Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2010年04月30日(金) 「タガララジオ6」掲載されました

広末涼子の「大スキ!」が耳に流れてくる。
「ほっぺにチュッてしたくなるー」
そんな人生の瞬間が世界中の子どもたちに訪れますように。

「タガララジオ6」
一部のテキスト配置が移動してしまっていて、現在訂正手配中。
このコラムを書いていて楽しいのは、ジャケを並べる楽しさなんだな。
尾崎紀世彦、ヴァーサス、マイルス・ディヴィス。

まったくもって、いい音楽はいいジャケをしている。


2010年04月29日(木) Herbert Distel のDie Reiseという作品



福島恵一音盤レクチャー第3回『アンフォルム/空間の侵食/不定形の聴取に向けて』@カフェズミ吉祥寺
を聴いて、
なぜにか思い出したCDがある。

汽車に乗って聴こえる音だけの録音、で、汽車が走行するレールの金属音のひびき、だけでもうっとりするのに、
風の音、マイクが向けられた風景が開けたり森の中のようであったり、鳥が鳴いていたり、遠くの人々の話し声というもの。

あとから、あれはユダヤ人が列車で運ばれた軌道を走ったものだ、と、きく。

聴こえが変わった。

東京フォーラムでランズマン監督の『ショアー』を観に群馬から出かけていたばかりだから余計に。
3年も仕事をせずに過ごしていた時期だ。夜中にエヴァンゲリオンを観たり、子どものマリオゲームをしていたり。

このCD、ハットロジーになる前のhat HutのCDシリーズのカタログ1番、
Herbert Distel 『Die Reise』、ヘルベルト・ディステルのディー・ライゼ、と、発音していた作品。こんなCDにもなってる>
フィールドレコーディングという概念も知らず、ディステルは現代音楽なのか実験音楽なのかようわからずに感動というか衝撃というか、
世の中便利になるもので、ディステルについてはウィキに出ていた>
CDは再発のものがここに>

まー、この頃は、ECMとウインター&ウインターとハットハットとサブローザとレクタングルとドゥーゼットを集めていた。
いまなら、クリーンフィードとかアナザーティブレを集めていただろうが。

ダンボール・ジャケに入ったLP時代のハットハット(ディスクユニオンが帯と解説書つけて国内盤化していた)、
そしてCDでスタートしたハットハット、続いてリセットされたハットロジーとハットノアール。
75年にウエリンガー氏Werner X. Uehlingerがスタートさせたレーベル、ハットハットレコード
カタログは300を超えている。どこにもその全貌がアーカイブされていないのが残念だ。

hatOLOGY 2-594Herbert DistelRailnotesIn Distel’s „Railnotes“, we can never be sure where we cross the threshold between the „real“ sound world and the sonic realms of illusion and imagination. We can never be sure indeed, for this threshold is not defined, it’s undefinable and merely a matter of our own perception, our own imagination. If there is a lesson to be learned from these distinctly non-pedagogical two audio pieces, this might be it.― Peter Niklas Wilson

ショアーについてはこんなサイトも。へええ。>
そうそう、おいらがエコノミストとともに購読しているデイズジャパン誌
「特集:ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか」にはびっくりした。
離散したユダヤ人じゃなくって、カスピ海沿岸の改宗ユダヤ人だった、とは。


2010年04月28日(水) 黛敏郎の大佛讃歌の再演と涅槃交響曲が京都で!

なんだなんだ!またこのおれを京都が呼んでいるのか。

黛敏郎の大佛讃歌の再演と涅槃交響曲が京都コンサートホール大ホールで

こ、こりゃあ、すごい。2度と実現しないぞ。
黛の27年ぶりの再演、人生におけるすべての涅槃交響曲を聴かなければならないおいら、に、加え、
なんなんですか、スリランカ、ミャンマー、ブータン、中国の仏教音楽楽団の数々・・・。
7500円でなんか実現できない代物だ。ほー、協賛は阿含宗か。よう知らんが。

万難を排して行くしかないよなー。
行くとしたら5月3日午後2時30分京都コンサートホール着・・・
GW渋滞も勘案して・・・午前3時練馬発か?



