思い、願い。。
 < 過去  目次  未来 >
中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年12月18日(水) 母来る。

母が来る。
娘は昨日、実家で咳がひどかったようで、学校を休ませる。

駅まで迎えに行くと、いつものように両手いっぱいの荷物を持っている。
さらにはまだ何か買おうとする。

婿殿のために、ビール&つまみを買うためだ。

私と息子で迎えに行き、息子は小さな袋を持ち、
母がビールを持ち、私が一番重たい荷物を持つ。

はっきりいって、母の方が私より力持ちだ。
母の方が私より体力がある。
母の方が身体も柔らかい。
母の方が丈夫だ。

だが、この時ばかりは親孝行ってやつだ。
こんな時にしかできないからね。



2002年12月17日(火) 母の還暦祝い

横浜の高島屋に買い物に行った。
明日、母が来るから、12月で60歳になった母に、還暦のお祝いを渡すためだ。
母は私に「赤い腰巻きが欲しい」と言った。

あちこち探し回った。
関内のデパートも、上大岡のデパートも全然なくて、仕方がないから電話作戦にした。横浜のデパートに電話をしまくり、三越はお話にならず、そごうは取り寄せだと言われ、たった1件、高島屋だけが置いてあったのだ。

そして今日は高島屋に行った。

1Fには、赤の皮の手袋があって、こんなのいいな〜って、9,000円もするんだけど、あったかそうで、プレゼントにいいなって。いや、私が欲しいくらいだよ。いくつもいくつもはめてみて、店員さんに聞いてみると、革はサイズがあるので、プレゼントには向かないと言われて断念した。とにかくまずは赤い腰巻きを買わなきゃならん。

和装雑貨に行き、電話した旨と、赤いお腰が欲しいと言い、それだけではちょっとさびしいので、何か一緒に添えるのに気の利いたものはないかと尋ねると、えりあし?だと言われた。着物を着る人ならわかりますよ、と言われ、ではそれを一緒に箱に入れてください、と頼んだ。
のしもつけてもらい、立派なプレゼントとなった。

1Fで、

息子は光り物が好きで、ずっとアクセサリー売場を眺めていた。
店員さん二人がかりでずっと息子を監視している。

ちょっと恥ずかしいが、息子に声をかけ、
店員さんに挨拶をし、帰ってきた。



2002年12月16日(月) 中3時代〜トミーとマツとか柴田恭兵とか

TVでは「トミーとマツ」という、
トミーこと、国広富之さんと、マツこと松崎しげるさん、石井めぐみさんが出演している刑事ドラマが人気だった。
女みたいだと言われ、「トミコーー。」と呼ばれるとすこぶる強さになる国広富之さんは、当時の甘いマスクとあわせ人気があった。

友だちもトミーこと、国広富之さんが好きだった。

今は無き、平凡と明星という本を友だちと学校の休み時間に眺め、
表紙を開けてすぐにスターたちのシールなどがついていた。

みんなで好きなスターの分を分けようということになり、
トミーほど好きではなかった柴田恭兵さんをなぜか指名してしまった。

色黒で上半身裸、ひきしまった身体の恭兵さんのシールだった。

なんかみんなと同じ人、というのが嫌、ただそれだけの理由だった。

当時はまだそれほど人気はなく、その後、どんどんブレイクしていくんだけど、
「赤い」シリーズで「しのぶちゃん!」と意気込み言うセリフは、キュンとなったものだ。
未だに、誰かこの真似してくれよ、と思うのである。

「俺たちは天使だ」
「プロハンター」
彼、最高でしたよね!

早速、彼のおっかけをはじめてしまう。

当時、原宿に事務所があり、夏休みのほとんどをここで過ごした。
事務所は、日本で初めて建ったアパートだと聞いた記憶がある。
蔦のからまるコンクリートのアパート、天井が低く、何棟か同じ建物が続く。
原宿のキディランドとかの前辺りだっけ?
最近原宿行ってないから定かじゃないんだが。

毎日毎日事務所に行き、事務員さんと仲良くなった。
私は彼女のことを一生覚えておきたい。
小柄でとても愛くるしい顔の綺麗な人だった。

当時活躍している劇団員の奥さんで、「命」という映画にも出てくる、
東京キッドブラザースの演出家、東由多加さんの妹さんだった。

私はさみしいと事務所に行った。
誰も家にいない、だから事務所に行ってたのだ。

彼女は、私にいろんな仕事を与えてくれた。
彼女には子供が二人いて、こいつらがめちゃくちゃ生意気なんだけど、
放っておかれてさみしい、という点は一緒だった。
夏休みのこの時期、彼等の勉強を見てあげたりした。

恭兵さんが事務所に立ち寄ると、カチンコチンになって、
何もできなかった。

私と同じように&毎日のように来る同世代の女の子たちと仲良くなり、
その子たちと一緒に行動するようになった。

その子たちもまた、私と同じ、母一人子一人、母親が夜の仕事していて、
さみしい者同士だったのだ。
その頃、友だちの家で、友だちのお母さんが出勤前の化粧をしていて、
ただのおばさんだったのが、


↑エンピツ投票ボタン
ぶっとんだことがある。
化粧はこんなにも化けるものなのか、と。。

そいで当時の私も頑張ってはみたが、童顔な上の化粧なんて最悪だった。
ちなみに18歳過ぎてもなお、

↑エンピツ投票ボタン


それでも15歳でディスコヘ行きましたよ。
ただでご飯食べられたしね〜。

まあ、今日はこのくらいにしておく。



2002年12月15日(日) 中国雑技団

有楽町徒歩1分の国際フォーラムで、中国雑技団を見にいくこととなった。

どうせ有楽町に行くのなら、早めに銀座辺りに出て、博品館にも行きたいな、と、友達も一緒に誘って行った。

横浜生まれ横浜育ちの夫は、「博品館って何それ?」って感じで、

「ギディランドみたいなものだよ。」
と言って連れてった。

博品館の前に来るなり、おもちゃ好きの夫は、マイクロペットに吸い寄せられるように、1個ゲットしていた。トイザらスでもその色はなかったとかで、欲しい色があったから買ったんだそうだ。

こういうところは見るだけで楽しい。

こんなおもちゃがある、あんなおもちゃがある。
それだけで楽しかったりするんだ。

滅多に買わない私が、1つ心惹かれるものがあって、
380円の万華鏡を買った。
細長いガラスの中に透明の液体と、その液体と分離する青い小さなつぶつぶの液体が入っている。
砂時計のように上下逆さまにすると、星や月の形をした金が銀のキラキラした紙と一緒に青いつぶつぶが落ちてくる。
万華鏡を通して見るとその1方向の流れが8方向に向かって流れていくように見えてきれいなのだ。
動きのある万華鏡、心が癒される。

国際フォーラムの1Fの喫茶店で、高級デザートを食べ、いざ中国雑技団へ。

あの背骨の柔らかさ?は尋常ではありません。
あれは遺伝なの?
訓練でああなるわけないよね〜???

