日記...マママ

 

 

ひどい映画その2 - 2010年12月30日(木)

遅すぎる年賀状をせっせと書いているところにまたもや精神衛生に非常によくない映画を目にする。
その名も「幸せになるための27のドレス」。
題名を聞いたことはあったけどまさかこんなベタベタな映画だとは。
ちくしょう楽しそうじゃねえかよ!いいよね!目をつけていたダンディな上司が妹に掠め取られても次の日にはイケメン記者にあんなところやそんなところまで取材しつくしてもらえるんだもんね!いいよね!もげろ(何が)!リア充爆発しろ!!そんで今からやむを得ない事情により二人でお泊まりなんだね!しょうがないもんね雨で車がスリップしちゃったんだもんね!仕方ないんだもんね!よかったね!!もうチャンネル変える!!ばーかばーか!


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ひどい映画 - 2010年12月23日(木)

「パジャマでシネマ」で「深呼吸の必要」という映画を見ているが、ずいぶんひどい映画だ。
まず、こんな判で押したような厚顔無恥なギャルはいまどきいない。
食卓でネイルやってたら注意されることぐらいはいくらギャルでも知っている。
そのへんは、いまどきのギャルはもっと上手にやる。
あと、サトウキビの収穫がいかに重労働か、情報強者の最たる者であるところのいまどきのギャルはすぐに理解できる。
だから最初から就農体験に来たりしない。
そして全体にどことなく漂う「あいのり」臭。
なんで若い男女がちょうど3対3なんだよ。なにその組み合わせ。おかしいだろ。合コンかよ。
苦楽をともにし、迫り来る災害や危機を乗り越えることで深まる絆。海辺の防波堤でつらい過去の告白。あいのりならその日の山場となるシーンだ。
そもそも「都会での生活に疲れて田舎の温かい人々と自然に触れて癒されて」がもうあまりにあんまりすぎて。
そして今ちょうど「ほんとは現実から逃げてるだけの俺たち、わたしたち」と直面するシーン。目も当てられない。
田舎には田舎の、陰湿で凄惨な人間関係が渦巻いているのだ。
むしろ狭くて逃げ場がない分、都会より大変なのではないかと思ったりもすることもままある。
沖縄出身の女性の話を聞くと、沖縄の地域社会がいかに封建的で前近代的な男尊女卑・家父長的価値観に支配されているものかが端々から伝わってくる。
あと収穫の合間にキャッチボールとかないから。できないから。疲れ果ててるはずだから。
んで最後ああやってかけっこで遊んだりとか、多分そこまで仲良くならないから。もう毎晩疲れ果てて泥のように眠るだけの毎日のはずだから。
そういう現実を見ないふりをした都合のよいこのような田舎賛歌は、もういい加減、量産すべきではないとわたしは思いますよマジで。


唯一のリアリティは長澤まさみだ。
こういう暗い役もできるのか、と思った。
彼女が「おばあ」に徐々に心を許していく過程はなかなかよかった。
夜寝る前に、おずおずと「おじい」と「おばあ」のいる居間に姿を現してみるところとかね。
あのシーンだけはよかった。
「おじい」「おばあ」役の人たちの名優っぷりがすごい。
間の取りかたと言い、セリフのトーンと言い、完璧だ。
あれには長澤まさみでなくとも陥落せざるをえまい。


イブの夜は仕事で疲れているので帰ってすぐに寝ます!




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目が覚めた - 2010年12月16日(木)

よく考えたらホープは、目の前で母ちゃんが、フリーターだかニートだかよくわからないような無責任な男の世迷言に乗せられた末に無残に死んでしまった直後にライトさんと出会い、ライトさんはライトさんで、唯一の血を分けた家族で自身の最大の生きがいですらあった妹を、フリーターだかニートだかよくわからないようなチャラ男にかすめ取られてしまい、そのチャラ男が原因で姉妹喧嘩の末にもの別れになった数日後には妹が目の前で不幸な偶然が重なって仮死状態に陥ってしまい、その直後にホープと出会ったわけで、お互いに失ったものを補ってくれる対象を求めていたということなのだな、ということに気付いた。
それにつけてもスノウさえいなければ、ホープの母ちゃんも死なずにすんだし、ライトさんも妹と仲睦まじく暮らしていけたのかもしれない。スノウ超嫌い。
まあ13日目でどのみちみんな死んじゃってただろうけど。
しかしやっぱりこの二人は心理的にはまったくもって母ちゃんと息子だな。

