Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年03月31日(金) もはやアイヒャーはミュージシャンと対等なミュージシャンシップを交わしあうひとではなくなってんですよ





「ひさしぶり。まあくん、モチアンの新譜聴いた?」
「聴いてないです。どうでした?」
「イロ・ハールラは?」
「・・・たしか国内盤を買って聴いた気がする。いま、部屋のCD樹海で行方不明。あれは、・・・あんなもん。」
「どっちも、おれ、ECM買うの、やんなっちゃったよ。どれも最初からずっとメリハリもなく同んなじなんだもの。」
「あ、モチアンの入ったボボステンソンは、思わずはみちんしそーになった。」
「ボボにはみちんか。相変わらず言うことがえぐいの。あれがいいんなら、まあくんにはいいかもしんないな、モチアンの新譜。」
「モチアンが生きている、演奏している、というのがこの20年間のジャズ史の価値、主線ですよ。」
「いまのモチアンのどこがいいのかねえ。たとえば『Psalm』にはドラマがあったでしょ。最近のECMはみんなおんなじじゃないか。」
「そうですねえ。」
「演奏していて何の疑問も持たないのかね、ミュージシャンは。」
「・・・もはやアイヒャーはミュージシャンと対等なミュージシャンシップを交わしあうひとではなくなってんですよ。」
「今のこのECMサウンドの静けさこそ、独裁者アイヒャーが究極的に聴きたかったサイレンスだと。」
「うーん。・・・ミュージシャンはアイヒャーが思ったところにしか音を置けない、んですよ。クリステンセンなんか、(あーあ、みんなこんな演奏しちまってさー、いいのかねえ、おれは早く叩き終えて一杯呑みたいだけだぞ今日もー)、と、年金もらってる程度の気構えかもよ。」
「わはは。かもなあ。ところで、まあくん、むかしECMファンクラブでいーぐる貸切にしたことあったっけ?」
「え?ニフティのECM会議室のオフ会で借りましたよ。師匠はいなかったですよ。」
「あそこのJBLでなにかけてたの?」
「マイブラ、フリッパーズ、ジョーマネリ、不失者、ジョンゾーン、ケティルビョルンスタの『海』、コンポステラ、ストラーダ、ラースダニエルソン・・・」
「JBLでマイブラは鳴らないでしょ。」
「でも楽しかったですよ、クリステンセンはよく鳴ったなあ。クリステンセンといえば、サルーシとのデュオは聴きました?」
「まだ封あけてない。」
「これが予想外の素晴らしさ。最盛期のメセニーグループを感じさせる意識のトラヴェリングっすよ。サーマン〜デジョネットと並ぶ屈指のデュオ名盤です。」
「そうかー。そいえば、タウナーの新作が出てるよね。タウナーも66さいか。」
「あ。タウナーのギターソロですか?知ってしまったら、入手するまでタウナーの音が耳に鳴り続けるじゃないですかー。」


2006年03月30日(木) Well well well 〜、と、耳に鳴る。ポールの「Long Haired Lady」だ。




Well well well 〜、と、耳に鳴る。ポールの「Long Haired Lady」だ。
あそっか、ジョンがファーストソロで歌った「Well Well Well」をこばかにしてたのね。今さら気づいたりして。

センティ・トイのJazzTokyoあてレビュー文を書いた。昨日の日記のほうが気持ち的にはベターなんだけど、そうはいかのきんたま。
・・・そうはいかのきんたま。じゃあ、たこは?・・・と、ばかなことを言いあうやつが今日はいない。

