French Wolf の日記
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2001年11月30日(金) さようなら。サラリーマン人生。


金曜日。

今日で会社勤めも終わり。そう思うと、ちょっと感慨深いものがある。もっともこれで一生サラリーマンからさようならというわけではないが、とりあえず次の職場が決まっているわけではない。失業状態である。

スクランブル エッグに支障はない。シンプル路線に目覚めたので、よけいなことはしていない。ただちょっと試してみたかったので、バターで炒めた。意外にもおいしかった。卵とバター、相性が悪いはずはない。

仕事はとりあえず終えた。次の仕事ももう来ている。ただ 12 月 12 日までのものであるし、分量は 2000 ワードに満たない。通常のペースでも 1 日はかからない。ちょっと内容が特殊だし、雑誌の記事の翻訳だから、かなり慎重にならなければならないが、それでも 3 日もあれば十分だろう。

この週末は、PC に Linux でもインストールしてみるか。大昔に買った TurboLinux。今まで会社におきっぱなしになっていたのだが、先日同僚から送ってもらった宅急便には、懐かしいものが含まれていて、その中に UNIX の入門書や TurboLinux、音楽 CD があったのだ。

今プライベートの仕事でスケールの大きなプロジェクトを担当しているのだが、Word の処理能力では効率的な作業ができないかもしれないと思い、安易に Linux の力を借りようとしている次第である。ただそうなると、またもや HDD のパーティショニングを考え、マルチブート環境を整え、とりあえず必要最低限のハードウェア ドライヴァなどをそろえ、設定しなくてはならない。手元の Linux のバージョンがかなり古いものであるため、ソースを集めてこなくてはならない。これは一大事である。

夜、国仲涼子のドラマを見た。が期待はずれだった。どうやらこれ、昔映画でやっていたものらしい。うちの老婆が語っていた。






2001年11月29日(木) 毛むくじゃら


木曜日。

そういえば、昨日の夜買い物に出かけて、ヤマブシダケというきのこを買った。なんだか毛むくじゃらのあやしげなものである。昨日の晩ご飯は、980円の豪華寿司セット (ただし 7 時過ぎに買ったため 3 割引) 3 人前ほどがあったため、食べなかった。

今日のスクランブル エッグ。好評である。最近、油は使わないことにした。テフロンでもともとこびりつくことが少ないのだし、そもそも古いフライパンなので、そろそろ買い換えを考えているせいもあり、邪険に扱われている事実は否めない。が、油をしかなくても、問題はない。味付けもあっさり風でアレンジしてみる。今回の作品は、卵、豆乳 (これは基本セット)、じゃこ、バジルである。食べてみたところ、まずくはないが、それほどおいしいというわけでもなかった。バジルの存在が感じられない。改善の余地がある。日々精進。

昼間は仕事と雑務に追われる。明日でサラリーマンは終わり。書類を作成したり、返却しなければならないものをまとめたり。その途中で、会社から借りている PC のバックアップ作業で手間取った。

今、FD に入らないサイズのデータを家にあるコンピュータでやりとりするときには、スマート メディアを使っている。これは、デジカメを買ったときに覚えたのだが、32MB もあればたいていのファイルは移動可能である。そこで、会社の PC に残っていたメイル情報を自宅 PC にマイグレートしたかったのである。ただし、今メインの PC は Windows 2000。会社のものは、Windows NT 4.0。自宅のノートは Windows 98 と 2000 と Linux。適切な環境を整えれば、スマート メディアを FD アダプタに入れて、通常の FD ドライブのアクセスする感覚で、ファイルの管理が可能なのだが、そのためのドライヴァ が手元になかった。Windows NT 用のアダプタ ドライヴァをダウンロードし、FD で会社のパソコンに入れようとしたのだが、FD が 5 年以上前のもので、物理的におかしくなっていて、失敗。他に FD が見あたらず、結局 CD-R に焼いた。1MB にもならないドライヴァのために CD-R を焼くことになるとは・・・。まぁ、結局無事にバックアップをとることに成功したのだが。メイルのインポート、エクスポートでは結構時間がかかった。一日あたり平均 100 通のやりとりがあるとして、計算するのも恐ろしいくらいの天文学的数字である。うひょ〜。

昼過ぎ、会社の同僚 S さんから送ってもらった私物が届く。なんとおみやげの日本酒まで入っているではないか! なかなかすてきな女性である。奥さんになってもらおうか。(ははは。) 懐かしいものも入っていたが、それを確認し始めると、仕事が手に付かなくなってしまうので、とりあえず段ボールだけ空にして、今度は自分から PC、書類など返送するものをまとめた。午後、宅急便で送った。



夕食で、ようやく昨日のヤマブシダケを食べた。生で食べるのがよい、ということで、味見してみたのだが、お世辞にもおいしいとはいえない。みそ汁、というかけんちん汁に入れてみたが、やはり何か違和感がある。んん。


最近、腹筋が痛い。きちんとエクササイズできている証拠だと思うことにしよう。恐ろしいことだが、信じるか信じないかは読者諸賢に任せるとしても、入浴前に確認してみたところ、腹筋がカニ状態に近づいている! デブでも腹筋が割れるのか? そういう愚問 (本質をついているが、あえて愚問として分類するものとする) は考慮に入れず、主観的に見ると、たしかにいいあんばいである。ひょっとして、このままマッチョになってしまうのでは? それはそれでよいかもしれない。





2001年11月28日(水) 南中高度


水曜日。

スクランブル エッグで避けた方がよいもの。ケチャップ、ソース、豆乳と卵を混ぜて、フライパンで炒めること。べちゃべちゃになって、まったくおいしくない。危険すら感じる。火力が弱かったのか? いやもともと合わない組合せだったんだろう。

今日気づいたこと。冬になり、太陽の高度が下がっている。経緯を説明する前に、俺の部屋を紹介。まず位置。西南の角にある。窓が南と西にあり、ベッドが西の窓に沿っておかれている。パソコン類は、部屋の東南の角。右手にはちょうど南の窓、そしてベランダに続いている。

今までは、南中高度も高かったため、南の窓から直射日光が入ってくることはなかったのだが、今日、今日、ついに窓から太陽光線が降り注いだのである。ちょっと健康的に日焼けしてみるのもよいかもしれないと思い、レースのカーテンも開けて、紫外線を浴びている。気温も若干高めであるせいか、かなり暑い。しかも 9 時頃〜2 時頃までずっとなので、かなりの紫外線を照射されていることになるだろう。

12 月からの予定を少し考えてみた。とりあえず今の会社の未消化休暇として、いくらか支給されるため、実質的にはがむしゃらに働かなくても生活はできると思われる。が、今後のことを考えて、時間があるときに稼いでためておくに越したことはない。

と思っていると、夕方会社から新規翻訳の依頼。明日も別の事務所から仕事が来る予定。しばらくは食いつなげるだろう。




2001年11月27日(火) 会社からの荷物撤収


火曜日。

これといって大きな出来事はなかった。

ふつうに働いた。

夜、同僚の S さんから連絡をもらった。会社の机にある私物を送ってもらうことにしたのだ。彼女は親切にも、わざわざ俺の机に移動し、机の上から引き出し全部に至るまで、中身を確認し、これは必要か、不必要か、と分類してくれた。会社から自分の荷物が届くと、よりいっそう退職する実感が湧いてくるだろう。と同時に、こちらから送らなくてはならない書類! 早く仕上げておかなければならない。



栗本薫は、いよいよ第 17 巻『三人の放浪者』。もうすっかりライフワークになっている。この本について、誰かと話し合いたいのだが、インターネットで情報を検索するとヒットするのは、俺を遙かにしのぐ強者ばかり。俺と同じペースで本を読んでくれる人いないだろうか?