昼に一足先に観た友達からのメールで、
1幕目最後のさるのやつは面白かったよ、と書いてあって、
まさにそれは感動してしまった。

その他に夫は、演技の中の筋力のすごさに感動していた。

小学生くらいの小さな子供達も次から次へとびっくりする演技をしてくれ、
毎日どんな訓練をしているんだろう、と、心配したり胸打たれたり。。

パンフに年齢とか書いてあるかな、と期待して買ったけど、
何も書いてなくて、余計気になってしまった。
パンフのアップの顔はほんとお子ちゃまなのに、
まるで機械人間のようです。
素晴らしいよ、君たちは。

ここに出られるのは、中国雑技団の中でも優秀な子たちで、このステージに上がることで、他のところからスカウトされたりするんだそうだ。子どもたちも頑張って稼いでいるんだよね。

帰りは、新橋近くのイタリアンレストラン風のお店で食事をした。
薄暗い感じで、とても子連れで行くような感じの店ではないけど、快く受け入れてくれた。
味はとっても美味しくて、満足だった。

隣りに座っているグループはどうも合コンのようで、男たちは奧の席にずらりと座り、女たちは手前の席にずらりとすわり、しばらくすると数人の女たちは帰って行った。

夫曰く、


↑エンピツ投票ボタン
帰っちゃうもんなんだよ。」

>って、あんたが合コンしてるわけじゃないっしょ。



2002年12月14日(土) ふぐ料理の日

友達が昼前に遊びに来た。
ずっと遊びに来てって言ってたんだけど、なかなか機会がなくて。。
田舎のおじいちゃん&おばあちゃんから大根とじゃがいもが送ってきたので、
それを渡すついでもあって。。

「だったら取りに行くよ」
「だったら遊びに来てよ」

息子が友達のためにホットケーキを焼き、4枚焼くと、友達と遊びたくて私とバトンタッチ。
私が残りを焼いて、次にフレンチトーストを焼く。



昨日、宅急便で届いたんだ。
お礼の電話を待っているから、おじいちゃん&おばあちゃんに電話する。

おじいちゃんは83歳だけどとってもしっかりしていて、
ほとんど寝たきり状態のおばあちゃんの面倒を見ているんだ。
おばあちゃんは倒れて以来、ろれつも回らなくなってしまっている。

「太かなっちょっとばいねー。」

以下、正確に再現できないので標準語混合で書くが、
子どもは大きくなっただろうね、もういくつになったの?
と聞いてくる。

「上は小5で下は小2だよ。」

「そげん大きなったっとばい。」


「ばあちゃんは何もしとらんと。じいちゃんがぜ〜んぶ、畑から掘って梱包したっばい。ばあちゃんは風邪ひいて1時間も起きておられんちょよ。」

「愚痴ばっか言ってごめんよ。ばあちゃんたらもう動けんたい。しんどかよー。じゃーねー。元気でねー。子どももちゃんと面倒みっとよー。」

「じゃーねー」

って言うんだけど、おばあちゃんはまた、子どもはいくつになった?

と繰り返し聞いてくる。
それを3回繰り返し、ごめんね、おばあちゃん切るね。
と電話を切った。

私が同じように
「上は小5で下は小2だよ。」
と言う度に、同じ部屋にいる夫はくすくす笑っていた。

電話を切るなり、夫は


↑エンピツ投票ボタン
と優しい顔で言った。

そうか、そうなんだ。
電話を切らなきゃって思うのに、いざ切るとなると同じことを聞いてしまうんだ。
そうか、そうなんだ。


夜は「ふぐ料理」と食べに行った。
義父&義母のおごりだ。

義父は10年以上前から「ふぐ料理」に連れてってやる、と言っていた。
孫にもずっと連れてってやると言っていた。

孫から「いつになったら連れてってくれるの?」
と言われ、今日現実のこととなった。

それも「とらふぐ」で、ふつーの「ふぐ」の倍はするって言うんだ。

私には「ふぐ」であることに変わりなく、「とらふぐ」って何?
の世界なんだけど。

昔ながらの老舗に、予約を入れて、今日の日を待っていた。
2階のお座敷(それぞれ個室になっている)に案内されて、
「とらふぐの刺身」と「とらふぐの唐揚げ」「しらこ」「とらふぐ鍋」をいただく。
何もかも「とらふぐ」づくしで、かなりの額になったらしい。

そんなことはおかまいなしに、子供達は「美味しい」「美味しい」と食べまくっていた。

私たちはこうやって未だに自分より目上の人たちに助けられて生きてるんだ。
私たちの喜ぶ顔を見るのが、喜ぶ声を聞くのが、嬉しい人たちがいてくれるんだ。

感謝しなきゃ。

私はどんなおばあちゃんになるんだろう。
夫はどんなおじいちゃんになるんだろう。



2002年12月13日(金) 高学年の音楽会/画像あり

高学年の音楽会だった。
娘のクラスは平成合戦ぽんぽこの「いつでも誰かが」を演奏した。
娘は去年から念願の木琴をやっていた。
娘の先生は、いつ作ったか不明という、学校に保存されていた「トトロ」の着ぐるみを着て踊っていた。



ムービーだとかなり重くなってしまうので、2ショットだけ繋げてアニメにしました。
本当は右も左もたたいて踊ってるんだけどね。
雰囲気伝わるでしょうか。

娘はピンクの服を着た方です。

みんなそれぞれ自分たちでお手製のタヌキの耳をつけています。
うちはフリースで試作品をいろいろ作り、それを元にフエルトで作ってました。
親は試作品の際のアイディアだけで、制作は子どものみ。

最近、壊れ気味だったけど、穏やかな気持ちになれました。

生きるって不思議ですね〜。


そうそう、息子が、先日なくした手袋が片一方だけ見つかったと言って帰ってきました。
そいでね、
息子が言うの。


↑エンピツ投票ボタン
って。
そういう問題だと思う?

今までの過程が知りたい方はこちらを読んでください。

片方だけあったってね〜。

それも左手だから、右手にしたい時はそれを反対にして右手にはめるんだと。
なんだかな〜。



2002年12月12日(木) よくも飽きずに何度も何度も!