塩原温泉郷。


2006年03月29日(水) センティ・トイSenti Toyの『私の運命線 how many stories do you read on my face』




この作品を聴かなかったら、おれ、どうなったんだろう、と、思わせるくらいな、ぼくは忘れっぽいものだからすぐに音楽のマジックを見失ってさまよってしまう、毎日の仕事や重力のひっぱりや家計のやりくりにへとへとになってしまう、なつかしくてあたらしくて、日のあたる木製のテーブルのある今はなくなったジャズ喫茶に座って来週のサークルで出かけるキャンプを楽しみにして過ごすような、だからこのジャケットを炊飯器の上にのせて撮ってみたんだ、この音楽はぼくの耳が温かいごはんをたべるように、ハロー死んだおじいちゃん、ジャズ、おざけん、ニューヨーク。


2006年03月28日(火) 1996年の浅草寺の境内




おねえちゃんがにゅうがくてつづきをしているあいだに、きよちゃんはたんぽぽのくびかざりをふたつつくりました。
アニメがすきであきはばらだいすきなのはしっていましたが、ほんとうにあきはばらのマンションにすみはじめるとは。

ミスチル「君が好き」、おざけん「いちょう並木のセレナーデ」、ドリカム「うれしいたのしいだいすき」を1〜3曲目にしてねー。

やわらかい日々が波の音に染まる まぼろしよ さめないで (渚/スピッツ)

2006年の浅草寺の境内は、1996年の浅草寺の境内は。


2006年03月27日(月) 「サボイ・トラッフル」




なぜか「サボイ・トラッフル」が脳内再生される不安定な天候の合間に見える光が丘公園の桜だし。

キッスの『地獄の軍団』のジャケをうっとりと見ていた中学生ん時をふいに思い出す。フィクションをリアルに投影できるちから。


2006年03月26日(日) ユニクロのECMTシャツシリーズにMichael Galassoの『Scenes』




日本橋三越のお子様ランチ。

曽我部恵一みに、長野に行ったのー?

ユニクロのECMTシャツシリーズにMichael Galassoの『Scenes』があってのけぞった。こんなTシャツ着てるなんて自閉症だったり婦女子を監禁してたりしてそうだ。メセニーのウィチタやジャレットのメロディアットナイトなんてTシャツも、コイツだいじょうぶか?と思う。まず、空気の読めないやつだと思う。ECMジャケの図像が象徴する価値なり標榜する精神的態度なり、およそ80年代突入時には時代に対して爪を立てることができなくなった、『サイレントフィート』や『フリードラッセル』の過激さをぼくらは想像することも困難になってはいまいか、そういった博物記として体系化された一部を、Tシャツで着れる感覚。これは知っている知っていないという話ではない、こんなのはキモくて着たくないと何も知らない女子高生が感じる感覚的な正しさのこと。


2006年03月25日(土) たんじょうびおめでとー




ひだり奥歯の疼痛(とんつう)とみぎ頭部の偏頭痛とひだり足内側の痺れ。たぶん歯医者に行くべきなのだが、温泉にばかり行っている。

『90’s』は、中村一義に逃げられたレーベルがエゴでコンパイルした捏造ベストとも言うべき代物だったそうである。けいまどのに差し上げるに不適格であった。割って捨ててくださいまし。あとで『金字塔』を改めて交付します。
坂本美雨を入れるの忘れた。明日、かなみさまときよねさまにお会いいたしますゆえ、お付きのおばばに渡しておきます。

