Land of Riches


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 2023年11月29日(水)   s'more 

刀ステ七周年感謝祭の長谷部コースターが引けず、2回目の2.5茶屋へ。
今回のお目当ては前回、シチュー&サーモンチーズサンドで満腹になりスルーしたスモアトースト。
キャンプに疎いので初耳だったのですが、キャンプファイヤーでマシュマロを
焼く進化系で、焼きマシュマロと板チョコをクラッカーで挟む北米フードだそうです。
これが美味しくてsome more(もう少しちょうだい!)と言ってしまうのを
略してs'more=スモアだそうです。今回のメニューはトーストバージョン。
刀剣乱舞のコンテンツゆえチョコではなく黒蜜+きなこにアレンジしています。

サーブされた半量以下しか使いませんでしたが、それでもめちゃくちゃ甘かったです。
七周年感謝祭のCM企画映像で出てきた国広印の筋肉栄養剤(きなこはこれのイメージ)は
振りかけるだけでカロリーを筋肉の材料に変換してくれるマジカルアイテム。
本編で出てきた炭水化物は大盛パスタでした。ともあれ、筋肉栄養剤が存在しない
この世界ではスモアトーストはただのカロリーで自力で燃やすしかなく…うう。

今回は満席ではなかったですけど、弁当を頼んだのは私以外はもう一人だけで、
他のお客さんはみんなシチューをチョイスしてました。確かにそっちの方が美味しい(笑)
合わせたドリンクは維伝…全く甘くないコーヒーでビックリしました。
お茶菓子セット以外に甘みがほぼ無いドリンクがあったとは。

12月にはスープカレーが提供されます。果たして次回予約は3回目のステか、
はたまたミュすえひろがりか…母数15は多すぎますって…。


 2023年11月26日(日)   heath 

刀ミュの単騎・双騎公演はベテラン勢の挙手制にもなりつつありますが、
村正派双騎はまさかのステアラ。初日が配信されたので見ました。

1部は太田さんが演出する村正の心象世界(大侵寇で三日月が心象世界を展開したのを
踏まえたXでの考察より拝借)を描いた難解な演劇。太田さんのかつての共演者で
今は裏方に回った方による映像表現や糸を演じるダンサーさんの表現力で
初演出で使うには広すぎるステアラのステージをさばいていました。

太田さんがアイデア練りの時期によく聴いていたのがドビュッシーの前奏曲集
第2巻第5曲「ヒースの荒野」だそうで、人すら阻む荒れ地(ただし夏には花で埋まる)に
郷愁を抱くイギリス人の心情はよく分かりませんが、1部の場面転換で現れた情景に
通じるものは感じました。妖刀伝説に振り回された格好になっている集合体の千子村正
(中央には千手観音と縁がある妙法村正がいる)と、盛られているのかはともかく
格たる武勇伝を有する1武将の愛槍として現存する蜻蛉切はいいペアなのだと思いました。

2部はspiさんが手がける歌謡ショー(正しくない表現ですが適切ではあるかと)。
刀ミュ2部の着替えといえば何枚も着込んでいたのをだんだん脱いでいくのが
通例ですけど、今回はそれを無視していきなり薄着で太鼓をたたいたかと思えば
(これも初日の日替わりで、翌日はマツケンサンバばりの新曲だったとか)
フォーマルに着込んできたりと自由な着替え。客降りどころか一緒に歌ったりと
ファンサービスタイムも充実。それでもリピーターチケットが出てしまう
ステアラというハコの異質さに頭が痛くなってしまいます。

2023.12.9 wrote


 2023年11月25日(土)   笑いに勝る良薬なし 

仕事のケアレスミスをずっと引きずっていて、今週はメンタルがずっと煮詰まってます。
完璧主義と言うより、自分より劣っていると判断している人間(職場で接する人間の
ほぼ全員が該当)から誤りを指摘されると著しく自尊心が損なわれたと感じる
天秤的な価値観がダメなんですよね…頭では分かっているので、もう何年も前から
他人の観察は長所を見つけるべくやろうと心掛けているのですが、一瞬の沸騰は
どうしても染みついた本能で行ってしまうのです。カウンセラーに相談しようかとも
思いましたけど、ここまで経緯と結論が出ているのに今更何を加えるというのか…。