朝も出る頃になって、娘がいきなり叫んだ。
「どうしよう!どうしよう!」
気が狂ったように叫んでいる。

こっちも穏やかじゃない。
「どうしたの?」
「きちんと話しなさい!」

「ほうれん草とブロッコリーがいるの!」

そ〜らはじまった。

「どうして昨日のうちに言わないの!」

「だって忘れちゃったんだもん。」

パニックになりながら答えている。

「今の時間、お店は開いてません。」

コンビニめぐりしたとしても、ほうれん草とブロッコリーが手に入る確率はほぼゼロに近いだろう。

「家庭科は何時間目なの?」

「3、4時間目。」

「2時間目まで出て早退するか、10時のスーパーオープンを待って買ってから行くか、どっちか決めなさい。」

「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。買ってから行く!」

息子に連絡帳を持たせ、遅刻して行く旨を書いて持たせる。

全く、ホントに、どうしてこうなんだろう。。

ほんのこないだあったばかりだよ。

なんで同じことをこうも飽きずに繰り返すかな〜。

ホントに腹が立って腹が立って、殴りたくなった。
殴れない、だから余計腹が立つ。
ああ、殴りたい、殴りたい。
だけど殴っちゃいけないから腹が立つ。

部屋はゴミ溜めみたいだ。

いつも私が午前中掃除して、1時間くらい掃除してやってきれいになるんだ。
どうしてこうも毎日毎日掃除しなければならないくらいぐっちゃぐちゃにするんだろう。

出したらしまう、同じところにしまう、区別してしまう、
たったそれだけのことがどうしてできないんだろう。

片づけられない症候群?
最近の大人でも悩んでいるじゃないか。
そうなのか?
彼女は病気なのか?

ハサミはココ、ペンはココ、アクセサリーはココ、シールはココ、ちゃんとしまうべきところに入れておかなかったら、どこにあるかわからなくなるし、どんどん散らかって収集がつかなくなるのはわかっているだろう。

それなのにいっつもどこかにやっちゃって、私のハサミを勝手に借りたりする。
こっちは仕事で使うんだからさ〜。
何度も言ってるのに、勝手に持っていくんだ。
もう許せない。

「スーパーが開いたと同時に買いに行って、すぐ学校に行かないと間に合わないからね。
それまで部屋を片づけて、勉強して、すぐ出られるように準備しておきなさい。」

スーパーが開くのは10時だってわかってる。
それまでに全てをやるにはどうすればいいか、
2時間もあるんだ、できるだろう。

こっちだって仕事があるんだ。
時々声かけて、返事を待つ。

そして10時近くになってもまだゴタゴタしている。
部屋を除くと何ら変わっていないぐっちゃぐちゃの部屋の中で、
何だか準備している。

「ねえ、今準備してるの?10時には店が開くんだよ。10時にはスーパーにいなきゃならないんだよ。そのためにはどうしたらいいか考えればわかるでしょう?どうしてすぐ出られるように準備しておかないの!どうして1から10まで言わなきゃわからないの。それくらいのこともう5年生なんだからわかるでしょう?学校の準備なんてのはね、本来なら前の日にしておくの!それをふあんたはしてなかったんだからすぐやるのは当たり前でしょ!今まで何やってたの!2時間も何やってたの!部屋も片づいてない。」

腹が立ちすぎて、どなる時間も勿体なくて、
「早く行きなさい!」

と1,000円札をカウターに置く。

急いで娘がそれをつかんで行こうとする。

「いい加減にして!そんな髪の毛ボサボサでどこ行くの!どうしてきちんとできないの!髪の毛くらいとかしなさい!」

もう壊れている。
涙がボロボロ出てくる。

どうしてわからないんだろう。
どうしてそれくらいのことわからないんだろう。

身だしなみして出かけることくらい当たり前だろう。

娘は一人で買いに行き、帰ってきたら今度はまた準備に取りかかっていた。
アホか、こいつ。

ほうれん草とブロッコリーは50gずつでいいのに、全部持っていこうとするし。
>誰の金だっつーの!

お前の小遣いちゃうの。私たち家族のご飯なんです!余ったものは!

それも計りを出してきても、考えることすらできない。
全体の重さを調べれば何分のいくつにすればいいかわかるだろう。
何のために算数の勉強してんだよ。

全体が200gなら、1/4にすればいいだろ!

油だって少しだと言われたからって親指の先程度を手のひらのタッパに入れようとする。
アホだ、こいつ。
ちょっとでいいったって、それっぽっちじゃ意味ないだろ。
大は小を兼ねるなの!
多めにあったら残して帰ってくればいいけど、足りなかったら困るでしょう?
それにバターなんてそんなもんに入れないで銀紙に包んでいけばいいでしょう?

結局、出たのは10時半過ぎだった。

もう着く頃には3時間目は始まっている。


↑エンピツ投票ボタン
「わかってる!」

なんだその返事は、ホントに腹が立つ。



2002年12月11日(水) パクパクは嫌な予感

息子が学校から帰ってくるなりパクパクしている。
ジェスチャーで何かを伝えようとしている。

さっぱり訳がわからない。

聞き出してみると、

「KLCの手袋をなくした。」

という。

は〜〜〜〜?

バーゲンで1000円でゲットした愛しのKLCブランドだぞ。
ブルー系でカラフルでかわいくて、自分がしたいくらいにかわいくて、1000円だから買ってきた、ちょーお気に入りの手袋だぞ!

「それでどうしたの?探したの?」

「ううん。」

「気付いたのにそのまま帰ってきたの?」

「うん。」

アホだ、こいつ。。

ふつーさー、なくしちゃった、やばい、こまった、とか思わないか?
なくしちゃった、へへへ、じゃないだろう。

「探してらっしゃい!上の方もきちんと見てきなさい!」

息子は飛び出していく。

全くもう!
ホントにもう!

結果は見つからなかった。

随分、遅く帰ってきた。

ねえ、あんた、探したとか言いつつ、遊んできたんじゃないの?

「遊んでない!ほんとに探したんだよ。」

ああ、もう!

どうして見つからないのよ!
見つからなかった、じゃ気が済まないの!

1,000円よ、1,000円!
大金なんだから!