ホルガーシューカイの「ペルシアンラブ」を収録した編集CDRを公募いたしますー。

これからマタチッチのブルックナー7番を聴いて、スノーマンのDVDを観ながら寝ます。


2006年03月22日(水) 陽のあたる坂道をー、のぼるそのまえにー、




陽のあたる坂道をー、のぼるそのまえにー、右折してオリジンでほっけ弁当とアボガドサラダ。

おいけいま。ビートルズのホワイトアルバムとか坂本美雨とかかぐや姫ベストとか郵送しといたぞ。
中村一義の『90’s』というベストも入れといた。
ほんとは97年6月に発売された彼のファースト『金字塔』の心臓をきゅんとさせる鮮烈さこそをリアルタイムで接してほしかった、とは、言ってみたいけどおまえそん時7さいだしな。小沢健二、桜井和寿、草野マサムネ、浅井健一、吉井和哉、hyde、宇多田ヒカル、以降、もっとも重要なアーティストが中村一義だと思う。
ええと、あと、どのJポップ聴くときでも、歌詞や旋律とかリズムのほかに、楽曲のアレンジとかベース音をよく聴いてみましょう。
・・・はかせたろーでは満足できないようになってほしいと思うのじゃ。
・・・高校2年あたりからジャズとか現代音楽とかアヴァンギャルドミュージックの教養課程に入りたいとわしは思うのじゃ。
・・・けいまよ、このECMリスナー養成ギブズをするのじゃ。けいまよ、おまえは巨人の・・・もとい、ECMリスナーの星になるのじゃ。
・・・こ、このジョセフ・ホルブルックのリユニオン2CDに感慨をおぼえる一流のリスナーになるのじゃ。
(BGM:巨人の星)


2006年03月21日(火) Re:この「Just A Smile」は初出と異なりますよね?




『Compendium the fontana trinity / The Lilac Time』『Moondog : Moondog 2 / Moondog』『五番町夕霧楼/水上勉』『The International Hashva Orchestra』(←平井くんのだー)

あの「Just A Smile」はシングルヴァージョンなので、たださんの耳は正解です。
よっしゃ。
これぞジュージャン(3にん以上の体育会系成人男子がジュースおごりを賭けてじゃんけんをする)12戦11勝の実力である。

あやちゃんからもらった編集CDRの「Jolene / Susannna And The Magical Orchestra」に底知れぬ魅力を感じる。オリビアニュートンジョンのおまぬけソング「ジョリーン」、あなたのヒゲでほおずりされたいわ、という。その反転。演奏がまた、いい。

NHK教育テレビ、吉増剛造の語る柳田国男がいい。

言いまつがい

桜枯らす病気18県で確認 カビが原因「てんぐ巣病」
 感染すると花が咲かず木が枯れる「てんぐ巣病」の状況を、財団法人日本花の会(東京都)が宮城や兵庫など28都道県の53カ所の桜で調べたところ、18県の25カ所で感染が確認されたことが20日までに分かった。
 ソメイヨシノの被害が目立ち、同会の和田博幸主任研究員(樹木医)は「感染力が強いので、全国に拡大しているとみられる」として、病巣部の切除などの対策を求めている。
 てんぐ巣病の原因はカビの一種のタフリナ菌で、胞子が飛散したり雨水に混じったりして拡大する。感染した枝は花が咲かず、枝の所々に多数の小枝がほうき状に群生。放置すれば数年から10数年で枯れる場合があるという。
(共同通信) - 3月20日9時2分更新


2006年03月20日(月) この「Just A Smile」は初出と異なりますよね?




写真は「塔のある街〜光が丘図書館前から南西を見上げる」

この春から長女が東京に住みはじめる。
パイロットの「Just A Smile」は、ぼくが18のときに飛行機で東京にやってくるときに、カセットの1曲目にして聴いていた曲だ。この曲を26年ぶりに聴く、この春の偶然。
この「Just A Smile」の邦題は「こぼれる微笑み」という。そんな気持ちになれる日なんて40も越えると何年に1度あるかないか、という感じなのだけど、今日はそんな日だった。
それにしても、この編集CDRに収められているのは、ぼくの記憶に残る初出の「Just A Smile」と比べて、明らかにドラマチックな背景アレンジが施されている、というのは、ぼくの記憶は音楽を捏造している?