「〜祈り〜 京都仏教音楽祭2010」 第1部:「音楽で辿る仏教伝来の道-印度から日本へ-」 第2部:「黛敏郎 仏教音楽の精華」

第1部「音楽で辿る仏教伝来の道−印度から日本へ−辿った道をアジア各国の音楽でつづります〈1〉仏教発祥の地 悠久のインド音楽〈2〉仏陀礼讃の舞楽 スリランカ仏徳讃歎舞楽団〈3〉華麗なる民族音楽 ミャンマー民族合奏団〈4〉ヒマラヤを仰ぐ 秘境ブータンの仏教音楽〈5〉北京八大処に伝わる中国仏教音楽の華 霊光寺佛楽団〈6〉仏教伝来から1500年。極東に息づく仏陀の教え、日本伝統音楽が仏陀を讃仰する「天鼓雷音・風炎」作・演奏/藤舎呂悦 構成・演奏/藤舎貴生 演奏/阿含宗修験太鼓日本舞踊/市山松扇・若柳吉蔵・尾上青楓

第2部「黛敏郎 仏教音楽の精華」機巖載儻魘繕福廰供崑與濃床痢弃藾奸慎都市交響楽団 合唱/京響市民合唱団・京都男声合唱団・京都市立芸術大学音楽部声楽科指揮/松下功(社)日本作曲家協議会副会長、東京藝術大学教授


2010年04月27日(火) ブラッド・メルドー『ハイウェイ・ライダー』



『ハイウェイ・ライダー』を聴いた。

ブラッド・メルドー。痙攣する浮遊感の幻惑桃源譚・・・だったら良かったのに。これはブラッド・メルドーの作品ではなく、メルドー=オブライアンの企てだ。CD1の5トラックが成功し、他のトラックはさしづめ映画音楽受注に向けた販売促進物だろう。5曲だけダウウンロードするのが経済的?

だれもが待ち望んだジョン・ブライオンがプロデュースのブラッド・メルドーの新譜、しかも2枚組、なになにオーケストラも入っているー!きゃー、シャルロット、聴かせて、はやくはやくー。
1曲目。わお、他にないアレンジ、ポコポコポコのリズム音色、が、気持ちいいー!まじときめく。わくわくー!
2曲目。ジョシュアがまぬけづらをした疲れたピエロのように吹く、アコーディオンの音色が弦楽にリレーしたあとのジョシュア!演ればできるじゃないか!ジョシュア、リバース、シトサイセー!
(ジョー・ヘンリーの昨年作で必要なサウンドとして息子のサックスを入れていてそれがじつにまた必然を感じさせたものだけど、それを凌駕する必然と驚きがここにはある)
オケとベースとピアノ、の、ブレンドする共鳴ハウリングみたいのが、めっちゃ気持ちいー。
3曲目。短いピアノソロ。ピアノの弦が軋む微分音を放つ丁寧さが聴きどころ、そこかよ。や。悪くない。
4曲目。出た、人力ドラムンベース!メルドーは出力7割なのに2分30秒あたり以降のずれた低音とシンセ音のブレンド感が絶妙にいい。計算され尽くした響きの演出バランス。数音しか出てこない(ように思える)グレナディアのベースも正しい。さすがタイトルナンバーだ。6分すぎ以降はメルドー・タッチがここぞとばかりにハマりまくって頂上へ。シングルカットせい。
5曲目。このパーカッシブの演出はいいぞ。ジョシュアは今度はソプラノで。この軽快なスピード。ブレイクを入れるようにして、後戯としてのメルドー、子どもたちの合唱、スタジオの空気、わざとらしい兄ちゃんがたの談笑。