さて、最近ためているものがある。目標を達成したら発表しよう。今の時点ではスタートから約 2 週間。懸命に努力しているものの、目標到達まではまだ時間がかかりそうである。


2001年11月26日(月) 最後の週


月曜日。

いよいよ、休みもあけ、本格的にサラリーマン最後の週に突入。

朝起きる時間は、すっかり定着してきた。今日も快調に早起きする。卵は、やはりあまり手の込んだことをすると、まずくなることが判明したので、おとなしく豆乳とじゃこだけにした。これで十分である。朝食は海苔で食べる。実は書いていなかった (と思う) が、これもかなり前からの習慣になっている。

会社の仕事。久しぶりである。ただ中身が難しい。今プライベートでかなりの分量をこなしているものは、ソフトウェアのヘルプ ファイルであり、意味が読みとりにくいということはまずない。ただ、会社のものは、一回読んでも「?」ということがしょっちゅうある。当然翻訳にも時間がかかる。またこれがかなり膨大なのである。さらに、今週末までには仕上げないといけない。来月からはフリーランスだから、本格的にワード カウント ベースになる。それと混ぜると計算が煩雑になるからである。

昼ご飯はラーメン。

午後も仕事に精を出す。

夕方友人の事務所からの依頼。結構テクニカルで分量もある。木曜までといわれているが、早めに納品したい。そのためには、今抱えている大きなものをなんとか早く仕上げなくては。

夕食は、鍋。キムチ チゲ。最近鍋が流行っている。作る方も楽だろうし、食べる方も楽しい。みんな幸せでめでたいことだ。



2001年11月25日(日) うわぁ、パニック。


日曜日。

きちんと朝 7 時に起きた。今日の卵は、カレー入りである。なんだかあまりおいしくなかったな。べちゃべちゃしていた。カレーの水分のせいでふわふわとか、さくさくとか、とにかくうまくいかなかった。これは勉強になった。今後気をつけよう。

貴理子を録画予約してから、寝てしまう。9 時 30 分にテーマソングで目覚めるあたり、プロである。

午前中はゆっくり、のんびりと仕事。昼も近くなり、日課のエクササイズ。今日はたと気づいたのだが、今までの方法は間違っているのではないだろうか? 筋肉痛は 2 日目だけで、その後運動を繰り返しているのにもかかわらず、いっこうに変化がない。いや、いきなりカニのような腹筋を期待しているのではなく、俺のような万年運動不足は、しばらく筋肉痛が続かなければおかしいのである。ということで、説明書をもう一回取り出して熟読。やはり…。違っていた。ごろごろ単に転がすだけではなく、自分もその車輪に乗って、前後しないといけないらしい。今までは、手の力だけで前後運動をしていた。(最初に気づいても良さそうなものだが…中には気づかない人もいるのだ!) どうりで腕が痛くなるはずだ。正しい方法で 100 回やってみると、これがかなりきつい。今までの比にならない。80 回くらいでギヴアップしそうになったが、がんばった。必死で。おそらくこの世のものとは思えない形相をしていたに違いない。(日中は自宅で一人だけ。祖母は泊まりがけの介護、母親はまた遊びに出かけている。) まぁ、誰に見せるわけでもない。

昼ご飯は、コーンラーメン…実は、コーンという意味のない食べ物は非常に苦手なのだが、仕方なく食べた。栄養が云々とか、そんなことはどうでもいい。とにかく、むかつくのだ。あの黄色い感じ、箸から逃げる感じ、結局いつも最後にスープといっしょに飲み込むしかなくなる。ラーメンといっしょにコーンを食べられる人がいたらお目にかかりたい。これとまったく同じ理由で、グリーンピースも好きではない。世の中から駆逐したい。

午後ものんびり。ちょっとだけ昼寝をし、そろそろ床屋にいく頃合い。意を決して床屋に赴いた。だいぶのびてきたなぁ。ここでばっさりと切ってもいいのだが、ちと田舎の冬はつらいので、もうちょっと待とう。

床屋では、久しぶりにパニック。そこまでひどいものではなかったのだが、予期不安。途中で足下から血の気が引いていく (? おかしいか? ふつう血の気は顔から失せていくものか? いや、この場合足が徐々にしびれていく感覚だったのである!)。やばいと思い、「あの〜、ちょっとトイレいいですか」と中座した。久しぶりの発作で驚いた。トイレから出て、席につくと、また小さな発作の波がやってきた。もうトイレという理由は使えない。いや、使ってもいいのだが、妙に怪しまれるのも困る。田舎はおそろしいほどに、噂が流れるのが早い。たいしたことではなくても、床屋さんなんて地元の放送塔のようなもの。ネタにされたらたまらない。なんとか我慢した。薬を飲んでくればよかった。最近薬はスキップしがちだったから、それがいけなかったのだろう。シャンプーしているときもまた恐怖感に襲われる。「今日は顔剃りはいいです」ということばが、まさにのど元まできていたが、我慢した。本当に、怖かった。疲れた。

よく考えてみると、理由は 3 つあると思う。
1. 最近まじめに薬を飲んでいない。
2. 昼前の運動で腹筋が痛くなってきた。
3. きついジーンズをはいていた。

Why? なんとなく関係がある気がしたのだ。

さて、夕方の買い物では、またしてもものすごいものを見つけてしまった。今回は、手羽先風味である。写真を載せようと思ったが、毎回これでは馬鹿のひとつ覚えのようになってしまうので、割愛 (要するに面倒だ)。


2001年11月24日(土) 連休 2 日目


土曜日。

今日は連休の中日か。朝はもちろん通常通り早起きし、スクランブル エッグに精を出す。いや、実は目玉焼きを作ろうとしたのだが、フライパンのふたが見あたらず、結局フライパンの上でぐちゃぐちゃにかき混ぜてしまったのである。当然味付けなし。昨日の夜のカレーが残っていたので、トッピングにした。もともと辛いものが大好きなので、卵なんか乗せたらマイルドになってしまうのではと危惧したが、杞憂に終わった。

ほんまもんの進行は腑に落ちない。なんというか、まだのめり込めていないのかもしれない。

昨日半分ほど終えた仕事を午前中にでも片づける予定だったのだが、結局また寝てしまい、起きたら昼前。唐辛子ラーメンとカレーの残りを食パン 6 枚切りの 1 枚で食べた。

午後もなんとなく調子が出ず、パソコンに向かって、メイルを書いたり、テレビを見たり、本を読んだり、ベッドの上でごろごろしたり。今週 1 週間、まぁ会社はお休みだったわけだが、まんざら遊んで過ごしていたわけでもない。偉そうにいえることでもないが、ごくふつうに過ごしていた。多少なれないことも多く、緊張、集中していたことは否めないが、今日にかぎってやる気が湧いてこない。

結局 3 時半過ぎ、灯油を買いに出かけた。前回の過ちを繰り返さないよう、今回は後部座席の足下にきちんとポリタンクを配置。問題なく充填終了。その後買い物。今晩はキムチロールなる怪しげなもの。どういった味がするのか、ちょっとした楽しみである。

本格的に仕事に取り組み始めたのは、結局夕食後。かなり集中して、12 時頃だったろうか、3つあるファイルのうち、2 つ目までは終えることができた。明日までに全部終わらせたかったのだが、ちょっと厳しい。(本当の納期は 12 月 10 日だから、そこまで焦る必要は全くない。)



2001年11月23日(金) 連休初日


金曜日。

そうそう、昨日書き忘れたこと。荷物が 2 つ届いた。ひとつは、新生銀行から届いた案内の束。もうひとつは、会社から送られてきた書類一式。特に後者は期限があるため、早く中身を確認して、返送しなければならない。(まだ見ていない! 保険など年末調整で必要になる書類もそろえなくてはならないため、ちょっと遠くにおいて、視界に入らないように工夫しているわけである。)

朝は早い。祝日だったこともすっかり忘れ、まんまと 7 時に起床。いずれにせよ、『ほんまもん』を見るのだから、超ウルトラ ミラクル ハイパー早起きというわけでもないが。さて、気になる今日のスクランブル エッグ。ごくシンプルにまとめてみた。卵、豆乳、じゃこ、しそ風味ふりかけの絶妙なコンビネーションである。

早速仕事。大きなファイルひとつ終了。その後、昨日受注した、ハードウェア関係のものに取りかかった。これもそれほど煩わしいことはなく、瞬時 (!) に終了。

昼ご飯の時間。ちょっと遠出して、2 マイルほど離れたセヴンイレヴンで鶏ゴボウ弁当を買った。ついでに年賀状用の画像をまとめた本が売っていたので、衝動買いしてしまった。何も新しいものを買わなくても、自宅にはソフトもあるし、ネットから無料のものをいくらでもダウンロードできたのに…ちょっと後悔。

食後ちょっと休憩して、買い物に出かける。今日は『こくまろカレー』が 78 円。お一人様一点限りの出血大サービス。母親と一緒に出かけたため、2 人でそれぞれ辛口、中辛を購入。今日はカレーである。(ただし、在庫がたんまりあるため、今回購入したカレーが実際調理されるのはいつのことやら…。) レジに向かう途中、なんとすごいものを見つけてしまった。














































































これくらい改行を入れれば、大丈夫だろうか? あるいは読者諸賢はもはや途中で読むのをやめてしまっただろうか?



