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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

(お仕事のご依頼をいただける場合、あるいは私の作品や仕事についてご質問をいただく際は、書籍を出版している出版社さん宛てに、メール等でいただけましたら、幸いです。
転送してもらえますので、その後、私からお返事致します)。

読書メモ
2004年06月30日(水)

今月読んだ本はこれだけでした。

『南方郵便機』サン・テグジュベリ
『秘事』河野多恵子
『ゴトーを待ちながら』サミュエル・ベケット
『マクベス』ウイリアム・シェイクスピア
『博物誌』ルナール
『恋の骨折り損』ウイリアム・シェイクスピア
『深呼吸の必要』長田弘
『なぜわれわれは戦争をしているのか』ノーマン・メイラー
『世界音痴』穂村弘
『短歌という爆弾』穂村弘
『両性具有の美』白洲正子
『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン




こんなに磨かれる骨は口の中だけ
2004年06月29日(火)

人。

人はその人っぽいことが可笑しいのが可笑しい。

全然喋らない人は、
「あの人全然喋らないよね」
ということが可笑しいし、
よく喋る人は、
「あの人よく喋るよね」
というのが可笑しい。



恋人が出来たら解けてしまうくらいの謎じゃない謎がある世界じゃなくちゃ
2004年06月28日(月)

U駅の駅員の中に劇団ひとりに似ている人がいる。
顔も声も。
私は乗り換えのとき、その人の近くのドアから乗る。



くま
2004年06月27日(日)

私は妹に対して常に後世畏るべし、と思ってる。


妹のハンバーグをくまにしておいた。



メモ
2004年06月25日(金)

つや出しの広告の裏に鉛筆でするメモが好きだ。
あの「ままならない感」がいい。



梅酒
2004年06月24日(木)

「どうぞご利用ください」という科白に対して、「利用なんかしない、絶対しない」と思う。

「ご利用ください」という言葉、なんだか違和感がある。だけど、何でだろう。動詞がないからだろうか。


母が梅酒のための梅を買って来ていた。
父が梅をひとつ薄切りにして塩(ふんわりいそしお)をかけて食べていたので、真似して私も食べてみたら何ともいえない味がした。どの辺りをおいしいと感じているのやら。

梅をヘタをとって布でみがいて、氷砂糖と、ホワイトリカーを、全部同じくらい瓶にいれると出来ます。

氷砂糖を舐める。

割れて、ぎざぎざが入っているものほどおいしい。
飴やクッキーは甘いということより、模様の舌触りがおいしいものだ。




習慣
2004年06月21日(月)

習慣は敵にまわすと恐ろしいものだけれども、味方に付けると強力なものかもしれない。

苦手なことでも習慣にしてしまえば、苦痛は少なくなってくる。



検針済
2004年06月19日(土)

お行儀の悪いことをするときに喜びがあるのはなぜだろう。
私は人がいないときは立て膝でごはんを食べたり、ベッドでお菓子を食べてみたりする。
ああ、私ってだらしない、と思うと、なんか楽になるのかも。

夏のような天気だ。
少しわくわくしてくる。
明るい気持ちが始まるといい。
考えすぎないこと。
スポーツをすること。
いつもにこにこすること。



春巻き!
2004年06月18日(金)

友達と赤坂見附で会った。
友達は改札のとこにいた。
ベトナム料理を食べた。
春巻き!
生春巻きと蒸春巻きと揚春巻きを食べた。
蒸したのがもちもちでおいしかった。
友達は髪を切っていた。
私は友達が仕事が楽しそうなので嫉妬して何かいじわるいことを言ってやろうと思った。
私も頑張らねばとあせる。
でもあせってもしょうがない。深呼吸だ。
人それぞれ、私は私だ。

と、思いつつ、私も髪を切ってかっこよくなろうかな、などと考えていた。



麦茶
2004年06月17日(木)

麦茶のおいしい季節になった。


コーラ
2004年06月16日(水)

今週からお弁当を持っていくことにしたのだが、ハムエッグとウインナーときゅうり以外のものが入る気がしない。
しかしこれだと10分で出来ることが判明した。

コーラを止めようと思ったが難しい。
仲良くなった友達(おじさん)が、
「禁煙は『自分がやれるかどうか』というところが面白いんだ」
と言っていたが、私には少しも面白く思えない。
思えば今までの人生で何かを我慢した経験がないように思った。

それにキャラを維持しなくてはならない。
期待されていなくてもコーラを持っていなくては。
でもキャラ作りってそんなに大切なの?



小心者語
2004年06月15日(火)

こういう喋り方をする人は多いと思うのだけど、気の小さい私は、そんな訳がないことを喋ることがよくある。

たいして間違ってないのに、「私間違えました」
わりと関係ある話なのに、「関係ないんですけど……」
一瞬で戻る訳もないのに。「一瞬行って来ます」
など。

先回りをして予防線を張っているのかもしれないが、そういう言い方をしたからといって失敗が軽減するものでもない。

とにかく、自分の喋ることを出来る限り軽くしようという心が働くのだろう。

発音に関しても、私はのばす音が短くなることが多い。「ストローで飲む」は「ストロで飲む」、「スキーに行く」は「スキに行く」と聞こえるような言い方になる。
あと音便を多用する。「あまり」を「あんまり」「飽きた」を「飽いた」など。
多分、口をあまり動かさない、はっきりした言い方を避ける言い方になっている。