・・・このあとが地獄だった。6曲目、7曲目、要らない。CD2は、どのトラックも意味も価値もない。聴くのが辛かったー。
彼らはわかっていたはずである。CD1に並べた5曲しか果実を得られなかったことを。5曲目のエンディングのなごみがそれを告白している。

それでさらに言えば、2回目の聴取に入ると・・・この5曲でさえ、ポップス然とした仕掛けの構造に、むくむくと、「おまえら、ジャズやれよ!おまえらにしかできねえジャズ、あんだろ、こっちはそれを聴きたくてゼニ払ってんだぜ!」と不当要求を言いたい気持ちがわいてくる。
・・・なんだか輝きにみちた『ラーゴ』の記憶までが色褪せてゆくような・・・。

すると「もう、だったらデイイズダンとかハウスオンヒルを聴いててくださいよお」と、メルドーは言うのだった。
おやまあ、いい顔になったな、メルドー。
息子ダミアンのパパになってたメルドー、そうかそうかダミアンに聴かせたいんだな。
CD1の5曲、これはねー、おいらもむすめのきよちゃんに聴かせたいね。
ぼくはこの5曲、リピート状態で大好きです!ほんと他の曲はいいところがひとつもない。


2010年04月26日(月) タガララジオ6の曲目

福島講演@カフェズミから帰ってブラッドメルドーの新譜を聴きながらタガララジオ6をまとめる。
かなりいいんですけどブラッドメルドー、これが聴きたかったのよブラッドメルドー、はやくも今年のベストテン入り確実視。
まだCD1の4曲しか聴いてないけど。

タガララジオ6の曲目。
選曲の基準は、今聴いてる曲で、今感動できて、今編集CDRに入れることが確実なトラック、です。

Niccolò Paganini : 24 Capricci per violino solo, op. 1 No. 24 a minor Tema con variazioni. Quasi presto / Thomas Zehetmair (ECM New Series 2124) 2009 『パガニーニ:24のカプリース / トーマス・ツェートマイヤー』 (ユニバーサル UCCE-7504)

Fire Nordiske Sanger (Four Nordic Songs) : Grensen (The Border) / Ketil Bjørnstad from 『The Light - Songs Of Love And Fear』 (ECM 2056) 2008 『ザ・ライト(光) / ケティル・ビヨルンスタ』 (ユニバーサル UCCE-1106)
Randi Stene mezzo-sopran, Lars Anders Tomter viola, Ketil Bjørnstad piano

Garth Knox: Malor me bat (2004) / Garth Knox, Agnes Vesterman from 『D'Amore』 (ECM New Series 1925) 2008 『ダモーレ〜ヴィオラ・ダモーレ作品集 / ガース・ノックス』 (ユニバーサル UCCE-2076)

Make The Duck Sound / Samo Salamon & Aljosa Jeric Quartet from 『Mamasaal feat. Mark Turner』 (Dometra) 2009
Mark Turner tenor sax Samo Salamon guitar Matt Brewer bass Aljosa Jeric drums

また逢う日まで / 尾崎紀世彦 (フィリップス) 1971

Shhh/Peaceful (18:16) / Miles Davis from 『In A Silent Way』 (Columbia) 1969

チャンス / 友川カズキ from 『イナカ者のカラ元気』 (P.S.F Recoeds) 2009

Help Me / 岡本真夜 from 『Hello』 (徳間ジャパン) 1998

MajiでKoiする5秒前 / 広末涼子 1997

Whose Blues? / Lennie Niehaus Quintet from 『Complete Fifties Recordings, Vol. 1』
Lennie Niehaus (as), Jack Montrose (ts), Bob Gordon (bs), Monty Budwig (b), Shelly Manne (ds) 1954


