Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2018年07月31日(火) サントリーホール サマーフェスティバル2018 イェルグ・ヴィドマン




このところの記憶にあるクラシック体験は、水戸のラッヘンマンと、
忘れ難きラヴェルの弦楽四重奏体験


おれの夢はね、高等遊民になって、日本中のコンサートやライブや能や美術館や温泉や観光地を、ハイブリットクラウン新型でツアーしまくる毎日、なのです、(数か月で飽きるという説もあるが)、


しかし、非正規雇用の赤貧にあえいでいる我が身をじっと手を見ているかわりに、書いている、


今年も現代音楽の祭典、サントリーホール サマーフェスティバルがやってくる、(昨年のチェックをし忘れてるなあ)、




イェルグ・ヴィドマン

インタビュー/サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ No. 41(監修:細川俊夫) テーマ作曲家/サントリーホール サマーフェスティバル2018




銀河系最大の天才ハインツ・ホリガーが参加している ECM New Series のイェルグ・ヴィドマンを聴く、


イェルグ・ヴィドマンのヴィオラ協奏曲がある、Spotify、




2018年07月30日(月) 耳を惹きつけてやまないピアニスト米澤めぐみ Trio ライブ・イン・ジャパン 2018




ニューアルバム 「バウンダリー」発売記念
米澤めぐみ/マサ・カマグチ/小林健
ライブ・イン・ジャパン 2018

今年創立55周年を迎えたニューヨーク、ブルックリンのアバンギャルドジャズレーベル、ESP-DISK’から発売したニューアルバム「バウンダリー」の発売記念ライブを行います。スケジュールは下記の通りです。是非お越し頂ければ幸いです。

8月29日(水) 神奈川・横浜
横濱エアジン
〒231-0013 横浜市中区住吉町5-60
TEL 045-641-9191

8月30日(木) 千葉・稲毛
ジャズ・スポット・キャンディ
〒263-0031 千葉県千葉市稲毛区稲毛東3-10-1
TEL 043-246-7726

8月31日(金) 東京・新宿 
新宿ピットイン
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-4アコード新宿ビルB1. 
TEL 03-3354-2014/shinjuku@pit-inn.com


協力:ESP-DISK’、キングインターナショナル




2016年に Fresh Sound New Talent レーベルからリリースされた
『A Result Of The Colors / Megumi Yonezawa Trio』
をわたしは年間ベストに掲げた、

この盤アマゾンで5ツ星付いてたりジャズ批評年間ベストで掲げる方いたり、オレと同じ観点で高評価なのかなあ、ちゃんとわかって掲げているのけ?、

このピアノトリオのおそるべき魅力は、もちろんフレッドハーシュのリズム隊は手堅く申し分ないとして、米澤めぐみのピアノそのものの辿るラインのお人柄にある、

フツーに聴けるラインなのに、その行き先の不思議さ、ごくわずかの予期できなさ、

投手がフツーにストレートを投げているのだが、その軌道がわずかに揺らぐイメージというのか、

平易なはずの文章がところどころで風味をわずかに変化させてて、また戻ったり、終わる定型のところへ行きそうで行かないでいたり、

まあ、とにかく、このピアノはサムシングな才能だ、何かある、と、オレは断言していたわけだ、


それがだ、新作はフリージャズ名門 ESP-DISK からの『Boundary』、リズム隊を日本人二人の俊英に変えて、これが、

菊地雅章/モーガン/モチアンが拓いた21世紀ピアノトリオヴィジョンに在る、高水準さ、

やっぱりこの強度を持つピアニストだったのだ、というか、やはりな、というか、これを察知できていたオレの耳エライぜ、というか、わかってフツーだろ?、

もちろん、道のりはつねに困難な現代だ、参照無しの勇敢な童貞力、道のりはつねに困難な現代だ、

スタンダード曲「I'll Be Seeing You」も、いい、


一見フツーに聴けるのに、どこかに残余が漂って、それは仄めかしだったり、言いよどみであったり、儚くフェイドアウトだったり(ペットサウンズ!)、


ほんとにこういう底知れぬ、耳を惹きつけてやまないピアニストというのは、他にいない、














2018年07月29日(日) 多田恋一朗 「ワールドラリー」





多田恋一朗
「ワールドラリー」
July.24(Tue)-August.23(Thu)2018
Open : (Tue)-(Sat) 12:00-18:00

TAKU SOMETANI GALLERY

〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-1 Bakurocactus 4F



こいちゃんの展覧会、いつだか友だちがグループ展をみてアタマひとつ抜けていたと好評をいただいていた、たしかにサムシングのある子どもだった、おやじに養老天命反転地と山海塾を体験させてもらったことがよかったとヨイショすることも忘れない、ロキノンかあさんを大切にするんだというスマイルがいとおしいと思う、おれは卒展にしか行ってないよなあ、馬券が取れたら顔出すからな、






2018年07月28日(土) Happy Birthday For H CDR 20180728


Happy Birthday For H CDR 20180728


01 Care Of Cell 44 / The Zombies 1968


02 Morrock / Paul Motian Trio 2000 + Two from On Broadway Vol. 5 2009


Paul Motian: On Broadway Vol. 5 (2009, Winter & Winter)
1. Morrock (Paul Motian) 6:34
2. Something I Dreamed Last Night (Sammy Fain) 9:11
3. Just A Gigolo (Leonello Casucci) 6:37
4. I See Your Faces Before Me (Arthur Schwartz, Howard Dietz) 2:25
5. A Lovely Way To Spend An Evening (Harold Adamson, Jimmy McHugh) 7:23
6. Midnight Sun (Lionel Hampton, Sonny Burke) 6:51
7. Sue Me (Frank Loesser) 7:06
Paul Motian(ds),Loren Stillman, Michaël Attias(sax), Masabumi Kikuchi(p), Thomas Morgan (b)