↑エンピツ投票ボタン

「うん、わかった。。」


そうそう、今日に限ったことじゃあないが、娘が風呂からなかなか出て来ない。

↑エンピツ投票ボタン

おいおい、そうくるか。



2002年12月10日(火) 息子の参観日/疲れまくり

今日は息子の参観日だった。
音楽の発表で、最初にみんなでリコーダーを吹く。
息子はそのリコーダーを持っていなかった。

口をパクパクさせて「忘れたの?」
と言う私に

「そう、忘れた。」
とやはり口をパクパク&ジェスチャーで答える息子。

全く!
いつもリコーダーは学校に持っていけ!
と言ってるんだろうが!

心の中で怒鳴りまくる。

黒板にはプログラムが書かれていた。
グループごとに前に出て演奏するらしい。

家まで3分。

走った。
息子の出番まで間に合いますように。
思いっきり走った。

マンションのエレベーターの前にきて、
「定期点検中」

そうだった!
点検って今日じゃん!

階段をかけあがって息を切らしながら、リコーダーを手にしてまた学校まで走る。

周りに気付かれないよう、できるだけ息をひそめて、ゆっくり深呼吸して、息が切れてるのをバレないようにして、息子が後ろに振り向くのを待つ。

振り向いた息子にリコーダーを高くあげ、
「持ってきたよ。」
とジェスチャーする。

息子の両手が大きくバツをして、
「もう必要ないよ。」
と口がパクパクしている。

おいおい、おいおい、おいおい。

まあいい、


↑エンピツ投票ボタン
をしている息子を見なくて済んだのだから、まあいいってことにするよ。

なんだか今日は疲れた。

朝から仕事でチャリ飛ばして打ち合わせを梯子したり、息子のリコーダー事件で走るはめになるわ、塾の6年の支払い引き落とし日で、お金の工面に銀行&郵便局を走り回るわ、なんだか疲れ果ててしまった。最後の用事で、夫の実家に行き、頼まれていた仕事の原稿をもらい、帰ってくると朝納品した会社から新しい原稿がポストに入っていて、今夜中納期だというので、さっさと入力し確認し送信。昨日も夜中の3時過ぎまで仕事していた。最近こんなんばっかでお疲れ気味。私が仕事している間に、息子が目玉焼きを作ってくれ、食べて寝てしまった。
1時間くらい寝ると、夫が帰ってきて、腹が減ったというので、夕飯作って食べる。



2002年12月09日(月) 【映画】ハリーポッターと秘密の部屋

【映画】ハリーポッターと秘密の部屋

原作を読んだ自分としては、はしょりすぎてて「そこはもっとこうなのに〜」みたいな物足りなさを感じたけど、それは仕方のないことだものね。

奇妙な生き物たちはみんな想像通りに描かれていたな。

ロックハート先生は、やっぱりヒューさんタイプがよかったなあ。
世の女性たちの憧れの的のロックハートたるものが、実は、という展開が面白いのであって、
彼の書いた著書だけに憧れるのではなく、彼のルックスの良さも嫌味であるべきなのだ。

あの人だとただのキザなおやじになってしまう。
それで世の女たちがキャーキャー言うかな〜。

ダンブルドア先生が隠れマントを見通す力があるっていうのも、1作目を観た人にはわかるだろうけど、2作目のあのダンブルドアの演技だけでわかるだろうか。

ロンたちと一緒にダイアゴン横町に行った時、グリンゴッツ銀行によって金貨の山を見て唖然とするロンがいたはずなんだが、あれは2巻じゃなかったのかな〜???
それぞれのシーンがすごく短かくてテンポ良すぎ???

最後のへびとの戦いは、もっと危機迫るように感じた。
もうどうにもならない時に帽子をかぶって助けを求めたら剣が出てきたと思ったけど、帽子はただそこにあるだけだったのかな〜?

剣もなんだか軽そうでチャッチかったし。

そうそう、今、ダニエルくん、日本に来てますね。
ワイドショーで出るたびに、私もキャーキャー言っております。
もうかっこよすぎ!!です。

早く、アズガバンの囚人が観たいよ〜。


原作の方は、オークションで売ってしまったので、もう今となっては読めないんだ。
誰か原作との違いを教えて!
すごーく不完全燃焼だわ。

嘆きのマートルは思ったよりかわいかった。
というより、もっと地味〜な顔してるかと思った。
結構はっきり目の気の強そうな顔だったし。

ロンの妹は、もっと幼い感じをイメージしてた。
立派なレディだったなあ。

子供達は
ロンのHP
に釘付けで、毎日のように開いては画像を見て楽しんでいる。

トップのハーマイオニーの写真に、


↑エンピツ投票ボタン
と父親気分だ。

ハーマイオニー、前回はお子ちゃまでかわいらしかったのに、もう随分とお姉さまになっちゃって。。
それもとってもスリムになっちゃって。。
それでいてナイスバディなんですものっ。


カリテ結果
席は前から3列目だったらしい。
算数以外は平均点を越えてないんだけれど。。

なぜだろう。。

公開模試の結果が帰ってきた。
席は前から5列目と悪いが、算数だけでも平均点以上いったので、ヨシとする。
クラスでは9人が算数で100点以上をとり、その中に自分が入っている、ということに満足していた。
そんなんで満足されては困るんだよ、ホント。
算数だけで受験するんじゃないんだからさ〜。
偏差値50以上、4科目必要なんだから〜。


↑エンピツ投票ボタン

泣きたくなる。

冬期のクラス分けは、受験3組の上位と下位とで、
二番目のクラスと三番目のクラスに分かれた。
娘は下のクラスとなった。



2002年12月08日(日) 明日はハリー・ポッター

ハリー・ポッターと秘密の部屋

先週、観ようと思っていたが、娘の塾のテストが午後だったこともあり、
時間的に一番大きなスクリーンでの上映時間に合わなかったため、
今日行くことにした。

朝から指定席を取りに行き、一番大きな劇場での上映は、
「マイノリティー・リポート」だという。
ええーーー、もうハリー・ポッターはないの?
先週までなの?

「ええ。」

ガ〜〜〜〜〜ン!

