦略がハッキリしています。

特にビールと発泡酒は客寄せで、利益がでる商品として考えていない割り切りは、ビールでもある程度の利益を出したい一般酒販店としては脅威です。

いかに自由競争の世の中とはいえ、酒を生業としているのは大型DSだけでも、KLCグループのDSだけでもないのですから、まわりの酒販店がどうやっても実現できない価格で市場を席巻する販売の仕方には問題がのこるところです。

とはいえ、先代のお父様の時代から取引していただいている、大事なお得意様の転進です。周辺の酒販店さんには動揺がはしっていますが、なんとか摩擦をおこさずに経営を続けられることを祈っています。





2004年05月20日(木) メリットのない小売酒販組合

連日むつかしい話がつづきますが御容赦ください。

酒屋さんはほとんどが「小売酒販組合」という官製組合の組合員です。ほろよいの地区も「今津小売酒販組合」という組合があります。

この組合は「酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律」(長ったらしいので「酒団法」とよばれています)で規定されていて。その目的は第1条にあるように「酒税の確保と、酒類の取引の安定」です。

この目的のために第84条に定める酒税保全措置をとることができ、昔は横紙やぶりな酒販店さんがおおっぴらに安売りすると、税務署から指導や勧告が行なわれました。

これがあったおかげで、酒販店さんは価格競争のほとんどない環境で商売ができ利益があげられました。組合費をはらってでも、小売酒販組合の組合員でいるメリットがあったわけです。

今は独禁法とのかかわりで、酒の不当廉売の取締まりははもっぱら公正取引委員会によって行なわれ、酒団法による安売りの規制はまったく行なわれなくなっています(酒税の確保が本来の目的なのですから、メーカーから出荷した時点でしっかりとお酒の課税数量を把握し徴税すればいいわけで、昨今は川下で幾らで売られようとあんまり関心がないようにも思えます)。

先日からお話しているような、お酒の不当(あるいはそれに近い)廉売の横行、小売酒販免許の自由化がすすみ、酒販店さんの経営がきわめて悪化しているのですが、小売組合がそれに対して有効な手を打てないために、組合ばなれが加速しています。







2004年05月18日(火) 疲弊する酒専業店

さて酒の専業店はどんな状態かといいますと、これは第2種兼業酒販店とは比べ物にならない位疲弊しています。

ほろよいのあたりでは、一番売れているのがビールと発泡酒、次が日本酒、3番目がウイスキーやらブランデーやら焼酎などの蒸留酒です。

すでにビールはDSがとんでもなく安い値段で販売しておられます。はっきりいって普通の小売屋さんが問屋さんから仕入れる値段と同等か、それを割り込む価格で販売しておられる例もたくさんあり、公正取引委員会から不当廉売として警告を受けた例も過去にあります(ココココ)。

いかにDSが大量仕入れで仕入価格を下げているとはいえ、そんな値段でまっとうな利益を出しているわけがありません。赤字覚悟か微々たる儲けしかはずです。

ビールと発泡酒は客寄せで、ついでに高利益商品も買ってもらえればなんとか採算がとれるとDSはお考えのようですが、一般の酒専業店はこれではたまりません。

特に夏季には売上の7割以上をしめるビール、発泡酒をDSと同じ値段で販売すれば利益を生み出さないのですから。

日本酒も、灘、伏見の大手酒造メーカーのお酒(パック酒を中心に)はDSで目玉商品となり、同じ商品を一般の酒販店さんが並べても売れるはずがありません。

一般の酒販店さんにとって、辛うじて残った利益商品が値崩れのない地酒ですが、都市部における地酒専門店など特殊な例をのぞき、郡部ではそれだけを販売していても、店舗を維持できるほど売上が上がるわけがありません。

さらに酒販業界における規制緩和(距離基準、人口基準の撤廃による小売酒販免許の自由化)が過当競争に拍車をかけています。

TKCに加盟する税理士事務所で会計を委託している酒小売店(DSも含む)の平均的な経営状態は、売上が2億4千万強、平均従業員者6人強で、黒字企業が27.1%というありさまです。

