French Wolf の日記
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2003年07月31日(木) 7 月最後。


木曜日。

金八先生シリーズ第 5 弾の卒業前スペシャル 2 時間の特番である。朝から楽しみにしていたのだが、やはりおいしいもの、好きなものは最後に食べるという俺の正確のせいか、週末にゆっくりと鑑賞することにした。

午前中は仕事でドタバタしており、なんとか一段落したところで、プールへ。マスターズのクラスもあったのだが、やはり体脂肪の減少と体重の異常な増加で体調がいまひとつ。そんなわけで、クロールで軽く体の筋肉をほぐす程度にしておいた。

久しぶりに参加した男性 N コーチの「きれいにクロール」。このコーチがこの時間帯のクラスを持つのは今日が最後だった。


2003年07月30日(水) 俺っていつ結婚したんだっけ?


水曜日。

ショックなことが判明。今日プールで仲良くなったおじさんから聞いた話。どうやらおばさん連中では俺が新婚さんということになっていたらしい。

というのも、かつて金髪 (というかほぼ黄色に近い) に染めていたことがあり、ある日黒く戻したことがあった。そこでおばさん方は俺が結婚したと思いこんだらしいのである。特にそういう話題はなかったものの、噂とは恐ろしいものだ。

これではせっかくの出会いのチャンスがあったかもしれないものをみすみす見逃していたことになる。おじさん経由で誤解を訂正してもらうようお願いした。


2003年07月29日(火) 身体に異状が!


火曜日。

今朝、体脂肪をはかったら恐ろしいほど減っていた。なんと今までの平均的な数値から 6% も減少している! 2〜3% の変動ならそれほど驚くことはないのだが、なんで突然ここまで減少したのか。。。

さて、プールに出かけてみる。雨のせいで体調不良だったため、「らくらくマスターズ」は遠慮して、ひとりで軽く泳いでみることにした。まずは体重と体脂肪測定。体重がなんと 5kg 近く増えている。が、体脂肪はやはりかなり減少していて、平均を 5% ほど下回る記録。この数字を見てしまったせいか、余計に体が重く感じてしまい、1000m のノルマすらままならなかった。



2003年07月28日(月) 「最終的にはごった返しの3番線」とは


月曜日。

よく考えてみたら、先週も先々週も月曜日は仕事らしい仕事をしていなかったのだ。だから、今日尋常ならぬ月曜日の重さを感じたのだろう。こんなプレッシャーのある中、プールは定休日だし、午後から税理士はやってくる予定だし、最終的にはやはりごったがえしの 3 番線なのである。


今まで、何回か「最終的にはごった返しの 3 番線」というフレーズを使っているが、読者諸賢はお気づきだろうか。参考までに、俺は J-Pop の分野に関して「ゆず」のファンであり、カラオケでは平均 4 時間滞在するうち 2 時間半強が、俺の場合かかるアーティストによる歌に占められている。これはかなりのヒントであり、これ以上は申し上げない方がよかろう。(今たまたまテレビで『大奥』なるドラマがテレビに映し出されていることから影響を受けているとおぼしき表現だ。)

なお、『桜道』シリーズもないがしろにはできないことを付け加えておこう。





2003年07月27日(日) 回転寿司な日曜日


日曜日。

昨日は夜 1 時過ぎまで起きていたのだろうか? でも朝は早い。今日は「湯〜わーるど」である。海にも出かけたかったのだが、気温が低いし曇りという天気予報だったため行き先変更である。が、実際当のスーパー銭湯の屋上のプールにたどり着いてみると、さんざめく太陽が煌々と…。これならば海にも出かけられたかもしれないが、後の祭り。

昼には「すしおんど」なる 100 円均一の回転寿司。14 皿くらい食べ満腹になったところで、自宅へ。その後久しぶりにカラオケに出かけた。4 時間がデファクト スタンダードになっている俺の感覚はやはり本質的におかしいのだろうか?



2003年07月26日(土) 焼き肉食べ放題


土曜日。

昨日は午後 5 時半過ぎに自宅を出て、渋谷まで出かけた。あまりにも楽しい東京での一晩。言葉に出すのはもったいないので省略。

今日の夜は、Tsuk 市の「Pacific Star」にて食べ放題。酒を飲まず、食い放題に果敢に挑む俺だった。焼き肉もまぁまぁ、その他の食べ物もいつもどおりで楽しいひとときだった。





2003年07月25日(金) ★のさ〜n


金曜日。

今日は夕方から出かける用事があったため、仕事を早く済ませてプールを満喫する予定だった。が、よく考えると明日も下手をすると明後日も泳げないし、月曜はプールの定休日。と考え、今日の仕事はクライアントに連絡を入れ、なんとか免除していただいた。

プールでは、★のコーチのオンパレードである。朝 10 時半の「きれいに背泳ぎ」、10:35 の「きれいにクロール」で一度家に帰る。そして 1 時間ほど休憩して、午後 1 時から「がんばれ平泳ぎ」、1:35 から「がんばれクロール」の合計 4 コマ参加である。が、毎日日課にしていたクロール 1000m は割愛。まぁ、ときにはゆったりとフォームの復習も必要だろう。



2003年07月24日(木) 今週 2 回目のマスターズ。


木曜日。

プール。女性 N コーチの「らくらくマスターズ」。今日は平泳ぎを徹底的に練習。平泳ぎは得意なので順調にクリア。まぁ、途中の背泳ぎではかなり痛い目にも遭ったが、これは致し方あるまい。そもそも練習らしい練習をしていないのだから。



2003年07月23日(水) 背泳ぎはイヤ。


水曜日。

どうしたことだろうか。俺としたことが朝起きたら 7 時をまわっていたのである。これは一大事。

仕事を始め、午後はプール。久しぶり女性 N コーチの「きれいに平泳ぎ」と大好きな★のコーチの「はじめて平泳ぎ」。なぜまた「はじめて」? というところだが、実はこの時間帯隣のレーンでは「がんばれ背泳ぎ」が開催されており、俺としてはこれは避けたい。また、ひとりで泳いでいるとコーチからナンパされるおそれもあったため、別のクラスに逃避したのである。




2003年07月22日(火) やはりバックは苦手。


火曜日。

北島くん、平泳ぎの金メダルおめでとう!