03 The Moon Is A Harsh Mistress / Charlie Haden & Pat Metheny from Beyond The Missouri Sky (Short Stories) 1997


04 A Sailor's Life / Fairport Convention from Unhalfbricking 1969


05 Sunrise in the Third System / Tangerine Dream from Alpha Centauri 1971


06 Soundscape China, Pt. 1 / Kink Gong from Dian Long 2018


07 Voices Raised In Welcome, Hands Held / Japan from Oil On Canvas 1983





2018年07月27日(金) 金曜ロードショー 細田守監督『バケモノの子』



金曜ロードショー 細田守監督『バケモノの子』 観る、2015年7月、公開されたときに豊島園シネマで観ていたはずなのにあんまり憶えてない、三菱の役員運転手になって1年くらいか、



【MAD】バケモノの子 Starting Over




5年前に逝ってしまった俊夫パパが、胸の中の剣になったことがわかったぜ、いままさにだよ、(アニメに感化されてる!)



『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』、おれは細田守監督のアニメがどれも格別に好きだー!、



主題曲『Starting Over / Mr. Children』、おおー、懐かしいミスチルのビートが今日はこんなに胸の真ん中で鳴っている、ミスチルの曲をこんなに声をしっかり張り上げて歌いたくなるなんて!、いつ以来だよ!、




2018年07月26日(木) Paul McCartney Carpool Karaoke 役員運転手の夢




じじいの日課として編集CDRつくってたわけだ、ポールの新曲がちょっと心のヒットチャート赤丸印上昇中だなー、なんて、



Paul McCartney Carpool Karaoke



役員運転手の夢だな、ポール・マッカートニーが助手席に乗ってきて、ビートルズナンバーを歌うのだ!、
ははは、楽しくて泣けてきた、



おととい光が丘IMA周辺をチャリ、晴れた空はまるで新興住宅街のパース画のような天国ヴィジョンでさ、あれれ?おれ今夢の中にいる?、街中にカラフルな風船が飛び上がっているようなイメージがして、脳内に「ペニー・レーン」が流れはじめた、



ここはどこ?、小金井?、函館?、太田?、砂川?、京都?、三鷹?、倉敷?、表参道?、川越?、尾山台?、雪谷?、中目黒?、広尾?、



2018年07月25日(水) 『ルポ空海』佼成出版社1990



板橋の方角で花火、平日なのに、すてきな地響き、夜空の鳴り、


小一時間眺めていると、「さみしい空が急に笑う」宇多田ヒカル、らしい、4階から6階くらいのマンションからの眺望はとてもいいと思う、東京タワーとスカイツリーと富士山が同時に拝めるのは、さすが田柄通り、


PCゲームのスリセリオ(Slither.io)で時間を浪費するのやめてください、おれ、依存症かよ、


『ルポ空海』佼成出版社1990、コリン・ウィルソン、フリッチョフ・カプラー、ライアル・ワトソンの3人が高野山参道の霊的強さを指摘したという、


空海が生を受けた佐伯氏というのは、五・六世紀頃に大和政権に征服されたアイヌ人であった、というのは興味深い、


遠い遺伝子との交配が時に天才を生むというやつかもしれない、


佐伯氏は香川県、多田家の先祖は徳島県、このおれに空海と同じ遺伝子が入っているという可能性はゼロではない、


ゼロではない、ということで思い出したが、ロト6を買わなければならない、いやロト7だ、




2018年07月24日(火) 8月末まで夏休みにした、小学生か!、




8月末まで夏休みにした、小学生か!、


昨日血圧68-103から、今日は84-126、血はどろどろだし、メタボだし、目はかすんで見えないし、ヒザは痛いし、毎日チャリに乗って動こうと思います、


昨日練馬区田柄は気温40.7度、セブンまで歩いたら、お湯の中を歩いているようだった、観測史上初の40度超えを味わう、氷菓サクレレモン、あたまがきゅーんと痛いのがうれしい、


今日は気温36.8度、チャリ乗って光が丘公園半周、涼しい、ほんまに涼しい、


Tiny Ruins & Hamish Kilgour - Hurtling Through



Tiny Ruins: Live at the Crystal Palace



タガララジオ51を入稿する、


このところ聴いた音源、

Vu Ja De / Hosono Haruomi 2018
Live 1962 – 1966: Rare Performances From The Copyright Collections Bob Dylan 2018
Glass Tuve + Single / After Dinner 1984
Odessey & Oracle / The Zombies 1968
Recreate / Tawiah 2017
Extra Texture / George Harrison 1975
陽水ライブ もどり道 / 井上陽水 1973
The Orbserver In The Star House / The Orb Feat. Lee "Scratch" Perry 2012




2018年07月22日(日) キセルの昔話をした、






運転手控室でキセルの昔話をした、


40年くらい前は中央線武蔵小金井駅のホームを4・5人は線路に降りて金網のすき間をくぐって草むら道路へ出ていたっけよ、50メートル直進、ホームから部屋まで一直線ショートカット、国鉄民営化の直前、定期持ってるよ、