そう。『ばかうけ』の新フレーバーである。しかも地域限定…だが、茨城はどこだったのか? この製品を見ると、大学時代を思い出す。オーケストラで企画という部署に配属されていたのだが、ときおりプチ コンサートを開く。その際、ちょっとしたお菓子を用意するのだが、中でもはずせないものは (俺的に)、この『ばかうけ』、『歌舞伎揚げ』、『ホワイトロリータ』であった。まだ食べていないが、とにかくわさび風味は大好きである。わさびそのものもさることながら、あのつ〜んとする感じがたまらん。

買い物ついでに、DoCoMo ショップに立ち寄り、ついに DoCoMo の PHS を解約した。これは本物の電話ではなく、かつて Sigmarion を買ったとき DoCoMo のポイントで交換した P-in Comp@ct である。通勤途中にエッセイを書き、ときには外出先で仕事をするために一世を風靡した Sigmarion だが、結局この半年は電源すら入れていない。いや、一度入れたのだが、それまでのデータが全部消えていた! すべてがリセットされた状態に逆戻り。電池が切れたのである。今までの傑作エッセイ集がすべて海の藻屑と化した。それだけを確認するためにスイッチを入れたようなものである。

もはや、Air H" もある。ノートパソコンでも通話料金を気にすることなく、モバイル通信が可能な環境が整っている。というわけで、意を決して PHS 解約にいたった。DoCoMo のサービスで一年割引 (たしかそのような名前だったと思う) に加入していたのだが、ちょうど 10 月末で 1 年経過。元をとれたのか…いやまずとれていないだろう。もったいないので、解約。

さて、また家に戻ると仕事を再開。この 3 連休で後残り 2 つのファイルを仕上げたい。



2001年11月22日(木) なぜか不調


木曜日。

昨日の夜も 12 時前には寝てしまった。どうしたことか。最近そんなに疲れているのだろうか? まさか、例のダイエット マシン? そんなことはないだろう。おかげさまで、朝早く起きられた。

今日のスクランブル エッグには、しばらく前に一大ブームを起こした「そばめし」チャーハンのふりかけである。こりこり、さくさくしたものになるかと思いきや、ハムを炒めている間、卵、豆乳とそのふりかけを混ぜておいたところ、しんなりとしてうまく卵にとけ込んでいた。実際は、気づかなかったくらいである。味は…正直いって、よくわからない。入れても入れなくても、変わらないのではないか。

昨日の続きの仕事に取りかかる。なんだか調子が出ない。寝過ぎだろうか。今日は大安のはず。しかも目覚ましテレビでの星占いによると、牡羊座は 4 位。決して悪いことはなさそうである。ふむふむ。

昼寝で気分転換を図る。ん〜。微妙なところである。あんまり晴れ晴れとした気分にはなれない。が仕事、仕事。

夕方珍しく、海狼の一人、H くんから連絡。翻訳依頼? 珍しいことである。もちろん快諾。無事終了し、メイルにて納品。

夕食を食べ終え、部屋に戻ると、前職からの依頼。これはシリーズもので以前から担当しているので、さほど苦労はしないと思われる。10ページ程度の翻訳を月曜日までというのだから、余裕綽々である。そして、今度はまた別の友人から! 短いもので同じく月曜日まで。一番短いものを先に片づけたいと思い、これから着手した。

フランスの仕事のまとめ。残りわずか数ページというところまできたので、ちょっと休憩でテレビ。休憩もつかの間、すぐ仕事に戻り、無事最初のファイルを仕上げることができた。ふ〜。これで週末は、前職の仕事を始められる。




2001年11月21日(水) 早起きすると昼寝する。


水曜日。

昨日の夜そうとう早寝したためか、夜中 12 時にまず一回目が覚め、がんばってもう一度眠り、朝方 4 時半にはもう我慢ならず起きてしまった。今度は、何か生産的なことをしようと思い、メイル チェック。(生産的なことで、メイル チェックぐらいしか思いつかないとは、いや情けない。) すると、フランスの会社から仕事スタートのゴーサインがでた。諸注意が指定されている指示書に目を通すと、なんと 6 ファイルで、それぞれ 55,000 ワードもあるではないか。もちろん、一人で引き受けるのは荷が重すぎる。今回この会社を紹介してもらった、翻訳仲間と 2 人での作業になる。数学的要素が多分に盛り込まれている、非常に興味深い分野である。

7 時前には部屋を出て、恒例のスクランブル エッグ。今日はシンプルに、わさび醤油で味付けをしたじゃこ入りのもの。ちょっとグルタミン酸ナトリウムで味付け。思ったほどわさび効果は得られなかったものの、ちょっとす〜す〜する感じがたまりません。

朝から仕事をがんばる。が、やはり早起きしすぎたせいか、眠らなくては死んでしまうという焦燥感に襲われ、10 時前に布団に潜り込んだ。眠りの世界にはいるかどうかというすんでのところで、意外な人物から携帯に連絡があった。大昔、仕事でお世話になった会社の社長直々のお電話である。詳しい話はまた後日ということで、どこからか俺がフリーランスで仕事をしていることを聞きつけたらしい。とてもおもしろい話で、興味があったので、詳細がわかり次第また連絡をもらうという約束をとりつけた。

さて、目が覚めた。仕事に再び戻る。と小一時間たつかたたないかで、今度は日本の会社から連絡あり。翻訳依頼である。分量は A4 1 枚にも満たないし、内容もハードウェア。得意分野であるし、断る理由はない。喜んで引き受けて、10 分程度で納品。

昼は仕事。だが、どうして、眠い。20 分ほど昼寝した。その後も仕事。結構忙しくさせてもらっている。嬉しいことではないか。



さて、車。以前、車で灯油を買いに行ったおり、帰り道でポリタンクをひっくり返し、車の中が灯油臭くなったという事件は紹介した。もう 1 週間以上経っているのだが、まだ車に乗るたびに、におう。この季節、さすがに窓を全開にするのは抵抗があったが、におい、臭さ、命には代えられない。暖房をかけて、車内の換気ではなく、フロントからの風を車内に取り込むように設定し、どんどん空気を入れ換える。


筋肉痛の話。昨日買ったダイエット マシン。昨日の夕食前に 100 回こなしたのは周知の事実。朝起きたときに、特にどこも痛くなかったので、ついに筋肉痛が 2 日後に発現するまで老化したかと思っていた。(筋肉痛を起こすことは必至だったのだから、期待していたのだ。) が、時間が経つにつれて、痛くなってきましたよ。腕、胸、背中、首。まぁまとめてしまえば、上半身全般的に。今日は昼ご飯前に 100 回した。あと、夕方 100 回挑戦する予定。



2001年11月20日(火) 買ったぞ。ついに決意を固める。


火曜日。

昨日はまた 2 時過ぎまで起きていた。特にすることはなかったのだが、もう癖になっているようである。獅子座流星群、大流行である。せっかく田舎にいるのだから、たぶん空を仰げば一大パノラマをこの目で確かめることができたに違いない。が、実際は、昨日の夜も、今日の夜も、すっかり忘れてしまった。残念なことをしたものだ。

さて、朝はきちんと 7 時起床。我が家にいる二人の老婆よりも早起きして、スクランブル エッグの調理に取りかかる。今日は、卵にじゃこ、からし菜、コショウ、ラー油、一味唐辛子少々という味付け。ご飯を食べて、すぐ横になった。これじゃ、牛になるというものである。(実はこのあたりが後半の伏線になるので、読者諸賢には注意していただきたい。)

10 時半頃会社の F 田さんから連絡があった。どうやら翻訳を俺に依頼し忘れていたもよう。休み中だったが、とりあえず手元に仕事があったわけではないし、不毛に過ごすのももったいない。また、今日作業したことで、また振替休日をもらえるということになったので、喜んで引き受けた。久しぶりに自分の会社の仕事をしてみると、経歴は 1 年ちょっとにしかならないとはいえ、それでもかなりその分野の知識は身に付いている。当然ではあるが、ほかの翻訳よりも、中身の展開が読む前に見える分、スムーズに作業が行えるわけである。途中昼ご飯も食べたが、正味 2 時間程度の作業で無事納品できた。



ひとつ実験。だいぶ前の話になるが、日本語入力システムで新製品が発売されたとき、従来品と比較して、こんなに性能がよくなったということをアピールするために使われたことば。

「きしゃのきしゃがきしゃできしゃします」
(The writer of your company will get back to the office by train.)