編集CDR『Disney Girls』
01. アート・ガーファンクル/ディズニー・ガールズ (1975)
02. パイロット/ジャニュアリー (1974)
03. ペトゥラ・クラーク/ダウンタウン (1965)
04. ペトゥラ・クラーク/コール・ミー (1965)
05. ブライアン・フェリー/ディス・イズ・トゥモロウ (1977)
06. パーヴァリ・ユンパネン(pf)/ブーレーズ、ピアノソナタ第1番 第1楽章 (2005録音)
07. ベス・オートン/ワームス (2006)
08. ヘンリー・マンシーニ/ムーン・リヴァー (1961)
09. ヘンリー・マンシーニ/酒とバラの日々 (1962)
10. ヘンリー・マンシーニ/いつも二人で (1967)
11. ヘンリー・マンシーニ/刑事コロンボのテーマ (1971)
12. パーヴァリ・ユンパネン(pf)/ブーレーズ、ピアノソナタ第1番 第2楽章 (2005録音)
13. 801/TNK (1976Live)
14. パイロット/カナダ (1976)
15. ブレッド/二人の架け橋 (1970)
16. ブレッド/イフ (1971)
17. ブレッド/愛の別れ道 (1972)
18. ブレッド/ダイアリー (1972)
19. パイロット/ジャスト・ア・スマイル (1974) ★
20. ビーチボーイズ/ディズニー・ガールズ (1971)
21. パーシー・フェイス・オーケストラ/夏の日の恋 


2006年03月18日(土) 猿江恩賜公園




おいけいま。Salyuのライブ、あるぞ。
Salyuは昨年のap bank fes'05@つま恋静岡県掛川市で「VALON-1」を歌ったのを聴いたんだけど、これが良かった。あとでDVDになったのを観たけど、ぜんぜんSalyuの魅力と迫力・リアリティを捉えることができていないものだった。やたらライブ映えするアーティストだと思う。

しかし、この妄想はいただけないな、けいまくん。>
坂本龍一の土取利行との幻のデュオや、青年期のピアノソロ作品が収録されている『現代日本ピアノ音楽の諸相(1973-83)』や、竹田賢一率いるA-Musik(アー・ムジーク)の『エクイロジュ』を耳にしてください。山下邦彦著『楕円とガイコツ―「小室哲哉の自意識」×「坂本龍一の無意識」』を読んでもいいと思います。
まだまだ父の妄想レベルに達するには・・・中古盤屋でLPを上下させて指のタコがつぶれたりデートと称して彼女を終日中古盤屋めぐりを付き合わせてそれが理由でフラれたのに理不尽を感じる哀しみとか子どもができてからも家族サービスは自分の行きたい中古盤屋のある街のちかくにある公園やデパートにしか行かないとか・・・そういう・・・血の滲むような修行をしてだな。

そいえばおまえ春休みはヒマなんだな。ビートルズのホワイトアルバム(全30曲)も焼いたるけん報告書をあげるように。

おふろの王様の高濃度炭酸風呂、サウナ、電気風呂、漢方蒸風呂、人工温泉に入り。その好転反応の痛みに耐えて仕事をする。

猿江恩賜公園を「さるえおんちょうこうえん」と読んで訂正される。さるえおんしこうえん。
韓国生ゴミ餃子事件>おもろいのー
内田樹さんの儀式についての卓見>


2006年03月17日(金) ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/オール・トモローズ・パーティーズ(1966)




ゆうべの冷たい雨が明けて風がつよい正午。上空にごおおと音がしてオホーツク海や四万十川や高野山との空気のつながりを意識する。
テリエリピダルの新譜の評判がいい。
岩波書店の泉鏡花全集にうっとりして過ごす。そして、世界は汚れていて、オール・トモローズ・パーティーズを聴く女の子と手をつないだとたんに彼女の体温がぼくを鎖を噛み切った野良犬にしてくれた。