でもそれなら素直に同性とか、ホープをうんと年下(6歳とか)にすればよかったものを、そこがあざといんだよスクエニは!
そんでファングとヴァニラは異性でしょ!
カップルをつくるならそこでしょ!
ライトさんとホープでああいうのがあると、なんかややこしいと!混乱するとたい!弱みを突かれるのよ!そうよアンタ方の思うとおりですよ!年下に言われたいよ!「守りたい」とか言われたいよ悪いかよ!刺激しないでくれ頼むから!もうヽ(`Д´)ノプンプンです。






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今日のホプライ - 2010年12月13日(月)

FF13をクリアした。
下界組はまあ、最後は何らかの形でお別れになるんだろう、少なくともヴァニラは犠牲になる人だな、と思っていた。セラとドッジがその代わりに帰ってくるんだろう、と。
そして、結局コクーンはもうだめになっちゃうんだけど人間は下界に移住させ、それでヴァニラの犠牲の上に世界は救われるというようなことになるんだろうなあ、と思っていたらだいたいその通りになった。
かなり正確にエンディングを予想できていたわたしはなんだか残念な30代だと思った。
そしてホープ。
誰に気があるようにも取れてしまう、あいまいで思わせぶりな演出の数々。
2ちゃんのスレで読んだけど
「最後、みんなで手をつなぐところでホープとライトだけ恋人つなぎをしてる」
とかいうのまであって、ほんとによくそんなところまで見てると思う。
確かに恋人つなぎではあるけど、だってそんな、生きるか死ぬかの瀬戸際に手のつなぎ方ぐらいどうでもよいのではないか。
ヴァニラにもう会えないと悟ったホープの悲しそうな様子とかも、いかにも何かあるようでもあるし、何でもないようでもある。
そしてそれをなぐさめるライトさん。
FF10のように続編を作ってくれないものか。
数年後の成長したホープが見たい。超見たい。
そしてツンデレのライトさんを軽くやり込めたりしてほしい。
たぶんヴァニラたちを助ける物語になるんだろうけど、助けられたヴァニラが成長したホープを見て、ちょっと照れたりするといい。
でも最後はやっぱりライトさんとくっついてほしい。
ファングが男だったらよかったんだよ。そしたらファングとヴァニラでくっついたのに。なんで女だったんだろう。なんで。


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今日のライトさん - 2010年12月08日(水)

どうやらネットの中では、「ホプライ」派が「ホプヴァニ」派より優勢らしい。
「ホプライ」とは「ホープ×ライトニング」の省略で、「ホプヴァニ」とは「ホープ×ヴァニラ」の省略だ。
キャラクターのちょっとした言動をやたらと深読みし、物語の筋書きさえ無視した好みの組み合わせで勝手にカップルを作り、あれこれ妄想する人のことを「カップリング厨」略して「カプ厨」と言う。
認めたくないけどわたしも多分これで、深読みするつもりもなかったのに、ライトニングとホープはそのうち恋に落ちるものだと一人で思い込んでいた。
なぜヴァニラでなくライトニングかというと、主人公だから、ということもあるし、たぶん「クールな大人の女性と純真無垢な美少年」という組み合わせが感情移入するのにツボだったんだろう。
スクエニは確実にわたしのような女性に狙いを定めてライトさんを作ったのだと思う。あまりにツボを心得すぎている。
ネット上で「ホプライ」を支持する女性の多さがそれを物語っている。
一般的なゲームのヒーローが少年たちの夢を具現化した理想の存在であるならば、典型的ツンデレヒロインであるところのライトさんは「仕事に夢中になったり過去の大恋愛に引きずられているうちに婚期を逃してしまい、そんな自分も嫌いじゃないけどそろそろどうにかしたほうがいいのかなあ、でも今更恋なんて…」などと複雑な心情を抱えている独身女性たちの理想を投影した存在なのだ、と書くとまるでわたしのことのようだが実際わたしのことしか書いていない。世間の女性がどんなもんかは知らないが、「ホプライ」が好きな女性はまあメンタリティとしては似たり寄ったりな感じなのではないかと思う。甘え下手で意地っ張りの現代女性にとってライトさんはもしかして救いの光明なのではないか。
そんなこんなで、実はホープのかわいさと同じくらいにライトさんのツンデレにも癒されている。
ライトさんの魅力は何といっても「デレ」のレベルの高さだ。
不意打ちで、「ツン」を必死に装いながら隠しきれない「デレ」を見せ付けるライトさんがいとおしい。
男性の征服欲というものが少し理解できた気がした。
あれこそ征服したくなるかわいさだ。