(現実界でこんな場面はめったにないだろうが、とりあえず同音異義語のチェックだろう。そこで、ATOK に本領発揮してもらおう。)

貴社の記者が汽車で帰社します

オオオオオオ! なかなか、やるではないか。ATOK! さ、それではコントロール群 (日本語で何というのか忘れた。対照群でよかったのか?) として、某社の IME。

貴社の記者が汽車で帰社します

なんだ。できるではないか! もっとおもしろい実験ネタがあったら是非教えてもらいたい。確かに、ATOK では、「もーむす」と入力すれば、「モー娘。」となる。句点までついているところがにくいではないか!


さて、午後は昼寝もせず、仕事。レジュメをアップデートしたため、取引先に送った。その後、友人の翻訳をチェック。いろいろとお世話になっている人である。ほかの翻訳者がやった仕事をみるのは、勉強にもなるし、おもしろい。自分とは当然異なるアプローチもあるわけで、多角的に翻訳を検討するいい素材になる。

そろそろ買い物でも、ということで火曜は JUSCO の日。なんと、すごいものを買ってしまった。画像を見てもらおう。



そう、エクササイズ マシンである。早速試そうと思ったのだが、家に戻ると、知り合いの事務所から英訳の仕事も入ってきた。アピールした効果が徐々に現れてきているようだ。無事仕事を納品すると、また同じ事務所から別件が…。うひゃ〜。おかげさまで、これは分量も少ない。10分ほどで解決し、早速上のブツの実験。

最近牛になりつつある自分に鞭を打つつもりで、5 分続けてみよう、と思い立ち、挑戦。結構これが、つらい。100 回器具をのばしたり引っ込めたり、やってみたら、腕、特に二の腕、背中、腹筋、大胸筋あたりがかなり刺激されているのがよくわかった。所要時間 6 分。食後にはするな、という注意書きがあった。毎日続けてどれほど効果があるか、こうご期待! 少なくとも、毎食前にはやってみようか。いや、さすがに早起きにとって朝一番からはつらいだろう。まずは昼食前と夕食前の一日 2 回で手を打たないか?

さて、10 時で突然睡魔がおそってきた。おとなしく寝ることにしよう。まさか、牛克服作戦のわずか 6 分でそんなに疲労困憊するほど落ちぶれてしまったのだろうか? 恐ろしい。


2001年11月19日(月) 買ったぞ ATOK。栗本。年賀状。まにゅあり〜た。


月曜日。

実は、今日から木曜まで会社からお休みをもらっている。ここだけの話にしておいてもらいたい。今日は、10 月 6 日の土曜日の作業分の代休。火、水、木は、有給休暇 3 日分を消化。この連休で、未消化有給休暇日数は、15 日になった。それでも、まだ 15 日もあるのかぁ。年内にすべて消化しなくてはならないから、12 月はほとんどお休みということになるだろう。

休みを突然取得した本当の理由は、金曜の夕方に結構大きめの翻訳プロジェクトが舞い込んできたからである。また、さらに大きなプロジェクトが稼働する可能性大、ということで、事前にスケジュール調整の意味で 1 週間ゲット。一つ目の大きな仕事は、週末で終わってしまった。今日は比較的ゆったり、まったりと過ごした。

朝は基本どおり、7 時に起床。朝食を食べて、「ほんまもん」を 2 回みて。(今まで特に言及しなかったと思うが、うちには今インチキ ケーブル テレビが導入されており、BS1、BS2、千葉テレビ、放送大学、あともう一つあったのだが…忘れた…ただし、インターネットにアクセスすることはできない。) 1 回目は BS2 で放映されている 7:30 から、2 回目は NHK 総合の 8:15。それから、「はなまるマーケット」に移行する。

昨日までのテンションが一気に抜けたせいか、また寝てしまった。起きたら 10 時半。

午前中はボーっとテレビを見て過ごし、12 時前に近くのコンビニに昼食を買いに行った。洋風幕の内が定価 500 円のところ、390 円に割引されていたため、迷わず購入。家に戻り、チキンラーメンのような、ベビースターラーメンのような、スナック系の麺を丼に移し、たっぷりのコショウ、一味唐辛子、ラー油をかけた後 (最初に調味料を入れておくというのはかなり気に入った裏技である。そうでなくても、ふたや中身で湿気てしまいがちな粉末調味料。最初に入れておくことで、問題を回避できる上、お湯に使っている時間が長くなり、味が染みこむ!)、お湯を注いで、3 分放置。バクバク食べた。

午後は昨日の夜翻訳者仲間に送ったファイルの修正。途中昼寝がまた挟まれた。買い物もしかり。この調子だと、今週は本当にぐうたら過ごすことになりそうである。

さすがに、多少は有意義に過ごしたいと思い立ったのが、夕方。今回大量の翻訳を引き受けて、日本語変換で多少苦労した。今までは、IME の性能に文句はなかった。今でもない。大学時代に買った Macintosh でも、Windows 付属の IME でも…。何より、今はもっとも出費を抑えてしかるべき時期である。が、一度思い始めると、止められない。そこで、ATOK を購入。今のところ、特に不都合はない。慣れの問題もあるだろうから、しばらく使ってみて様子を見てみることにしたい。



ようやく、栗本薫シリーズも 16 巻目『パロへの帰還』。15 巻のあとがきにおもしろいことが書いてあった。この前俺も日記で書いたとおり、この大作を読んでいるうちに人々は老い、死んでいく。その間、新しい命が誕生し、成長する。このような内容である。作者と同じことを考えるなんて、ひょっとしたら俺には作家の才能があるかもしれない! そういえば、昔の翻訳で「作文しちゃいけないねぇ」という忠告を受けたことがある。こうして日記を書いていることも、すべて書くことが好きということに端を発しているのはまず間違いない。(勘違い野郎には、勝手に勘違いしておいてもらおう。)



あぁ、そろそろ年賀状も印刷せねば。インクジェット用の年賀はがきはすでに購入してある。去年、一昨年と比べて、準備は早い。が、古い PC がクラッシュした後、OS から入れ直したため、住所録リストが消えてしまった! もう一回手帳から入力しなくてはならない。面倒だな。結構気合いを入れて作成した住所録だったため、痛手は大きい。しかも、今年から新住所。もう一度郵便局に出かけて、古い住所からの転送をお願いしておこう。(実は、年賀状が来るのはかなりうれしい。)


ちょっと雑談。まにゅあり〜たは、日産サニーである。ちなみに、Karen のオリジナルの CD はどこかに消えてしまった…。テープはまだとってあるのだが、もうコピーできない。もう一回買うのもいいのだが、個人で楽しむということで、レンタルして、CD を焼くのもありかもしれない。(DVD の場合、リッピングは個人目的でもだめらしい。) 参考までに、当時は少なくとも 2 〜 3 年ずっと同じテープを聴いていたはず。今は、また別の Karen のテープを聴いている。これは、A さこがくれたもの。(読んでいる人には、何がなんだかさっぱりわからないかもしれないが…。)



2001年11月18日(日) ふ〜。よく頑張った!