そういうわけで今日は水泳特集。といっても俺の個人的なものだが。珍しく背泳ぎも頑張ろうと思い立ち、ご近所に住んでいる女性 M コーチによる「きれいに背泳ぎ」@ 12:15 からクラスに参加した。このコーチ、流暢に英語を話すのである。俺の商売がばれてから、何かと英語で話しかけてくる。まぁそれが悔しいくらい上手いのである。また、若い。


最近 Amazon から届いた本の中に『学校英語よ、さようなら』辻谷真一郎著・文芸社という一冊があったのだが、中に
"Your father looks young for his age.
という例文がある。for one's age を成句として「歳の割には」と日本の学校教育では、いや少なくとも俺が中学生だった当時は習ったものだが、筆者は次のように述べている (pp. 99 - 100)。『「歳の割には」なんて言うと、若く見えるけど、本当はかなりの歳なんでしょうということになり、失礼な言い方になります。ふつうだったら当たり前の感覚が、英語を訳すときには麻痺しているのです。「あなたのお父さん」とやっているかぎり、「歳の割には」を省くという発想はなかなか浮かんでこないものです』。

さて、ここまで読んでいただいた諸賢。同氏の模範解答を想像できるだろうか?

とにかく、M コーチは若いのだ。(この場合は、M コーチに関する情報が少ないから、やはり「歳の割には」と入れた方がいいのだろうか…。いや、失礼にあたることはしたくない。)

また、教え方も一工夫されている。褒めて、褒めて、最後にワンポイントの注意点を指摘する。逆のアプローチもあるだろうし、受講者それぞれでどのような方法が本人の本来の力を一番発揮できるかは議論があるとは思うが、M コーチのキャラクターとマッチしている現行のスタイルはなかなかどうしてすばらしいものではないか。

さて、その後男性 I コーチによる「がんばれ平泳ぎ」。リカバリのフォームを多少修正するようアドヴァイスを受け、今後気をつけることにした。

その後、いつものように 1000m 泳いで帰ろうと思っていたところに悪魔のささやきが…。「●●さん、もちろんマスターズも出ますよね」だって。今月はどのコーチも背泳ぎを徹底的に練習すると宣言していたため、7 月はじめから遠慮していた、というか逃げ回っていたマスターズだったが、日頃よくプールで遭遇しそこそこお話しするようになった T さんに「いや、もう背泳ぎは先週で終わったから、大丈夫」と念を押され、一度出口に向かいかけた踵を返し再びクラスに参加することにした。まぁ、コーチが★のコーチというところもポイントは高い。

いざ、出てみると最初は、25m × 4 のウォームアップ、25m × 4 のクロール、50m × 4 のクロール (このときは、3 回に 1 回の呼吸 - 交互に左右でブレスをとることになる) までは順調。その後、なんと 25m × 4 の背泳ぎときた!! クロールで快調に飛ばしていたのはそれほど負担にならなかったものの、背泳ぎではご存じのとおり 25m で息が上がってしまう俺である。それを 4 本もやられた日には…。

が、拷問がこれで終わることはなかった。★のコーチがだんだん鬼のように見えてきた。「そっちの方 (と言いながら俺がいるレーンに顔を向ける★のコーチ)、だいぶくたびれているようですが、大丈夫ですか?」だって。大丈夫じゃないよ。もう、T さんに「背泳ぎは 25m をちょっとやるだけだから大丈夫」って言われて勇み足で踏み込んできたマスターズのクラスでここまで頑張っているのだから平気でいられる道理がない。しかも、その後は、50m × 2 の背泳ぎである。往路は背泳ぎ、復路はクロールという多少★のコーチの慈悲を感じるメニューだったが、もう俺にとってはクロールすらままならない状態。疲労困憊という言葉を今まで闇雲に使ってきたことを後悔するほどメタメタにやられた。その後背泳ぎを除いた 3 種目を、バタフライ - クロール - 平泳ぎという順序で 25m ずつ 2 セット。本来この 3 種目だけのセットならば得意種目だからいくらでも優雅に泳げたはずだが背泳ぎの苦痛から回復するには思った以上の時間が必要だった。

ただし、今日の半分だまされながら無理矢理参加することを否応なしに強要されたマスターズで学んだこと、いや前から知ってはいたが再認識した点は、自分ひとりの個人練習では自分の限界を突破できないという点につきる。背泳ぎをここまで頑張ろう、などとひとりで練習しているときには思いつくことさえあり得ない。コーチのもとでレッスンを受ける意義の重大さを改めて痛感したところである。


2003年07月21日(月) すたみな太郎


月曜日。

祝日でも NHK の連続ドラマ小説があればきちんと目覚める。それが俺のよいところだ。仕事は外注さんの手配を済ませておいたから安心だが、テレビばかりは自分が見ないことには始まらない。もちろん存分に楽しませていただいて、その後 Tsuk 市のスーパー銭湯「湯〜ワールド」へ。雨が降り始めたが、そんなことは気にせずに到着早々屋上にあるちょっとしたプールに勇み足で邁進。

ここで「あぁ、子どもたちはもう夏休みかぁ」という妙に感慨深く、鬱陶しさが入り交じった複雑な気分になる。流れる (小さな) プールで何回か廻った挙げ句、今日は体をきれいに洗い食事に向かう。

向かった先は食べ放題で有名な「すたみな太郎」。かつて食べたときにもらったソフトドリンク無料券を有効に活用し、爽健美茶をたっぷり飲みながら、寿司・焼き肉・サラダ・カルビスープ・カレーライスに舌鼓を打った。食べ放題ではいつも失敗しがちなのだが、今回は適度に食べることができた。いやいや、厳密には食べ過ぎなのだが皿にとってきた食べ物をきちんと完食できたということであって、今まで食べ放題だからといって残していた方が人道にはずれた行為であるということもできなくはない。

雨足が強まり、食欲が満たされたことで当然眠気が訪れる。昼寝で体力の回復を待って、休み中のちょっとした仕事をこなした。その後… Name it, and you'll get it right!