こんな有様なので、蒸気でアイマスクの安売り(12枚約960円で買えるのが珍しくて
4箱購入)のついでにバーガーキングで翔んで埼玉セット(Jr.でないワッパー!)を買い、
少し迷いましたが映画本編も見ました。Xで見かけた通りの熱出した時に見る夢でした…。
いい大人が真剣にバカやってる頭空っぽで見れる娯楽なので、平日の夜向けですね。

夜には安くはないカミシモの配信。重大発表は続編の舞台&ドラマの発表でしたが、
まさかのここでダダ滑り、本当にリハーサルやったの?!という有様でした。
全体的にグダグダで、だからこそ久しぶりに大声で笑いまくりました。
(ビンゴは2リーチまでいきましたが達成できず。残念)
結果的に良かったのでしょうか。だからこそエクソダスはいつまでも脱出不可なんでしょうが。
エクソダスの二人がいちゃついているだけでエモいって発言、的を得ているような。

なんだかんだでアマゲンの…梅津さんのクリエイティブセンスに弱い私。
エクソダスがいない5月の舞台もチケット取ろうかと思います。
最近は舞台のチケットが本当に高く感じられて、なかなか取る勇気湧かないんですが。

2023.11.26 wrote


 2023年11月24日(金)   水を運ぶ人 

2.5茶屋のテイクアウトも15分の1では特典なかなか引けませんよね(挨拶)
厳密には山姥切国広が相変わらず最強カードなので15分の2なんですが…。

仲間さんがスタメンだと知って、久しぶりにHUBでアントラーズを見ました。
優磨さんや海舟さんなど華やかな面々をフォローすべく精力的に動く仲間さん。
ベテランらしく良いのですが、髭が…髭だけは受け入れ難いです(苦笑)

仲間さんがベンチに下がって程なく退店して最後まで試合見てないのですが、
アントラーズは終盤に2失点して0-3でフロンターレに完敗。そもそもこのカードを
中継する店舗に足を運んだはずなのですが、やってきたマリサポに画面の半分を
盗られてしまうという体たらく。マリサポ達は盛り上がってましたけれど。

HUBもグランドメニューがリニューアルして、なんだか炭水化物が減ってしまったような。
世の中本当に世知辛いです。どの分野においても。お給料だけが上がらない…。


 2023年11月23日(木)   behavioral economics 

今日と今週末、TXが筑波山行きのお得な切符を発売中止すると昨日発表されたようです。
理由は道路混雑と筑波山へのシャトルバス臨時便ドライバー不足とのこと。
私が登った先月(紅葉の気配すら無かった頃)すら、TXつくば駅からのバスは
積み残しが発生していたので、想像はつくのですが、コロナ禍からのリカバリーと
過酷な産業での人手不足を合わせて感じさせる事象だなと感じました。

先日とやま館で買ったホタルイカ燻製の賞味期限が迫っていたので、
さっきコンビニでこれまた見切り品になっていた日本酒と合わせて朝から呑みました。
美味しかったです。肝のおいしさはコレステロールなので確実に体に悪いですが(笑)
この歳になると美味しいものは不健康とイコールなのだと実感させられます。


 2023年11月22日(水)   アクセルとブレーキを同時に踏む 

今週、地方支店の人たちとのやり取りで精神的に煮詰まってしまい、
胃腸がボロボロになったり、会社近くにあるお稲荷さんに昼休みお参りしたり
(24時間以内に事態を多少なりでも改善してくれるお稲荷さん凄いのである)
散々な状態なので、祝日が木曜にあるのすごく助かります。

刀ミュは長谷部が参入してからお金を費やすようになった新参なので、
円盤が公演後いつ出るか分からないとか、事後商品が出るまでかなり日数が経つとか
初体験ばかりでドキドキしているのですが、終演から5か月以上経過した11月になって
ローソンプリントで花影の舞台写真が印刷できるようになりました。