2010年04月25日(日) 福島恵一さんの耳の枠はずし第3回

福島恵一さんの耳の枠はずし第3回、いけね曲目表をお店に置いてきたみたいだ。

ミシェル・ドネダ〜齋藤徹の春の旅01、
モートン・フェルドマンの点描ピアノ、
ゆっくりしすぎのサティ、
80年代を感じさせるハイナー・ゲッペルス、
ホセ・マセダのドローン、
密林のフィールドレコーディングス、
アトス山の教会実況録音

だいたいおれにとってのドローン理解は、ドローンとじっと鳴りやまぬ至福音、というやつであるが、
インプロが屋外に出て、自然や宇宙のざわめきに溶け込んでいった、というおれなりの音楽観を投影させて聴いてきた。

インプロなりフリーなりのCDを集中して聴くと立体的な図形とか色彩とか空気の動きとか気配とか逸脱した音の断片とか、
それこそ、耳の焦点を合わせるフォーカス能力全開にならざるを得ないところがあって、「音の空間にさまよう」ような状態に至る。
インプロ聴取の射程がこんなに広いものだった、とは、知らなかったとは言わないが、福島さんの切り口で鮮やかに、耳を触発した。

フォークミュージックからホセ・マセダからフィールドレコーディングへ向かって
さいごにアトス山の教会実況録音に至ってしまうなんて、なんてステキな!

インプロ耳なりジャズ耳なり、おれの耳は福島さんの「ジャズ批評」誌のテキストによって育てられたところが大きいもので、
それをクラシックのコンサートに適用して、それが「通じる」のだ。三善晃作曲者自身と、辛口の評論家と、ホール関係者、芸大の教授と、
ほとんどクラシックには無教養なおれの聴取は一致するのである。

このところタガララジオという風呂敷をひろげているけど、インプロ聴取はジャズ聴取にもJポップにもクラシックにもノイズにも
日本の伝統音楽や声明、お水取りの実況録音といったものにも、そしてアトス山の教会実況録音にもつながってていいんだ、と、
そういう勇気を福島さんにいただけたような心境である。

アトス山の教会実況録音は、10ねん以上前に四谷いーぐるの連続講演で福島さんがかけたのだ。
「これを聴くと、ヨーロッパの深層にある、黒土(くろつち)に触れる思いがしますね」と解説され、聴いてしばらく口もきけぬほど感動してしまったおいらなのだった。
(そういえば、ディズニーのサントラとジョン・ゾーンのコブラの同一を説いたのにもおののいた!)

アウトゼア誌でミシェル・ドネダのページを作るときに福島さんや北里さんにお世話になり、そのときこのLPを貸してもらった。
おれはDATレコーダーでばっちり録音しておいたのだが、いま部屋が樹海のようになっているのでなかなか聴けないでいた。

ミシェル・ドネダがどれほど重要なインプロヴァイザーだか知らないで、ひたすら別格に美しく気持ちいい演奏をするサックス奏者としてしか認識していなかったおいらであったが、
10ねん経って、福島さんが即興のハードコアと位置付けて連続講演されるその主線にドネダを聴くことができ、
即興のハードコアの聴取がアトス山の教会実況録音に向かってしまうのは、それこそ、夢をみているみたいだった。

福島さんの講演内容はいずれ書籍かなにかで世に出ることだろう。
講演の内容もハードコアでプロジェクターのテキストを視てさえも追いかけられなかったおいらはお恥ずかしい、というか、
ふとアファナシエフなりクレンペラーなりの固有名詞が出てくるだけで膨大な関連情報がおいらの脳内に連想流入してしまい、
えっ!ほんとに?あ!たたた!と、わたしの脳のCPUはすぐにクラッシュしているのです。
理解することよりも心地よいことを優先して受信してしまうおいらの耳。

おれは講演を聴きながら、高名な坊さんの法話を聴いてはありがたい声明を耳にするような、
ただただ手をあわせてありがたい気持ちにあたまを下げながら音楽を聴いているばかりであった。

この日の講演を聴いて、こんだけ幸福な気持ちになっているのは、おれがいちばんだろう。
とまあ、自慢げに書いてしまっているけど、福島さん、ありがとうございました!