日曜日。

朝は目覚し時計をセットしていたため、平日と同じく 7 時に起床。朝ご飯を用意し、特製スクランブル エッグを作った。生卵 2 つを豆乳でとき、からし菜の漬物、じゃこを混ぜて炒め、味噌で味を調えた。なかなかおいしい。お試しあれ。

さて食べ終えると、仕事に向かった。アメリカにいる大学時代の友人からメッセージが。貴理子を見たい! というリクエスト。早速ビデオをセットし、ごろ寝しながらテレビにがぶりよる。いつのまにか、寝てしまった! 実験として、ビデオ デッキだけではなく、PC の録画機能を使ってみたので、ビデオを送ったとしても、後でゆっくり復習できると油断したのが間違いだった。

結局起きたのは 12 時過ぎ。すぐまた昼食を食べた。大好きなサイリウム麺を食べた。

するとどうしたことか、また眠気が…。2 時半まではがんばったのは覚えているが、次に意識が回復したのは 3 時半。おそらく、その間はまた寝ていたのだろう。

ようやく布団から抜け出し、仕事にかかる。が、朝録画した PC のデータが気になったので、再生してみる。まぁまぁの質である。ただ、30 分番組で 600MB ほどのサイズになってしまった。これではとうていメイルで送るわけにはいかない。音声だけでも抽出すれば、送れるかもしれないと思い、実験。それでも、40MB はある。なかなか難しいものだ。(それとも、テレビ番組を録画して、無料で提供するのは違法なのか?)

買い物では、夕食の材料を購入。昨日のささやかなパーティの残骸がまだ残っていたため、大量の物資は必要なかった。

夕食後いよいよ本格的に仕事に爆走する。結局夜中の 12 時ごろだったろうか、金曜の夜入ってきた 10,000 ワードの翻訳完了。めでたし、めでたし。一人で祝杯をあげるべく、ビール 350ml × 2 本。

おやすみなさい。


2001年11月17日(土) 今朝方の失態・充実した土曜日


土曜日。

いやぁ、参った、参った。昨日は朝 3 時まで仕事をしていたのだが、とりあえずきりがないので、寝ようと思い、久しぶりに 350ml の缶ビールを 2 缶一気飲みの要領でのどに流し込んだ。

それで横になったのだが、朝 6 時ごろ。気分が悪く目が覚めた。なんとなく覚えのある感じである。そう、貧血の症状。おとなしくしていれば、まもなくよくなるとは思ったが、あの気持ち悪さは何回経験しても慣れることはない。また便意がともなくことも少なくない。今回は当たりで、便意もついてきた。トイレですっきりしても、気分はあまりよくならない。足を高く上げて、深呼吸してみる。徐々にだが、手足が痺れていく感じ。だが、血液がふたたび流れ始めたような感じ。

結局 10 分くらいで復活。再び眠りに落ちた。

目が覚めたのは 12 時前。十分寝たはずなのだが、いささか疲れが残っている。そりゃ仕方ないというものである。会社の仕事をした後に、いくら在宅であるとはいっても、また別のプライベートの仕事をこなしているのだから。しかも昨日ほど集中して仕事したことは、ないとはいわないまでも、めったにあることではない。

昼、ラーメン半人前といつものおかかライスを食べて、再び仕事に戻る。土曜日だというのに、仕事漬けになっているとなんだか時の経つのが実に早い。

そういえば、今日は母親が東京に遊びに出かけているため、祖母の面倒をみに叔母が来ていた。結局不良母は、7 時半ごろ最寄の JR 駅に到着し、サタスマを中断して、迎えに出かけた。祖母の世話ということで、叔母のみならず、叔父、いとこまでうちのリヴィングで談笑していた。ほんのお礼の気持ちということで、寿司、刺身、から揚げをスーパーで買って家に戻る。

が、自分には仕事がある。きりのよいところまで進めたかったので、結局彼らとの夕食には参加せず、仕事を進めた。9 時過ぎ、ようやく一段落ということで、風呂に入り、食事。

夜中また仕事に戻り、結局 3 時過ぎに布団に入った。



2001年11月16日(金) ラーメン、シンガポール、動名詞・現在分詞


金曜日。

昨日の夜、あれだけ夜更かししたのに、朝 7 時には目覚める品行方正なよい子全開である。

だが午前中、体調が優れなかったため、ちょっと休息をとった。いきなり夜中に仕事をするようになったから、体が悲鳴をあげているに違いない。

昼食は、外食。久しぶりである。ラーメン屋で、タンタンメンの餃子セットを注文。母親といっしょだったのだが、彼女はチャーハン。このタンタンメン、やたらと塩辛い。いや、単にしょっぱいだけだった。方向性としては間違っていないと思うのだが、自分のイメージの中では、タンタンメンはぴり辛である。チャーハンも味見してみたが、これもしょっぱい。ひょっとしたら、老人人口がマジョリティである我が家、味付けがいつのまにか薄くなり、それにすっかり洗脳されて、ちょっとでも濃いものを食べると敏感に反応するようになってしまったのだろうか?

んん。家に帰ってくると、会社の仕事で比較的大きなものが飛び込む。それとほぼ同時に、シンガポールの会社、台湾の会社から打診があり、非常に忙しくなった。また前職の同僚からビジネス チャンスのオファーがあり、これに返答していると、あっという間に時間が過ぎてしまった。会社の仕事もやらねばならないのに…。忙しいときは、本当に重なるものである。今後、フリーランスとして活躍していくなら、このペースを体に覚えさせ、波のある生活にも十分余裕を持って対応する心構えが必要なのかもしれない。

夕食は、鍋である。コチュジャンとトウバンジャンで自分が味付けした。具は、ちんげん菜、タラ、いわしのつみれ、豆腐、かき、しらたき、はんぺんである。最初に味見したときは、非常に辛く、祖母には厳しいかと思われたが、実際煮込み、かき混ぜてみると、ちょうどよい塩梅である。主食は納豆おかゆ、おかかご飯。まったく自分でもよく飽きないなと感心してしまう。



まったく関係ない話なのだが、大昔のことを思い出し、怒りに震えている。大学時代、何かの飲み会で「英語で死因は何と言うか」という話題になったとき、自分は恥ずかしながら「dying reason」と言った。即座にネイティヴに指摘され、「cause of death」だということを学んだのである。が、その後その場に居合わせた日本人が、「dying reason だと、reason が die することになる。基本的なミスだ」と主張。当時は「mm?」と思ったが何も反論できなかった。

もちろん、「死因」に関して言えば、間違いなのだから仕方ないが、よく考えてみたら、文法的に誤ったところは何もないではないか! 「動名詞と現在分詞の区別すらつかない、その語学科の男子学生の方が、よっぽど頭が悪い」。つまり、彼の主張では、「waiting room」は、「部屋が何か・誰かを待っている」ことになり、「parking lot」では、「ロットが駐車している」ことになり、「swimming pool」では、「プールが泳いでいる」ことになる。実際は、待機の部屋→待合室、駐車のロット→駐車場、水泳の水溜り→(日本語で言う) プールであり、動名詞の基本的な用法にほかならない。名前からしても当然、(英語で分類される) 名詞として使われる。

一方、「sleeping beauty」や「dangling verb」は、それぞれ「beauty が sleep」で、「verb が dangle」しているのである。これが現在分詞。形容詞として使われる。


はぁ、むかついた。いや、それにしても 10 年くらい前のことになるのに、こういうくだらないことはよく覚えているものだ。自分の場合、怒りはなかなか消え去らない体質なのだ。ストレスの処理がうまくできない人は、病気になりやすいというが、自分もまさに典型である。



2001年11月15日(木) 久しぶりの栗本ネタ、白子、フランスとの取引


木曜日。

最近、夜更かしは夜更かしだが、朝はきちんと 7 時くらいには起きられるようになった。これからフリーランスとして生計を立てていくわけだから、こういう基本的な生活習慣 (なんだか懐かしい響きがする。小学校の週目標のような印象である) を見直すことからはじめないといけないだろう。だいぶ自覚がでてきた。好ましい傾向である。

そうそう、最近書き忘れていた栗本薫ネタ。今は、第 15 巻『トーラスの戦い』である。これで一段落らしい。本はもうすでに中盤を通り越しているのだが、物語が収束に向かう気配はない。