だったら先週観ておけばよかったやないけ〜〜。

仕方ない。
まあ2番目に大きな劇場だし、選ぶとするか。

「どこにお席にしますか?
今ならどこでもお取りできます。」

そう、私がその時間の一番のりなのだ。
ではここで、今までの経験上「いい席」と思うところをゲットした。
後になって、前列後列で2席ずつ取ればよかったな、と反省したりした。
4人並ぶとまん中から少しずつズレてしまうからね。

まあ、大きな劇場では上映しないとはいえ、字幕版で2スクリーン、吹替版で2スクリーン、4スクリーンで上映しているんだからスゴイ。
それも上映時間の数時間前には売り切れてしまう。
「完売しました。」と書かれている看板を横にスタスタ余裕で通り過ぎるのは、
最高に得した気分だ。
実際にはその分朝早くきて、時間使っているのにね。

劇場横のミスター・ドーナツで、ドーナツ100円均一、となっていたので、
思わず寄ってスクラッチカードでレジャーシートゲット。

一度家に帰ると、行く時に起きていた子供達は、また夢の中だった。
町内会の「おもちつき」があるので、行こうと子供達に声をかける。
娘は家にいる、と言うので、息子だけ連れていき、
おもちつきを思いっきりさせてもらった。
そしてお餅をもらって帰る。
ゴマ,きなこ,あんこ,結構大きなおもちが2つずつ入っている。
それを二つもらって帰る。

家に帰って「おもち」と「ドーナツ」で朝ご飯。

おもちつきで会った友達が、息子が
「ハリー・ポッターの秘密の部屋」を観に行くんだと言うと、
「ちゃんと最後まで観るんだよ。字がいっぱい流れてくるけど、絶対外に出ちゃダメだよ。」
と言っていた。

うちらは、必ず字幕が流れて場内が明るくなるまで席を立たない。
何があるかもしれないし、という期待と、映画を作った方への敬意の気持ち。
静かに座って見ていなさい、と教えている。

「うん、わかってるよ。」

この、うん、わかってるよ、は、いつもそうしてるよ、と意味だろう。

あの長い長い文字のロールに、やはり半分位の人は途中で外に出てしまった。
最後まで残っていた人から、


↑エンピツ投票ボタン
という声が聞こえた。

でも私は楽しかったよ。
くすっと笑えたしね。


今日は母の誕生日、子供達に電話をさせ、
「おめでとう」
&私からも
「おめでとう。」

母は今日で60歳になった。
還暦のお祝いに、赤い腰巻きをプレゼントしてくれって言われていた。
今までいろいろ探し回ってはいるんだけど、売ってない。
今度横浜駅のデパートにでも行ってみるよ、そう伝えた。


映画からの帰りは実家に寄り、娘はピアノの練習、社会と理科のテキストをコピーしてもらう。
家に帰って、中華料理の店屋物を取り、夕食。

さて、映画については明日に書きます。



2002年12月07日(土) 言葉を飲み込んでしまう

昔はひどく、何年も飲み込んでいた。
数年前にカウンセリングを受けたのを機に、
何年も前のことをあの時はこうだったこの時はこうだったって言うようになった。

飲み込んでいるのは私だけではなく、
夫もまた、言っても仕方がないから、と、言わないでいた。

お互いがお互いを好きで、お互いがお互いを思いやろうとしているのに、
上手く伝わらなくて、伝わらない自分にイライラし、理解しない相手にイライラした。

言葉で言わなければ伝わらないのに、

最初の正月の時、夫の実家で朝から何も食べられず手伝いに追われ、夜中に自宅に帰ってきてから
「実は今日まだ何も食べてない。」
と言って泣き出してしまったこともあった。
「何でそれを言わないんだよ」
と言われても、義母から手伝いを頼まれ、夫は応接間で親戚達と酒飲んで食べて話している。私からすれば、どうして気付いてくれないんだろう。。と、とずっと思っていた。

実家にいる時の夫は、もともと住んでた家だし気兼ねするはずもない。
勝手に冷蔵庫を開け、勝手に何か出して食べ、ビールも飲む。

「自分が同じ立場なら、気付いて声をかけてあげるのに、どうしてこの人はわからないんだろう」
という自分の基準。未だに「気付いてやれなくてごめんな。」という言葉はもらったことがない。

義母も夫も、私が、こうだったああだった、あの時は悲しかった、と言うと、黙ってしまう。
でも夫も義母も少しずつ変わってきた。
義母は私にも
「味見してごらんなさい。」
「ここで食べちゃいなさい。」
「おかわりは?」
と、正月も問題なく過ごしている。
私も、「お義母さん、お腹空いちゃったんですけど、何か食べてもいいですか?」
と聞くようになった。
夫も、
「お前も飲め。」とビールをついでくれたり、
「ほら、美味いぞ。食え。」
と声をかけてくれる。

今の私は、出来る限り、「こうしてほしい」と言うようにしている。
でも夫にしてみれば「してやった」という気しかないのか、と感じる言葉を吐いたりもする。


↑エンピツ投票ボタン
そんないい方をされるともう何も言いたくなくなってしまう。

なぜなんだろう。
優しかったりいじわるだったり。

わざと悲しませているとしか思えない時もある。

具合が悪いと優しかったりもする。
人間ってそんなもの?

混乱する。

混乱、混乱、混乱。



2002年12月06日(金) お前がバカじゃ

うちの息子は、外づらと内づらとまるで違う。
「ボクね、あのね、それでね。」
「抱っこして!」
「飛行機して!」
甘ったれクンだ。
一歩外へ出て友だちの前だと「ボク」→「俺」になる。
「○○くん」→「お前さ〜」になる。
小1の時に自宅のオートロックにピンポンして
「俺、あっ。。ボク。」
って言い直し、
「ねえ、あんた外では『俺』って言ってるの?」
「言うわけないじゃん。」
ってな感じだったけど。
だんだん化けの皮?がハゲてきた。

TVゲームで敵と戦いながら、
「この、くそおやじ!くそおやじ!くそおやじ!
くそおやじ!くそおやじ!くそおやじ!くそおやじーーー!」
「くそおやじ」の連発!!

サイコドクターで、息子が彼女の指輪を取りに戻って焼死し、
生きてる彼女に向かって、
「あれは嘘だったの。本当はあなたが死ねばいい、って思ってた。」
というシーンがある。

うちの息子はそれを見ながら
「いじわるババア!」
と言った。

でも、それは、そういう気持ちになるんじゃないかな、母親として。

その後に、

「でも今は心から言えるわ。
あなたが幸せになることが息子への供養になるの。」
とね。

私はこの言葉で涙でぐしょぐしょになったけど、
夫は「よくこれで泣けるよな。」と言った。

ちなみに夫は「アルジャーノン」で泣いた。
パン屋さんで働いてる人たちがハルに今までバカにしたりいじわるしたことを謝るシーンだった。
そっちの方がよっぽど泣けるってさ。
そんなのちっとも泣けないよ。
だって、自分で悪いことしておいて謝るのは当然じゃん。
夫が泣けるのは、彼自身が、障害者や一風変わった人を怖がる人だってこと。

まあとにかく、息子の言葉遣いはここにきてひどくなる一方だ。

「時計読んで。」

「自分で読めるでしょ?」

「バカかお前は!」

は〜〜〜〜〜?