定期持ってると、遠くに行った帰りは入場料120円だけで帰ってきていたよ、みんな、


上野発の青森行き夜行列車も青函連絡船も改札が無くて、白石駅を線路から出て、120円で帰省した猛者もいた(札幌駅は出られなかった)、


切符が堅い紙で、カチカチ改札で切られて、伝言板がチョークで、ポケベルもケータイもスマホもパソコンもない、駅前は汚れたタール色、


フクシがキセルして車掌に「リーチ!」とふざけたら、ロン!三倍満!と言われてうれしかったと話していたっけ、


このあたり、中央区八丁堀も昭和の景色だったんだろうな、






2018年07月21日(土) 音楽の日【宇多田ヒカル】初恋



音楽の日【宇多田ヒカル】初恋



ライブでの宇多田ヒカルの歌唱、この歌唱、(音質いいのがいいのだが> You Tube )、


いい曲、ドラマチックな曲、じゃ、済まされないよね、


ずっと小沢健二が指していた地平に、一歩宇多田なりに突き抜けた感、


文楽の豊竹山城少掾が透けて見える、(過ぎるな、オレの妄想)、


セカオワ深瀬は小沢健二との接触でフリーズしているかもしれない、セカオワと小沢健二、合体しちゃえよ、


町屋の葬儀場に拡がる空が、隅田川を見下ろして、向こう側に荒川を見る、


ひとのよ、







2018年07月20日(金) 「初恋」は初恋という曲じゃない、



「いのちにかかわる危険な暑さ」、もう何日目だ?



麻布十番の塩の専門店で仕入れたマグネシウム塩、焼きうるめ(乾燥魚)、ピーマンの醤油炒めで乗り切っている、



土用の丑の日、料亭仕込みの娘婿が鰻を御馳走してくれるというので、まご隆士郎を詣でに、午後から仕事放棄して日比谷線千代田線を乗り継いで、



朝、成増駅でドライバーに仕事を引き継いで、和光の始発に乗って、



宇多田ヒカル「初恋」をイヤホンで聴いていた、動く風景、和光から成増にかけての外の風景がパノラマのように視界に飛び込んでくる、、、圧倒的な感動(としか書けない今は)、すぐに地下鉄にもぐる、消える、記憶は残る、



「初恋」は初恋という曲じゃない、と言うと、なんなのよ!と当然突っ込まれるわけだが、コトバとコトバの重力関係の不安定さでしか保持できない名指せないエナジー、彼女の歌は映像的だという指摘はここではあたらない、なんなんだよこれは!、



Only You (Original Mix|ロッテリアCFソング) / 内田有紀 1995
初恋 / 宇多田ヒカル 2018
I ONLY HAVE EYES FOR YOU (瞳は君ゆえに) / 山下達郎 from ON THE STREET CORNER 2 1986
We've Only Just Begun / The Carpenters 1970
I Only Have Eyes For You / Art Garfunkel 1975
You're Only Lonely / J.D. Souther 1979
You Only Live Twice / Bill Frisell from When You Wish Upon A Star 2016 personel: Bill Frisell (guitar) Petra Haden (vo) Eyvind Kang (viola) Thomas Morgan (bass) Rudy Royston (ds,per)
Only Forever / Tommy Dorsey & His Orchestra Feat. Frank Sinatra
My Only Sunshine (The Old Master Painter / You Are My Sunshine) / The Beach Boys 1967
Your One And Only Man / Otis Redding 1965
Know Your Quarry / Biffy Clyro 2009
You Are The Only One / Ricky Nelson 1990
It Only Happens When I Dance With You / Frank Sinatra 1948
I Only Have Eyes For You / Jimmy Giuffre 1955
I Only Want To Be With You / Bay City Rollers 1976
Only A Rose / Geraint Watkins
The Lonely Surfer / Jack Nitzsche 1963
First I Look At The Purse / The Contours 1962
青春のリグレット / 麗美 1984
青い闇をまっさかさまにおちてゆく流れ星を知っている (blue darkness) / 原田郁子 2008






編集者・若林恵

「未来」は時代遅れ
始まりは”当たり前”を疑うことから



”好き”に振り回されるな
メディアも友達も「何をやらないか」





大迫傑選手が教える動的ストレッチ
全身をほぐし走れる体を作る方法とは







2018年07月19日(木) 御茶ノ水といえば「洋食カロリー」を食べなければ!





痩せるためにラマダンすっぞという朝の誓いも、この熱波、炎天下、順天堂医院から新橋第一ホテル、3時間のお昼休み、



久しぶりの御茶ノ水、一昨年純喫茶ミロ




地球最期の日だと思って生きよう!、御茶ノ水といえば「洋食カロリー」を食べなければ!、太陽は僕の敵、小山田圭吾のサウンドが鳴る、



駅前のほうの「洋食カロリー」、昭和の学生街文化財だ、超せまい、木の肌触り、味の濃い昭和の焼き肉をたらふく、油まみれ、ジジイの身体には酷かと思ったがー、



絶好調、






以下、月光茶房の記事、備忘コピペ、



【 ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聴き続けている生涯のお気に入りアルバムを10枚。ジャケ写とコメントを投稿する 】
 
https://goo.gl/p4c7R3
1枚目は、1980年にパリの廃工場で録音されたデレク・ベイリーと舞踏家 田中 泯のパフォーマンスの記録。CDがリリースされた1996年に購入。一聴して衝撃を受けるほどに感動。
 
ベイリーのギターの音以外に、田中 泯の立てる音や気配、そして外で降り出した雨の音までが記録された作品。 
90年代末だったと思うが、本CDの感想をネット投稿で読む。その投稿者はキャリアのある聴き手の人だったが、田中 泯の立てる音や雨音でベイリーのソロが聴き取れないと不満をつのらせる文章をアップしていた。
 