さて恒例の夕食紹介。刺身、エリンギのバター炒め、からし菜の漬物、シラス (ところで、シラスとシラコは漢字で書くと両方とも白子…)、納豆おかゆ、おかかご飯である。

夜 11 時ごろフランスの会社から連絡があった。友人の紹介なのだが、早速翻訳依頼ということだった。内容は計測機器関連。こういうときに数学専攻で多少役に立つ。この会社との取引は最初ということもあり、気合を入れて、しかも集中して、最後には友人のアドヴァイスをもらって、夜中 2 時ごろに納品。また明日大きなファイルを送ってくる、ということらしい。なんだか、頭が冴えきってしまい、眠りについたのは 3 時半ごろだろうか。

会社からは早く有給休暇を取得するようにとせっつかれている。来週は前職からの仕事もないということだし、何もしないときに休みを取ってはもったいない。休みには休むより、別の仕事をしたいというのが本音である。どうせ遊びに行くところも予定もないのだから。



2001年11月14日(水) ねこまんまの真相


水曜日。

本日も晴天なり。天気はすがすがしくて大変結構だが、やはり寒い。天気予報によると、明日はこの秋一番の寒さらしいが…。いったいいつまで秋のつもりなのだろうか。立冬も当の昔に過ぎているというのに。

意外な人物から朗報が届き、喜ばしいことこの上ない。

さて、仕事はといえば、大きなものはとりあえず全部終了。手元に残されている翻訳はもはやない。昨日の夜も結局深夜 1 時まで作業し、納品を終えたし、しかも恐ろしいことに担当者がまだオンラインで、その場で納品を確認してくれたのである。翻訳会社勤務もラクではない、と痛感した。(自分もかつては勤めていたが、定時にはきちんと帰宅する模範社員だった。)

インターネットで面白いものを見つけた。ネットで翻訳サービスを提供する仕組みである。最初の試験では、かなり緊張したが、なんとかプロの翻訳者として面目を保つ、100 点を獲得できた。まぁ、あたりまえだと言われればそれまでなのだが…。

それはそうと、本来なら今日始動するはずだった海外のプロジェクトについて、まだ連絡がない。ちょっと気になるが、翻訳仲間の友人から「待つことも大切」とアドヴァイスをもらい、実際そのとおりであるから、しばらく様子を見てみることにしたい。

夕食は、鯵のフライ。どちらかというとフリッターに近いものだった。それから野菜サラダ、一昨日の夕食の残り物であるシイタケの肉詰めフライ、昨日の残り物のチキンの香草焼き、大根と鶏肉の煮物、大根の額づけ。炭水化物は、おかゆ with 納豆。おかわりでは、白米におかか、じゃこ、ごま、昆布の佃煮、グルタミン酸ナトリウム、醤油を混ぜた、大好物の猫ご飯 (前にも書いたと思うが、「ねこまんま」と言ったとき、ごはん + 味噌汁≒おじや、という説と、鰹節をご飯にかけ醤油で味付けしたものの 2 種類があると思うのだが、どちらが本家なのだろうか。地方による違いか…)。


2001年11月13日(火) 寒、灯油、納豆


火曜日。

久しぶりに晴天である。いやぁ、それにしても寒さが肌を突き刺すようである。家の中にいてもこの始末なのだから、通勤している人々はどれほどの寒さにさらされているか…はほとほと敬服する。

会社の仕事もそろそろケリがつき始めている。まだまだ予断は許さないが、明日にはとりあえず納品できるだろう。一方、プライベートのお仕事も立てこんできた。昨日の夜中--正確には今日の深夜 12 時過ぎにデータを受信し、夜中作業に励んでいたのである。納品するやいなや、また追加翻訳の発生。おかげで今日は仕事をしながら夜の暇つぶしができそうである。一挙両得。

それから、またしても失態を繰り広げてしまった。今家にある石油ストーヴ (ストーヴが後ろに続くときは、なぜか石油だなぁ) は合計 3 台。最近の冷え込みで灯油 (こういうときは石油とは言いたくない。なんだか年寄りくさい気がする。もちろん、本来は両者に意味の相違があるのはわからなくもないが) 消費量はうなぎのぼり。配達してもらうとそれだけでかなりの手数料をとられるから、18 リットルで 630 円という、家から車で 10 分程度のホームセンターで買った。

満タンになったポリ容器を荷台に積んだのがそもそもよろしくなかった。安全運転では右に出るもののいない俺だが、車道から別の店の駐車場に入る際の段差などという基本的な場所で、車が揺れ、ついでに心も動揺し、その時点では何の問題もなかったポリ容器なのだが、ほんの少しの坂道でエンストしてしまい…ギアを 4 速に入れたままで減速し坂道はきつかった…エンスト自体、本当にお久しぶりである。その衝撃で、ポリ容器は横転。車内は灯油のにおいで充満される。とりあえず、店の駐車場に止め、荷台から後部座席の足元へ移動したが、夕方タバコを買いにコンビニに出かけたときも、数時間経っているのにもかかわらず、まだにおいは取れていなかった。

今夜雨かもしれないという天気予報を聞いてはいたが、このまま窓を閉めっぱなしで放置したら、大変なことになりかねないと危惧し、4mm 程度運転席と助手席の窓を開けておいた。

夕食はチキンの香草焼き。コショウがきいていてたまらない味付けだった。(といっても、スーパーの精肉コーナーですでに味付けされているものを買ったのだが。) それから納豆をおかゆで食べる。最近の流行である。6 年前には自分が納豆を食べるなど信じられなかったが、今ではすっかり納豆フリークである。茨城県恐るべし…感化されているのだろうか。たしかに納豆は都内のスーパーに比べて、こっちのスーパーは平均的に安い気がする。

納豆で思い出したこと - その 1: 大学 2 年のときオーケストラのホルン セクションでコンパを開催した。会場は、当時独身女だった C 子宅。一人一品ずつ何か料理しようということで、先輩の S 田氏が作ったのが、納豆を油揚げに入れてこんがり焼いたものだった。そのときは、一人で大騒ぎし納豆駆逐論を展開したように記憶している。

納豆で思い出したこと - その 2: もうひとつは、府中の方でオーケストラの練習があったとき、D 介、A、俺の 3 人で朝食をファミレスで食べてから練習会場に行ったことがあった。A が選んだのは納豆定食。もっとも、D も A も弦楽器奏者だから口に納豆が入っていようが、関係ないのかもしれないが、それよりも、当時も納豆は世界で最後に愛すべき存在だった…。

んん。懐かしい。

翻訳者仲間からも連絡があった。フランス、インドの会社から打診があったのである。今後どう展開するか、自分でも楽しみである。


2001年11月12日(月) やってもぉた・・・靴下と督促状


月曜日。

また週があけました。今日のメイン イベントは 2 つ。

一つ目は、一般の人々からするとかなり珍しいことだと思われる。何かというと、この数カ月…よく考えてみると、5 カ月ぶりに靴下を履いたのである。家にいるときは、仕事に取り掛かる前に、パジャマ代わりのジャージからズボンに穿き替える。今までは季節もあり、靴下の必要性はまったく感じなかった。実際、生足 (男でもこういう表現を用いるのだろうか?) の方が、フローリングのヒンヤリ感が伝わってきて、心地よい。ところが、今日はめちゃくちゃ寒い。とうとう我慢ならずに靴下に手を伸ばしてしまった。これがまた、意外にも暖かい。頭寒足熱というが、ここまで靴下の存在意義を痛感したことはなかった。

さて、二つ目。携帯電話の料金の引き落としができなかった旨、督促状が届いたのである。あちゃ〜、と思い、夜雨の中車を猛スピードで飛ばし、コンビニまで払ってきた。これだけならばたいしたことはないのだが、昼間遅い昼食を取りながらテレビを見ていたとき、フジテレビの開運婦人という占いコーナーで、「支払いに注意」といわれたばかりだったのである。驚き。督促状をいただくなんていうことは、生まれて初めてかもしれない。記念すべき日である。





2001年11月11日(日) 久しぶりの…


日曜日。

昨日書き忘れたのだが、amazon から配送処理が完了したというメイル連絡がきた。

と思っていたら、今朝方、早速宅急便で注文商品が届いた。日曜も配送しているんだな、などとのんきなことを考えながら、開封すると、新品の栗本薫たちが! とりあえず、栗源の方が重要なので、山中恒、自分の本は脇に追いやり、とりかかった。主人公たちとも久しぶりの対面である。