2010年04月24日(土) 修二会の写真集を2さつ

いまだに修二会「お水取り」の深夜の達陀の行法(だったんのぎょうほう)に立ち会っている心地がしている。

二月堂の外陣で立ったままでいる。

思い詰めることが芸術の真髄である。
ECMは孤独であり沈黙であり思い詰めることであることを耳をそばだてるいしずえとしている。
が、ここのところのECMの制作圧力は過剰で抑圧的でいささかスタティックで安易なものだ。
音楽を捏造し、わずかに成功し、大半を台無しにしている。

修二会の写真集を2さつ借りている。
●小学館 東大寺お水取り 二月堂修二会の記録と研究 \4800 これはカラー写真で資料がすばらしい 
●奈良新聞社 南無観 今駒清則写真集 東大寺お水取りの光陰 \2857 白黒写真の芸術 達陀の一瞬は夢のシーンだろう 

『黒田悪党の中世史』新井孝重著 NHKブックス1035 
奈良の東大寺を再建するために、伊賀の国は黒田荘から木材が伐り出されていた。
木が伐り出されることで山は禿山となり、洪水が頻発し、結果の苛酷な環境から、
中世の自治組織である黒田悪党が成立していく。

司馬遼太郎の街道を行く北海道編で、
新十津川町は、明治初期の奈良県十津川村が水害によって土地が水没してしまう壊滅的な状態となり、
その住民が十分な衣服も持てずに秋の北海道に入植して作った場所であることが記されていた。

新十津川町は、おいらの曽祖父が地主をしていた場所であったから、
→十津川村というのは、東大寺に材木を拠出した結果の水害で壊滅的被害を受けたのだろうか
→おいらの先祖は奈良県でお水取りの籠松明を作っていたのでは
→おいらの祖先は東本願寺の僧侶であったとおやじからきいたことを思い出してしまう


2010年04月21日(水)

「タガララジオ5」と
「ニセコロッシコンサートツアー15」をJazz Tokyoに掲載。

タガララジオ5は、本2さつ紹介をアタマに持ってきてみたけど、やはりCDだけのほうがすっきりする。

14日 苗穂駅前温泉蔵ノ湯
15日 小樽に行き、あまとうでクリームぜんざいをたべる 
16日 またまた小樽に行き、あまとうでクリームぜんざいをたべる
17日 千歳空港→羽田空港
18日 平和台図書館 せんたく 終日ごろごろしている
19日 仕事の報告書に不適切な表現が多数と指導されへこむ
20日 編集CDR「グリーンランドO」「グリーンランドP」をつくる
21日 港南図書館 品川図書館 

タガララジオ6を書きはじめる。
ツェートマイアーのカプリース、ビヨルンスタの北欧歌曲、という最近のECMで屈指の盤。

小澤征爾指揮マーラー9番、ティーレマン指揮トリスタンとイゾルデを図書館から借りて聴いている。

丘山さんのカデンツァ
「初めてワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の無限に上昇してゆく半音階和声、いわゆる無限旋律というのを学校の音楽室で聴いたとき(音楽好きの男の子が持ってきたのを、放課後、そっとかけたのだ)、大人の世界の秘密の扉をほんの少し開けたような気分で、えも言われぬ感覚を知った。いつ果てるとも知れない官能の波、徐々に昇りつめてゆくエクスタシー・・・。」


2010年04月14日(水) 眼下の波浪

朝8時に中目黒で仕事を終え、羽田空港へ向かう。45分、けっこうかかるなー。

日本海側が暴風雨で、昨日は札幌で風速30メートルで6にん怪我のニュース、本日もひきつづき。

5・6千メートル上空から見下ろす太平洋、北海道の苫小牧沖、ウロコのような小さな海面がびっしり並んでいて、
その4割がたのウロコが白く引っかかれて無数の爪あとになっている。
暴風と波浪。