その投稿文を読んで「そんな聴き方もあるのだな」と思うも、すぐにその聴き方が普通なのだなと気づく。ベイリーのギター・ソロにフォーカスして聴取する。その音へのフォーカスを邪魔するものは雑音に過ぎず排除すべきもの捉える聴き方。
音楽の聴取の一般的な態度。
 
自分は田中 泯の音も雨音も雑音とは捉えていなかった、それでは自分はこのアルバムをどう聴いて、そして何故感動したのだろう。
この事を考えることが、音楽との向かい合い方、音の聴取のありように一石を投じることになり、その波紋は自分の中で静かに今も広がっている。
 
聴取の対象音だけでなく、対象音を覆うもの、対象音の背景に存在するもの。
音が存在する環境をまるこど聴こうとする意識。
このCDを聴いた時、自分は無意 識のうちそのような態度で聴いていたのだと思う。ベイリーのギターはその環境の中のひとつの音として捉えたのだと思う。
 
本CDに最初に接してからだいぶ経って、サウンドアート作品やフィールドレコーディング作品を数多く聴くようになった自分は、このMusic and Danceがサウンドアートとして聴く事が可能と思えるようになる。
自分にとって先駆けの1枚。
10枚のトリとする予定だったが、あえて最初に置いてみる。



【 ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聴き続けている生涯のお気に入りアルバムを10枚。ジャケ写とコメントを投稿する 】
 
2枚目は、アイルランドのトラッド系バンド Moving Hearts。
アイリッシュ・トラッドとクロスオーバー・ジャズのハイブリッドの可能性を見せてくれたこのアルバムは衝撃的でした。
 
60年代末〜70年代にかけて入り浸った渋谷のロック喫茶ブラックホーク (Black Hawk) で、英国 (イングランド) のトラッドに目覚めた。
70年代中頃からはアイルランドやスコットランドのケルト系トラッドに手を伸ばし、輸入盤店でLPを漁るようになる。
 
そして、アイルランドにおける Fairport Convention にあたるバンド Planxty を知る。
その Planxty からの Christy Moore や Donal Lunny に加えて、イリアン・パイプスの Davy Spillane らが結成したスーパー・バンドが Moving Hearts。
 
この最終作 (再結成ライヴ盤は除く) は Davy Spillane 主導の形で作られたアルバムで、ジグやリールといったダンスチューンでは、アフリカのリズムが盛り込まれ、サキソフォンも加わってトラッド+クロスオーバー・ジャズな展開に。
 
トラッドの伝承の枠だけにとどまらない「ハイブリッドの夢」を本作に見たのでした。
本作は1985年のリリース。
Donal Lunny は1998年に Coolfin という大傑作を作ったが、その原型のひとつはこの The Storm に違いないと密かに思っている。
 
渋谷のブラックホークでは英国トラッド以外に、サザン・ロック、スワンプ・ロック、SSW、フォーク・ロックを浴びるように聴き、たくさんのレコードを買った。ボブ・ディランやザ・バンドも含めたこれらの音盤を代表してこの The Storm を選んでみた。
 
ちなみに……若いお客さんからDJブースと呼ばれてしまう「レコード室」が旧月光茶房時代から店にあるのは、ジャズ喫茶ではなくて、前述の渋谷のロック喫茶ブラックホークの影響。



【 ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聴き続けている生涯のお気に入りアルバムを10枚。ジャケ写とコメントを投稿する 】
 
3枚目は Tangerine Dream の Alpha Centauri。
1st.の Electronic Meditation から本作、そして Zeit、Atem の4作は至上の作品。
フリー・ミュージックという名の衝撃。
 
「フリー・ミュージック」とは参照されるものが無い音楽と捉えてみました。
ルーツの無い、あるいはルーツが希薄な音楽。
積み重ねられた歴史の文脈で語る事のできない音楽……そんな意味をこめて使ってみました。
 
プログレッシヴ・ロックと言われてしまう Tangerine Dream だが、これら1st.から4th.までの4作をフリー・ミュージックと呼んでみたい。
枠組みがはらはらと崩れていく感覚が楽しい。
彼岸と此岸を自在に往き来きする様が嬉しい。



【 ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聴き続けている生涯のお気に入りアルバムを10枚。ジャケ写とコメントを投稿する 】
 
4枚目は The Durutti Column の The Return of The Durutti Column。
80年か81年に渋谷のロック喫茶 Black Hawk で初めて聴いて衝撃を受けレコ屋に直行しました。
 
初めて聴いたのは Black Hawk のニューウェーブ特集の日だった。
この時にかかった New Order の Movement と共に感動。
全く熱気をはらまない音楽が目の前で成立している事、そしてその事に椅子からころげおちるほどに感動している自分に驚いた。
この日は忘れられない日になりました。
 
「熱気をはらまない音楽」への感動に加え、もうひとつ感動した事があって、それはこの音楽に隙間だらけでスカスカな印象を受けたことにある。
あえて言うなら余白が多いというか。音楽の中に余白を意識させられた、あるいは余白を気づかされたたぶん最初の1枚だったかと思う。



【 ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聴き続けている生涯のお気に入りアルバムを10枚。ジャケ写とコメントを投稿する 】
 
5枚目は Brian Eno - David Byrne [ My Life in The Bush of Ghosts ]。
カットアップ&コラージュの実験的手法とポップスの自然な共存が衝撃的でした。
 
81年にUS盤LPを開店して間もない渋谷タワレコで購入。
あまりのカッコ良さに「80年代はここからスタートする!」と本気でうそぶく。
デジタルなサンプリングのように何のひっかかりもないレイヤーではない、テープを使ったコラージュの「つなぎ目」から浮かびあがる荒れや綻びも重要。
 