これは、会計を税理士事務所に委託できるかなり大きな酒販店さんばかりの平均で、ほろよいのいるエリアにはこんな規模の酒販店さんはありません。大きくても売上1億から2億程度で、経営状態もこのデータより悪いと想像されます。

かくして、酒専業店の廃業、破産、夜逃げ(自殺者も数人ではききません)が全国で続出するわけです(大阪酒販情報サービスHP「街並から酒屋さんが消える」を御参照)。

滋賀県でも昨年末、大津市内で指折りの酒専業店2店が店舗を閉じられ、県酒販業界に大きな衝撃が走りました。

利益をあげられる商品がほとんどなくなり、過当な競争を強いられている現在、酒販店さんの努力不足や不勉強ばかりを責められない状況になっているのです。









2004年05月17日(月) 第2種兼業酒販店

御察しの通り「酒を販売して得る収入」より「その他の仕事によって得る収入」のほうが多い酒販店のことをさし、ほろよいの造語です。

この辺ではけっこうこの手のお酒屋さんが多く、食料品や薬の販売、佃煮工場や学習塾の経営、電気屋さんの営業やら、大百姓やら、変り種ではソシアルダンスのレッスンプロなんて方もおられます。

昔のように1級酒、2級酒の一升瓶と瓶ビールと焼酎さえ販売していればよかった時代なら、商品知識はなくてもOKで、販売と代金回収さえしっかりやっておれば、これでけっこうやっていけました。

酒DSが跳梁跋扈し、価格競争が激しくなってきた現在、どこもお酒の売上が低迷しているはずなのですが、酒以外の収入がそこそこあって食っていけるものだから、自己改革できないお店がほとんどです。

人間食っていけなくなるとド真剣になりますが、中途半端に収入があるものだから、いつまでたってもお酒の販売に熱がこもりません。困ったものです。



2004年05月14日(金) ほろよい大ショック

とんでもないことをある人から知らされました。

詳しいことはもうしばらくしないと話せませんが、このささやかな田舎の市場に大激震が走ることでしょう。

いつかこんな日が来るとは思っていましたが、こんな形で現実化しようとは思いませんでした。そして、具体的な対応を何にも考えていなかったことに今さらながらですが呆れています。

ショックです。そして残念です。



2004年05月12日(水) 小学生も田植え




小学生に米作りの体験をさせる学習が、町内の各小学校ではじまり、当蔵の裏にありますマキノ東小学校5年生が田植えをしました。

去年の春頃からお話があり、当時PTA会長をしていた、ほろよいの田んぼに白羽の矢がたちました。

小学校から歩いてすぐで、1時間位で仕事が終わるくらいの面積の田んぼ、というまことに都合のよい条件にピッタリと合ってしまいました。

田植えのだんどりは耕作しているかたにすべておまかせで、準備ができたら、さあ小学生の出番です。わいわい言いながら苗を持ってへっぴりごしで田んぼの中に入っていきます。ヒルがいるとか足が抜けないとかまあ勝手なことをいいながら、ぼつぼつ苗を植えていきました。

米作りの1年間の作業の中で、田植えと稲刈りだけを体験し、雑草とりやら草刈り、水のやりとりなどは耕作している方におまかせなのですが、小学生が田んぼのドロの中に入って田植えをする経験も悪くないとは思います。

とはいうものの、よくも悪くも遊び感覚の田植えで、「人の口に入るものを作っている」という認識があんまり感じられないのが、少し残念でした(昔農家の子供がそんな緊張感のない手伝いをしていたら、お父さんあたりからゲンコツを頂戴するところです)。