2003年07月20日(日) 海。


日曜日。

珍しく朝起きたら 9 時を回っていた。そこで重い腰を上げ、まずは腹を満たす。今日はファミレス「Cocos」にて。ハンバーグ、明太子パスタなどを食べた気がする。その後海に出かけた。が、気温は低く波は荒い。水に入るのは諦め、その足で「ほっとぱーく鉾田」なるスーパー銭湯というか総合リゾート施設というか、とにかく屋内プールと温泉、トレーニング設備、レストランが完備した一大エンターテイメント ファシリティに向かったのだ。

プールは「芋洗い」という修飾語がぴったりの繁盛ぶり。その大半がちびっこ。一応 2 コースだけは泳ぐ人専用というレーンが用意されていたものの実のところのんびりと顔を上げて平泳ぎを堪能するためのコースだったようだ。

プールで若干運動した後は、風呂でさっぱりし、帰途に就く。夜? 明日も休みということを考えれば言わずもがな。



2003年07月19日(土) 閑古鳥泣くプールでのプレッシャー。


土曜日。

遅く起きた土曜。いやといっても当然ながら NHK BS2『こころ』と『ぴあの』は別件であり、これを見た後に二度寝したということであるが。

中華料理のチェーン店でお馴染みの『バーミヤン』にて昼食。食べれば眠くなるのが人情というもので、当然昼寝に突入。目を覚ます時刻は一定ではないが、時間は一定のようだ。俺の場合たいてい昼寝では 30 分強で自動的に目が覚めるからくりにできあがっているらしい。

昼 3 時過ぎに隣村の市民、いや村人プールに出かけた。が、なんと午後の部第一弾は 3 時半で終了し、30 分の休憩の後 4 時から 6 時半までということだった。仕方なく、地元のスポーツ用品店に出かけ、新しいスイム キャップを購入して時間をつぶす。衝動買いに近いものはあったものの実際今まで1年前後使用してきたキャップはそろそろ老朽化してきたという理由と、水着もさまざまな種類のものがそろってきたため若干コーディネーションを意識し始めたという理由がある。後者は競泳を目的としている俺にとっては、あまり有意義とは思えないのだが何事も恰好から入る俺としては重要なファクターである。ご託を並べているものの、最終的に買ったキャップはネイビーのメッシュ素材。今までメインで使用していたものがブルーのメッシュだったことを考えるとこれでファッション性が大幅に上昇することはあり得ない。まぁ、本人が満足しているのだからそれはそれでよしとしよう。

新しいキャップを片手にプールにきびすを返す。利用客よりも監視員の数の方が多かった。2 倍のギャラリーに見守られながら泳ぐのは抵抗があったが、逆にそこまでして監視してくれているだから…という思いもあり、いそいそと帰るわけにもいかず。最初ハイペースで飛ばしてしまったことを後悔しながらも、結局は 1 時間滞在。かなり疲れた。




2003年07月18日(金) 「言われてすぐできるなら、最初からやれ」ってか。


金曜日。

今日は朝早く仕事が入ってきた。昨日クライアントにお願いしておいたおかげである。朝から銀行などを回り、外注さんへの支払の準備をする。途中立ち寄った郵便局ではもうすっかり顔も名前も覚えられてしまい、局員さんから保険の案内までされてしまった。まぁ、郵便局のものは掛け捨てではないから貯金 (郵便局だけにまさに貯金である!) という意味合いで加入するのも悪くはない。また後で検討するということにして、とりあえず資料だけいただいてきた。

さて、早速プール。本当は 10 時半からの★のコーチによる「きれいに背泳ぎ」に出席したかったのだが、あいにくタッチの差で俺が到着したときにはクラスはすでに始まっていた。自主的な練習を積み重ね、11 時 5 分からの同じく★のコーチの「きれいにクロール」に参加。今日のポイントは、「ブレスをとった後、顔の位置に注意する」と「エントリは肩幅に。右手のエントリが内側に入ってしまう傾向がある」とのことだった。もともと俺はクロールでは顔が下向き加減になってしまう。正しいと言われている位置は、スウィム キャップがおでこを覆っている稜線 (??) とプールの水面が一致するようにということである。俺の場合これがかなり潜った恰好になっており、本人は前を向いているつもりでも、コーチ陣からするとかなりプールの底面を見て泳いでいるように見えるらしい。意識して泳いでみたのでお褒めの言葉をいただけると思ったら、一筋縄でいかないのが★のコーチの持ち味。「一回言って直せるんだから、最初からやってちょうだい!」という愛の鞭だったのである。とほほ。

夜は言うまでもない。





2003年07月17日(木) 立花さん、よく頑張ったぞ!


木曜日。世界水泳シンクロ ソロ決勝の日。

会社宛に届いた NTT の請求の支払、新たに個人で開設する銀行口座のための書類送付、資金繰りなどで郵便局、コンビニ、金融機関をはしごしてからプールに参上。今日は「らくらくマスターズ」があったのだが、今月はてっきり最後まで背泳ぎ強化月間だったと思いこんでいた俺は参加を見送り、別のコースで個人練習に励んでいた。が、後で聞いたところによると、今日からは平泳ぎを中心にしたメニューだったというではないか! 平泳ぎは俺の得意な種目である。残念きわまりないが、後悔先に立たず。来週の木曜は女性 N コーチによる「らくらくマスターズ」に参加することを銘記しておかなければならない。