ハンス・ウルリッヒ・オブリストのインタヴュー集『ミュージック - [現代音楽] をつくった作曲家たち』(訳者 篠儀直子/内山能歴史子/西原尚, フィルムアート社) で、ブライアン・イーノが本作について語っている次の部分。
 
「あのレコードで採用した手法には2つの理由があります。1つ目は、私は作曲に飽き飽きしていたということ。曲の中における声の位置はその曲の中心になければならないとか、音楽とは誰かの意見を支持するものでなければならない、などのことに飽き果てていたのです。
(中略)
そして、声を使うこと、曲を作ること、そして声はその意味において他の楽器と同じレベルにあると明確にすること、それらを考え始めました。中心に曲のメッセージが込められていることもありませんし、もはや中心もありません。」
 
無焦点/多焦点を指すオールオーヴァーという語をジャクソン・ポロックの抽象画の解説で美術用語として知ったのだが、音や音楽にも中心や焦点の無いものがあると認識するようになり、オールオーヴァーな聴取とか、オールオーヴァーな音の在りようなる言い方も成立するのではと思うようになる自分。
 
そうして、何年も経ってから知った、イーノの本盤に対しての言葉「もはや中心もありません。」
81年に本盤を聴いて感じた衝撃の中にこの「中心の無さ」もあったのだろうか。
たぶん…あったのだと思う。







2018年07月18日(水) Little Flower / Julian Erdem Not On Label (Julian Erdem Self-released)  2017





新車のアルファード Executive Lounge 、スピーカーがJBL、編集CDRを鳴らそうとしたらCDプレイヤー部分が設定されていない仕様だったー、ブルートゥースを接続して iTunes と Spotify を鳴らすが、やはり音の響きはクラウンのほうが良さそう、新型クラウンの品川ナンバー希望するぜ、



Thumbscrew Featuring Mary Halvorson, Michael Formanek And Tomas Fujiwara

メアリー、フォーマネク、フジワラのトリオ「サムスクリュー」がカチッと焦点が合って耳に響く、この熱波日和、ジャズはトリオ編成がじつに隙がなく安定的に自由度が高いし、生き生きしている、多治見市40.7度、行ってみたいぞ、



The Vedbod Tapes / Roland Keijser COUNTRY & EASTERN 2014

Bengt Berger 関連で Spotify にあったCD、





Little Flower / Julian Erdem Not On Label (Julian Erdem Self-released)  2017

Can Olgun - piano
Keisuke Matsuno - guitar
Thomas Morgan - bass
Julian Erdem - drums

タイコ名義の4者、じつにいい、ECM系かつ点描感覚も基調、ECMサウンドとは異なる響かせかたも自主制作ならでは、


ギターの Keisuke Matsuno

Unspoken - part one






運転手控室、57、59、63、65、でダベる、トシ取ったら肉だな!、魚然ランチ、生卵2個ごはんおかわり、






2018年07月16日(月) Plane Jane / A$AP Ferg 2017




FIFAワールドカップ決勝戦、フランス対クロアチア、クロアチア応援、試合開始、57さいになる、



暑いので国際興業バスに乗って、IMA大盛軒、光が丘図書館、光が丘公園が何のお祭り?、



よさこい祭り、エイサップ・ファーグの「Plain Jane」大音量でかかっている光が丘公園、ラップのビートが地鳴りしている、和太鼓夏祭りと大差ないというか、いつの間にか夏のお祭りはラップが自然になっているという軽くめまいを覚えるような浦島太郎状態、わかるかい?、



こないだまでPSY「江南スタイル」だった小学生が高校生になって、ケンドリック・ラマーを聴いているというのだ、



こっちはイヤホンでウイングス「バンドオンザラン」なんかを聴きながら、昔の洋楽聴いてるジジイに過ぎないというのに、



Plane Jane / A$AP Ferg 2017





2018年07月15日(日) Bill Evans The Complete Live At The Villege Vangard 1961 3CD





熱波3連休、56さい最後の日は早稲田理工学部新宿区中央図書館と文京区水道端図書館、江戸川橋、地蔵通り、中毒になっているヤクルトミルミル3本いっき飲み、ピーマンの醤油炒めが無性に食べたくなって3袋、鶏のもも肉と、




Bill Evans The Complete Live At The Villege Vangard 1961 3CD 久しぶりに改めて聴くのだ、たぶん20年ぶりくらい、


ラファロ、モチアンの伝説のトリオ、昔から屁とも思っていない演奏だが、ラファロのベースだけはいい、
だいたいぼくらの世代はピーコックのほうを、アイラー『スピリチュアル・ユニティ』で出会ってしまっているわけだからさ、(これ重要)、
ジャレットのほうはぼくらの世代だし、(笑)、
キース・ジャレット<ポール・ブレイ<菊地雅章と、不可逆な高度のヒエラルキー、(これ重要)、


牧野直也『リマリックのブラッド・メルドー (ポスト・ジャズからの視点 I)』、
原雅明『Jazz Thing』、
読む、なるほどねー、勉強になる、気になった音源をチェックしてみたが、どうもこちらの耳を触発するものはなかった、論説に間違いはないし情報をよく踏査しているものだと思う、


メルドーの良さは97年頃のアートオブザトリオ2で気付いて追っかけてきたが、レディオヘッド『キッドA』2000の衝撃(夜間現金輸送ドライバーをしていた控え室で、若い西倉くんがロッキンオンを示して教えてくれた最新ロック盤だったが、最初はピンとこなかった)で、ぼくはメルドーの謎が解けた気がしている、『ラーゴ』と『ハイウェイ・ライダー』があれば他はもういいかな、