師匠にいただいた編集CDR『そして僕は途方に暮れる』
01. パティ・スミス/マイ・ジェネレイション (1976Live)
02. 冨田ラボ feat. 田中拡邦 /アタタカイ雨 (2006)
03. ジャパン/オール・トモローズ・パーティーズ (1979)
04. ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/アイ・キャン・スタンド・イット(1969)
05. ジャパン/クワイエット・ライフ (1980)
06. ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/オール・トモローズ・パーティーズ(1966)
07. 冨田ラボ feat.ケミストリー/ずっと読みかけの夏 (2006)
08. パティ・スミス/ビコーズ・ザ・ナイト (1978)
09. ロキシー・ミュージック/リメイク・リモデル (1972)
10. 冨田ラボ feat.ハナレグミ/眠りの森 (2003)
11. パティ・スミス/フレデリック (1979)
12. ロキシー・ミュージック/ドゥ・ザ・ストランド (1973)
13. パティ・スミス/マイ・ジェネレーション (2005Live)
14. ハナレグミ/そして僕は途方に暮れる (2003Live)


2006年03月15日(水) アジカン『ファンクラブ』発売。




ジム・ウェッブの仮想CDRとは! これは聴いてみたいものです。

フェビアン・レザ・パネのピアノソロ3枚組『Sweet Radiance』を初めて聴く。あと、かぐや姫のベスト、『愛のポルターガイスト/小島麻由美』、『アクアスケイプ/坂本美雨』。小島麻由美がいちばんかな。

Salyuをケータイの待ち受け画面にしているけいまくんからもらった編集CDR 9th『回る廻る環る』。
01. ある証明/ACIDMAN  02. alive/小松未歩  03. パッヘルベルのカノン/本田美奈子  04. 愛が呼ぶほうへ/ポルノグラフィティ
05. 月光/鬼束ちひろ  06. いちょう並木のセレナーデ/小沢健二  07. のうぜんかつら/安藤裕子  08. くるりくるり/ナナムジカ
09. Circle/木村カエラ  10. 安らげる場所/Mr.Children  11. スーパースター/東京事変  12. それはなにかとたずねたら/奥田民生
13. 時代/中島みゆき  14. ロードムービー/Mr.Children  15. 誰かの願いが叶うころ/宇多田ヒカル
16. to U/Mr.Children with Salyu  17. グライド/Lily Chou Chou
捨て曲なしの2枚組という風情。小松未歩のキャラ設定はしっかりしたマイラバかな。これが安藤裕子かー。

編集CDR『普通の1日』の曲目を教えろ。2曲目がエルレガーデン?、3曲目がアジカンの「エントランス」の。こいちゃんが作ったのか?やば。スキマスイッチが好きになりそうではないか!

アジカンの『ファンクラブ』も、おざけんの『毎日の環境学』も、うさぎがアイコンなのだね。


2006年03月14日(火) 『武満徹・響きの海─室内楽全集(全5巻)』




『武満徹・響きの海─室内楽全集(全5巻)』
タケミツとともにタケミツを空気に響かせたひとたちが大切に弾いたライブ演奏がここに集大成された。後世にとってのスタンダードである。
この春のわたしの愉しみは散りゆく桜の花びらが雪のような深夜に。
期間限定特典CDを入手できるのでまとめて買うのがよろしいかと。そいえばECMで武満は出てないですよね。アイヒャーの耳にはどう響くでしょうか。アイヒャー・コンセプトでのタケミツの再現も聴いてみたいものです。ヤンガルバレク、デヴィッドシルヴィアン、武満徹の3者は互いに意識する同時代を過ごしながらメタレベルでの共演はしていました。

きょうは。レオンハルトのゴルトベルグ(54年録音)から聴き始める。心臓の表面をマッサージされるくらい良い。おお、ほんもの。
次にシュニトケ〜ロストロポーヴィチ〜オザワの93年録音チェロ協2番+インメモリアム盤。シュニトケは好きだけど、これはちとハズレ。
トスカニーニ〜ホロヴィッツのチャイコフスキー43年録音をかけながら、ヨーグルト、ゆうべの焼肉の残り、煎茶、ゆうべのポテトサラダののこり、黒須+農協グレープ果汁、コーヒーでたばこを吸っているとむかしあった御茶ノ水の名曲喫茶に居るような気持ちになる。