その代わりといってはなんだが、まず自主練ということでいつもどおり 100m のブレストと 100m のクロールでウォーム アップ。その後 1000m のクロールをこなして、2 時 10 分から始まる男性 N コーチによる「きれいにクロール」を待ちかまえていた。が、今日はあいにく N コーチは不在らしく、(記録上俺の担当コーチということになっている) 男性 I コーチ (黒、白の I コーチがいなくなってからそろそろ半年が経とうとしているが)。同氏はかなり鋭い点を指摘してくれる。今日指摘されたのは、主に2点。(1) エントリ ポイントが近すぎること。(2) プッシュが甘いこと、である。基本的なフォームやリズムについては OK をもらったので、今後は指摘された点の改善に集中することにしよう。



それにしても、シンクロでノーズ クリップなしで演目をこなすというのは恐ろしくすごいことだ。フランスのデデュー選手である。生後 18 カ月から水に親しんでいるとかで、妖精とたとえられているほどである。

日本がメダルを取れなかったのは非常に残念だったが、デデュー選手のテクニカルで 10 点がいくつか、アーティスティックで全部 10 点というのは本人も今回の目標にしており、これで引退を決めていたという。曲も引退するときは今回のものと前々から決意していたもよう。



2003年07月16日(水) みなさん待望の世界水泳ですよ!


水曜日。2003 バルセロナ世界水泳開幕。

毎日の仕事もどんどん楽しくなってきた。本来俺の専門分野ではない仕事だったのだが、去年知り合った仲間からの依頼でこなしていくうちに、ちょっとずつだが業界内部の事情も分かってきて、新しいニュース (冗長である) を取り込むことにどんどん積極的になってきたからだろう。

プールも順調と言いたいところだが、またもや年長のマスターズ レヴェルのおばさま方からさまざまな「冗談的ないやがらせ」を受けた。今日は俺がノルマにしている 1000m 泳いだ後のこと。ダウンでゆっくりとクロールで泳いでいたら尾行された。50m 泳いで立ち止まると、「急に止まるなよ!」と叱られ、今度はこっちが仕返ししてやろうと思い、その人が再び泳ぎ始めた後を追尾。止まったところを見計らって「急に止まらないでくださいよ。危ないじゃないですか!」とやってやった。

そしたら、それを見ていた他のおばさま。「いいからどんどん泳ぎなさい。若いんだから」と半ば無理矢理スタートさせられ泳がされた。50m 程度で今度は急停止しないように、隣のコースに上手く潜り込んだ。ふと見てみると、おばさまが5人くらい等間隔で俺の後を着いていたようだ。恐ろしい!



さて、夕方からは「世界水泳」を楽しんだ。今年からシンクロで新たに加わった「フリールーティーン」なる種目に興味津々だったのだが、司会を務めていた某テニス プレイヤーの顔がアップになり「なんじゃ、これは〜!!」という驚きの声ばかりカメラにとらえられていて、大切な演技の方が紹介されないまましばらく経ち、ようやくどんな種目であるか映像が切り替わると、今度はコマーシャル。まったく、視聴者をさんざんじらしてくれるカラクリである。

途中はちょっと目を離していたが、アメリカの演技とその後の日本の演技はきちんと全部見た。日本のチームには鳥肌が立つ思いだった。シンクロに詳しいわけではないが、解説者が興奮しきっているのでそれに同調 (シンクロ?!) してしまったせいもあるだろう。とにかく、すばらしい、のひとことにつきる。『ライオン キング』というのも多少なじみがあるせいか、はらはらどきどきの連続だった。Technical でも 9.9 が多く、Artistic Impression でも 9.9 が多数派。これで金メダルは確定か! と思って、一時テレビを離れた。再び戻ったときにはスペイン チームの演技だった。やはり人種が違うと見え方も違うのだろうか? 平均身長などにも関係してくるとは思うのだが、ダイナミックという印象を受けた。が、最終的には日本は見事今回の世界水泳で初の金メダル獲得! 明日から俺もシンクロを始めようと思ったところである。(「ウォーター ボーイズ」か? 笑。)



2003年07月15日(火) 仕事復帰。


火曜日。

まず、友人 A へ。誕生日おめでとう! またひとつ先輩になってしまったなぁ。苦笑。

旅の疲れはそれほどでもない。若い証拠だ。そういえば、昨日帰宅したときに Amazon から本が届いていた。


    『すぐれた英語翻訳への道―創造す』
    『英単語のあぶない常識―翻訳名人』
    『学校英語よ、さようなら』

の 3 冊である。いずれも仕事関係の本で以前俺が参加しているメイリング リストで話題に上がったものである。時間を見つけて知識を蓄え実践に応用できるよう準備を整えておきたい。

仕事の打診も数件あり、無事に連休明けがスタート。プールもふだんどおり 1000m 程度を軽くこなした。いい一週間になりそうな気がする。




2003年07月14日(月) 東海のパーキング エリアのラーメンはおすすめ。


月曜日。

朝早くホテルを後に家路に就いた。が、せっかく海水浴に来たのに実際海で遊ぶことができたのは初日の午前中のみ。というわけで、鬱憤を晴らすために地元 Tsuk 市のスーパー銭湯に立ち寄ることにした。高速道路で向かう途中、往路でも立ち寄った東海のパーキング エリアでラーメンを注文。今回はミニ塩カルビ丼も頼んでみた。両方とも信じられぬくらい旨かった。

さて、温泉に到着。

屋上のプチ流れるプールで楽しんでいるところ、無料貸し出しサービス中の浮き輪をゲットし、でかい体をところ狭しと押し込んで浮き輪に体を無理矢理突っ込みプールの流れに身を任せて楽しんでいた友人を見て、ほんのいたずら心でちょっとした回転を加えてあげようというサービス精神旺盛の俺が勇み足で同氏の浮き輪を俺の華麗なスカーリング テクニックで回してみた。同氏から最初に出てきたセリフがなんと「コーヒー・パックやってるの?」。衝撃でしばらくはセリフが続かなかったが、どうやら遊園地にある「コーヒー・カップ」のことを意図していたらしいと気づき、慌てて突っ込みを入れてみた。まぁ、些細な言い間違えは誰にもあることだが、この A 氏に限ってはこの手のネタなら枚挙にいとまがない。本人のインフォームド コンセンサスも得られていないことなので、今回はこの辺で。