2004年05月11日(火) アダルト怖い

このところインターネット・エクスプローラーを開くと、見知らぬ海外のサーチエンジンのホームページが開いてしまうという不具合が続いておりました。

ほろよいの愛機の設定では、まずホームの吉田酒造のHPが開くようになっているのですが、これが知らぬ間に海外のHPのアドレスに書き換えられてしまうのです。

何度設定をやり直しても、半日ほどで同じように書きかえられてしまいます。

困り果てて、インターネット上で調べてみると、アドウエアないしスパイウエアというウイルスの1種に感染していました。

これはデータを破壊したり、迷惑メールを送りつけるようなウイルスではなく、希望しないホームページへ強制的にアクセスさせるものや、広告のウインドウがしつこく開いてしまうもの、侵入したパソコンのホームページの履歴を第3者に知らせたりするウイルスだそうです。

「クールウェブシュレッダー」と「スパイボット」というソフトをネット上でダウンロードし、コンピュータ内を検索してようやく退治できたようです。

ほろよいのパソコンにはシマンテック社のアンチウイルスが入っていて、ウイルス定義の更新もマメにやっているので、まず大丈夫だと過信していたのが運の尽きでした。

解説をよんでいると、海外のアダルトサイトを見ていると、そのHPを見るだけでウイルスが感染するそうです。

ほろよいには心当たりがないわけでもなく、よいクスリになりました。
読者の皆々様「劣情に負けたこの迷える小羊をお許しください」

●ほろよいの場合はこの作業で復旧し、今のところ正常にパソコンは稼動していますが、同様の作業で他の方のパソコンが正常にもどるかは保証のかぎりではありません。自己責任でお願いいたします。







2004年05月09日(日) 冷蔵庫不調〜本日3倍

店のオープンタイプ冷蔵庫の調子が悪く、朝から冷蔵庫の中を大掃除。熱交換器のフィルターやら、冷気の流れる部分をキレイにしました。

立夏もすぎ、気温も上がってきたのでどうしても負荷が増えてしまいます。
お酒の陳列も立たせる陳列から、麹蓋(こうじふた)に寝かせる陳列に変更しました。

春の観光シーズンは来客もけっこうあって、陳列する数を増やさねばならないので、どうしてもビンを立ててぎっしりおいてしまうのですが、冷気の循環がどうしても阻害されます。

これからおいでになる御客様は、比較的小人数で「竹生嶋を買うぞ」という目的をお持ちですので、いろんな種類を少数ずつ、見やすく陳列する方法に変更しました。

運転開始してみると、どうやら冷えているようですが、いつもと少し様子が違うような気がします。2,3日様子を見てメンテナンスを頼むか決めないといけないようです(過去にもこんなことがあって、コンプレッサーがオシャカになったにがい経験があるのでねえ)。

夕方、裏の黒ネコヤマトの営業所に明日届けねばならない荷物を持って行ったら、花束やらプレゼントなどいつもと違う荷物が所狭しとならんでいます。

はあ、そういえば世間様は「母の日」であったわいと気がついて、顔なじみのドライバーに話し掛けると、今日は通常の3倍の荷物が届いていて、これから夜の配達にでかけるとのこと、すでに御疲れモードでした。

商売人として落第点をつけられそうなのですが、ほろよいは男なのでこういうプレゼントのやりとりというのはピンときません。せいぜい赤いカーネーションを渡すだけのささやかな日くらいに思っていたのですが、通常の3倍もの荷物が動く「母の日」というのは、やはりビジネスチャンスとして利用していかねばならないと実感しました。

とりあえずは、来月の「父の日」にむけて積極的な行動を開始しましょう。



2004年05月05日(水) 倭は国のまほろば

連休最終日、お店は両親に頼んで、ほろよいは久しぶりの家族サービスです。

実は愚妻は聖徳太子おたくでして、奥様の熱い希望により、親子4人で飛鳥に行ってきました(わたしゃかまわないんですが、お付合いする子供たちは大変です)。

8時前にマキノを出発。湖西線〜近鉄奈良線を経由して、11時すぎに飛鳥に到着。
駅前にはなんとレンタサイクルの客引きが!