2006年03月13日(月) 編集CDR 『All My Love's Laughter』 2006.3.10




編集CDR 『All My Love's Laughter』 2006.3.10
01. All My Love's Laughter / Art Garfunkel 1978 人生を走馬灯に映すかのような名曲。
02. The River / Kenji Ozawa 2006 インストになってもおざけん以外の何者でもなくて変わり続ける同じ音楽が今を鳴らす。
03. ワールドアパート / ASIAN KUNG-FU GENERATION 2006 やっぱりカッコいいアジカンのこの変拍子。
04. Rain / The Beatles 1966 40年たって古びないこのサウンドに今さらながらにおどろく。
05. 優しくなりたいな / スピッツ 2005 アレンジの具象音にブライアンウイルソンの技法が。
06. Am I Wry? No / Mew 2003 「ぼくはヒネクレ者?」というタイトルナンバー。
07. 天気図 / Polaris 2002  ベースが気持ちいい。浮遊して疾走する春の予感。
08. Palo Alto (Lee Konitz) / The International Hashva Orchestra 1996 マーク・ターナーらの揺れて意識を攪乱するサックス音。
09. She Came Home for Christmas / Mew 2003
10. ハレルヤ / クラムボン 2002 CharaやSalyuとならんで聴かれるべき世界。
11. Front Parlour / Paul McCartney 1980 インストになってもポール以外の何者でもないメロディーメイカーぶりが流石。
12. 若葉 / 坂本真綾 2005
13. Talk Of The Town / Pretenders 1980
14. Feuilles-Oh/Do Space Men Pass Dead Souls on Their Way to the Moon? / Art Garfunkel 1973
15. 会いたくて acoustic version / 岡本真夜 1998
16. Mother Nature’s Son / The Beatles 1968 『ホワイトアルバム』収録のポールの隠れ名曲。


2006年03月12日(日) 宮越屋珈琲




買い物がある日曜日にはちょっと早起きをして日本橋三越の開店を待つのが似合う階級であるわたしたちは、店内に入るとまずは宮越屋珈琲でコーヒーを飲むのである。まじ、美味い。資産数十億のご令嬢とたまごっちの通信をされるきよねさま、および付き人のばあさまと一服をする。ちなみにわたしの資産はプライスレスである。・・・一杯1050えんのコーヒーって、おれの昼食3回分だぞ!


2006年03月08日(水) 「風は何色?」をば、聴きとうがす。




し、師匠!・・・そ、そのパイロット(2、14曲目)は、CD化しているのですね。「Just A Smile」をば、聴きとうがす。
ついでにミスタービックもCD化されてないかなーとアマゾンをぐぐったら、あったあったあった不朽の名作!「風は何色?」をば、聴きとうがす。

アート・ガーファンクルの「All My Love's Laughter」を書いたことで香川県在住の方より暖かいメールをいただきました。

おじさんからマネリ親子の『Blessed』と英WIRE誌のマット・マネリ記事のコピーを至急送れとのお達し。なんともマットの最新作がすごい代物になっているというはなしで。

ヘンリー・スレッギルの奥さんとおざけんの新譜をJazz Tokyoでレビューする野望あり。

写真は中央がマット・マネリ記事の写真コピー、左まわりで英WIRE誌、おざけんの新譜『Ecology Of Everyday Life(毎日の環境学)』、マネリ親子の『Blessed』、志村忠夫著『「水」をかじる』(ちくま新書)、武藤修二・入子文子編著『視覚のアメリカン・ルネサンス』(世界思想社)、ソニープラザの紙袋。体調不良でまた3連休。鼻炎のクスリを倍付けで飲んだ直後にビールを飲んだら終電で駅から部屋に着く前に歩けなくなってしまいそれはそれで風流な面持ちでおったものの風邪をぶりかえしてしまい湯治と称しておふろの王様に2日行ってたらさらに体力を失ってそのくせ寝るだけ寝て食べるだけ食べていた反動で2キロ太ってみぎひざと背骨が痛い寝過ぎで頭も痛いという・・・。会社には言えない。


