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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

(お仕事のご依頼をいただける場合、あるいは私の作品や仕事についてご質問をいただく際は、書籍を出版している出版社さん宛てに、メール等でいただけましたら、幸いです。
転送してもらえますので、その後、私からお返事致します)。

『男と点と線』
2009年02月20日(金)

・地球を旅する小説集『男と点と線』が、
新潮社から、
4月27日に刊行される予定です。
これまでに文芸誌各紙に発表してきた短編小説六編で、編み上げる本。
世界各地を舞台に繰り広げられる、人と人の出会いの物語で、ひとつの本を作り出します。

素敵に仕上がる予定です。
2ヶ月後を、楽しみに待っていただきたいです。


・絵本『モサ』は、5月になります。
(おくれます)。


・webちくま 男友だちを作ろう 2月13日更新
第3回 「わざわざパースを狂わせて」

こういうエッセイは得意分野のような気がしてきました。
真骨頂かも。
今回は、この連載のイラストを描いてくださっている、
のりたけさんとお話しました。
同い年トークの文章化で、かなり腕が鳴りました。



(あと書籍紹介のページ、更新しました)。



冬は、お茶がおいしくて、良い
2009年02月08日(日)

以下、お知らせです。

・短編小説「男と点と線」掲載
『新潮』新潮社(3月号)2月7日発売


・短編小説「スカートのすそをふんで歩く女」掲載
『文學界』文藝春秋(3月号)2月7日発売


・童話「モサ」第2話 掲載
荒井良二さんとのコラボレーション
「ダ・ヴィンチ」メディアファクトリー(3月号)2月6日発売

去年の夏頃、どうも作家の五月病みたいなのになって、
(5年目にして)
一文書こうとするだけでぐじぐじ泣く、という感じの時期があったのですが、
冬になってから、ぐんぐん意欲がわいて、
すっかり元気です。
(季節としては、私は夏が好きなんですがね)。
(発表が重なっても、書いている時期は別々だったりするので、いそがしくはないのです)。
書く喜びを感じます。



ところで、『人のセックスを笑うな』の文庫の重版がかかって、今、40版になったようです。
単行本が9版、文庫が40版。うわあ。
こんなに淡々とした小説が、ここまで読まれるとは……、びっくりです。



『手』
2009年02月05日(木)




梅の花が、もう咲いていました。


以下、お知らせです。

・小説「あたしはビー玉」 第8回掲載
「星星峡」幻冬舎(2009年2月号)

連載小説の、11か月ぶりの掲載です。

休載していたのは、出版社側でちょっとした変化があったので、「その変化があるなら、ちょっとお休みしてから書いてもいいですか?」と私がお願いした、というのが理由です。
でも、もちろん、ずっと幻冬舎さんとの関係は良好です。
秋には単行本化する予定です。
これまでの分を読み返してみたら、自分でも意外なほど面白かったので、今から本作りの腕がなっています。



・『』文藝春秋(1月28日発売)

単行本を刊行しました。

(表題作は、私の今までの作品と違って、毒があるので、
これまでのものを好きになってくださっていた方が離れていくのでは、
とびくびくしております。
でも、書き下ろしの「お父さん大好き」は、
面白いのではないか、と思います)。


帯文は「日本のロリコン文化を批評する、新しいファザコン小説が、ここに誕生! おじさんは可愛い」にしました。

誤解のないようにここに書いておきたいのですが、
「日本のロリコン文化」というのは、外国などで一般的に言われる「日本のロリコン文化」のことです。
本当の小児性愛のことではなくて、いわゆる「若い女性好き」のこと、「二十代前半の人を”可愛がる”」という文化のことを指しています。

つまり、決して、
「アニメだとか想像だとかで趣味として楽しむ」「頭の中で空想する」ということは指していません。そういう知識はまったく持っていないので、私には意見する権利もないと思います。だから、そういうことに関して、私は何も書いていないし、発言もしていません。

そうではなく、
現実社会の中で、二十代前半の女性を重宝する、という風潮が、会社だとか行政だとかにあって、
そういう雰囲気に対する批評(批判ではない)として、「おじさんは可愛い」と言い張る、という話なんですよ。


それから、私は谷崎潤一郎がものすごく好きで、
「吉野葛」だとか「「少将滋幹の母 」だとか、いろいろな作品で扱われる、
母性憧憬というものに惹かれて、自分にもこういうことが書けたらいいのに、という思いがありました。

つまり、異性に、異性の親を、見ないわけにはいかない、というのが、面白いな、と。

あと、金子光晴も大好きで、
金子も、異母との特殊な関係の中、やはり母親というものに対する屈折した憧れを持っていて、
晩年は、長年の相棒の森三千代と、若い詩人の大河内令子との間で揺れ動きます。
そういうエピソードに興味があって、こういうことを書きたいな、と思いました。




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