あと、「何々と思って」というときに何々に名詞や動詞でなくて、ああ、とか、うう、とかそういう言葉を入れる人が最近多い。
「びっくりした」ということが言いたいときに「ああっと思った」と言ったり。
私もよくそういう言い方をするのだけど、これも出来事を断言しないための言い方だ。

自信のない言い方というのは、自分のことだけを考えたもので、相手への思い遣りではない。
へりくだった言い方は大抵自己満足で、相手を高めるものにはあまりならない。
自分の言いたいことはシンプルにはっきり言うことが相手への思い遣りになるし、
相手を高めたいときは、自分の動作をどう言うかよりも、相手の動作をどう言うかを考えた方がいいような気がする。



甘く見られないために
2004年06月13日(日)

私はこれからさき甘く見られないために、腹から声をだして、キーを一オクターブ低くする。あと髪を坊主にする。


鎌倉文学館で立原正秋の展示をしていて、その中に私の大学のときの先生が一緒に写っている写真があった。あの先生は立原についての本まで出しているらしかった。
私は卒業した後に、その先生に自分の小説を送ったことがあるのだが、そうしたらその感想についての葉書をぴらっとくれた。「会話文がいい」とかそんな感じのそっけない葉書で、今はどっかに行ってしまった。
あの先生は可笑しかった。毎回授業にテーマがあるのだけど、最初はそのテーマで始まるのが、終わりは違うテーマになっていた。半分くらいは違う話だった。授業というより作家へのラブレターのような口ぶりだった。


鎌倉文学館の前にばら園があるので、そこも見て回った。
触りまくってやった。ぶあつい花びらなどに。
あの真ん中にはめしべとおしべが入ってるのだろうか?さすがに中までは指を突っ込めなかったが。入ってなさそうな気がする。



イメージ
2004年06月09日(水)

仕事しなくちゃいけないし、買い物しなくちゃいけないし、女の子はいそがしぃんですぅー、というような小西真奈美のコマーシャルがあったと思うのだが、あれに反発を感じる。
いそがしくないよ。買い物なんかやめればいいのに。

すべてのマーケットで対象にされている二十代女子のイメージは苦しい。

とにかくも私にDMを出してもらっても捨てるのでくれなくていいのにと思う。

みんながみんな、おいしいパスタとケーキ食ってる訳でもないし、かわいい服着てる訳でもない。

髪を切るとき、まるで私がかわいい風にして欲しがってる風なことを言われるが、私は伸びすぎて変なのを普通にして欲しいだけで、かわいくして欲しい訳じゃない。しいて言えば、私らしくしたい。

服だって、かわいい服が欲しいんじゃなくて、普通の、見苦しくない服が欲しいんだ。

まるで二十代の女は全員が同じ願望を持っているかのような見られ方。

ダイエットだってやめた方がいい。
人それぞれなんだから。
ダイエットなんてものは、女性誌の裏にある分厚い広告だ。
会社の利益を上げるためのものなのに、人間の人生にまでかかわってくるようなあおり方だ。
やせて人生が変わる訳ないだろう。
私が思うにはダイエットって、「私でぶだからやせたい」と思う人は成功するの難しいんだと思う。
「かわいいけど、もう少しやせたらもっとかわいいかも」と考える人なんかが成功するんじゃないのかな。

とにかく女で金儲けするな。

女の子は欲張り、というような設定は何なんだろう。

かわいい雑貨集めたり、かわいいカフェでお茶したりなんて、やってられねーよ。
何でそんなに余裕なんだ?




2004年06月08日(火)

まとめて日記を書いてすいませんでした。
明日からはちょっとずつ書きます。

6月は書き物をして、7月は部屋探しをして8月か、9月にひとりで暮らせたら、と思います。




2004年06月07日(月)

妹と、人を殺してはいけないことはどうやって教えるか、などについて話した。
被害者の論理で人は裁けない、など。

妹は若いのでまっすぐなことを言うので面白い。
私はなんだかんだ、いい人ぶったことやかわいぶったことをついつい言ってしまうのだが、妹はそういうことがなく、本当に思ってることを言う。かなりぎりぎりなこと。外では言えないようなことだ。

妹のような、明るくてはきはきした子がぎりぎりなことを言うのを聞くのはかなりくる。



魚などを食べる
2004年06月06日(日)

32階のレストランでいろいろ食べた。プリンみたいなのがおいしかった。


ボートを漕ぐ
2004年06月05日(土)

上野の不忍池でボートを漕いだのだが、一緒に遊んでくれた友達がとても歌の上手い人で、ものすっごく気分が良かった。


自分
2004年06月04日(金)

日本人だの、年齢だの、性別だのがとてもかたっくるしい。
おもーい感じがする。

私は自分の生き方が、こういうのに影響されなければいいのに、って思う。

ただ自分の考え方だけで、いろいろなことが決められれば。



新聞は家庭面から
2004年06月02日(水)

人生相談から読む。いろいろな悩みがあるものだな。
回答にはパターンがあります。
「文面から察するに、あなたはとても優しい人に思われます」
「その気持ちは思い出にして心の中にそっとしまったままにしてはどうでしょうか?」
「息子さんはもう大人です。ほっといても大丈夫ですよ」
などなど。
悩みの回答というのは時代の流行があるようです。



髪型
2004年06月01日(火)

この前ウインドウに自分の姿がちらりと映ったのが、京本正樹に見えた。
髪型だろうか。
でももみ上げはない。
京本正樹のもみ上げのところの毛を切ったら、京本正樹はどうなるのだろうか。




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