さて、といっても今日起きたのは 11 時ごろ。ああぁ、なんたることか。貴理子を見逃してしまうなんて。昨日の夜不毛に過ごしたばちが当たったのだろう。テレビで放映されていた『レインマン』をビデオに録画し、その間何をしていたかといえば、他局のドラマを見ていたのである。といっても、メイルを書きながらだったので内容はほとんど覚えていない。

したがって朝食は抜き。昼にラーメン半人前と特製ご飯を食べる。それから買い物。なんとお気に入りのサイリウムというカップ麺が大セール中ではないか。6 個入りで280円。醤油味とチキンタンメン味の合計 12 個を買った。夜はカレーが久しぶりに食べたくなり、きのこカレーを計画し、原料を漁った。

あっという間に週末が終わる。何もしていないのに、いやだからこそか、時の流れが異様に速い。もうちょっと生産的になってもよいのだろうに…。




2001年11月10日(土) 最高の自家製ふりかけ…AMS とのコンタクト


土曜日。

雨模様。それにやたらと寒い。冬も本番だな。

昨日の夜はまた夜更かししてしまった。久しぶりに 350 ml のビールを 2 缶飲んだ。すぐ酔いが回って、ふらふらになってしまった。意外におちゃめな俺だったりする。それでも眠気が一向に訪れないので、書庫からかつて自分が翻訳した『生命の尊厳とはなにか』を取り出してみる。上梓されてから数年が経つので、内容もほとんど忘れていた。大学時代に英語の授業で学んだ Bioethics がテーマのこの本。懐かしいというと語弊があるが、自分にとっては作品として懐かしい。人工妊娠中絶、脳死、臓器移植、遺伝子操作、麻薬、その他を取り扱った本である。(いまさら書店でも取り扱っていないだろうなぁ。)

さて、今日は朝 NHK を見て、朝食をとり、布団でぬくぬくしていたら、眠気に襲われ、昼頃まで寝てしまった。そして起き出し、昼ご飯。ラーメン半人前とおかかご飯である。なによりも、鰹節、じゃこ (白子でもよい)、昆布の佃煮、グルタミン酸ナトリウム、少量の醤油をご飯にかけて、かき混ぜる。んん〜日本に生まれてよかった、と思える至福のときである。

食事後、『救命病棟』の再放送を見る。正月にスペシャルをやる予定らしい。おそらく近い将来、友人からビデオ録画の依頼が来るだろう。もちろん、快諾するつもりだ。

さて、午後は雨の降るなか、買い物に出かけた。大昔友人からもらった電気ポットが故障したため新しいものを購入したのである。意外なことに、ビデオとポットに相関関係が!

夜は、営業活動のメイルを書いた。アメリカに行くとき必要だった推薦状を書いていただいた、微分幾何学界では第一人者である小林昭七先生に再度コンタクトをとろうと思ったのである。というのも、大学時代同じゼミで研究していた E にメイルを送ったところ、専門の数学で翻訳するなら、小林先生に相談してみてはどうか、という返事をもらったからである。実は、だいぶ前にも E には、小林先生へのコンタクトをアレンジしてもらっており、業界人では言わずと知れた、アメリカ数学者学会 (AMS) の担当者への道を切り開いてくれたのである。

それとは別に、翻訳者ネットワークを駆使し、営業活動を展開。どんな返事がくるか、楽しみである。が、当然今すぐ飛びつけるような仕事はまずないだろう。気長に待つしかない。



そういえば、車の上部にへこみが見つかった。なぜだ? どこかにぶつけた? いや、いくらなんでももしもそんなことがあれば、自分で気が付くだろう。雨がくぼみにたまっていたらしく、フロントガラスに流れる雨水が変なのである。前からたたきつける雨のみならず、どう考えても、上から流れてくる…。晴れたらよく見てみよう。





2001年11月09日(金) またもや英語…新鮮な児童書


金曜日。

また、長い一週間だった。

昼前会社からまたもや緊急の英訳発生との連絡を受ける。もちろん英語のネイティヴではないが、翻訳となると英訳の方が気持ちよく作業できる。成果物を見比べたら、ひょっとすると英訳の出来栄えの方がよいのかもしれない。和訳は難しい。いや、英訳も難しいのは言うまでもない。ただ、英訳の方が楽しめる。ネイティヴではないだけ、頭を使うし、神経もすり減らす。和訳ではどうしても、原文の英語を自分の頭の中で理解したとたんに、作業の 8 割が終わったかのような錯覚を起こしてしまうのである。実際には、自分からアウトプットされる和文が読みやすく、正確なものでなければならないのにもかかわらず、である。ところが、英訳の場合、元になる日本語が非常に美しく、わかりやすい文章になっているということはまずありえない。日本語の理解からスタートし、自分の中で再構成し、英語として出力する。このプロセスが知的好奇心を充足してくれるような気がするのである。



そうそう。amazon からの発送は来週になるらしい。ということで、ストックしておいた本を取り出した。栗本薫以外の本を読むのは、本当に久しぶりで、新鮮である。今回は、山中恒『背後霊倶楽部』という児童文学。振り仮名も、もううるさい、と思わんばかりについている。栗本が難しい言葉を多用する (語彙が豊富というべきか) とは好対照である。





2001年11月08日(木) 英語…


木曜日。

夕方まで普通に作業をしていた。すると、何の前触れもなく、会社から翻訳依頼が飛び込んできた。急ぎのもので、しかも英訳。断る理由はない (というか、断ることは実質的に許されていない) ので、現在進行中の作業を中断し、新規物件にとりかかった。

2 時間ほどかなりの集中度合いで、翻訳する。途中、前職からの依頼も…。忙しいときは重なるものである。両方とも無事終えたのは、7 時くらい。このペースで毎日仕事が入ってきてくれればよいのだが。適切ではないか。仕事は今でもたくさんある。ただ大きなファイルをどかんと渡されて、1 週間、2 週間、ときには 1 カ月という長期に及んで奮闘するよりも、「緊急」といわれて、大至急、高いレートでじゃんじゃか仕事する、って方が向いているようだ。まぁ、毎日そうだとしたら、それはそれでかなり酷かもしれない。
夜は、友人からの翻訳の打診について考えてみる。海外との取引になりそうで、それ自体は問題ないのだが、今住んでいる場所を考えると外資系の銀行に足を運び外貨での預金を組んだり、送金受付の手配をしたりができない。郵便やインターネットでできることもあるのだが、サインが必要になると、いくら本人がサインしたとはいえ、郵送した場合はじかれてしまう場合がある。(実際経験済みである。) 窓口で処理できればそれが一番よいのだが…。また、海外とは時差が大きくなると、やりとりの上で回答を待つ時間が長くなることもある。その間に仕事を進めてよいものかどうか、迷うことになる。いずれにしても、チャンスはチャンスである。前向きに検討しよう。




2001年11月07日(水) オンライン ショッピング。るんるんるん。


水曜日。

最近夜更かしが多い。自動的に朝も遅くなりがちである。遅れている仕事を挽回するために、夜までがんばる…悪循環でまた夜更かし。

だが、昨日の夜かなり奮闘したおかげで今日は、比較的ゆったりとした気分で作業することができた。大きな仕事が一件落着。もちろん、キューには別件が待ち構えている。

仕事は適当にこなした。適切に。

夕方、今読んでいる栗本薫のグイン サーガ シリーズで前回リサイクル ショップで見つけることのできなかった本を書店で探した。が、見つからず。家に戻ってから、amazon で注文することにした。今まで知らなかったのだが、amazon は国内配送の場合、送料無料だったのか。他のオンライン書店では在庫なし、取り寄せなどと注が記されていたが、amazon は問題なかった。(回し者ではない。) 7 冊で4,000 円を超えなかった。ただ、10 冊で 1,000 円のリサイクル ショップのシステムになれた俺にとって、若干高めに思えたが、ここでこのシリーズを断念するのはもったいない。今日の書店での観察では、なんと 79 巻まで確認済み。先は長い。