そして一度家に戻った。休憩である。たまったメイルの返事などで思いがけぬほど時間をとられてしまったが、再び夜の帳が降りる街へ。



2003年07月13日(日) スライダーの恐怖


日曜日。

朝から雨模様。海どころか、部屋を出てみたら外の方が寒い。これじゃまるで初冬である。これが大げさであると思われるなら、初秋というのはいかがだろうか。

インターネットの天気予報によると出先の最高気温は 20 度に満たないらしい。本来ならば海水浴場を次から次へとはしごしてする予定だったが、これではさすがに今日は無理だと思い、急遽 (実のところ、前々から満を持して用意周到だったのだが) 行き先変更。同じ県内ではあるが、かなり遠距離にある大子町なるところの「フォレスパ大子」に決定。ここには、プールが屋内・屋外に数種類、温泉もあるという。地図上で場所を確認しながら出かけたのだが、予想外に時間がかかったのが難点だった。しかも、山道の上下あり途中霧のため文字通り五里霧中 (意味が異なるのは百も二百も承知の上である) というおまけまでついてきた。途中路上の電光掲示板に気温が表示されているものもあったが、なんと 15 度という涼しさ (寒さ?) である。

さて、現地到着後。早速泳ぐ気満々だった友人と俺は水着に着替えたがプールの客足はまばら。残念ながら波の出るプールは (俺の勘違いで) なかったものの、温泉、温水プール、屋外プールなど数々のウォーター体験を味わうことができた。プールのひとつには、俺がふだん通い慣れている 25m のスウィミング プールに似ているものもあり、スウィム キャップが義務づけられていなかった分気持ち的には多少ルースになっていたことは否めないが、全面が子どもたちの遊び場と化してしまうことを危惧したためか、きちんと 25m 泳ぐためのレーンも用意されていた。ゴーグルは持参しており、きちんと泳げる態勢はあったものの何もレジャーで遠征してきて競泳のフォームで泳ぐこともなかろう、と考えた大人の俺はゆっくりとプールの端から端まで数回往復する程度にとどめておいた。

今回の目玉は、なんといってもスライダーの脅威だろう。3 月下旬に静岡に出かけた際、スライダーではかなり無様な自分をさらけ出してしまった俺だが、今回は恰好を気にしている余裕など皆無な、それは恐ろしいスライダーを体験してしまったのである。これは、チューブ タイプのもので俺の体重、いやより一般的に利用者の体重や体型には関係なく、水が上から下へ勢いよく流れており、流れに身を任せ、またチューブが設計されているとおりにとにかく身を委ねていればほぼ危険性がない安全なスライダーだと思っていた。が、精神衛生上非常によろしくない。というのも、体重 (の 2 乗だったか…細かいことは覚えていないが) に比例して加速する。とにかく、恐怖体験だったのである。

さらに身の程知らずというか、、、。友人はなんとチューブの上半分が欠けているオープン スライダーで満喫していたようである。見ている俺の方が冷や汗をかいていたほどだ。というのも、どちらかといえば巨漢に近い同氏がいつ天空に吸い込まれていくのではないかと地に足が着かぬ気分だったのである。

帰り道。今度は遠回りをせずに (ということは往路では遠回りしたことになるのか?) 地図とにらめっこ。またわかりやすい道を選んだはずだったのだが、やはり山道は避けて通れない。とりあえず朝からずっと腹が減っていたたまれなかったため、「すき家」にて大辛牛丼大盛りとチキンカレーをオーダー。前は大辛牛丼に七味唐辛子をかけ、しょうがをたくさん添えていただいていたのだが、もう若くはないのだろうか。辛さにどんどん弱くなっているようだ。

無事ホテルにたどり着くと同時くらいに雨が降り始めた。宿でしばしの休息。そして夜はまたもや歌である。さらに夕食は Coco's にて。久しぶりにネギトロ丼を食ったのだが、旨かった。いやぁ、それだけではない。たくさん食べた。



2003年07月12日(土) 日立河原子海水浴場の旅


土曜日。

朝 NHK BS2『こころ』と『ぴあの』は通常どおり。これを見終えた後、旅だった。

高速道路にて一路日立市へ。途中東海 P.A. で朝食。オーダーは広東麺とチャーハンのセット。チャーハンについてはあえて何も言わないことにするが、この広東麺がものすごく美味しかったのが印象的だ。その辺のラーメン専門店に見劣りしない迫力。シンプルさの中にも堂々とした料理人の主張・魂が存分にちりばめられている。

そして、予定していた I.C. ではなく、ひとつ手前の出口で高速を下りた。というのも、予定の出口は有料道路に直結しているということだったからだ。まぁ、たいした金額はとられないとは思ったのだが、金額の問題ではない。高速道路で有料な上、下りたらまた有料道路というそのコンセプトが気にくわなかったのである。

ラッキーなことに、ひとつ前の出口で下りたことで、海岸沿いを走る国道にたどり着くことができ、海を右手に満喫しながら北上したのである。今回は「河原子海水浴場」に決定。砂浜が白く、水も透明。波が荒かったものの、天気は今年に入って今までの海水浴に出かけた日の中では、最もすばらしかった。「暑い!」と思えるほどさんざめく太陽。2 時間弱程度遊んだだろうか。一度ホテルにチェックインして、また別の海に繰り出そうということになった。

ホテルを見つけるので一苦労。地図を片手に幹線道路からホテルがあるはずの一方通行の狭い路地を見つけるだけで辟易としてしまった。なんとか無事たどり着き、まずはシャワーで先ほどの海水浴の砂、べとべととした塩を洗い流した。