けっこう疲れたママチャリが1日1.000円とはなかなかよい値ですな。

とはいえ飛鳥をうろつくには自転車が一番、親子4人の銀輪部隊の出発です。子供たちもしっかりとペダルを踏んで進んでいきます(こんなときですね、子供たちの成長にふと気がつくのは)。

亀石やら橘寺を見て、奥様の本日の目玉、酒船石遺跡で最近発掘された亀型石造物との御対面です。

なにやら亀の形と小判のような形をした水盤が、石畳の中にならんでいるだけなのですが、奥様は至極満足そうでした。

近くの売店で、柿の葉寿司とおにぎりの昼食です、橿原市内の造り酒屋さんのカップ酒がありましたので、思わず2本買って日差しがさし始めたの空のしたでグビグビやっていると久しぶりの開放感(カップ酒2本で気分がハイになるのですからおめでたい専務です)。

観光客は、なんだこのオヤジはと、いささか引き気味に通り過ぎていきます。

こころよい酔いにまかせて「なんだいあの遺跡は、まるで水洗便所みたいじゃないか」言ってみたり、「こんな所なら、マキノの竹やぶに知り合いの石屋さんに似たようなものを並べてもらったら似たようなものが出来上がるんじゃないか」などと放談して、いたく奥様の機嫌をそこねた次第です。

すでに快晴となった空の下、飛鳥の丘陵地から周囲を一望すると、新緑でむせかえるようです。日本武尊が「倭(やまと)は国のまほろば、たたなずく 青垣 山隠(やまごも)れる 倭し 美(うる)わし」と詠んだのもむべなるかな。すばらしい景色でした。

ひさぶりに仕事をはなれ、充電したほろよいでした。
(やっぱり仕事からはなれる日をキチンと作らんとダメですなあ)



2004年05月04日(火) 雨もまたよし〜プラナリア発見?



雨がしとしと降り、梅雨のような天気でした。
海津の湖岸はもやにふうわりとつつまれ、雲が低くたれこめていました。

雨降りとはいえさすが連休です。観光客のみなさんが入れ替わり御来店になり、けっこうお酒が売れました。

途中で小売店さんへの配達もいくつか入り、ほろよい1人ではいささか手たらずで、いそがしい一日でした。

朝、ほろよいが寝起きしている家の庭に、なにげなく目を向けると、なにやら奇怪な生物がコンクリートの上をはっています。この形は高校生の生物の時間にならった「プラナリア」かもしれんとさっそくデジカメでお姿をうつしました。

インターネットで調べるとプラナリアに近い種類でクロコウガイヒル(黒笄蛭)という生物のようです。

御存知のとおり、ほろよいの蔵には大きな樹齢200年を越すといわれるケヤキの大木があって、その落ち葉も半端な量ではありません。これが家の周りに腐葉土となってたまっていて居心地がよく、昨夜来からの雨で湿度が上がってすみかからはいだしてきた様子です。

ちょっぴりグロテスクで、三角の頭がとってもチャームなお姿をごらんあれ(お食事中の方、ぬるぬる系生物のお嫌いな方は御容赦のほど)。





2004年05月01日(土) 連休初日

昨夜は竹生嶋の大ファンN夫妻とマキノ駅前の「栄とこ」で痛飲。ほろよいの奥様も加わってけっこう呑んだにもかかわらず気持ちよく目覚めました(資金繰りをクリアしてなんとか月末を超えられたしねえ)。

今日から吉田酒造は5連休。社員とパートの皆さんはおやすみですが、ほろよいはしこしこお仕事です。

今日中に納品しておかねばならない酒販店さんや、問屋さん、ホテルなどを一巡して帰社すると、自分の売り場の商品が手薄になっています。

ラベル張りやら商品出しをしようと思うと、来客があったり電話があったりでなかなか思うように動けません。明日はキリキリ頑張って早起きして商品を充実させなくては。


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