2001年11月06日(火) 交渉、交渉。


火曜日。

昨日の夕方会社から届いたメイルについて検討した。内容は翻訳レートについてだが、その計算方法がいまひとつ腑に落ちない。そのため、朝から適切なレート設定を目標として、どのようなアプローチが最適か、思案に明け暮れた。

今抱えている仕事をきちんと本来のペースで消化していかなければならないのは百も承知だが、実際問題として、月給をもらっている現時点よりも、今後変動が予想される未来を心配するのも自然だろう。ただし、心配だけでは解決にはならないこともわかりきった話で、そのためには解決策を練らなければならない。こう書くと非常に曖昧模糊としているが、ともかく本人にとっては切実な問題なのである。

あまりこのネタばかり書いていても、つまらないだろうなぁ。読者諸賢にとっては。日記を公開する時点で、自己顕示欲が強いことの証みたいなものだから (そうではない日記公開人もいるのは言わずもがな) いまさら何を書こうが気にする必要もないのだが。

しかも雨。なんだか最近ブルーになる要因が多い。明日こそ、いい日にしたい。


2001年11月05日(月) 考えなければならないこと、いと多し


月曜日。

また新しい週の幕開けである。

今抱えている仕事が、契約社員としての最後の作品になるだろう。そう思うと、今までよりいっそう慎重になる。ただでさえ複雑なプレゼンテーションというのに、分量も膨大で、想像力をフル稼働させないと文脈すら見失ってしまう。いつもの半分のペースしか出せない現状である。

そんなときにかぎって、契約終了の事務手続きやら、その後の契約条件やら、考えなければならないことが実に多い。仕事に集中できないのも、当然 12 月以降の生活が念頭にあってこそ。遅れを取り戻すために、最近では早寝早起きで有名だった自分が、夜中の 2 時まで起きていることもザラである。

関係ないが、ここで気づいたことといえば、人間寝すぎはよろしくない、ということである。大昔、食欲と睡眠時間の関係について書いたことがあったが、体重の減少と睡眠時間にも相関関係があるのかもしれない。

閑話休題。昼間、銀行で今月分の生活費を引き出してきた。現時点での残高は普通だが、先月届いたパソコンのクレジット カードによる支払が着々と迫っている。11 月分の給料からは、年内に支払いの確定している収入に対する住民税が引き落とされ、通常 1 カ月遅れで徴収される社会保険、厚生年金の 2 カ月分がさらに天引き。手取りが著しく減少する。空恐ろしい…。あまり深く追求しないことにしよう。



2001年11月04日(日) 水分・ダイエット・本の中に生きる自分


日曜日。

なんとなくけだるい日曜日。朝起きたらもうすでに貴理子の時間だった。急いで飛び起き、テレビにかじりつく。

最近食欲も減退気味。ちょうど手ごろなダイエットである。ひょっとすると、前回病院で定期検診の結果を聞いた際、血液があまりにもドロドロしているから、水分を多めにとるようにと言われ、その後意図的にお茶を愛飲するようになったせいもあるかもしれない。もちろん、水分だけでやせるわけはない。一日 2 リットルのペットボトルを丸ごと消費する勢いで、食前には必ず、ちょっとしたティータイムにもコップ 1〜2 杯は飲む。これで満腹中枢が刺激されるというメカニズムである。

よく考えてみると、今まで、水分補給が目的で水分を意識的に摂取していたことは皆無である。水を水として飲んだのは、この夏海に出かけたとき、水筒で氷水を持参したのが最後。もちろん、以前の自分であれば、ビールや焼酎などをガボガボ湯水のように飲んでいたものだが、最近は酒もほとんど下戸に近いくらい飲めなくなっている。(生来のん兵衛だったのだから、下戸といっても、ワインの 1/2 本、ビール 350 ml 程度なら、屁でもないが。) アルコール摂取量の低下、水分の適度な補給、これこそがダイエットの近道かもしれない・・・。どこかのサイトで読んだのだが、人間には水太りということはありえないとか。真偽の程はわからないが、これが真であれば、心配なく水ダイエットができる。(そういえば、大学時代急激にやせたとき、酒ダイエットしている、と笑われたことがあったなぁ。)



読書の部。栗本薫シリーズは、13 巻目『クリスタルの反乱』に突入。ここまで長編のシリーズものを読んだのは初めてである。まだ読破したわけではないが、これだけの時間をかけて一つの作品を読むということは、一冊ごとに読む進めるにつれて、自分の歴史も蓄積されていくような気がする。また逆に、この本の中に、自分の人生の轍が刻み込まれているような印象を受ける。つまり、現実世界で自分が直面した出来事、そのときの環境、気持ちは、本のことを思い出すたびに、鮮明に脳裏に描かれるのである。「あぁ、何巻目を読んでいたとき、自分は〜をしていて、こういう状況におかれていて、あんなことを考えていたなぁ」などである。

今本棚に眠っている本たちも、将来自分が読み返すときがやってくると、初めてそれらの本を読んだときのことを思い出すんだろうなぁ。



2001年11月03日(土) 低速原子ビーム・・・ふ〜


土曜日。

朝から雨模様。いろいろあった今週、最後の締めくくりが雨とはまた乙なものである。

とりあえず昨日の夜入ってきた仕事に取り掛かる。うひょ〜。初めてびっくり、かなり難しい。物理のプロフェッショナルではないと到底太刀打ちできないような代物を引き受けてしまった・・・。が、後の祭り。いまさら断るなんてできないし、もしできたとしても、クライアントの方が新たな翻訳者を見つけるのに苦労することだろう。唯一の救いといえば、参考資料が与えられていること。ただ、実際に始めてみると、これがまた厄介であることに気づいた。資料があるということは、それを踏襲しなければならないということで、単語はもちろん、使われている語句もそれに準じる必要があるわけである。

もらった FAX は読みにくいところもあり、リサーチもかねてインターネットで似たような文献がないか探してみたところ、なんと参考資料とまったく同じものが PDF で配布されているではないか。ラッキーと、すぐさま飛びつき、ダウンロードした。(これで文字列の検索もスムーズにできるという寸法である。)

仕事はとりあえず、終えることができた。何よりである。

母はまた、友人と夜のカラオケに出かけた。雨が降っていることもあって、車で送り出した。

その後夜、突然思い立った。そういえば、夏購入したデジカメ。USB でパソコンに接続すれば PC カメラとして使える・・・、ということ。それでドライヴァなど必要な設定を施した。一応これで PC カメラとして機能することはわかったが、テレビ電話やビデオ チャットで対話する相手がいない! 大昔ネットミーティングを使ったことがあったが、最近は使っていない。どうやらマイクロソフト社の ILS ももはや機能していないようである。誰か、話し相手になってくれないものか・・・。

その夜、母が戻ってきたのは 1 時すぎだった。


2001年11月02日(金) オファー合戦


金曜日。

ふ〜。大変な一週間だった。今日は会社にカウンタオファーを提示した。結果として、先日会社側からあったオファーか、自分が提示し会社がさらに書き直したオファーのいずれかを自分で決定し、来週早々に返事をすることになっている。

祖母は今日から 2 泊 3 日でショート ステイに出かけている。夜、プライベートの仕事が飛び込み、かなり込み入った内容ではあるが、週末を利用して取り組んでみようと思う。

買い物に出かけたのが 7 時過ぎ。リサイクル ショップで石油ファンヒーターを 2 台購入。1 台は、リヴィング用、もう 1 台は、自分の部屋用である。





2001年11月01日(木) 励まし・・・なのかなぁ


木曜日。

昨日の夜は、友人に今の状況について相談した。数人からメイルももらった。が、面白いことにみんな一様に「いいんじゃないか。どうせいずれフリーになるつもりだったんだから」とか「おめでとう」という類の返答。んん、本人としては微妙なラインである。

会社の同僚とも話してみた。が、実際問題として前向きに考えるしかない。今後の生活をどうするか。おそらく (希望的観測としては) 食べるのに苦労する状況にはならない・・・なるとしても今すぐではないだろう。ただ、いつ今回以上の災難が降りかかってくるかはわからない。今から手はずを整えておいても、遅すぎるということはないだろう。

まずは既存の顧客との連携を深めることからはじめるか。



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