プリンスとディアジェロとスヌープ・ドッグ(ドクタードレでもいい)とかは当然耳に入っている、でもそれで充分じゃないかポップスの発明と強度の歴史、ジャズとの折衷でエレベーターん中の香水おばさんになってはいかんぞな、


スコット・ラファロ<ゲイリー・ピーコック<トーマス・モーガンと、不可逆な高度のヒエラルキー、(これ重要)、


ビル・エバンスを聴きながら何を書いているんだー、


ビル・エバンス、ふつーすぎてどこがいいのかやはりわからん、問題発言だイエローカードだ、


ビル・エバンスといえば『カインド・オブ・ブルー』かな、あれはクールジャズの金字塔だろう?、(笑)、


マイルスの名盤は『インナサイレントウェイ』に尽きますよねー、これもクールジャズの金字塔だろう?、と去年友だちと話した高速道路、そういえば中年スイーツデュオを結成したのを忘れてた!、クルマがなかなか手に入らないけどアイスコーヒータイムに出かけなければ、






2018年07月14日(土) TBSテレビ「音楽の日」に出演した宇多田ヒカルがうたった「初恋」、




TBSテレビ「音楽の日」に出演した宇多田ヒカルがうたった「初恋」、



CD買って聴いて、なんてブレスがむつかしい高度な楽曲なことだろうと思っていた、初恋の意は最初のわたしの感情の生成そのものであった父母をうたったものだ、とか、抽象的なことをこないだ言っていた気がする宇多田ヒカル(若林恵のインタビュー部分)、大ヒット曲「First Love」とはちがうとか、



あらためて、このライブ映像に鳥肌がたつ、説明できないブレイクスルーが意識の中に作動する、



歌詞、ことばとことばの連なり、イメージ、安易な理路を拒む強度、



ちいさな子どもが全速力で、母親に向かって、走る、そのことが、そのことが、そのことが、それはぼくの子どもではない、それは、ぼく、



実際の父母ではない/である、客観的に観察しうる現実(だった)の父母、を、抽象化した、存在、と、自身、イコール、?、



親は子を知らない、子は親を知らない、それだけのことだと思います、




タンゴ(Tango) - JAGATARA







2018年07月13日(金) 木更津ランチ






明日から熱波3日間、茨城のゴルフ場に新車エスティマころがすのに、編集CDRを作ろうぞよ、



今週は、東京駅八重洲口からアクアラインを通って木更津の「かずさアカデミア」というエリアに9にん乗りおんぼろハイエースをかっとばす任務が続いた、アクアラインを大師抜けて東京方面に乗り換える「渋滞とばし」、一箇所、裏道ゴボウ抜きは知られていない、



羽田空港を抜けて東京湾トンネルをもぐって、アクアライン海ほたるを浮上すると、パノラマのようにひろがる北海道の風景、じゃなかった千葉の木更津にひろがる大地と空、



木更津ランチでググった回転寿司「やまと」ではじめて珍品まんぼうの握りを体験したり、住宅街公園脇の民芸茶屋「きよみず」で刺身定食をしたり、かずさアカデミア八天堂のクリームパンはダイエットのため断念、



銀座の料亭吉兆で修業した板前が蓮田駅前で蕎麦屋をしていて、そこを太鼓判されたが、夜は高くて手が出ない、ので、1400円ランチを2度狙ったがフラれまくる、駐車場でのりこちゃんを見かける、それなりにおばさんになっている、



ゴルフ場に20mをゆうにこえる高さの松(!)、千載一遇、松籟の音が聴こえるものかと松の下から見上げてみたが、蝉の鳴き声とカッコウの響きと遠くのジェット機と、うだるような熱波の太陽光、






2018年07月08日(日)



















備忘コピペ


Day 6 of 10-10 all time favorite albums that really made an impact on me and are still on the rotation list, even if only now and then. Post the cover, no need to explain, and nominate1 a person each day to do the same:-------
6日目/10日ーほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞き続けている(ごくたまにであっても)生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。説明は不要。毎日誰かを指名する(長島は指名ぬき)。
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Fairport Convention Unhalfbricking
さて、イギリスのエレクトリックトラッドの雄、Fairport Conventionである。
いわゆるエレクトリックトラッドと言うジャンルがイギリスにある。これはアメリカのフォークソングリバイバルと同時期にイギリスでも起こったトラッドの再評価運動の中で、トラッドを電気楽器を使ってアレンジ、演奏するグループが誕生、そのジャンルを指す。1960年代のことである。
ここでいうトラッドとはイギリスおよびアイルランドのトラディショナル・ミュージックのことで、民謡や物語歌、妖精譚、あるいは当時の凄惨な事件を歌ったものなどがある。また歌ばかりで無くダンスチューンも数多く存在する。
音階はスコットランド音階、ド・レ・ミ・ソ・ラを使った物や途中で拍子が変わったりすることも多い。曲調はマイナーで悲哀をおびた曲がメインだ。
このジャンルで有名なグループは、PentangleやこのFairport Convention、そしてFairport Conventionから分岐したSteeleye Spanなどがある。
今回取り上げるのはFairport Conventionの3枚目のアルバム、“Unhalfbricking”。
このころのFairport Conventionはまだトラッド一色というわけではなく、なんとディランの曲を3曲もカヴァーしている。おまけにそのなかの一曲はフランス語バージョンという変化球。またSandy Dennyの“Who Knows Where The Time Goes”は Judy Collinsのカヴァーにより多くの人が耳にすることとなる。
なかでも11分にも渡る“ A Sailor's Life”ではうねるAshley Hutchingsのベース、Richard Thompsonの独特のリフのギター、そしてこの時はゲストながらのちにグループに加わることとなるトラッド界の大御所David Swarbrickのフィドルが絡む名曲である。
当時Pink FroydやSoft Machineとの共演も多かったというFairport Conventionは今後このインプロ長尺ものも増えていく。
Unhalfbrickingは音も素晴らしいが、ジャケットがとてもいい。
広大な邸宅の前に佇む初老の夫妻。フェンスは半開きとなっており、庭ではメンバーが寛いでいる。この邸宅はリードボーカル、Sandy Dennyの家で初老の夫妻は彼女の両親だという。
両親の服装と彼等の服装のギャップがさまざまなものを象徴しているようにも思えるのだ。
(トラッドについての解釈はあくまで当時、1970年代に長島が概要として把握してものを元に書いています。正確な記述でない可能性が充分にございますがご容赦のほど)