さてと、ちょっとだけ休憩のつもりで横になったら、やはり眠りに入ってしまい、起きたら数時間後。しかも天気が悪くなっている。今日もう一つ海水浴へ、と思っていたが急遽予定を変更することになった。まぁ、明日も明後日もあることだ。天気の回復を祈るためには、歌うのが一番だろう、ということでご当地のカラオケに出かける。旅先に来てまでも歌う根性はなかなかすてきではないか。しかも 4 時間。いつもと同じ時間歌っていたのだから、非の打ち所がない。

その後夕食はファミレスにて。久しぶりに「デニーズ」にて。「デニーズへようこそ。お客さまは?」でお馴染みのファミレス。さんざん注文して勢いよく食い始めたのはよかったのだが、なかなか片づかないテーブルの上に胃の方も悲鳴を上げ、最終的にはごった返しの 3 番線 (By ゆず)。残してしまった。あぁ、もったいない。明日の朝きっと後悔するに違いない。



2003年07月11日(金) 夕立


金曜日。

午前中比較的早い時間に仕事をいただけたため、今日は早めに仕事を終え、プールで満喫。

大好きな★野コーチの「がんばれ平泳ぎ」と「がんばれクロール」でみっちりとしごかれた後、1200〜1300m 泳いで今週はお開きにすることにした。

夕立のようだったが、あれが夕立かどうかわからない。『激しい雨打たれて、びしょぬれになった心が〜♪、蝕まれそうでもあの日の近い、繰り返し、繰り返し、握りしめた〜♪』。

明日から 2 泊 3 日のスケジュールで県北部へ旅行に出かける。メインは海水浴なのだが、天気予報によるとぱっとしない週末らしく多少気がかりではある。毎度ながら出発直前に用意すると忘れ物が増えてくる年頃になったため、今回はリストを作成し、それを見ながら丁寧にパッキングの作業を行った。

夜は、週末といえば、いわずもがなである。



2003年07月10日(木) 7 月ももう 2 桁か。


木曜日。

やはり一週間は週末に向けて、時間の経過が加速するようだ。(この日本語については、「象は鼻が長い」と類似しているため、ノンネイティヴの方で恐怖心、危惧感、その他諸々の「日本語を間違えている」と筆者を思う人々に対してあらかじめ警鐘を鳴らしておくことにする。)

今週は毎日恒例の仕事の原稿入りが遅い。今日も午前 11 時過ぎになってようやく用意が整い戦闘態勢に入った。が、午後 1 時半をめどにプールで泳いで暴れようと思っていた俺にとっては、若干遅めである。

プールでは順調にウォーム アップの後 1000m を流し、ちょっとクイック ターンや各種目のキックを練習しダウン -- といっても、倒れたわけではない --。家に戻り、仕事の続きを終えてから、週末に向けた準備である。




2003年07月09日(水) 蛍光イエローのトレーニング用競泳スパッツにてデビューしたが…


水曜日。

昨日特に夜更かししたという訳ではないのだが、朝起きたら 6 時 50 分頃。これはまずい。非常によろしくない。というのも、NHK BS2 では 7:30〜8:01『こころ』と『ぴあの』が 1 分間のインフォマーシャルを挟んで連続で放映されるからだ。いつもならテレビの前に座る (実際にはベッドの上で横になって拝見するのだが) ときには、すでに朝食は胃の中で第一次的な消化活動の処理中ということになる。が、今日は空腹きわまりない状態でテレビの前で今にも餓死するのではないかと恐れおののきながら、内容はそれなりに満喫し、ただし空腹感による低血糖状態と闘いながら悶絶の朝を過ごした。

今日までに提出してもらいたいとクライアントに依頼されていた、仕事の見積もりを作成して、送信。そしてしばしの休息。毎日の仕事の原稿入りが多少遅れているようである。と思っていたら、データが入り早速作業に取りかかった。

午後 1 時半からはプール。今日は先日オンラインで購入したトレーニング用の水着を新しくおろしてはいて練習。1000m 泳いだところで、隣のおばさま連中 (@ 常連さん) のひとりに声をかけられ、「1 日 10,000m 泳げば痩せるよ。うちの息子がそうだったからね」だとさ。いや、そりゃそんだけ泳げば痩せるだろうよ。「でも、止めたとたん逆戻りだったけどね (爆笑)」だって。ま、この方を敵に回したらこのプールでは俺の生命が危機にさらされかねない。「そうですか。じゃぁ、ちょっとずつ距離伸ばして、体力を落とさない程度に徐々にペースアップしていきますね」と無難に答えておいた。

するとダウンの最中、俺の後ろからはこれまた別のおばさまがピッタリと尾行してくる。マスターズ レヴェルのスウィマーであるから、30 歳くらい年齢差があるとは思われるが俺が気を抜くとすぐおばさまに追いつかれてしまう、という微妙な距離を維持しながらそのおばさまは俺を追いかける。途中一息入れようとプールの片側で立ち止まると「あれ? ダメだよ、若い人はどんどん泳がなきゃ」ときた。「いえいえ、先輩にはかないませんよぉ」といい子のフリを全開。が、そんなお世辞は通じるはずもなく、「ほら、早く先に行って」と笑顔ながら脅迫のトーンで送り出された。本来、アップとダウンを除いて 1000m 程度泳げば上出来な方なのだが、今日は 1500m 以上泳がされた。本人の意思に反して。
が、よく考えてみると、このような外部からの半分強制的な刺激がないと自分の泳力の向上は期待できないのかもしれない。自分が自分を仕切っているとどうしても甘えが生じてしまうし、勝手に自分で自分に限界を設定してしまう。

初めて『がんばれクロール』に参加した頃を思い出した。当時は 25m 単位で泳いでおり、泳いだ距離よりもプールに浸かっていた時間が長ければ、満足度も比例して増加するという奇妙な錯覚を抱いていた時代である。50m を 4 本泳がされたときには、本当にゼーゼーいって水泳を始める前の自分だったら貧血状態になっていたこと請け合いである。が、実際には貧血に陥ることもなく単に疲労、驚愕ということで終わったのである。毎週、50m という距離で何本か泳いでいるうちに慣れてきたのである。それどころか、いつの間にか 1000m がひとつの目安になっていたのだ。