長谷部が写っているのは1部6種(ソロ2種、一期や長義とのツーショット2種、
全員集合2種)+2部4種(各形態1種、長義とのツーショット1種)の計10枚。
ストレス発散すべく厳守せず全部刷りました。300円×10種=計3000円。
いかにもデジタルデータという質感ですが、ランダムではないのは助かります。
役者さんの応援にもなりますし。花影で買った長谷部アルバムも少しずつ埋まってきました。
それにしても、1部も2部も長義とのツーショットあるのは何故なのでしょうか?(笑)

映画刀剣乱舞2作目「黎明」のBlu-ray、Blu-rayプレーヤーを最近買ったばかりで、
円盤も同タイミングで発注したので、Amazonは発売日に間に合わないと
通知してきてましたが、なんとか当日にPUDOへ納品してくれました。

今回の作品は想像以上にVFXへ予算と時間を費やしている(渋谷のバックも
撮影時はオールグリーンでほぼ全部描いている)らしく、メイキング映像も
思っていたよりはかなり短めだったのですが、なんだかんだで好きな作品だと
改めて思いました。高速道路の殺陣が大好きなんですけど、槍をよける
ほんの十数秒にもどれだけ和田さんとスタッフが時間と熱意を注いでいるか分かって。

ところで仮の主たる実弦ちゃんの素姓はやっぱりファジーなままなのですか…?

2023.11.23 wrote


 2023年11月21日(火)   シーグラス 

映画刀剣乱舞黎明のフラゲ日から池袋のアニメイト本店でパネル展が開催されるというので
足を運んだのですが、階段の宣伝スペースと柱の4面のうちの1面だけで拍子抜けしました。

これを書いているのは円盤発売後なのですが、円盤自体のメイキングも(以下略)

2023.11.23 wrote


 2023年11月20日(月)   夢から覚めた夢 

2.5茶屋の特典がとうとうステ長谷部のターンとなったので夜ご飯を食べに行きました。
最近の2.5茶屋は食事が冷たい幕の内弁当onlyではなくなりました。
前回の清流素麵(5色!)+ちらし寿司はスルーしてしまったのですが、
今回はきっちり和風だし根菜シチュー&サーモンクリームチーズサンドを頂きました。

2.5茶屋のドリンクはお茶菓子セット以外は全部冷たいので、温かいメニューは
本当にありがたいです。おまけにおなかいっぱいでスモアトーストの注文見送りました。
幸か不幸か長谷部のコースターはご縁が無かったので、再訪問でリトライする予定です。
(相変わらずステ本丸の交換レートは山姥切国広1強)
店内に展示されている装束も山伏&日本号の内番と、完全に感謝祭のヒゲダンス意識。
早くこちらの円盤も手にしたいです。まだ予約してないんですけどね!

2023.11.23 wrote


 2023年11月19日(日)   当意即妙 

キャンドルは寝落ちするから禁止にしてきたのですが、頂いたからには使わないと、なんて
言い訳しながら灯してます。やっぱり好きですね、揺らぎを眺めるのが。

木原さんの初CD発売が決まりましたけど、お迎えするなら手持ちを減らさないと、となって
前々からやりたいと思っていた円盤の断捨離を行いました。主にCDはテニプリのシングル、
DVDは船山さん関係のローカル番組を誰かに録画してもらったもの。今は音楽も番組も配信がメイン。
部屋にあるCD再生可能機器も、まさかのBlu-rayプレーヤーのみになってしまいました。