2018年07月07日(土) 07 ひかる東芝 TV / ダーク・ダックス 1956-1967 on air




01 Die Reise_ 1 / Herbert Distel (Hat ART 60001) 1988
02 Flashback / La Düsseldorf from 『Individuellos』 1980
03 Radio Activity / AMM III from 『It Had Been An Ordinary Enough Day In Pueblo, Colorado』 (JAPO 60031) 1980
04 Untitled 1 / Nick Hennies from 『Lineal』 2009
05 A Case Of You (Live London 1983) youtube / Joni Mitchell
06 Julia Dream / Pink Floyd 1968
07 ひかる東芝 TV / ダーク・ダックス 1956-1967 on air
08 For a Free Portugal / Charlie Haden, Paul Motian from 『Closeness』 1976



友だち6にんで集まってワールドカップ準決勝のような会話、おれがドリブル、スルーパス、トラッピング、仕掛けるが鉄壁のディフェンスにはばまれ続ける、おれはまずボールを見失う、もたついているところ、空間ができ、ニューヨーク行きを控えたMF益子が逆サイドから思いもよらない角度からのロングシュート、得点をあげる、




荒川修作の養老天命反転地の暗闇を体験して、
「暗闇で視覚が失われることは、欠落ではなく、むしろ脳の内部に新しい扉が開かれる契機だ、ということである。その開かれ方は人それぞれだが、欠落を補って余りあるほどの豊かな方法で、視覚以外の感覚が立ち上がり、世界を新しい方法で捉え直そうとする。」福岡伸一 2017



もっかい行かないとなあ、養老天命反転地、足、腰、いたたたー、と体験するのもよろし、



南青山のシティショップでデリプレートを食べる、オーガニックかつレストラン味の6品セレクト、2千円くらい、ブランドおしゃれちゃんな女子しかいない!、こんなところにおっさん独りでは来れないだろ、それにしても可愛い女子のだあれもおれに色目をとばしてこないのは何故だ、



チーズとクリームの麦リゾット、こんな美味いもんはじめてたべた、



レクサスで大通りに乗りつけて、子どもたちと夜ドライブの休憩に寄るというのもよろし、





2018年07月05日(木) こころざしの低いECM系、


音楽ファンが選ぶ2018年のジャズ・アルバム 12選【パート1】



というセレクト、気になる、ECMとか、



Kristjan Randalu /Absence (ECM 2679) 2018
Kristjan Randalu (p) Ben Monder (g) Markku Ounaskari (ds)

エストニア出身のピアニスト、クリスチャン・ランダルのECMデビュー作、ハービー・ハンコック曰く「眩しいピアノ奏者」それはポジショントーク、ベンモンダー和えの美ピアノ、こころざしの低いECM系、



ダンワイス、メアリー、ラフィクの3枚以外はどれも、なんだかなー、タダマス以外でジャズを耳にするとろくなことがない、



カマシ Heaven and Earth を全部聴いたよ、PCでスリセリオやりながら、こんなの軽音楽をあなたにだろ、たしかにサントラだとも言える、それではサントラに申し訳がたたない、ジャンルが溶解していると村井さんは擁護?してる、後藤さんは至上の愛を超えたと書いたそうだし、



なんと!軽音楽と認識して耳にしたら、これはこれで心地よいな、



音楽界を見下ろすドローンになった意識でもって、ううむ何かのTVアニメBGMみたいでジャングル大帝レオみたいで容認できるではないか、



新型クラウンでかける?、






2018年07月04日(水) 温泉トラック3題、




温泉トラック3題、



La Düsseldorf / Flashback / Individuellos


クロスオーバーイレブンでエアチェックして愛聴していた銭湯ロマンスなフィーレコ体験だったかも、



Japan- Voices Raised in Welcome, hands held in prayer


ジャパンのライブ盤に収録されていたスタジオ録音インスト、ガムラン趣味、シルヴィアンの東洋指向、



Lori Song / Art Ensemble Of Chicago from 『Spiritual』 (Freedom) 1972




百観音温泉(東鷲宮)、パート5、化石海水温泉のほかに炭酸泉とサウナで限界まで、明日は休みなので、がんばる、がんばる?、



21時空腹の爆発、首都高中台でおりて東武練馬「たけいし」に飛び込んで「カツ黄河ラーメン」、



土砂降り、駐車場二階からの濁流がちょうど運転席に降り注いでいる悪夢の状態だべし、




2018年07月03日(火) タガララジオ50を更新、



タガララジオ50を更新、軽音楽をあなたにカマシ新譜をつつこうとも思ったがあたしのタガララジオが毀損してしまうのよね、



Jazz Tokyo タガララジオ50
中目黒のアニキは、音楽は家具のようなものになってゆくと言う、



ジル・オーブリー、Kink Gong 、あがた森魚 & はちみつぱい、大西順子トリオ、フレッド・ハーシュ、あがた森魚ピロスマニア、曾我部恵一、ジャックディジョネット、ヘンリースレッギル、メアリーハルヴァーソン、デヴィッドシルヴィアン、上念司、