2006年03月05日(日) ふたたびアート・ガーファンクルの「All My Love's Laughter」

ふたたびアート・ガーファンクルの「All My Love's Laughter」。
訳せばこういう意味なのだけど、my loveとは「ぼくの恋人」では、やはりない。
「ぼくの愛」と言えば、そちらのほうなのだ。

ぼくの欲望を起動させる原因のすべて、を、指すのだと思う。
ぼくは彼女のために生涯を捧げてもいい、とか、かなわない永遠さ、とか、ぼくは失敗を欲望しているのだ、とか。
永遠に失ってしまってから、ひとはその対象を無限に慈しむとか。ね、キリスト教の物語にも見出せる図式でしょ。

つまり、それは、あなたであり、あなたを視ているわたしであり、あなたに視られているわたしであり、わたしの知らないわたしであり。

そのように解釈しないと、この曲の音楽性の高さと歌詞の秀逸ななぞかけとはまったく釣り合わない。

この曲はひとの一生を歌っているようなものなのだ。
生まれて、青年期を過ごして、やがて老人となり、そして死んでゆくという。その暗示として各フレーズは解釈されるところがある。
そこには、朝に赤ん坊として生まれて夕べに白骨と化す、と、語るお経と同等な達観がある。

そいえば80年ごろでしたか、
アート・ガーファンクルも井上陽水もほぼ同時にそれぞれシングルを出した「ブライトアイズ」という名曲もありましたね。

sumita’s selection  2006.3.1
編集CDR 【 オール・マイ・ラブズ・ラーフター 】
01. フィル・マンザネラ/フロンテーラ (1975)
02. ルー・リード/ワイルドサイドを歩け (1972)
03. シカゴ・アンダーグラウンド・デュオ/フォーリング・アウェイク (2006)
04. ベル・アンド・セバスチャン/使徒行伝第一章 (2006)
05. ムーンドッグ/ラビット・ホップ
06. ムーンドッグ/テーマ・アンド・ヴァリエイションズ
07. アート・ガーファンクル/オール・マイ・ラブズ・ラーフター (1978)
08. アート・ガーファンクル/老人 (1973)
09. ベルント・グレムザー(pf)/プロコフィエフ Pソナタ第7番第3楽章(1994録音)
10. ロキシー・ミュージック/ボーガス・マン (1976Live)
11. アニタ・カー・シンガーズ/あなたと私 (1969)
12. マチート楽団 with チャーリー・パーカー/マンボ機1950)
13. ルー・リード/コニー・アイランド・ベイビー (1976)
14. ジョン・ケイル/ハートブレイク・ホテル (1974Live)
15. バート・バカラック/キャント・ギブ・イット・アップ (2006)
16. バート・バカラック/ドリームス (2006)
17. バート・バカラック/オールウェイズ・テイキング・エイム (2006)
18. 中島美嘉/Cry No More (2006)


2006年03月04日(土) 東京駅は午前11時




加速とサスペンションにうっとりとプレミオを乗りまわして東京駅は午前11時におじさんをお迎え。数日ぶりの晴れ。銀座のてんぷら

東京駅丸の内がわのロータリーには鉄道の父と言われる井上勝の銅像があります。ぐぐってみると、SF作家ル=グウィンに、7月公開のスタジオジブリ新作アニメーション映画「ゲド戦記」に。週刊金曜日の風速計、本多勝一の現役さだし、石坂啓の「初夢」>すごいこわい、に。

くー。観に行きてー。府中市美術館の亜欧堂田善(あおうどう でんぜん)展。
・・・て、ここ、こないだ行った府中の森公園の噴水広場の脇にできていた美術館じゃん!4月16日まで、か。