円盤はリサイクル業者に引き取ってもらうのですが、発送もPUDOで簡単に。世の中の進歩は凄いです。


 2023年11月18日(土)   『月が見えたなら、寝ましょ』 

星座カクテルが呑めると発表されたのを見て、内容をよく確かめずに申し込んだ
(申し込み完了してから提供されるのは火の3星座だけだと気づいたバカ)
Bar Astrologyに行ってきました。場所はキッチンが充実したレンタルスペース。
1人でも多く参加してもらいたい主催の優しさが裏目に出て、50人が着席すると
身動きが取れないような人口密度でした。これでフードはビュッフェ形式と言われても
なかなか厳しいものがあります。案の定、ドリンクもオーダーしてもサーブされず。
(自分を棚に上げるつもりないですが、陰キャは太った人が多いので余計に…)
調理スタッフは頑張ってましたが、それでもデザートの後に肉料理が出てきました。

到着時、空いている席に座って…となって、盛り上がっている卓ではなく
物静かな卓に座ってしまったのですが、結果としてはこれが一番の失敗でした。
私の隣はXすらやってない化石みたいな方で話の切り口すら見つからず。
一番楽しかったのはFGOのフレンドコード交換だったのは私も器小さいな、と…。

SNSでは名の知れた占い師、そこまででなくとも副業でそこそこ頑張る占い師、
本職(役者・教師etc.)で他人の心理を知るべく占星術をかじった人、
自分のホロスコープにしか興味がないオタクなど参加者の属性は十人十色。
これもフリータイムの盛り上がりに欠けた一因かなと感じました。
(他人からお金をもらっている占い師がいる卓はやはりトーク技術で盛況に)

主催者のトークは12星座分ありましたが、参加者に水星座専門の人がいて
3星座だけ増量になったり、一部の参加者だけクリスマスリースやアクセサリーなど
そこそこお値段掛かるプレゼントがあったり(全員特典として副主催が
キャンドルとバスボムを用意してくれたのには救われました)と不公平感は否めず。

印象に残ったのは乙女座のダメンズ好き(育てたくなるらしい)、
味わうのが好きな牡牛座は説明の前にやってみたがる、くらいですかね。
金星〇〇座的なコミュニケーションをする女性が好きな男性、
火星〇〇座的な雰囲気の男性が好きな女性…という話もありました。
結婚相手は太陽星座が当たる(同じ星座だと一緒に暮らしやすい?)ようですが。

なんだかんだで呑めたのが私が3星座で唯一惑星のある獅子座のアルコール&
ノンアルコールカクテルだったのは巡り合わせだったと感じました(苦笑)
ノンアルは引き取り手が無かったものを勝手に飲んだだけですが。
物凄く強いと噂だった射手座カクテルがとうとうサーブされなかったのは残念でした。

事前の個人鑑定では出会いの場になると良いかも…と言っていましたけど、
結局得られたのはXのフォロワー二人。次に期待です。火は一番縁のないエレメントなので。

2023.11.23 wrote


 2023年11月13日(月)   惜別 

閉店が決まったベッカーズ、改札内なので誰でも来やすいのはあるでしょうが
平日午後にさえ店外に待機列ができていたのは驚きました。週末は分かるにしても。
特典のクリアファイル配布も終わっているというのに…私は食べ納めできるのでしょうか。

山手線謎解きはアフターストーリーまでクリアしました。相変わらずの物量のよだかでした。
キットが謎解きの大半を占めるので、街歩き要素が薄め…それでも行ったことのない
小さな公園にいくつも行って、東京の奥深さは思い知りましたけれども。


 2023年11月12日(日)   救出 

刀ステ山姥切国広単独行、キャナルシティ劇場で無事に閉幕しました。
先日の福岡滞在中に参拝した全ての神社(光雲神社・住吉神社・櫛田神社・宗像大社)では
ひたすら荒牧座長がカンパニー全員と笑顔で大楽を迎えられることをお願いしてました。
良かったです。荒牧さんという俳優のスペック限界に賭けためちゃくちゃな構成。
(荒牧さんは自分の台詞覚えや殺陣には自信がある、山姥切国広とは正反対の
自信家なのですが、今回の台本は10役に自分の名がある配役表見て珍しくビビった模様)
キメステが初日前夜22時過ぎに時間不足が原因で中止になるなど、末満さんの
演出にも問題がないとは言い切れない気がする昨今、あのめちゃくちゃな演目を
やり遂げた荒牧さんとアンサンブルの皆さんは凄すぎると素直に感嘆します。