今、あんた、母親である私に向かって
「バカかお前は!」
って言ったね?

「言ってないよ。
言うわけないじゃん。
バカかお前は。」

「ほら、言ったじゃん。」

「言ってないって、
バカかお前は。」

「ほら、言ってんじゃん!」

「言ってないよ、
バカかお前は、
あ。。。」

「ほら!クセになってるじゃない。
そういうクセやめた方がいいよ。
友達にも言ってるんでしょう。
もう最低ーーー!
『バカかお前は』
『バカかお前は』
『バカかお前は』
そういうお前がバカじゃ。」

「違う!」

「だったら『バカかお前は』なんて言うな。
もうご飯食べなくていいです。
『バカかお前は』なんて言われてご飯作りたくないですから。」

「やだやだーーーー、
バカかお前は。」

「ほらーー、また言った!」


↑エンピツ投票ボタン
「だって『くそババア』の次には『バカかお前は』だよ!」

「それはママに言っちゃいけないな。
一生言われるぞ。」

>そういう問題かい!


ナイナイ出演の映画で、岡村さんと矢部ちゃんが、
「ボケ」「カス」「アホ」「タコ」と
言葉の最後に必ずつけていた。

「なんやねんボケ」「ボケ言うなアホ」
「アホ言うなタコ」「タコ言うなカス」
みたいな、終わらんっちゅー。

必ず何かが金魚のフン状態にくっついてくる。
まあ、そんな感じ。

子供達も悪気はないんだけど、言っちゃうんだろうな。

その無意識が怖いっちゅーねん。
絶対、嫌われるぞ。



2002年12月05日(木) 最低な息子

以前、塾の国語の文章問題で、
戦後の生活が苦しい時代に、裕福な家庭に養女に行かされるまでを描いたものが出題された。
具体的には、兄弟が多く普段は一緒に風呂に入ることもなかったのに、
もう別れなければならないから、と、母親が娘の身体を丁寧に洗ってやる場面がある。
娘は、養女に行く先から綺麗な服が送られてきてその服をまといながらも、
本当はここにずっといたいという思いを抱いてしまう。
でも今更そんなわがままはいえない、そんな心の動きが書かれていた。

テストの復習の際、その話を読んで泣けてしまった。
その横で、娘も一緒に泣いていた。

「私は貧乏でいいから、ずっとママと一緒にいたい。」

貧乏でいいから。。というのもどうだかな、だが。
本物の貧乏じゃあないし、ですから。

ところが息子に言うと、
「僕はお金持ちのところにもらわれたい。」
と言う。

「そしたらもうこの家には帰ってきちゃだめなんだよ。」
「うん、いいよ。好きなものいっぱい買ってもらうんだ。」

>マジかよ。最低だな、おい。

「いや、でも、ブスでデブなお母さんだったら嫌だな。」

>そういう問題なのか?

以下が息子との会話だ。
小2の、これからいくらでも変わる一時期の会話だ。
たぶん。

「僕は結婚しない。」
「どうして?」
「お金がかかるから。僕が稼いできたお金を他の人が使うのが嫌だ。」
>父親からも「最低なヤツ」と言われている。

「ご飯はどうするの?」
「買ってきて食べるか、外で食べる。」
「お金かかるじゃん。」
「じゃ、自分で作る。」
「作れるの?」
「作れるだろ。」

「僕、働かない。」
「働かなきゃ、お金ないでしょ。どうやってご飯食べてくの?」
「何か売る。」
「何を?」
「要らないもの。」
「あんたが要らなかったら誰も要らないってっっ。」
「ゲーム作って売る。」
「それって働くってことじゃん。」
「あ・・・。」

「僕、ねずみになりたい。」
「ねずみってハムスターのこと?」
「ちがう、ねずみ。」
「ドブとかにいるやつ?」
「それはやだ。」
「モルモット?実験とかで注射されたりとか。」
「やだやだ。
やっぱねずみやめた。蟻になりたい。」
「アリ?人間に踏まれて潰れちゃう蟻?」
「逃げるから大丈夫。」
「巣の中に水とか入れたら溺れちゃうしね。
虫の死骸とか食べてるんだよ。」
「えっ。。。。」


結婚しないその後。
「子供ができちゃったらどうするの?」
「そしたら育てる。」>息子
「そのお金はどうするの?」
「渡す。」>息子
「自分では育てないんだ?」
「よだれたらすから嫌い。」>息子
お前だってよだれたらしてただろ!
(でも、そういいながら、彼は小さい子が好きで面倒見はいい、よくわからん)
「じゃあ、女の人に全部面倒見させるわけだ。
へ〜、最低〜〜〜。」
「・・・。」

金持ちとだったら結婚する編
「ブスでデブでもいい。金持ちと結婚してお金だけもらってさっさと離婚する。
好きなもの買って遊んで暮らす。」

まだまだこいつは、いっぱいいっぱい成長しなければならん。
人の心の痛みとか、思いやりとか、なんだかんだいってまだまだガキ!だ。
非難されれば、よくないことなのかな、くらいで、
褒められれば踊り出す。
すぐメソメソするし、すぐ調子に乗るし、ちょっとしたことがおかしくて笑いは止まらないし。
言い過ぎたかな、と、反省してる部分も時々見えるから、多少は成長していると思うんだが。

大体、こういう安直な回答をするのは、あきらかに想像力に欠けるからだろう。


↑エンピツ投票ボタン
楽しみにしてるよ。



2002年12月04日(水) 母親がやって当然?!

昨夜遅く、急遽今日の打ち合わせが4時と決まった。
今日は4時半から娘の歯科診療が入っていて、
その後は塾だ。

歯医者さんには、ずっと言われていたことがある。
「どうぞ、お子さんだけで来させてください。お母さんも仕事があるでしょうから。」

考えてみれば、自分が3年生の時には一人で徒歩20分くらいの歯医者へ行っていたし、友達も一人で来ていて歯医者で待ち合わせしたりしたこともあった。友達と待ち時間の間に漫画を読むのも楽しかった。昔は予約とは言っても待たされたのが当たり前で、今は予約時間にすぐ診察してくれるところが多いが。

毎週、娘を自転車の後ろに乗せ、息子は一人で自転車に乗り、自転車で5分の距離まで行く。
娘より小さい子が一人でその歯医者さんに来てたりもするわけで、それと比べれば、うちが過保護であることに違いない。

試しに、今日は一人で行かせてみるか。
そう思っていた。

夫が雨で休みになり、(どうせ休みなのだから)車で連れてってやってよ、と言うと、
「なんで行かなきゃならないんだ、どうせお前が打ち合わせ入ったんだから行かせないつもりだったんだろ!」
と言う。

はあ?