何事にもいえることかもしれないが、人のタイプによっては厳しい状況に放り込まれて伸びるタイプと、ステップバイステップのアプローチで実力を蓄えるタイプがあるようだ。



2003年07月08日(火) 上海太郎舞踏公司『朝ごはん』


火曜日。

プールの定休日も乗り越え、今日から本格的な一週間が始動。新たな仕事の打診もあり、忙しく過ごした。

午前中ちょっとうたた寝をしている間に Amazon に注文しておいた CD と本が届いたらしく、あいにくの不在連絡票。早速営業所に連絡し正午くらいまでに再配達してもらうよう手配。この CD には、以前オフィスで何気なく有線放送を聞いていたときに流れていた『ベートーヴェン交響曲第 5 番』をアカペラで、しかも歌詞をつけて歌っているものを衝動的にリサーチし申し込んだものである。参考までに、上海太郎舞踏公司による『朝ごはん』というタイトルである。かくのごとく有名な『運命』をここまで美しく、しかもユーモアをもって再現する彼らのセンスは心の琴線に触れるどころか、ある意味逆鱗に触れるものでもある (意味不明だが、とにかく筆舌に尽くしがたいということは間違いない)。

午後はプールに出かけ、1500m を軽く流した。(こういう書き方って意外にかっこいいかもしれない、と自己陶酔。)





『伊東家の食卓』から、学者と発明者についての愚考。
個人的に「学者と発明者」のどちらが「偉い」か? と尋ねられたら、間違いなく「発明家」と答えるだろう。

これは毎週見ることの多い TBS 系テレビ番組『伊東家の食卓』で常々思っていたことである。番組には数々の「裏技」と呼ばれる一般市民が思いも寄らぬ着想から日常生活で「ある程度」誰もが応用・適用可能で便利と思われる技術を公開する番組である。まず発明者が技術を実証してみせる場面がからくりとともに明らかにされる。アイディアによっては学者が登場しないこともあるものの、学者が発明者による日常生活に密着した便利なワザについてアカデミックな観点から「説明・理論」を補足する形態となることも少なくない。学者の登場の有無については番組プロデューサーの意向も大きな影響力を及ぼしているとは思うが、いずれにしてもこの番組から学びとることができるのは、「サイエンスとひとくくりにできる学問分野」の出発点はあくまでも「現実」の理論的証明であるということである。

今の自分の職業にこれを当てはめると「文法学者と翻訳者」のどちらが「偉い」と 100% 情報のロスなく換言できる。したがって私的な見解の結論も言わずもがなである。

着想のすばらしさを後から理論に当てはめて説明するのは、その理論体系に精通している人であれば誰しも可能なことである。一方、アイディアを創出するというのは話が 180 度異なる。

なお、私が以上で書いた引用符には深い意味がこめられている。もっとも読者諸賢には明らかかもしれないため、老婆心といわれてしまうおそれもたぶんにあるが。



2003年07月07日(月) 昨日のタイトルの謎についての補足。


月曜日。七夕。

昨日の日記のタイトルで驚かれた方もいるだろう。

そう、昨日新しい趣味・暇つぶしを発見してしまったのである。何を隠そう「毛抜き」である。話すと長くなるのだが、かいつまんであらすじのみを紹介しておこう。

最近の俺のスウィミング熱について、読者諸賢ならご存じのことだろう。去年の 9 月に入会してから間もなく 1 年目を迎える。月曜の定休日は例外として、ここまで一生懸命取り組んできた趣味は、生まれてから数えるほどしかない。いやほとんどないといった方が適切だろう。というのは幼い頃の習い事、お稽古ごとというものは、えてして親の影響、強制というものが多少なりとも絡み合ってくるため、一概に自分の選んだものとはいえないためである。

さて、熱がこもると、どんどんうまくなりたい、早く速く泳げるようになりたい (このあたり坂本金八ならうまくドラマに取り入れてくれるだろうか…脚本家じゃなければダメだなぁ)、きれいなフォームでラクして泳ぎたい、という願望も高まり情報収集にも本腰を入れるようになってきた。そこで気づいたことというのが、男性の水泳選手にはすね毛がない、またはあっても非常に薄いという点である。俺の場合、毛むくじゃらとまではいわないがどちらかといえば、濃い部類に属するだろう。これがひょっとしたらスピードの妨害になっているのではないか、と先日ドラッグ ストアにて除毛クリームを使ってみたのだ。

まぁ、いろいろとネットで下調べをした上での実行だったのだが、効果は意外にもすぐれていた。翌日プールで水に足をつけると、今までとは違う感覚。これは説明できない。なんというか、自分の足が水に浸かっているのに、そういう感じがないのだ。今まではおそらくすね毛が水を知覚していたのか、と思わずにはいられないほどすんなりと入水できたのである。逆にすんなりと水に足が吸い込まれていくようで、不気味さを覚えたほどである。

これに味をしめた俺は、だいぶ前眉毛の手入れ用に購入した「メンズ眉毛セット (俺が勝手にネーミングしたもの。笑)」に入っていた「毛抜きばさみ」(といえばよいのだろうか? ピンセットを太く短くしたような「とげ抜き」系のデバイスである) を見つけ、自分のすね毛を抜いてみたのである。なんと、痛みはほとんどない。これが楽しくなってしまい、結構長い時間集中して毛抜きを行っていた。痛みがないのだから別に M というわけではない。単なる集中力を発揮できる趣味といえるだろう。

まぁ、永久脱毛なる技術はまだ実現されていない。これは真の意味での毛はえ薬の登場と同じくらい難しい問題なのかもしれない。人間の体、意味がないところに毛が生えることはないだろう。もっとも、この逆で本来頭を保護すべき髪の毛が薄くなる、という現実を裏付ける理論を探し出さなければならないが、今のところ俺自身はとりあえず髪の毛は普通の分量はあるので、数年後見直したときにでも考えてみたい。