刀ステシリーズとしても、原点である虚伝に回帰した点や悲伝のグリーフケア要素を含み、
今後に明るい期待を持たせてくれる(荒牧さんのカテコでの発言を拝借するなら、
悲伝から5年たってようやく三日月を救える可能性が見えた)作品となりました。
刀ミュがシリーズとしては脚本交代もあり迷走気味に感じられるのもあって、
余計に道筋見えたのが嬉しく感じます。如水が次の結いの目がもうすぐできると
負のフラグも立てていて、それが長谷部である可能性がかなり高そうでもあるのですが…。

荒牧さんも和田さんも、いつか三日月を助けたいと取材で言っていて、
単独行は役者さんのそんな過去の発言に対するレスポンスでもあります。
三日月を知る、助けるなんてのは傲慢な一人よがりで、実際に許されるのは
並び立つ、想いを馳せるだけなのだと。多様性の時代らしさでもありますね。

2023.11.13 wrote


 2023年11月07日(火)   導入 

いまだに親父が晩酌をしないと夕飯を食べた気がしない、呑まない弟(私の叔父)二人は
人生を損している…と主張するのが理解できないんですけど、その割には
Xにポストする写真が今年は特に吞んでる写真が多いと自覚しています。遺伝でしょうか。

朝、最寄り駅で富山県の観光宣伝誌「うみとやま」を見かけました。
表紙の下半分が富山駅前のバール・デ・美富美のPeroトニックでした。
1年前の秋冬号も同じお酒を載せてました。映える見た目で、かつ水のような呑み心地。

これを見たせいか、妙に日本酒が呑みたくなって、日本橋とやま館のトヤマバーに
退社後、行ってきました。もともと東京にある日本酒バーをwebで検索すると
アンテナショップ併設ながら名前が出てくるような場所で、年始に手帳へ
今年行ってみたいスポットとしてCafe Tarotなどと一緒に書いてました。

壁際に並んだ酒瓶の脇にあるカードを3枚選んで呑み比べするのが基本。
(同じ酒を3種の材質が違う器で呑み比べするメニューもある)
なんとなくで選んで、つまみは一番安かった商工会サンプリングの3種300円。
ここで出てきたホタルイカ燻製+田作り+真鯛の昆布締めがやばかったです。

サンプリングなのでアンケートを求められたのですが、ここで出てきた
スタッフのお兄さんにスマホのホーム画面(无伝のわだべ)を見られてしまい、
「和田雅成さんじゃないですか!」と声を掛けられてビックリしてしまいました。
なんでもペダステの今泉がきっかけて和田さんを見続けているそうです。男性ながら。
これは舞い上がって好評価つけてしまいます。おつまみ全種、素で良かったんですけど。
(帰りに一番おいしかったホタルイカ燻製を買って、Xで製造元にメンションするぐらい)
家呑みで開封する日が楽しみです。まだ博多で買ったお酒開けてないので…。

2023.11.11wrote


 2023年11月05日(日)   反転 

11月中旬に内容もよく読まず勢いだけで申し込んだ占星術イベントに参加するのですが、
特典として主催者のオンラインプチ鑑定20分がついてきたので、受けました。

実はzoomを使った経験が無く(仕事はcisco webex → MS Teams)開始直前に
スマホアプリをDLしたのですが、音声の繋ぎ方がなかなか分からず、2分ほど
占い師さんを待たせてしまいました。トラブルで入室が遅れても延長しない、と
事前にもらった注意書きにはあったのですが、きちんと延長してくれていい人でした。

今の暮らしで悩みがないため、人生がもっと楽しくなるポイントを見てもらいました。
まずは第5ハウスのカスプ。双子座です。もたらされるのはフットワークの軽さ。
2日前に金沢1泊1日の弾丸遠征から帰ってきたばかりと言ったら驚かれました。
読書で小説などフィクションよりビジネス書など実用を好むのも双子座気質だそうです。
また人との距離は一気に詰めず、相手を観察して徐々に近づいていくのも
双子座なのだとか。天秤座も似た傾向がある気がします。風星座らしさでしょうか?