嫌だと言われちゃ仕方がない。
娘に「一人でも行けるよね?」
「うん、行ってみる。」
的な会話をしていると、

「そうやって(俺を)脅すな!いやみなんだよ!」

と、急に大声で怒鳴る。

脅しでもなんでもないし、前々から歯医者の先生に言われていたことや、子供達はほとんど一人で来てる事など伝え、娘も「その通りだ」と言った。

父親なんだからさ、子供のことは母親がやって当然、という思いこみは改めてほしい。
子供にしてやりたいことを母親に望むのではなく、
自分がしてやればいいことなのに、なぜ頑なに拒むのだろう。
拒んだあげくに思い通りにならないと自分で自分が最低の人間のように思えて引き受けるのなら、初めからやってやればいいことじゃないか。

雨だから休み。
暇だったら車出してやることくらい屁でもないだろう。

午前中、夫がペーパークラフトを作っている目の前で、仕事をする。
「うどん食いに行きてーな。」
と言う。

夫の実家から電話があり、義母の参加するボランティア活動の会報誌掲載用のを作成して欲しいと頼まれ、原稿を持ってきてもらう。
彼のご機嫌とりも兼ねて、義父母も一緒にお蕎麦屋さんへ行き、今回は私たちの方でご馳走する。
義母は払わなくていいって言うんだけど、
夫は「どうせふぐ料理をご馳走してもらうし。」と、いうことになった。

もう結婚してかれこれ10年?
義父が「ふぐ食いに連れてってやる」と言いつつ、実現したことがなく、今回やっと実現可能となり、予約ももう入れたらしい。
蕎麦でふぐを釣る?

夫も機嫌も直り、子供達も学校から帰ってきて、快く出してくれる。
塾のお弁当も用意したし、歯科の後に行く恒例のファミレスでのデザート分と歯科の分のお金、1000円ちょっとを夫に渡してきた。

6時半頃に家に帰ると、息子と二人でペーパークラフトを作っていた。
私は夕食の支度をして、「テニスの王子様」「ひかるの碁」を見ながら食事した。

そいでもって夜遅くに


↑エンピツ投票ボタン


↑エンピツ投票ボタン




2002年12月03日(火) お役所仕事、それでいいのか!

仕事上、全国の市町村などに昨日今日だけでも100件近く電話している。
ほとんどは快く対応してくれるし、気持ちもいいものだが、
10市に1市くらいは、対応が悪い。

まず、総合電話に出る人はほとんどが優しい穏やかな話し方の女性ではあるが、
こちらがしゃべりおわらないうちに何も言わずに回してしまう人もいる。

「それでは○○課で○○を扱っておりますが、そちらの課におつなぎしましょうか。」
というのがベストではないだろうか。

相手が問い合わせたい課につなぐ、それが電話取次係としての役目だろう。

回されたのはいいが、それはここではなくて違う課だ、と、どんどんたらい回しにされてしまうこともある。お前達、しっかり把握しとけ!だ。


こちらは仕事だと思って、迷惑になっちゃいけないから、と、
優しく丁寧に、かつ穏やかな声のトーンで精一杯話している。
それなのに態度のでかい中年おやじの多いことよ。
しまいに、名前を聞いても名乗らない。
こっちはきちんと名乗っているのに!だ。
そんなんで責任ある仕事ができるのか!
名前くらい名乗れ!

話にならないので、他の担当の方に回して欲しいと言っても、
回されて何か言われたくないのか、
自分が責任者だから、という。
全く子供じみててバカバカしいったらありゃしない。
責任者なら責任者らしくしろよ!
責任者がそんなんでどうするんだ!

きっと若い部下の話なんて聞く耳も持たないんだろうし、
自分勝手で古くさい人間なんだろう。
そんな奴が世のため人のため的な仕事してんじゃねえ!
へりくつばかりこねて、さも自分が経験したことをひけらかし、新しい発想もない。
そんな役人たちがいる町に住んでいる人たちがかわいそうじゃないか。

若い男の人や、若い女性の方が、ずっと丁寧に対応してくれる。
世の中まだまだ捨てたもんじゃないんだ。

今の中年社会の、自分が変わろうとしない、高度成長期にのっかって職に就いた奴らが、試される時なんじゃないのか?


昔の話に戻るが、
郵便局も散々なものだった。

うち宛の郵便物がお隣さんの郵便受けにしょっちゅう入っていたり、町内の同じ名字の方の郵便物がうちの郵便受けに入っていたり、しまいには引っ越したというのに、以前住んでいたところのお隣さんの郵便物まで今現在住んでいる家に転送されてしまう始末。
元お隣さんは一字違いで、現在もそこに住んでいる。
現在そこに住んでいる人のガス料金の明細が、だ。
引っ越した隣の人間である我が家に転送されるというのはどうなのか!

カードの明細だったらどうするんだ!
見られたくないものだっていろいろあるだろ!

年賀状で全然知らない人の結婚式の写真が届くんだぞ。
見たら同じ名字の違う町の人だぞ。
どういう基準で仕分けや配達をしているんだ。
思いこみも甚だしい。

引越当初も、郵便受けに名前が書いてあるにもかかわらず、
上の階の人の郵便受けに入っていて、
引越の挨拶の時に子供の名前を教え合って、
わかったのだった。

とんでもなくて、何度も郵便局には電話をした。
次回から気をつけます、というだけで、一向に直らなかった。
直接、部長さんとやらとも話したし、直接配達員の方が挨拶にも来られたことがあるが、
それでも一向に直らなかった。

郵便局の相談センターに電話しても、
結局はその郵便局に回されるだけで、何も解決にならない。

電話代がかかるから、と言えば、局宛に無料で送れるハガキを送ってよこした。
書く手間考えろ!
私は書くのが大っ嫌いなんだ。
文字を書くよりキーボード叩いてた方が楽なんだ。
郵便局ほどの大きなところが、メールでのやりとりできないなんて!