というわけで、今日は「毛抜き」だけで終わってしまったが、明日気が向いたら今日の出来事について書いてみよう。

今年も、織り姫と彦星は出逢えなかったようである。少なくとも北関東の I 県においては…。




2003年07月06日(日) 毛抜き。


日曜日。

昨日も夜更けまで歌っていたが、朝は早い。

久しぶりにカレーのココイチでブランチ。きのこカレー 400g 4 辛とカレーうどん、さらにトマトとシーフードのサラダ。サラダは意外に旨かった。ただカレーを食べた時点でもう満腹であり、せっかくオーダーしたのだから、と無理してうどんを食べた。

一度家に戻ると睡魔が…。



2003年07月05日(土) 海の男。


土曜日。

昼過ぎから友人と海に出かけた。天気もよく、風もほとんどない。波は非常に荒かったが、水際で遊んでいるだけではもったいない気がして、結局は体中波にもまれることになった。

午後 1 時間強のひとときでかなり日焼けしたもよう。年齢を考えたら (いやそもそも日焼けは体に百害あって一利なしというが) そんなことしてはいられないのだが…。気分転換と塩でべとべとする体を清めるためにスーパー銭湯へ。屋上のプールは天気とは裏腹に出足はまばら。といっても子どもたちは元気にいらっしゃった。

夜はもちろんカラオケ。



2003年07月04日(金) ★野さん…。


金曜日。

毎度ながらではあるが、一週間というのは始まったときは長く感じるが終わってみると非常に短い。

朝早く仕事をもらえないかとクライアントに打診しておいたところ、俺が 5 時頃起きてメイルをチェックした際には 3 時ごろ受信した仕事が確認できた。おかげさまで午前中早いうちに仕事を終え、午後はプールへ。

昨日さぼった分今日は真剣に★野コーチと…と思ったのだが、あいにく当のコーチは不在。代わりの男性 K コーチ。非常に丁寧なのだが、★野コーチと比べると生ぬるい「がんばれ平泳ぎ」、「がんばれクロール」だった。

夜はカラオケ。先日料金を多く払いすぎていたという一件が発覚したため、今までの領収書をひっくり返して調べてみたところ、怪しいものが数件あった。本部にウェブからメイルを出しておいたところ、今日店で今までの「水増し請求」分を返還してもらった。まぁ、当然といえば当然だが、比較的スムーズな対応に満足している。




2003年07月03日(木) あ〜、プール行けなかった。


木曜日。

朝、調子が悪くて目覚めた。気分が悪かった。が、しばらくすれば治るだろうと気楽に構え仕事に取りかかった。今日はまず経理関係から。今後の支払と入金の予定をシミュレーションしてみる。とりあえず、会社の手持ちは増えていくことが判明。ただし、最初の数カ月役員報酬が完全には支払われていない。元を取り、さらに利益を追求するにはさらに時間がかかるだろう。

昼ご飯を妙な時間に食べてしまったおかげで昼の部のプールには出かけ損ねてしまった。




2003年07月02日(水) まぁ月初めはこんなものだろう。


水曜日。

なんと昨日の夜は 10 時半頃には寝ていたらしい。いや今朝起きた時間からなんとなく推測してみたのだ。ちなみに今日起きたのは朝 4 時半頃。早速恒例になっているメイル チェックなど済ませても 5 時半にならない。

この前の日曜日スカパーで放映されていた「ゆず」のライヴの録画を見た。なんとショックなことに、おそらく一番最後だったと思われる「すみれ」の曲の途中でビデオが切れていた! 生まれて初めて犯したミスである。

立ち直るために朝食に友人からもらった「佐野ラーメン」を食す。麺の歯ごたえは柔らかいので大好きである。他の点についてはあえて言及しないことにしよう。

さて、すると食べると眠くなるという本能からか、大脳新皮質の活動が鈍化したためか、いずれにしても眠気があらわれ、結局は寝てしまったようである。気づいたときには朝 7 時半ちょっと前。危うく BS2 の NHK 連続テレビ小説『こころ』と『ぴあの』を見逃すところだった。タイミングよく電話をかけてくれた友人に感謝!!

午前中は経理の作業。仕事も適切なタイミングで飛び込んできてくれたため、うまいこと順調に仕事を進めることができた。

午後は 2 時から 1 時間くらいプールで泳いだ。今日はたぶんトータルでは 1500m 泳いでいるとは思うのだが、最初かなり混雑していたため思うように自分のペースで泳ぐことができなかった。背泳ぎが今日のヒットだったらしく、どのコースも背泳ぎで比較的ゆったりと優雅に、かつ華麗に泳ぐ女性陣がちらほら。同じようなスピードなのだからひとつのコースを背泳ぎ専用にしてくれればいいのに、と思いながらも、十分な間隔をとって念には念をいれゆっくりとしたペースで泳いでいたのだ。

家に戻ってからは仕事の残りを処理。





2003年07月01日(火) カレー風スープパスタとプール。


火曜日。

比較的朝早い時間帯に仕事が入ってきたため、予定が立てやすくなった。ある程度進めておき、昼ご飯。今日は特製パスタ。昨日の夜カレーだったらしくその残り物を利用してカレー風スープパスタである。

本来ならば、火曜はマスターズの練習に参加していてもいいはずなのだが、先月の最後の週コーチが「来月は背泳ぎ・平泳ぎを中心に」とおっしゃっていたので、背泳ぎが特に不得意な俺は遠慮させていただくことにした。わざわざマスターズの練習に参加して会員の皆様のペースを乱すこともないだろうし、自分ひとりで練習すればすむ、といってしまえばすべて言い訳になってしまうが…。

久しぶりに 1500m 程度を小一時間かけてゆっくりと泳いだ。最近水泳関係の雑誌を見たり、ネットでいろいろと調べてみたり、自分でもきれいなフォームのイメージが頭の中にできつつあるのが分かる。イメージ トレーニングというとなんだかプロ スウィマーが行うトレーニングのようで大げさだが、まさにそれと同様の効果があるみたいだ。



French Wolf |MAIL

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