人生に刺激をもたらしてくれる火星がいるのはDSCのすぐ上、第7ハウス。
7ハウスは家の扉を閉めた瞬間から仕事場(=10ハウス)までの外出を示すのだとか。
蟹座は殻の内側と外側をきっちりと線引きし、一般には自宅を大切にするとされますが、
第7ハウスのカスプが蟹座の私は、家で過ごすよりお出掛けしている時間の方が
居心地よいのだとか。在宅勤務に向いていない理由が分かってしまいましたね…。

そして快楽の星・金星がいるのは第8ハウス。私の出生時ホロスコープは
アセンダントの支配星はじめやたら惑星が多いのですが、蠍座が8番目の星座なので
占いの本やサイトを見ても解釈が割れていて、なかなか難しいハウスです。
今回の対面鑑定では深い人間関係と捉えていました。第7ハウスがたくさんの人との
出会い(ただし集団ではなく1対1がたくさん)を意味するのであれば、
第8ハウスは出会った人の中でもお気に入りと境界線が曖昧になる程の接近。

つまり、共通点がある人がたくさん集まるセミナーやパーティーに出席して
(とにかく多くの人がいればOKではなく、共通の話題が持てる場であるのがミソ)
吟味した結果、良さげな人と交友を深めていくのが人生を楽しくするコツ、とのこと。
果たして、若くもない私が飛び込めるそんな場所はどこにあるのでしょうか?

2023.11.11wrote


 2023年11月04日(土)   I killed my beer. 

酒で失敗した次の日に今年二度も呑み逃してる(うち一度は姫路)箕面ビールの
桃ヴァイツェンが入荷したとインスタで見たからって日も沈まぬうちから呑みに行く?(挨拶)

電車にある広告は人間のコンプレックスを刺激して買わせるものが多いです。
久しぶりに買った『BRUTUS』のテーマはリスキリングでした。
リスキリング、というワードに初めて触れた時、res-killingだと感じて、
なんて物騒な単語なんだと思ったのですが、正解はre-skillingです。
とはいえ、生涯学習や学び直しと違って、リスキリングは今のままで職場で生き残れないという
切迫した危機感がトリガーですから、フィーリングとしては間違ってません。

その中で10冊のビジネス書が紹介されていました。うち人間の寿命が延びるという
テーマの1冊を除く9冊を読みたいと思い、うち8冊を柏市の図書館で予約できました。
(唯一なかった1冊は書店でパラパラと立ち読みしました。本というより図解でした)
限りなく出版されるビジネス書でも割と古典的な名著を並べたチョイスで助かりました。
どれも読み応えがあり、人間がいかに自分の頭でオリジナルの考えを編めず、
流されるままにお金を使ってしまっているかを思い知らされました。

いろいろ知ると、最終的には心理学にたどり着くのかな…と感じています。


 2023年11月03日(金)   White dove over troubled waters. 

人間がいかに自分で考えず行動を決めているか、『影響力の武器』で読みました。
稀少性を悟ると対象の価値が相対的に上がって見えるようになり、動いてしまうのです。
しかし、刀剣鑑賞の機会に関しては逃すと一生ものの後悔になる可能性も否めません。
京極正宗を見に金沢へ行くか悩む私を、あるチケット販売告知が突き動かしました。

お先にトクだ値の抽選に外れた(当たれば金沢へ片道1万円未満で行けた)私は
日帰りを断念し、赤い風船の1泊1日ツアーを手配しました。退社後に新幹線へ飛び乗り、
21時頃に金沢駅へ到着。いかに新幹線の開通で金沢が近くなったか、分かります。
けれども、赤い風船を使ったのが久しぶりで、予約番号が書かれたメールを
消してしまい、どのホテルに泊まるのか分からず危うく野宿になるところでした。
(富山駅の辺りまでカラオケで過ごせばいいやと思っていたけれど、
そもそもカラオケがパッと見た限りでは見つからなかったので非常に危なかった)
到着少し前に切符へ番号が刷られているのに気づいて、事なきを得ました。