配達でもエライ目に合ったことがある。
夏のお盆時期で、二泊三日の旅行に行って帰ってきたら、
ガスのボックスのところにウィンナーの詰め合わせギフトが入ったままになっていた。
留守だったから入れてくれたらしいが、
留守なのに要冷蔵品を入れるってどういうこと???
それで電話をしても、大丈夫でなかったら交換します、と言われる。
あんたねー、この暑い最中に2日も外に置いてあったものを開けて大丈夫だったら食べろってことかい?
とびっくりたまげた。
こっちが強気に出てようやく納得する、自分もそれでは食わない、というので、
>当たり前だろ!
替えの商品を持って挨拶に来たが、どういう頭の構造してるんだ、と、首を傾げてしまう。


役所からズレるが、
宅急便屋だってそうだ。

まだ子供が小さい頃、子供を寝かしつけてる間にシャワーをあびたりすると、
中の灯りがついてるからいるのがわかるせいか、
「ピンポンピンポン」鳴らし続けるわ、ドアをドンドンやるわ、
こっちはシャワーで出られないのに、赤ちゃんは起きて大泣きしてしまうわ、
やっと出で、頭はシャンプーつけたままとりあえずバスタオル身体に巻いて
インターホンで「今お風呂入ってて出られません。」というと、


↑エンピツ投票ボタン
というエピソードもある。
お前、バカか?!、だ。

ピンポンもせずに、いきなりドアを開けようとする人もいる。
うちはそんじょそこらの店じゃねえぞ、だ。



2002年12月02日(月) アルジャーノンに花束を

原作「アルジャーノンに花束を」は、結婚前に夫が「今まで出会った本の中で自分にとってのベスト1だ」と勧めてくれた本である。

当時、読んだ私も、面白くて一気に最後まで読んでしまった。今までにこんな話は読んだことがなかったし、主人公が頭がよくなり、いろんな事が見えてきたり、その実験が失敗だと気付き退化していく様といい、どうしようもないせつない気持ちになっていったのだった。



夫は、テレビの「アルジャーノンに花束を」を観て、
「よく書けている。脚本がいいんだな。そしてユースケがいい。」
と言った。

私は「踊る大捜査線」の時から、ユースケさんは好きだった。
(好きな役者さんの1人という意)
面白いし、最初は脇役だったけど、「お見合い結婚」「花村大介」は、ユースケ堪能できたしね。


ユースケが、「踊る大捜査線」の真下警部補役に抜擢された件で、ユースケは、「あの役は俺じゃなきゃできなかったんだ」と言った。
プロデューサーが、「あの役は、誰でもよかったんです。ユースケじゃなくてもよかった。」と言ってたのがおかしかった。
誰でもよかったあの役で、ユースケはその後も次々といい役所を演じてきたのだ。
真下警部補が刺されて殺されるシーン、ショッキングだった。
今でも焼き付いている。
覚えていますか?
足がカクンとなって、電話ボックスの側で倒れるの。
水野美紀さんが駆け寄ってきて、血が道路に広がっていくのを見て、自らも血だらけになって叫ぶシーン。
ああ、思い出しただけで泣けてくる。

プロデューサーが、「あの役は、誰でも」と言ったそのテレビで、ユースケがバンドのボーカルをやっていたということも知った。
髪の毛をおったてて、若くて爽やかな、初々しい、ちょっと見てて恥ずかしい感じの、それを見ているユースケの慌てぶりといい面白かったな。

原作の「アルジャーノンに花束を」では、


↑エンピツ投票ボタン
そういうドロドロした男女関係はなく、テレビはいいとこどりでありながら、主人公の能力の向上と低下に伴う心の動きや葛藤は本当によく描かれていると思った。

結婚してすぐの頃か、「アルジャーノンに花束を」の映画がレンタルビデオにあって、あまりのつまらなさに途中で観るのをやめてしまったものだ。

今の段階で、既に知能の退化を描いているところもいい。
だってこの「アルジャーノンに花束を」という話は、退化していくことを自分でもわかる苦悩が伝わらなければならないからだ。
そして以前のように無垢な大人にもどる。
もしかしたらそれ以下なのかもしれないが、本ではそこまでは描かれていない。



2002年12月01日(日) 公開模試

今日は公開模試。

朝から公開模試だと思って起こしたんだけど、ちょっと待てよ、と確認してみると昼からでガックリ。

午後3時過ぎから「ハリー・ポッターの秘密の部屋」を観に行こうと思ってたんだ。

一応、どうしようか考えた末、6時台もあるからそれに行くかってことになり、とりあえずワーナーマイカルの指定席ゲットしに向かう。映画感謝デーというのもあってか、かなりの人が並んでいる。9月1日は1時間以上並んだけど、今日は30分くらいかな。
順番が来て、聞いてみると、どうやら吹替版は2つの劇場でやっているらしい。
3時の台は大きなスクリーンだが、6時の台は小さいスクリーンだという。
せっかく大画面で迫力ある映像を観たいのに、今ここで焦って小さいスクリーンで観てしまっていいものか?、と少し悩み、せっかく並んだが「やっぱりいいです。」と帰ってきてしまった。
出口に向かう瞬間、私の後にたくさん並んでいる人を見て、少し後ろ髪引かれる思いだったが。

娘がテストを受けている間に、車でスーパーへ。
今日は鍋物が食べたいというので、
きのこいっぱいと(きのこだけで鍋がいっぱいになるほど)魚類,鶏肉,鳥団子,白菜,セリ,豆腐,などなどで鍋を作った。

テストは算数は平均点以上は取れたようだが、やはり簡単な問題を2問ミスしてきてる。
途中の計算で2×7=18としてきたり、
長さの問題なのに面積を答えてきたり、
アホか、もう一度九九やれや!と思う。

ついでに、小2の息子に、周りの長さの問題と、面積の問題を教えてやる。
楽しそうに次々と解いてくる。

だってかけ算ができれば解けるもんね。

一番最後の難しい?問題はあっさり解いてきて、私の方がどうして?なぜ?と聞いてしまった。
途中のややこしい問題もしっかり解いてきた。
「ひらめいた」らしい。

この「ひらめき」は、いつもスゴイなって思うんだけど、
そしたら全問解いて来いよって思う。

全く見てもいない問題がある、とか、そういうのは勘弁して欲しい。

今回は簡単だったのかな〜。
そんな感じ。

そんな感じほど恐ろしい。

確実に点数を取って来る子の勝ちだから。
感だけで解いてくる子は敵わない。
7点の問題解いてきたって、5点の問題確実に取ってくる子の方が勝つのだから。
もう既にやばやばだ。
なんとかしなければ。

とは言っても私もいっぱいいっぱいだ。
どうしたらいいんだろう。

お金が続くなら、何もかも捨てて旅にでも出たい気分だ。


↑エンピツ投票ボタン


 < 過去  目次  未来 >


めい [MAIL]

My追加