上空は静かに晴れているだけ。


2010年04月13日(火) ロマ



たんじょうびおめでとう。
おれの人差し指をにぎりしめてペタンペタンと深夜の駅前の歩道橋をあがっていった1さいのオムツ王子よ、
よくはたちになった。
そういえば、階段の途中でじぶんでしたコロコロうんちをチョコボールだと思って食べてにがいかおをした史実を、
ちゃんと彼女に告白したのだろうな。そういう大切なことははじめに伝えておかないと、な。
話すわけないだろ?かのじょはぼくのとなりに眠っている?
へたくそなみえをはるな。

ロマに関心があるだと?なんでロマなんだよ。おれは興味ねえよ。
あー、ガルシア・マルケスの百年の孤独は読んだか。冒頭のロマの存在がいいぞ。


2010年04月12日(月) 笹久保伸というギタリスト、そのうち聴きに行こう

近江楽堂で、17にち?17にちは東京にいないし。

笹久保伸というギタリスト、そのうち聴きに行こう。忘れないで誘ってねー。

「ペルー、アヤクーチョという渡航禁止!?になってる地方を渡り歩き、採集してきたというその音楽、演奏」


高橋悠治とのコンサート
「癒されるというより、何か、かき立てられる…。」


2010年04月11日(日) タガララジオ5の選曲ランナップ



2月6日午後4時46分、札幌から千歳へ向かう列車からの風景。

18日ごろに更新されるタガララジオ5の選曲ランナップ。

タガララジオ5 radioTagara 5

Beethoven : Piano Sonata No.32 in C minor, OP.111 Adajio molto semplice e cantabile (18:01) / Norie Takahashi from 『Beethoven Piano Sonata No.8,21,24&32』 (Live Notes) 2009

joe-pye weed (R.Garcia) / Rob Garcia 4 from 『perennial』 (bjurecords) 2009
Noah Preminger (tenor saxophone), Dan Tepfer (piano), Chris Lightcap (bass), Rob Garcia (drums).

On The Alamo / Stan Getz Quartet from 『The Complete Roost Session』 (1950-1952, Roost)
Stan Getz(ts) Al Haig(p) Tommy Potter(b) Roy Haynes(ds)
fouilles & rongement / Pascal Battus - Christine Sehnaoui Abdelnour from 『ichnites』 (potlatch) 2010

The Greatest Living Englishman / David Sylvian from 『Manafon』 (samadhisound) 2009

Blemish / David Sylvian from 『Blemish』 (samadhisound) 2003

The River あの川 / 小沢健二 from 『Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学』 (EMI Music Japan) 2006

Theme from Canary for Shiota Akihiko / Otomo Yoshihide from 『ギター・ソロ 2004年10月12日 新宿ピットイン +1』 (doubtmusic) 2005

Peace on Earth / John Coltrane from 『Infinity』 (Impulse) 1972

ストトン節 / うめ吉 from 『ストトン節』 (オーマガトキ) 2005

Come on! Feel the Illinoise!: Pt. 1: The World's Columbian Exposition Part 2: Carl Sandburg Visits Me In A Dream / Sufjan Stevens from 『Illinoise』 (Spunk) 2005

Welcoming Morning / Chappie (Sony Music Entertainment) 1999

出来るでしょ!! / 森高千里 from 『TAIYO』 (One Up Music) 1996

強い気持ち・強い愛 Metropolitan Love Affair / 小沢健二 (東芝EMI) 1995

Old Haden Family Show 1939 (KMA, Shenandoah, IA)
Oh, Shenandoah / Chelie Haden Family & Friends from 『Rambling Boy』 (Decca) 2008


2010年04月10日(土)