翌朝、持ってきたソックスに穴が開いており、コンビニで購入する羽目に。
金沢駅でミネストローネを朝食としてすすってから、まちバス(大加州刀展で
訪れた前回に比べると一部北鉄バスでSuicaが使えるようになっていましたが、
料金が100円と圧倒的に安いまちバスに長蛇の列)に乗り損ねた結果、
石川県立美術館まで歩いていきました。3kmもないので余裕ですが暑かったです。

三の丸尚蔵館は昭和天皇の遺品をベースとして皇族から寄贈された品々を保管しています。
古くからの伝来品のみならず、明治以降に帝室技芸員となった美術家の大作、
天皇家が宮殿で使うために当時の技巧の限りが尽くされた調度品、旧大名家や
旧摂関家といった華族や財界人らから度々献上された美術品など幅広いラインナップです。
江戸時代、京極家では幕府から守るために存在自体を抹消されていた秘蔵の短刀だった
京極正宗も大正時代には華族の所有品を集めた展覧会に姿を見せるようになり、
昭和3年に皇室へ献上されました。そのまま現在に至り三の丸尚蔵館の収蔵品となっています。

後水尾天皇と加賀藩2代藩主利常が幕府に対して鬱屈した感情を抱きながらも
江戸では遠く及ばないハイカルチャーを振興することで昇華させたのが共通点という
ある意味で気持ち悪い交友関係だったと示す「忍」1文字の宸筆+怒る菅原道真像に
後水尾天皇自ら賛をつけた2つの掛け軸から今回の『皇室と石川』展はスタートでした。

刀剣は3振り。前田育徳会所有の太郎作正宗(姿を見た感じ南北朝時代っぽい)と
研ぎ減りが北谷菜切レベルに凄まじい京極正宗、そして展示館寄託品の白山吉光。
左右の二振りが「健全」な姿に見えるだけに、菊の御紋のハバキの幅と比べ
明らかに瘦せ細っている京極正宗の刀身は、京極家ではそういう意味で
大事にされてきたのか…と切ないような不思議な気分になってしまいました。
研ぎ減りは一般の刀剣鑑賞ではマイナス要素になるとされていますが、
刀剣乱舞ではそれを所有者の愛情表現と捉えて転化しているのです。

第2会場の国立工芸館を中心に、一般の展示企画ではあまりお目にかかることのない
新しい時代…明治・大正のみならず昭和・平成の美しい工芸品もたくさんあって、
古くから大切に保管されている物はもちろん価値があるのですが、平たく言えば
「今を生きる人々」が継承している「技」も同様に価値があるのだと噛みしめました。

再び金沢駅まで歩いて戻り、本当は夜に行く予定だったクラフトビールバーへ
うっかり入ってしまったのが運の尽きでした。昼は混んでいたのに夜は空いていたし…。
オリエンタルブルーイングのビール自体はどれも美味しかったし、地元の食材を
使ったおつまみも美味しかったので、お店には全く罪はないのです。悪いのは飲み過ぎた私。

この後、金沢へやって来るトリガーとなった梅津さん主演のオンライン演劇
「バックステージオンファイア」(以下バク炎と表記)の振り返り上映会が
隣のフォーラスであったのですが、酔いが回った私はお手洗い(推定)に
スマホを置き忘れてインフォメーションカウンターに受け取りに行くわ
(届けてくれた人には感謝の気持ちしかありません。だからこれを書いている
11/4にスーパーのセルフレジで見つけたクレカの忘れ物は即届けました)、
1カメラで撮影されたバク炎はカメラを手持ちしているためブレも結構あって
見ていた私はカメラ酔いしてしまって本編をほぼ音声のみで楽しむ羽目になるわ、と
さんざんでした。11月とは思えぬ暑さだったので昼から呑むのは最高だったのですが、
それにしても反省すべき点ばかりだろ…と思うのでした(そう思うなら昼呑みは控えろ)