奇妙な選曲、タガララジオを書き出すまで何を書くかわかっていない一発芸なのです、そのようにしてしか出来上がらないへんなもん、



うふふ、ニセコロッシ・イレブン、ワールドカップのラインナップだぜ、



「中目黒のアニキは、音楽は家具のようなものになってゆくと言う、」と書き出しながら、何も書かれていない、なんなのそのイントロは!手法、



「子と手をつないだ様子が、あ、ち、こ、ち、歩いてる、」
タガララジオ49

カナブーン、ヴァチコバ、ティベッツ、メルドー、リヒテル、の、5枚、


同様、なんなのそのイントロは!手法、しかしてなにも、それはデタラメ!ではないのである、、



なんというか、自分でもわかっていないその場の瞬間的記述、書いているわたしの気持ちのつじつま合わせの理由は自分でも説明なんてのはできない、




タガララジオ48
「2017年、晩秋に聴かれるべき5枚のピアノ盤を!」



Jazz Tokyo タガララジオ47、3年ぶりに登場



Jazz Tokyo タガララジオ46


世界の100ピアニストとかピアノ名盤とかを図書館で開いても誰も野島稔の存在を教えてくれないよ。芸術はそんな易しくない。






2018年07月02日(月) 越谷イオンレイクタウン






成田空港の帰りに新しく外環が開通したルート走行して、りゅうぽんと越谷イオンレイクタウンに夕刻、



りゅうぽんを抱きかかえて歩いていると、向こう側からかわいい女子がぼくたちに笑顔とジェスチャーで歩いてくる、こんにちはー、わお、はーい、柔らかい関節、キュートな身振り、



美少女の笑顔と紺碧の虹彩の見つめ合いの一瞬、まるで新しいファミリーになった妄想がおれを駆け抜ける、



ミュージカルのワンシーンのように交差してそのままばいばーいとすれ違った、振り返らないんだもん、



一目惚れってホントにあるんだ、
「恋はコメ色 / DJみそしるとMCごはん r.t.m. Homecomings」



あんなこと、こんなこと、妄想じじいが夢心地、ケーキたべようと誘えばよかった、なんてなー、やばいやばい、



いや、この宇宙に可能性はゼロではないだろう!、



ショーウインドウに映るのは、りゅーぽんを抱っこしたどう見ても冴えない白髪混じりのジジイのおれだった!、うそ、うそだと言って、こんなクソジジイはおれなんかじゃないー、



孫と母親と爺さんの3にんであることは、誰がどう見てもそれ以外ではないのだ、







2018年07月01日(日) 宇多田ヒカルと若林恵


2018/06/30 NHK「SONGSスペシャル 宇多田ヒカル」





宇多田ヒカルがNHKソングスに出演、インタビューを”指名”したのは又吉直樹と若林恵、宇多田ヒカルが番組の終わりにたくさんのインタビュー対談がどう編集されるのか楽しみだと語った、



若林恵が、原発とか Me Too とか社会との接点が明示的でないのは?と問う、宇多田は50年前または50年後のリスナーを想定していると応じる、



若林恵のあえての問いは、そして宇多田のあえての応答は、リスナーの抗弁にも似た「いや、そんなことはない、宇多田ヒカルの歌は充分に現実に対抗するちからを与えてくれている!」と自発的に思考させている、



「あなた」は我が子に向かって歌われたものだろう、”戦争の始りを告げる放送もアクティヴィストの足音も届かないこの部屋にいたい”というフレーズをもってして社会を歌っているというわけではなく、



「初恋」や「誓い」といったトラックの、音楽としてより高い、表現としてより高いものを体験させられたリスナーは、その生活基盤となる社会にあっても”より高いもの”は(現在でも)可能なのだと勇気付けられる、といった、



そういった自発的な思考をもたらすという意味で、若林恵の問いかけは見事なのだと思った、



ここまでが前段、として、



宇多田ヒカルのインタビューで「原発」という語は挑発的に感じられるかもしれない、が、若林恵が今年上梓した『さよなら未来 エディターズクロニクル2010-2017』(岩波書店)にぐっときたのは「ワインバーグ博士とありえたかもしれないもうひとつの原発の物語」という章だった、



原発にはクリーンで安全な「トリウム熔融塩炉」というオプションが存在すると、このテキストではじめて知った、これを知ると原発推進も反原発もちょっと待ってみようよ考えてみようよとぼくは言いたくなる、



多くのマスコミとジャーナリズムは電通と東電に仕切られているきらいがあるので、トリウム熔融塩炉の可能性にフォーカスされることはなく、岩波書店の良心が「ワインバーグ博士とありえたかもしれないもうひとつの原発の物語」を書籍化したのだと勘ぐるおれ、



ともあれ若林恵は、宇多田ヒカルのインタビューで「原発」という語を出す資格は充分にあるのだ、






わお、続々と読める若林恵さん、すごいです、



特別寄稿エッセイ 若林恵「コロンビアよ、あとはよろしく」



インターネットは失敗に終わったのか 元『WIRED』編集長・若林恵が仕掛ける対話の場








Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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