3月30日朝7時すぎの中目黒川のさくら。

岡島さんたちの「ポスト・クリョーヒン・スタディーズ」@カフェズミへ行きそびれた。

土曜日はキケンだ。土曜日のコンサートとか待ち合わせとか、
5夜連続夜勤のあと午前11時に眠りにつくわけど、このごろ寝過ごしてしまう確率が4割こえてきた。

ニセコロッシ・コンサート・ツアーのJazz Tokyo連載を再開した。更新は18にちごろ。
タガララジオのほうは、毎回連載する。

わたしの老後の仕事である編集CDR会、
活動停止状態なのを再開するのだ。夏までに。


2010年04月05日(月) タガララジオ4



絵本『真昼の夢 Imagine A Day』(ほるぷ出版)2006
セーラ・L・トムソン:文 ロブ・ゴンサルヴェス:絵 金原瑞人:訳

タガララジオ4が土曜日に更新されました

横井さんの撮ったクリョーヒンの写真がとってもいいです。
そ、そういえば今週は岡島さんと鈴木さんによる
『ポスト・クリョーヒン・スタディーズ〜ロシア・フリーミュージックの最前線』
があります。

さきほど、冒頭テキストが前回と重複した部分と、
ラストのラティーフ盤のテキストの最終段落が欠落していたのが訂正されました。

「今日もまたちゃんとしたジャズファンになろう、と、午前2時15分の西川口駅前で夜空を見上げるおいらなのだった。」

たぶんおじいちゃんになってもそう思うことだろう。音楽は永遠のあこがれである。
そ、そうだ、孫をジャズファンにするための1曲を次回かけよう。


2010年04月04日(日) 井の頭公園上空に出現したデレク・ベイリー




福島恵一さんの「耳の枠はずし」第2回より帰還せり。

上の画像はアフターアワーズで井の頭公園上空に出現した最晩年デレク。
ウルトラマン世代には人生をつらぬく至福の幻影である。

おいらが「あれだね、ベイリーの死因は運動ニューロン疾患ていうけど、この奏法にして、この死因だよなー」と言うと、
すかさず福島さんは「そ、そんな大リーグボール3号ではないんですから」
と、会場を沸かす突っ込みの絶妙の冴え、会話においても天性のインプロヴァイザーぶりを示した。

レクチャーにおける、プリミティブとヨーロッパの成立、という文明論のスケールを持つおはなしについては
ぜひともまたテキストなり何らかのかたちで触れたいものです。


2010年04月02日(金) 福島恵一連続レクチャー「耳の枠はずし」の第2回へ行くぞ!

おお。先週と今週と、二週連続の福島恵一連続レクチャー「耳の枠はずし−不定形の聴取に向けて」です。

4月4日(日) 15:00〜18:00
第2回 野生の耳がとらえる音景

なお、各回定員25名のため、予約をおすすめします。
料金:各回1000円(1ドリンク付き)
会場:Sound Cafe dzumi
   武蔵野市御殿山1−2−3 キヨノビル7F
   JR吉祥寺駅南口から徒歩5分
   電話:0422-72-7822
予約先:event@dzumi.jp
    件名「耳の枠はずし:日付」、本文「氏名、人数、電話番号」
    をメールで送付してください。

様々なトラッド音楽は刈り込まれ整えられた優美さを超えて、豊かな倍音が渦巻き、音の身体がぶつかりあうミクロな戦争状態をつくりだしている。そうした音に身を浸しながら、こうした演奏の生成を支える「野生の耳」を憑依/獲得を目指す。
  使用予定音源:Valentin Clastrier, Michel Doneda, Benat Achiary, Dominique Rugef , Jean Dubuffet等


第1回のレポートもそこそこに週末を迎えるおいらですが、
英国即興原理主義的な強度のラインが、音の良さ、説明、ヴィジュアルの援用とあいまって、すごい迫力でした。

このレクチャーでかかる曲を共通体験として、わたしたちはそれぞれの耳を語ることにもなると思う。
おれはおれの耳を自覚した。それについてまた言葉が沸き立ってくるのを覚える。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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