観客の約半数が石川県外からで、九州から来た人もいました。
(今回の上映会は金沢駅でしたが、バク炎の舞台は小松市で、聖地巡礼した人も多数)
演出の川本さんは私にとってはテニプリ河村の声優で、トーク力もアニプリの
イベントなのでよく存じ上げているのですが、今回も見事に盛り上げていました。
(観客からの質問1人目は確かに仕込みを疑うほど流暢な話しぶりでした(笑))

梅津さんは通信途絶リスクを避けるため実はカメラを優先で繋いで撮影された
(それでも昼夜2公演のうちマチネでは切断され配信が途切れた時間帯もあった)
実情をコードに繋がれたエヴァンゲリオンと表現して喝采を浴びていました。
ちょうど目の前に梅津さんがいる位置での2列目だったので、最初の発表では
なんで設けたんだと感じた上映とトークショーのインターバル10分休憩に救われました。

コロナ禍で演劇は特に地方で大きなダメージを受け、これを憂いた石川県出身の
舞台映像作家・荒川ヒロキさんは公演を配信して見てもらうニューノーマルを
もっと生かせないかと『配信でしかやれない演劇』を立案しました。
当初は石川の演劇人だけで創る予定でしたが、この試みを広めるためには
あえて全国的な地名度を有する役者に出演を依頼する必要があると判断、
ナルステで縁のあったネルケにキャスティングを依頼しました。
そして、梅津さんの事務所にオファーが入ったのです。その他、メインどころには
テニプリ幸村の声優である永井さん(エンドロールまでどの役か全く気づけなかったので
役者はやっぱりすごいんだと思ったり)など東京で活動する知られた役者が配され、
石川の演劇人が脇を固める形式に。このため、稽古もかなり難しかったようです。

そもそもステアラと同じで会場が特殊過ぎて、小屋入りしないと何も分からないも同然。
それでも『劇場をバックヤード含めまるまる1棟使う』スタイルだったため、
楽屋・奈落・舞台袖など構造としては馴染みで、梅津さんはかろうじて導線を
マスターできたとのことでした。とんでもない事態が次々と起こる(ハプニングの中に
いわゆる男女のもつれが含まれているのに一部では批判的な感想も見ましたが、
起伏の激しいドタバタ劇だから繊細な表現は無理かなと私は思いました)のですが、
最終的にはハッピーエンドに収束していきます。まあ、12/25上演ですからね。
梅津さんも雪が降るか事前取材では懸念してましたが、まさかの大雪だったのでした。
(川本さんが小松のイオンに買い物に歩いていこうとして断念したレベル)

芸能、特に舞台は東京で活動するのが圧倒的に有利ではあるのですけれども、
それでも舞台という場を共有する活動に臨む者として、どこに住んで活動しているかで
大差はないという結論に至った川本さん。梅津さんも、美味しい魚を食べられたのと
当時の座組の熱量を懐かしそうに振り返っていました。言式を立ち上げ、正式に
クリエイター側になった今の梅津さんが見ると、自分の演技はいろいろ改善できる
箇所もあるようですが、もっと成長した上でまたこんな場があればいいな、と。

入場前に買ったシャインマスカットソーダも飲み干すのに苦労するぐらい
コンディションが悪化した私は、海鮮を諦め、白とろろ昆布のおにぎりを食べました。
北前船の影響で今でも昆布が使われまくる北陸では、おにぎりは海苔ではなく
昆布を巻くのが主流で、とろろに至っては表面を削る黒とろろが存在する程。
何も知らない私は白を選んだのですが、実はおにぎりには酸味効いてる黒がいいらしい…!
福井が梅の産地で、北陸では梅と言えば福井梅なのも初めて知りました。

どうにか最終の新幹線で帰宅できましたが、もう弾丸遠征なんてできない身だと
強く思い知らされました。遠出する時は自分と計画を天秤にかける必要がありそうです。

2023.11.4-5 wrote


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