荒川静香のイナバウアーを初めて観る。「ビールマンスピンも観てー」「それもはだかで観てみてー」「どんなんなんだあー」と連鎖妄想状態にすぐに突入するのは遺伝子のせいである。ゆるせ、子どもたち。BGMはだなー、プッチーニのトゥーランドットもいいけどなー。

アート・ガーファンクルの「All My Love's Laughter」が響く。遠くのバグパイプが地平線を縁取って鳴りつづけている。

お。
しずかちゃんのはだかのビールマンスピンのBGMはアート・ガーファンクルの「All My Love's Laughter」!おおー、聴きてー、そのバグパイプ。


2006年03月03日(金) きょうはひなまつり

いつのまに3月になって、言われて気付いたのは「あともう少しでおざけんの新譜だね」。その時から、遠くからゆっくりと近づいてくるように『球体の奏でる音楽』の律動に気付いた。気付いた?耳をすますようにして。

そんなふうにしていたらきょうのやせがまんはあしたにはなんとかなるのだろう。

さくらいくんとまきはらくんが音楽はぼくたちにとって宗教みたいなものだと口を揃えていたのは、おざけんの新譜を待つこういった祈りのような時間のことで、そもそも語るひとには届かないところのもの、それはそれでぼくはもっと後方の列にいて祈りをささげているようなもの。

ぐぐったらこんななつかしい記事が>

きょうはひなまつり。ぼくのむすめたちに。まいにちありがとう。かのじょたちのこうとうぶのかたち。ゆびのひょうじょう。よくしゃべるこえ。

小沢健二の4年ぶりの新作『Ecology Of Everyday Life(毎日の環境学)』
1. The River あの川
2. Voices From Wilderness 未墾の地よりの声
3. Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学
4. Jetset Junta 空飛ぶ政府
5. The Sea (I Can Hear Her Breathing) あの海(彼女の息吹が聞こえる)
6. Sol Le Pido A Dios 祈ることは
7. Shadow Work 影にある仕事
8. Sleepers Awake / Mathrimba 眠れる人、目覚めよ / マトゥリンバ


2006年03月01日(水) 聴くことができない音楽・脳内同時再生という味わいかたは日本人の口内調理という文化性を照らしている可能性はある

月末は会議が続いて28日は新潟から出張してきた同僚を囲んで大江戸温泉物語に滞在。6回温泉につかる。
早朝の冷たい雨の中を露天風呂で、遠くに聞こえるラッシュアワーや交通渋滞のざわめき、に、湯気で咲いた小振りの桜が紅色で。
温泉の合い間に吉川潮著『江戸っ子だってねえ―浪曲師広沢虎造一代』新潮文庫を読む。

ここ数日音楽を聴いていない。
すると、ドリカムの「うれしいたのしいだいすき」と、この曲のイントロを持つイージーリスニングの代表曲(タイトルわすれた)、と、バンマッコイ&ソウル・シンフォニー・オーケストラの「ハッスル!」とか、同時に脳内に鳴るような事態にうっとりとしてしまう。
こういう、聴くことができない音楽、を、ぼくは聴いているとも言えるのだが。

脳内同時再生という味わいかたは、日本人の口内調理という文化性を照らしている可能性はある。

記憶に残る音楽たちは、実際にその音楽を鳴らしてみても、そのように聴こえないのが現実だったりする。
あれだけ発売時にアナログで聴いていたフリートウッド・マックの『噂』にしても、CD化されて聴くときに「なつかしい」とは感動を偽装していた。
南沙織の「17才」なんて、オリジナルよりもぼくの記憶に残る「17才」のほうが数段素晴らしく、オリジナルにはそのかけらさえなかった。

プリテンダーズの「トーク・オブ・ザ・タウン」を聴きたい。三連打のドラムがアクセントをつける。人生が始まるような音楽。
1980年3月の高田馬場駅前から早稲田に向かう道をぼくはもういちど歩いてみたい。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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