関係ないが、わたしはスノウが大嫌いだ。
そこも絶対、製作側は狙っている。
ライトさんもスノウ嫌いで、ホープもスノウ嫌いだ。
そうやってホープ敵視のリンクを広げることで、さらに感情移入の度合いを深めてもらおうという狙いがなかったとは言わせない。
スノウ、わざわざわたしのようなタイプの女に嫌われるようにしてあるもん。
話がどんどん飛ぶが、スノウはFF6のロックと超似ている。
性格もポジションも服装もとてもよく似ている。
似ている、というか、明らかに似せている。
言うまでもないがロックも嫌いだ。

FF13に織り交ぜられている過去作品へのさまざまなオマージュはどのような意図があるのだろう。ディシディアとの連携を狙ってのことなのか?
そしてストーリーは全体的にすごくFF10だけど、それもどうなのだろうか。ワッカがサッズで、ファングがルールーで、あとは何がいたかな。キマリはひなチョコボ。それはさすがに違うか。ユウナをヴァニラとセラ、ティーダをスノウとホープのそれぞれ二人に分けたのか。ライトニングさんのポジションがわからない。アーロン。違う。ヴァニラがアーロンも兼任してるな。そうなると、ライトニングさんがキマリ?あれ、つじつまが合ってしまう…。


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今日のホープ - 2010年12月05日(日)

日ごとにホープへの思いが募る毎日。
本当にあざといキャラだと思うよ。
もう全方面カバーしてるもん。
しかし物語も終盤を迎え、キャラクターの相関関係に異変が生じている。
少し前までライトさんがいなくては生きていけなかったはずの彼なのに、同じように女のほうのあざといキャラであるところのヴァニラという女の子と、いつの間にかいい感じになっている。
どうやらホープの相手はヴァニラだったのだ。
主人公のライトさんじゃないのだ。
なにもう、「ライトさんを守りたい」とか言ってたじゃん!
ライトさんも、そっけなく振舞いながら実はまんざらでもなかったんじゃないの?
ライトさんに感情移入しきって見ていたわたしは、この展開に大いに傷ついている。

決定打が、落ち込んでいるヴァニラの手を取ってやさしく彼が言った
「行くよ」
という一言で、これを聞いた瞬間、わたしは胸がえぐられるように激しく痛むのを感じた。
いやもう恥を忍んで書きますが、あれはれっきとした失恋の痛みだったね。
というのもそれまでホープは、他のすべてのキャラクターと敬語で話をしていたのだ。
最年少だからね。
これは、その彼がヴァニラにだけ敬語を使わなくなった瞬間なのだ。
FF13はホープの精神的な成長がひとつのテーマなんだけど、はじめは同年代のヴァニラにも子ども扱いされていたホープがたくましく成長し、ついにヴァニラを男としてリードする立場になったことを示すこの一言に、わたしは愕然としたのである。
これだけの説明じゃ読む人には全然伝わらないだろうけど、最初からずっとやってきた人間にとって、というか、最初からホープの成長ぶりをつぶさに見てきた人間にとって、あまりに重すぎる一言であった。


それはさておき、PS3はほんとに画面が綺麗だね。
ヲルバ郷のグラフィックがたまりません。
FF独特の神秘的でどこか物悲しい音楽と相まって、いつまで見てても見飽きない。
廃墟になった空中庭園の花だけがすごく鮮やかに咲いてるの。
廃墟に咲く花。






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ホープ - 2010年12月02日(木)

PS3の強制シャットダウンは過熱と充電不足が原因だったみたいで、置き場所を変えたりいろいろしてるうちによくなった。
おかげでFF13がはかどりまくっている。
腐女子の巣窟ピクシブではホープが大人気であります。腐女子にはショタコンの人もわりといるからなあ、とか思って特に気に留めてなかったんだけど、実際やってみると、ホープはちょっとあれはいかんです。
かわいすぎる。
かわいくて男らしい。
ライトさんのツンデレも相当ハイレベルなかわいさだが、それでもホープには敵わない。
もうなんか、あれだよ。
ギャルゲーだよ。



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